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今日はいよいよ、憧れの莫高窟(Mo gao ku まーかおくー)だ。<br /> 入口で外国人用入場券120元を買い、日本語ガイドを頼んだ。今日は他にも日本人が来る予定だから一緒にガイドするという。総勢6人でガイドについて見学した。<br />

敦煌&西安、女ひとり旅[3]莫高窟~ポプラの小径

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2005/10/25 - 2005/10/25

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旅行記グループ 西安&敦煌、女ひとり旅

4

15

春風

春風さん

今日はいよいよ、憧れの莫高窟(Mo gao ku まーかおくー)だ。
入口で外国人用入場券120元を買い、日本語ガイドを頼んだ。今日は他にも日本人が来る予定だから一緒にガイドするという。総勢6人でガイドについて見学した。

同行者
一人旅
交通手段
自転車 タクシー
  •  大仏、涅槃、壁画。仏教美術がこんなにも色鮮やかで明るいものだったなんて。どんな美術館の展示もかすんでしまうほどの量と質。でもほとんど鍵がかかっていて、整備中だったり修理中だったり。研究と保存が第一、その合間に観光させてもらう感じ。<br /> もちろん窟内は撮影禁止。

     大仏、涅槃、壁画。仏教美術がこんなにも色鮮やかで明るいものだったなんて。どんな美術館の展示もかすんでしまうほどの量と質。でもほとんど鍵がかかっていて、整備中だったり修理中だったり。研究と保存が第一、その合間に観光させてもらう感じ。
     もちろん窟内は撮影禁止。

  •  とうとう来ました、17窟。ここに6万点もの敦煌文書があったと思わせるものはなにもない。磨り減った階段。柵。小さな入口。そう、趙行徳が膨大な書物の一番上に自分の名を記した一巻の書を置いたのはここだ。(注:井上靖「敦煌」より。史実ではないそうだ。)「諸外国の略奪にあった」と中国語のパネル。外国とはイギリス、フランス、そして日本。しかし、ここに文書を隠し後世に伝えようとした人々の想いは叶えられたと言って良いのではないか?ただの言い訳だろうか。<br /> 写真は対岸から見た莫高窟。崖の穴は映画撮影用に掘ったものだとか。

     とうとう来ました、17窟。ここに6万点もの敦煌文書があったと思わせるものはなにもない。磨り減った階段。柵。小さな入口。そう、趙行徳が膨大な書物の一番上に自分の名を記した一巻の書を置いたのはここだ。(注:井上靖「敦煌」より。史実ではないそうだ。)「諸外国の略奪にあった」と中国語のパネル。外国とはイギリス、フランス、そして日本。しかし、ここに文書を隠し後世に伝えようとした人々の想いは叶えられたと言って良いのではないか?ただの言い訳だろうか。
     写真は対岸から見た莫高窟。崖の穴は映画撮影用に掘ったものだとか。

  •  一昨日、敦煌の旅行会社で予約した、莫高窟と西晋墓に行く午前半日のツアー、30元。写真は4人で相乗りしたタクシー。フロントグラスにヒビが入っていた。

     一昨日、敦煌の旅行会社で予約した、莫高窟と西晋墓に行く午前半日のツアー、30元。写真は4人で相乗りしたタクシー。フロントグラスにヒビが入っていた。

  •  午後、自転車を借りて郊外へ。バイクと正面衝突しそうになりながら交通量の多い繁華街を抜けた。街の西側の大きな橋を渡るとそこからは庶民の街になる。労働者らしい人たちで賑わう食堂。雑多な日用品を売る店。工事が多いらしく、大型トラックが行き交っていた。

     午後、自転車を借りて郊外へ。バイクと正面衝突しそうになりながら交通量の多い繁華街を抜けた。街の西側の大きな橋を渡るとそこからは庶民の街になる。労働者らしい人たちで賑わう食堂。雑多な日用品を売る店。工事が多いらしく、大型トラックが行き交っていた。

  •  そんな中に昔の敦煌の街の城壁があった。崩れかかった土壁が残るだけの遺跡。ゴミだらけの打ち捨てられた廃墟。<br /> 街の人々を風や砂や他国の侵略から守ってくれたであろう城壁。今は役目を終えて、このまま人知れず崩れ去ってしまうのか。

     そんな中に昔の敦煌の街の城壁があった。崩れかかった土壁が残るだけの遺跡。ゴミだらけの打ち捨てられた廃墟。
     街の人々を風や砂や他国の侵略から守ってくれたであろう城壁。今は役目を終えて、このまま人知れず崩れ去ってしまうのか。

  •  さらに走るとコンクリートの建物がなくなり、レンガと土壁の住居地域になった。住居の裏には農地が広がっている。昔のままの敦煌がここにあった!

     さらに走るとコンクリートの建物がなくなり、レンガと土壁の住居地域になった。住居の裏には農地が広がっている。昔のままの敦煌がここにあった!

