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 バスは再びオランダに向かって、高速道路をひたすら走る。普通乗用車が、片っ端から我々のバスを追い越していく。こちらは速度の制限がないとか。どの車も家族でバカンスの帰りらしく、真っ赤に日焼けした子供たちが後部座席でお昼寝。<br /><br /> オランダに入った。広々とした緑地帯、しかしながらチューリップはどこにも見当たらない。6月なので、当たり前か。「あっ、風車!」誰かが指さす。遠くにぽつんと4枚羽根が見える。バスは平地をひたすら走り続け、午後7時少し前にハーグのホテルに到着。7時半からの夕食は、オランダ観光協会のレセプション。<br /><br /> 食事が始まる前に、観光会長さんが挨拶、オランダの地図を広げて説明する。「何か質問は?」と言われても、漠然としてて質問らしいことも浮かんでこない。「お食事をしながら、どうぞ」すると、どこかの女性、それから元校長という初老の男性が手を挙げた。ところが、長々と自分の知識を披露するだけで、なかなか質問しない。ひとしきり演説したところで、「で、その美術館まで行くのに何分かかりますか?」みんな下を向いていっせいにお皿をつつく。<br /><br /> コンソメ・スープが配られる。とたんに、静かだった部屋は、ズルズルズル・・・。スープをすする音でいっぱいになった。私と仲間たちは顔から火が出る思い。さっきの元校長は、一際にぎやかな音を立てて飲んでいる。<br /><br /> デザートはフランベしたチェリーが乗ったアイスクリーム。チェリーはまだ熱かった。美味しい!食事が済んで、観光協会長さんの所へ行って、少しお話したり写真を撮ったり。<br /><br /> 6月6日<br /> 今朝は外は寒く、朝の散歩もやめる。ハーグの平和宮殿へ向かった。ステンドグラスが綺麗な法廷、ソ連から贈られたという、白熊の彫刻のある噴水、日本から贈られた西陣織の織物で飾られた日本間・・。国際紛争について協議するために建てられたものとか。<br /><br /> バスで郊外へ。緑の平地を走る。水路があちこちに延びていて、水面の高さは確かに地面より高い。風車もいくつか現れた。まさにオランダのイメージ。やがて1つの風車の近くで小休止。駆け寄って見ると、風車は想像以上に大きい。あたりは静かで、遠くで馬が草を食んでいる。水路の水は澄んでいた。チリン、チリン、とアイスクリーム屋。つられて何人か買った。<br /><br /> しばし休んで、次に木靴屋へ。天井から木靴がいっぱいぶら下がっており、地面には木の削りかすが散乱、そこで実演が行われる。ポプラの木のかたまりを、機械であっという間に靴の形に削っていく。中をくり貫いて出来上がり。乾くと驚くほど軽くなるとか。そのあとショッピング・タイム。<br /><br /> バスは、アムステルダムに入る。連なった家並み、どの窓にも素敵なレースのカーテン。オランダの家はほんとにお洒落。家並みの前には運河が通っていて、家の屋根近くには滑車が付いている。<br /><br /> 次に案内されたのはダイヤモンド加工場。日本人のスタッフが、ダイヤのカットの仕方など説明、その脇で男が機械を回し、実際にカットしている。少々退屈。アクセサリーのショーケースの前に連れていかれて、何か買えって言われても・・・。<br /><br /> 外に出ると、運河にかかる跳ね橋が見えた。しかし、辺りにたむろする、目つきの悪い連中。ここはスリが多いそうだ。<br /><br /> 昼食の後、バスは空港へ向かう。これから帰国の途に着く。もう、アムステルダムともお別れ。まだ殆ど見ていないじゃない!せめてあと1日あればなあ・・。   <br />

スイス~オランダ? ハーグからアムステルダムへ

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1983/05/29 - 1983/06/07

5896位(同エリア6232件中)

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11

アーマ

アーマさん

 バスは再びオランダに向かって、高速道路をひたすら走る。普通乗用車が、片っ端から我々のバスを追い越していく。こちらは速度の制限がないとか。どの車も家族でバカンスの帰りらしく、真っ赤に日焼けした子供たちが後部座席でお昼寝。

 オランダに入った。広々とした緑地帯、しかしながらチューリップはどこにも見当たらない。6月なので、当たり前か。「あっ、風車!」誰かが指さす。遠くにぽつんと4枚羽根が見える。バスは平地をひたすら走り続け、午後7時少し前にハーグのホテルに到着。7時半からの夕食は、オランダ観光協会のレセプション。

