1972/10/13 - 1972/10/13
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ソフィさん
1961年10月13日(金)続
パリのスペイン館で、私と大の仲良しになった、カタロニア生まれのミュノスさんは、南仏ラングドックのセートに、賃貸用の別荘を持っている。
バカンスシーズンには満室になるが、オフはほとんど空室らしい。
恐らくセートはカタロニアに近く、文化が似ているのだろう。
私は、魂の自由を感じさせる独特の芸術を生んだカタロニアに、淡い憧れを持っていた。
「一度行って見たいですね」
「もちろん大歓迎するよ」
セートは地中海に面し、ラングドックのヴェニスと呼ばれる、美しい運河の町。
20世紀の詩人、ポール・ヴァレリーを生んだ町である。
ポール・ヴァレリー(1871-1945)は、詩人であると同時に作家であり、多岐に渡る旺盛活動によって、フランスを代表する知性と称される。
日本では堀辰雄(1904-1953年)の「風立ちぬ」に引用された、「風立ちぬ、いざ生きめやも」の一節が知らている。
美しい風景が広がるラングドックは「空に覆われた緑の宝石箱」と呼ばれている。
17世紀から18世紀にかけてたくさんの葡萄畠が拓かれ、以来個性あるワインの産地なのだ。
交通が不便だった頃には、ブランデーに蒸留され、バルト海沿岸に輸出された。
その頃セートの港は、ブランデーを買い付ける遠来の船で、活気に溢れていた。
同時にセートでは樽造り工業が発展し、町とワインとの結びつきが広がってゆく。
18世紀、19世紀は「葡萄と石炭の黄金時代」と呼ばれ、葡萄栽培に携わっていない者は肩身が狭いほど、ラングドックの暮らしとワインは深く結びついた。
現在当地のワインは高級化が進み、ボルドーの一流ワインに匹敵できるまでに成長している。
静かなビーチ、美味しいワイン、運河沿いに立ち並ぶ魚料理専門のレストラン。
セートへの想いは、広がって行く。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- とらいもんさん 2005/11/01 08:36:45
- フランス!
- ソフイさんへ
おはようございます。
拝見いたしました。
いなかものより
- ソフィさん からの返信 2005/11/01 09:40:45
- 大阪城公園
- とらいもんさんへ
秋空に誘われて、大阪城公園に遊びました。
久々の大阪城は、やはり規模が大きいですね。
外国人観光客の多さに驚きました。
最近の変化です。
- とらいもんさん からの返信 2005/11/01 12:09:32
- RE: 大阪城公園
- ソフイさんへ
大阪城は、1958年に修学旅行で見学いたしました!
小豆島から運んだらしいデッカイ石が印象に残っております。
いなかものより
- ソフィさん からの返信 2005/11/01 16:34:28
- 76歳の大臣
- とらいもんさんへ
1958年の修学旅行ですか。
とらいもんさんの若かりし面影が、髣髴とします。
きっと思い出が、たくさんあることでしょうね。
今回の組閣で、76歳のおじさんが選ばれ、私も多少若返りました。
この人は、私の中学1年先輩、高校同期です。
彼の兄さんも4年先輩で、麻雀で忘れられない人です。
- とらいもんさん からの返信 2005/11/02 08:42:28
- RE: 76歳の大臣
- ソフイさんヘ
おはようございます。
11月1日の読売新聞にて確認いたしました!
私70歳!一応白髪系?です。
ご想像ください!つるべえにイメージが似てるらしい!そうです。
ところで、来年のスイス旅の予定を企画中、ブリグからクール間の列車で、12月から4月までしか運行しないのがたくさんあることを知りました。
アンデルマットで途中下車を考えたんですが、氷河特急しか利用できないようです。ま、企画を楽しみます。
失礼いたしました。
いなかものより
- ソフィさん からの返信 2005/11/02 10:18:27
- RE:スイス旅行
- とらいもんさんへ
スイス旅行、凄いですね。
ジュネーブに近い「ヴェルビエ」、お勧めです。
ケーブルに乗って、丘の上の散歩。
アルプスの山々の、視野いっぱいの展開。
可愛い高山植物。
PTTバスも、楽しいですね。
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