  •  土壁の家の前で綿を干す女性。

    土壁の家の前で綿を干す女性。

  •  羊を放牧する男性。

    羊を放牧する男性。

  •  小径。どこに続いているのか。

     小径。どこに続いているのか。

  • ポプラの樹の向こうに、羊を放牧する人。

    ポプラの樹の向こうに、羊を放牧する人。

  •  ポプラ並木に郷愁を感じてしまうのは私だけだろうか。

     ポプラ並木に郷愁を感じてしまうのは私だけだろうか。

  •  白馬塔への道。周りは住宅と農地。時々「出祖車」という看板を見かけるのは、個人タクシーの運転手さんの住居だろう。自転車でのんびり行くくらいのスピードがちょうどいい。

     白馬塔への道。周りは住宅と農地。時々「出祖車」という看板を見かけるのは、個人タクシーの運転手さんの住居だろう。自転車でのんびり行くくらいのスピードがちょうどいい。

  •  白馬塔 bai ma ta ぱいまぁーたぁー(15元)。鳩摩羅什(くまらじゅう)の乗った白馬が死んで祀られたところ。今はオフシーズンで観光客もほとんどいない。土産物屋のおじちゃんも暇そうだ。こっそり柵を越えて白馬塔の台の上まで登ってみたら、川の向こうに敦煌の街と鳴沙山が見えた。

     白馬塔 bai ma ta ぱいまぁーたぁー(15元)。鳩摩羅什(くまらじゅう)の乗った白馬が死んで祀られたところ。今はオフシーズンで観光客もほとんどいない。土産物屋のおじちゃんも暇そうだ。こっそり柵を越えて白馬塔の台の上まで登ってみたら、川の向こうに敦煌の街と鳴沙山が見えた。

  •  さて、楽しみな夕御飯。屋台で「hun tun ふんとぅん(混沌?!)」と注文した。こねた小麦粉の塊を取り出してきて手際よくちぎってゆく。え?今から作るの?生地をまるく広げ、ささっと肉餡を詰めて煮立った湯に入れたら、もう出来上がり。

     さて、楽しみな夕御飯。屋台で「hun tun ふんとぅん(混沌?!)」と注文した。こねた小麦粉の塊を取り出してきて手際よくちぎってゆく。え?今から作るの?生地をまるく広げ、ささっと肉餡を詰めて煮立った湯に入れたら、もう出来上がり。

  •  出来立て熱々のワンタン!どんぶりいっぱいで10元。いただきます!!

     出来立て熱々のワンタン!どんぶりいっぱいで10元。いただきます!!

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この旅行記へのコメント (4)

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  • Nozomiさん 2006/04/23 21:04:03
    参考にさせていただきます
    春風さん、はじめまして。

    このGWにウルムチ&敦煌に行く予定です。
    春風さんの旅行記、とても参考になりましたし、勇気付けられました。
    中国語は勉強を始めたばかりですし、春風さんと同じオンナ一人旅なので
    なにかと不安は多いのですが、トラブルも旅の醍醐味とわりきって楽しんでこようと思っています。

    春風さんも素敵な旅を続けてくださいね。

    春風

    春風さん からの返信 2006/04/27 09:33:37
    RE: 参考にさせていただきます
    Nozomiさん、はじめまして。
    書き込みありがとうございます。
    ウルムチ&敦煌、いいですね。楽しんできてください。
    そして帰ってきたらぜひ旅行記をアップしてくださいね。
    では、気をつけて、いってらっしゃい。
  • kaz-ykさん 2005/11/09 13:03:44
    楽しい旅行記有難う
    春風さん 今日は
    小生のhmlに、お越し願い有難う御座います。

    貴女様の旅行記西安シリーズを、拝見しました。バスを乗り継ぎテクテクと、これが本当の旅行か、感心しました。
    1999年に西安を、訪問しましたが、駆け足で、ダイジェスト版のみ、
    見たので、民衆の姿、土の匂いの実感がありません。
    貴女様のhmlを、拝見し、眼に鱗でした。

    それにしても、何でも挑戦、何でも食べられ、爆睡、体力、探究心、度胸、
    何れもとても、真似出来ません。

    若いと言うことは、良い事です。今後のご健闘、ご健勝をお祈りします。

    春風

    春風さん からの返信 2005/11/10 19:08:13
    RE: 楽しい旅行記有難う
    kaz-ykさん、はじめまして。
    書き込みありがとうございます。
    ちょうど同じ頃に中国に行かれたのですね。
    中国のテレビでは、靖国参拝や鳥インフルエンザなど、
    不安なニュースが流れていた時期でした。
    お互い無事に帰って来られて何よりです。

    中国では貧富の差が大きいことに驚きましたが、
    西安の人々は、諦めたり悲観したり犯罪に走ったりせず、
    精一杯働いて良い生活を得ようとしている様子に
    強いエネルギー、底力を感じました。

    kaz-ykさんはたくさんの国を旅行していらっしゃるんですね。
    これからの旅行記も楽しみにしています!

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