1972/08/04 - 1972/08/04
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片瀬貴文さん
8月4日(木)
今日は、パリ到着一ヶ月目。
給費750フラン(当時54,000円)入手、まさに干天の慈雨。
ベルリン封鎖に対するドゴールの強硬措置で、パリは極度に緊張。
大戦以来、最大の危機を迎える。
「パリにソ連が原爆を投下しても不思議ではない」との極論さえある。
私はと言えば、ラジオさえ充分に聞き取れないので、情勢が充分に判断できない不安が大きい。
日本と違うのは、事件が極めて身近に感じられること。
日本ならば、対岸の火だろうが、ここでは隣の火事の感覚。
危険を少しでも避ける方法はと考え、中立国スイスへの避難を思いつく。
もともとスイスへは、この夏の間に行きたいと考えていた。
ベルリン封鎖のお陰で踏みきれたわけだ。
もし、一年間でヨーロッパを見ようとするならば、夏の内にスイスとスカンジナヴィアを回ったておく必要がある。
本格的にスタージ(現場研修)が始まれば、時間の拘束が増え、旅行は困難になるだろう。
この十日間、旅を選ぶか、フランス語学習を選ぶかと迷っていたのだが、ここは旅を選ぼうと決断した次第。
フランス語はいつでも出来るが、旅行は今しか機会がない。
スイスならば、フランス語に慣れる機会も多いだろう。
もともと私にとって、今回の旅の第一目的は、現実のヨーロッパ社会に肌で触れ、その文化を心で感じ取ることであった筈だ。
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この旅行記へのコメント (6)
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- とらいもんさん 2005/10/05 07:52:19
- 期待!
- 片瀬さまへ
こんにちは、私は年寄りですが「スイスお宅」なのです。あなたの次の投稿を望んでおります。30年以上前のスイスの様子が楽しみです。
興味深深の田舎の爺様より
- 片瀬貴文さん からの返信 2005/10/07 02:15:11
- RE: 期待!
- とらいもんさん
ご激励、有難うございます。
スイスは思い出の深い国です。
44年前、1961年の初訪問以来、私もスイスお宅になり、その後10回ほど訪ねました。
しかし初訪問の印象は、一番強烈です。
しばらく書き進めることが楽しみです。
- とらいもんさん からの返信 2005/10/07 05:47:47
- お待ちしてます
- 片瀬様へ
おはようございます。
44年前のスイスと、現在も毎年行くたびに「観光化?」されているスイスを比べることが出来ます。
よろしく。
田舎者より
- 片瀬貴文さん からの返信 2005/10/08 09:12:41
- RE: お待ちしてます
- とらいもんさん
最近訪問したスイスでは、イタリアから、グラン・サンベルナールの峠を越えたところにある、ヴェルビエが素敵でした。
180度に展開する、アルプスの山々。
花の咲き乱れる、高原の散歩道。
60歳以上半額のケーブルカー。
親切な宿のあるじ。
観光案内所で日本円の交換レートがわからなかったところを見れば、日本の人が来ないのでしょう。
- とらいもんさん からの返信 2005/10/08 10:27:39
- セントバーナード
- 片瀬さんへ
確か、セントバードで有名な峠では?ガイドブックで拝見したと思います。
改めて読み直します。有難うございました。
田舎の爺さんより
- ソフィさん からの返信 2005/10/11 20:37:06
- RE: セントバーナード
- とらいもんさんへ
セントバーナード峠は、古来アルプス越えの往来が多く、ここで救助活動をしたのが「セントバーナード犬」と言われています。
ヴェルビエで泊ったホテル名は「verluisant(蛍)」だったと記憶します。
食事つきで何泊かしましたが、部屋からのアルプス展望に、飽きることがなかった毎日でした。
毎日コックさんが工夫してイタリア料理を作ってくれ、食事が楽しみでした。
目の前出るケーブルに乗って、ハイキングも楽しみました。
ヴェルビエはジュネーブから近く(車で30分と書いてあります)、チューリッヒ空港からも列車で行けるはずです。
一度訪問されませんか。
まだスイスらしさが残っていると思います。
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