今年もきましたあ・・・ギンジェー・・1年は早いですね・・でも菜食期間でスパの期間ではないんですけどね・・・

2005/10/03 - 2005/10/11

イヨイヨ始まりました・・・今年のギンジェー（菜食期間）
毎年このギンジェーの時期になると降りてくるギンジェーの神様も今年もやってくれますねえ・・・元々ギンジェーをする意味は体の中を綺麗に掃除するとか・・・
たった１０日間ではありますが・・そう言う意味での体の掃除は本当に必要なのかも知れませんね・・野菜だけを食べる・・という意味でもないんです。
ベジタリアン vegetarianという言葉の起源は、野菜を意味する”ベジタブル ｖegetable”ではないとも云われ、「健全、新鮮、元気のある」という意味のラテン語”ベジェトゥス vegetus”であるともいわれていますが、肉を食べずに野菜を食べるからベジタ（野菜）リアンなのではなく、心身を健全にキープするためのベジタ（健全）リアンということだとをキリスト関係者から聞きました。宗教的、健康、経済上の理由により野菜中心の食生活をする人々のことなんだとその時思いましたが・・そのベジタリアンにもまた幾通りかの人々に分けられています。
魚はOKのフィッシュベジタリアン
牛乳・卵でさえ不可能で拒否するピュアベジタリアン
（ヴィーガン vegan と呼ばれる）
菜食と言う字を見れば野菜だけを食べるという風に読み取れますが、一番大切なのは・・血の流れを良くして、腸の働きを強化する為にそして何より自分の体の調子を治そうと言うもの・・ですからタイのベジタリアンのこの時期はタイの仏教の説からは、動物を殺さず、動物を慈しむ期間が必要だからとそうすればその時期だけでも徳を積んだことにもなるといわれています。
考え方にも寄りますね・・良い方に解釈すれば・・良い方にしか受け取れませんが・・いずれにしても先ずは自分の体を健康な状態にリセットしてみたら・・と言うのがきっかけといわれています。一番良いとされる食物をとればいいわけです、では何が体に良いのでしょう？？
人参・カボチャ・玉葱・キャベツ・白菜・豆腐・湯葉・などです・・こうして並べてみれば？これはタイスキのお店で肉を頼まなければ・・其れだけで菜食期間はOKかもなどと思いますが・・
最近外国人の旅行者はベジタリアンが多く・・中には卵も牛乳も駄目なピュアベジタリアンが多く食べる物に困るケースが増えています、同じベジタリアンでも肉類を食べなければ・スープの元が肉でも問題がない方が・・食べ物にはサホド苦労はなさそうです。同じ渡航者の中でもインドなどから来る人は更に大変でスープのだしが豚というだけで食べ物がなくなるという現実は旅行しても食べ物の心配をして旅をするというのはある意味で苦痛な事だと改めて実感です。
そう言う点ではタイは何にでも恵まれた国だと再確認します。
ギンジェーの期間くらい体に良い物食べて健康に成りましょう・・・日頃お付き合いでお酒を飲む機会が多いお父さんは肝臓を休める為に・・健康食を沢山食べてよく寝ましょう・・
日頃勉強などで寝不足の子供達は・・肉を食べないで血をきれいにして頭の中をスッキリして見ましょう・・吹き出物などで悩む女性達は菜食期間に思いっきり豆腐や野菜料理を食べましょう・・１０日間で多分にきびは半減するでしょう・・
毎年ギンジェーといわれる時期にはプーケットで一番大きな行事が行われています。昨年も載せているので参考にしていただきたいと思います。
また、本当に菜食主義と呼ばれている人々の中には魚から出来たナンプラーも駄目・ニンニクも駄目・と言う人もいます・・そうなると自分で作るか・・・そう言う専門店に行かないと食事は出来ないと言うことになりますが・・一応タイにはそう言う人専門のお店がありますので・・こんな時期を旅することがある人には是非・・菜食時期の料理に挑戦していただきたいと思います。
勿論。味は薄味・・タレもアマリ在りません・・塩を付けてとかライムを掛けて・・と言う料理が多くなります・・特別辛い！！という物は在りません・・何しろベジタリアン料理は辛くても・甘くても・酸味が効き過ぎても駄目・味は薄味と，決められているからです。ですから案外日本人の味には合うと思いますね・・・日本料理もタイ人に言わせれば・・薄味のベジタリアン料理だね・・・と言われますので・・
揚げ豆腐の野菜餡かけ・冷や豆腐・野菜の和え物などまさにベジタリアン料理・・ついでに海苔巻きなどは最高なるベジタリアン料理なんだそうだ・・・
だからこの時期案外日本料理店が繁盛してたりするもんです。

エリア プーケット(タイ)

ギンジェーの目印・・分かり易いので目安にしてレストランなどを探してみて下さいね。