2017/04/14 - 2017/04/16
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mbiraさん
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Enthusiasm-熱狂。すべてが出来レースになってしまい、毎日が惰性で、頑張っても頑張らなくても、それなりに生きていけてしまう環境。それを打破するには、そう、熱狂!なのである。
1997年4月。タイ-ラオス国境の町で、その体験をした。ソンクラーンである。町を歩いているとバケツに汲んだ水を、ピックアップトラックに乗車している客めがけてバシャーンとかけてくる。容赦ない。道端では若者がメコンをあおっている。
また別の年、今度はカオサンに、チェンマイに、パタヤにいた。そこは「微笑みの国、タイ」のイメージから遠く離れた世界で、いい意味でタイが好きになった。カオサンでは道ですれ違う度に氷をTシャツの中に入れられたり、白い泥灰土を顔に塗られたり、まさにEnthusiasm。
2月に4月の有給を申請していた。初めはバニラエアでセブ島もいいかな、とも思った。だが中国東方航空+四川航空の組み合わせで券面26500円のチケットを見つけたおっさんは「熱狂の中に身を投じたい!自分自身、もっともっと熱い人間になりたい」と思い、HND-SHA//PVG-BKK//DMK-HKT-CTU-NRT というまったくキレイではない旅程でプーケットに行くことにしたのだ。
なぜプーケット?それは1度も行ったことがないからなのです。セブにしとけばよかった。今は本当にそう思う。その理由は後ほど…。
- 旅行の満足度
- 1.0
- 観光
- 1.0
- ホテル
- 1.0
- グルメ
- 1.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- バイク
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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今回の出発は羽田から。午後の2時過ぎのフライトなので、のんびりと家を出た。我が家から羽田はやはり近い。しかもラク。今回の航空会社は前回のカンボジア旅行でお世話になった中国東方航空。レガシーキャリアなのにLCCより安い時が多いから不思議。上海の虹橋空港到着後、中国東方航空のインフォメーションに行き、パスポートと乗継便のチケットを提示すると社員の虹橋→浦東空港間のフリーのバス乗車券がもらえます。実は成田-浦東空港-バンコクも空いていたのですが、この無料バスを利用したかったので故意にこのような旅程にしたのでした。
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とりあえず空港を出てグビグビ。なんか薄い味です…。
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ザ・炭水化物って感じですが、完食しました。また太る…。
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正月の時と同様、深夜にバンコク(スワンナプーム空港)に到着後、朝5時まで待ち、始発の無料シャトルバスに乗って、バンコク(ドンムアン空港)に。購入したバンコクからプーケット行きのチケットは格安航空会社タイ・エアアジアだったので、出発空港はドンムアン空港。移動は1時間ちょっと。渋滞もなくスムーズに到着。プーケットまでは1時間20分のフライト。
空港到着後、ミニバンを利用してパトンまで。だいたい4-50分でしょうか?うとうとしているうちにパトンに到着。写真は中心部のバングラ通り。
夜はにぎわうらしいのですが、昼間はこんな感じ。この時点で少しイヤなっ予感。ソンクラーン期間中だったら、ここに至るまでの道路、少しは濡れていてもいいのに、からっから。水をかける為に道の両側にスタンバイしている輩もいない。まぁ、まだ朝だし、これからかな?と思っていた、この時は…。 -
ホテル予約サイトで予約した安バックパッカー宿にチェックインしたおっさん。気になる質問を宿のオバちゃんにぶつけた。
おっさん「あの~、ソンクラーンやってないみたいですけど…」
オバちゃん「ソンクラーンは昨日終わったよ。(もう濡れなくてよいから)サバーイな」
おっさん「ガーン」→サバーイな、サバーイな、サバーイな
ちっとも「サバーイ」じゃないわいっ!