 食事が始まる前に、観光会長さんが挨拶、オランダの地図を広げて説明する。「何か質問は?」と言われても、漠然としてて質問らしいことも浮かんでこない。「お食事をしながら、どうぞ」すると、どこかの女性、それから元校長という初老の男性が手を挙げた。ところが、長々と自分の知識を披露するだけで、なかなか質問しない。ひとしきり演説したところで、「で、その美術館まで行くのに何分かかりますか?」みんな下を向いていっせいにお皿をつつく。

 コンソメ・スープが配られる。とたんに、静かだった部屋は、ズルズルズル・・・。スープをすする音でいっぱいになった。私と仲間たちは顔から火が出る思い。さっきの元校長は、一際にぎやかな音を立てて飲んでいる。

 デザートはフランベしたチェリーが乗ったアイスクリーム。チェリーはまだ熱かった。美味しい!食事が済んで、観光協会長さんの所へ行って、少しお話したり写真を撮ったり。

6月6日
 今朝は外は寒く、朝の散歩もやめる。ハーグの平和宮殿へ向かった。ステンドグラスが綺麗な法廷、ソ連から贈られたという、白熊の彫刻のある噴水、日本から贈られた西陣織の織物で飾られた日本間・・。国際紛争について協議するために建てられたものとか。

 バスで郊外へ。緑の平地を走る。水路があちこちに延びていて、水面の高さは確かに地面より高い。風車もいくつか現れた。まさにオランダのイメージ。やがて1つの風車の近くで小休止。駆け寄って見ると、風車は想像以上に大きい。あたりは静かで、遠くで馬が草を食んでいる。水路の水は澄んでいた。チリン、チリン、とアイスクリーム屋。つられて何人か買った。

 しばし休んで、次に木靴屋へ。天井から木靴がいっぱいぶら下がっており、地面には木の削りかすが散乱、そこで実演が行われる。ポプラの木のかたまりを、機械であっという間に靴の形に削っていく。中をくり貫いて出来上がり。乾くと驚くほど軽くなるとか。そのあとショッピング・タイム。

 バスは、アムステルダムに入る。連なった家並み、どの窓にも素敵なレースのカーテン。オランダの家はほんとにお洒落。家並みの前には運河が通っていて、家の屋根近くには滑車が付いている。

 次に案内されたのはダイヤモンド加工場。日本人のスタッフが、ダイヤのカットの仕方など説明、その脇で男が機械を回し、実際にカットしている。少々退屈。アクセサリーのショーケースの前に連れていかれて、何か買えって言われても・・・。

 外に出ると、運河にかかる跳ね橋が見えた。しかし、辺りにたむろする、目つきの悪い連中。ここはスリが多いそうだ。

 昼食の後、バスは空港へ向かう。これから帰国の途に着く。もう、アムステルダムともお別れ。まだ殆ど見ていないじゃない!せめてあと1日あればなあ・・。  

  • ハーグ平和宮殿

    ハーグ平和宮殿

  • 法廷の窓

    法廷の窓

  • ハーグ平和宮殿の法廷。国際紛争を協議するところ

    ハーグ平和宮殿の法廷。国際紛争を協議するところ

  • ハーグ平和宮殿<br />西陣織のタペストリー。ここは日本の間。

    ハーグ平和宮殿
    西陣織のタペストリー。ここは日本の間。

  • ハーグ平和宮殿<br />白熊の噴水

    ハーグ平和宮殿
    白熊の噴水

  • スケベニンゲン通り<br /> 日本人受けする、この名前、ガイドさんが「すごく発音が難しいので」と、バスの運転手に言わせたけれど、まねできそうにない。<br /><br />後日、友人がお祖父さんからもらった古い絵葉書の中に、この町のものがあったので、見せてもらいました。(お祖父さんは1900年頃ヨーロッパに行かれているんです)馬車の行き交う、レトロな写真に、ここは海水浴の保養地とコメントがありました。

    スケベニンゲン通り
     日本人受けする、この名前、ガイドさんが「すごく発音が難しいので」と、バスの運転手に言わせたけれど、まねできそうにない。

    後日、友人がお祖父さんからもらった古い絵葉書の中に、この町のものがあったので、見せてもらいました。(お祖父さんは1900年頃ヨーロッパに行かれているんです)馬車の行き交う、レトロな写真に、ここは海水浴の保養地とコメントがありました。

  • 運河はいたるところに見られます

    運河はいたるところに見られます

  • オランダのシンボル

    オランダのシンボル

  • オランダの信号機は可愛い

    オランダの信号機は可愛い

  • アイスを食べる友人たち<br /> 左はバスの運転手さん、つのを出しているのは添乗員の佐々木さん

    アイスを食べる友人たち
     左はバスの運転手さん、つのを出しているのは添乗員の佐々木さん

  • アムステルダムの町<br />ゆっくり歩いてみたい

    アムステルダムの町
    ゆっくり歩いてみたい

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