1972/08/04 - 1972/08/04
174位(同エリア184件中)
片瀬貴文さん
自動車乗り入れ禁止の、静かでリラックスした山村ミューレン、標高1650m。
シルトホルンのふもと、ラウターブルンネン氷河渓谷の切立った断崖の上に、ユングフラウ山群の展望バルコニーのような、牧草の台地。
花が溢れる牧場に腰を下ろし、視野いっぱいに展開する峨々たる山々に息を呑みながら、うっとりと時の過ぎるのを忘れる。
真っ白な山はどっしりと大地に腰を据え、荘厳としか形容できない。
昨晩の夜行疲れか、ついウトウトしていたのだろう。
どれほどの時間が経過しただろうか。
やがて頂きに雲がかかると見るや、それが見る見る山を覆い始め、雷雨の気配が立ち込めてくる。
慌ててケーブルカーの駅に引き返す。
駅に着くか着かないかに、はい然と驟雨。
ミューレンが「岩壁の上の村」 という名で、最初に文献に現れたのは1257年。
1924年イギリス人が、カンダハー・スキークラブ(世界初のスキークラブ?)を、ミューレンで発足させる。
このクラブは、当時未だ少数派のスポーツであったアルペンスキーを、国際的なレベルに持ち上げることを目的としていた。
カンダハーは、もともとアフガニスタンの町の名前で、1880年のアフガニスタン戦争で功績のあったイギリス人のニックネームとなった、「カンダハー」に由来するものとされる。
我々の若いころ、スキーの締め具を「カンダハー」と呼んでいた、懐かしい名前だ。
ミューレンに始まるスキー史については、次稿にもう少し触れる。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- とらいもんさん 2005/10/14 09:18:36
- ミューレン
- 片瀬様へ
おはようございます。今日の掲示板はいつも(7時過ぎ)より遅かったのであきらめてました。
ミューレン、私も二度訪れましたが「アイガー」はその都度雲がかかってました。最初のときは、雨降りで三山はモチロンガスの中。アルメントフーベルのケーブルカーを撮影するときは傘を差してました。
それでも今年は、駅前の高台のホテルレストランで、ゆっくりとおしゃべりをしながら、景色を鑑賞いたしました。
すみません自分のことばかりで。
田舎者より
- 片瀬貴文さん からの返信 2005/10/15 20:23:12
- RE: ミューレン
- とらいもんさんへ
スイス旅行は、1961年(44年前)のことですから、思い出すのに苦労しています。
それでも少しでも多くの記録を残そうと思います。
光ファイバーへの切り替えを機に、ウィールス検査をしたら、古いほうのパソコンには140もいてたまげました。
このパソコンは、ほぼ健全でした。
完全に駆除しましたから、ご安心ください。
今後のウィールス進入を防ぐべく、プロバイダーに防護を依頼しました。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
片瀬貴文さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
0