ソンクラーンを楽しみに来たのに(笑)。まさかの昨日終了。
念のため、ビーチに出た。写真のビーチ入り口のゲートにもソンクラーンの開催期間が記載されてあり、やはり昨日終わっていた。
それでもあきらめきれないので、警官にも聞いてみた。パトンは昨日で終わったけど、他の地域では実はまだやっていたりして…。
警官「プーケットじゃぁ、もう昨日すべて終わったよ」 -
これが証拠。ちゃんと調べてから来ればよかった。
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初パトンビーチ。なんか旅行会社のパンフレットに掲載されている写真みたいになっちゃっいました☆彡
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こうなりゃ、島内を見てやる。どんなビーチがあんだろうか?近くのレンタバイク屋で小さいバイクを借りる。300バーツ/日(ガソリン込)
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とにかく暑い。さあ、出発。
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タイの人たちは着衣です。
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途中ハラが減ったので、昼食。
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食堂のオバちゃん。うまかったっす。
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バイカーたちが駐車していたビュースポットから。
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たぶんカタビーチ。少しだけ泳ぎました。それにしても暑い。
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パトンビーチに戻ってきました。マンゴシェイクを購入。
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マーケット?なんでしょうか。観光客がいっぱいです。
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暇だし、時間あるし、どこか行こうかな。なになに、カトゥの滝というローカル感たっぷりの滝があるとな。
→この判断がいけなかった。
ほどなくしてこのカトゥの滝に到着。ご覧の通り、ローカルの方たちのみが楽しんでおります。 -
まあ、長くいるところでもなさそうなので、引き上げることにします。
バイクのエンジンをかけ、滝から少しの間バイクを走らせると、道の端に水鉄砲を構えた5歳くらいの男の子が、おっさんのバイクを狙っているではありませんか?まさかの延長ソンクラーン!
減速したおっさん。そこに!
実はすぐ後ろに車間距離も取らずに2人乗りのノーヘルの若いあんちゃんたちが走っていたのです!後ろのバイクはおっさんのバイクに衝突!
慣性の法則で、後ろのバイクを運転していたあんちゃんの顔がおっさんの顔のすぐ左に!正直異様な光景。おっさんは転倒しないように踏ん張る!
そのうち、後ろのバイクは転倒。運転手はくるぶしに擦り傷を負い、倒れた状態で救急車と警察を呼び、後部座席に座っていたもう1人のあんちゃんはかすり傷程度。「大丈夫か?」と声をかけると「アンタが金を払ってくれたら大丈夫」との返事。つか、車間距離もとってないノーヘルのアンタらに言われたくないし、こっちも足の指の先が擦り傷負ってるし、なによりアンタらが衝突してくれたお陰でバイクのマフラー破損しちゃってるじゃないの?ほどなく後ろのバイクの運転手は救急車のタンカで運ばれ、救急車に続いて地元警察がバイクで登場。おっさんは警官の誘導で警察署まで連行されるハメとなった。つか、今晩の飛行機で東京に帰るのだが…。大丈夫か?おっさん!! -
警察署では、当然、取り調べが行われた。後ろのあんちゃんも悪いが、バックミラーなど見ずに注意を怠ったおっさんも悪い。ということでそれぞれに罰金や制裁などはなく、無事釈放。
ただ、警察署でこう言われた。「この若者たちは保険など入っていない。病院の治療代くらい出してやったらどうだ?」と。それをいうならコッチも擦り傷あるし、なにより衝突されてお陰でレンタルしたバイクが破損している。その修理代を相手方に負担してもらいたい。そう言ったら、それ以上は言ってこなくなった。釈放はされたものの、このまま壊れた状態でレンタバイク屋に返却できない。すると警察署にいた警察官がバイク修理屋を呼んで見積をとってくれた。修理代2,000バーツ。痛い。しかし仕方ない…。 -
滞在時間22時間しかないのに、ソンクラーンは体験できないわ、バイク事故に遭遇するわ、もうすぐ日が暮れるのにバイク屋にいるわでいいことなし。
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わー、キレイな夕陽だなぁ。
→なんて思ってません。約束の返却時間が7時なのに、もうすぐ7時。
直るのか?なんとかギリギリで直った。ダッシュでバイクを走らせ、レンタバイクを返却。なんとか間に合った。 -
泊まった、というか荷物だけ置いた宿。チェックアウトしました。
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バイタクでプーケットタウンに。この日はナイトマーケットが開催されているとのこと。もういいや、気を取り直して、今夜、この瞬間を楽しもう。
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観光客でごったがえしています。もう食うぞ。食うしかない。
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ビリヤニ!うまい!熱狂っすよ。
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シーフードサラダ!辛い!これも熱狂っすよ。
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プーケットタウンから空港まで、バイタクで行った。まあ、そんなヤツはいないわな。バイタクの運ちゃん、飛ばす飛ばす(笑)
四川航空のプーケット発で成都経由の成田行き。チェックインの時間は深夜2時。チェックインを済ませ、搭乗ゲートの前の椅子に座ると、いつの間にかウトウト。1時間以上寝てしまったのだろうか。目を覚ますとゲートの前に人の姿があまりいないことに気が付く。その代わりにボードを手に持ち、何やら叫んでいる空港職員の女性がいる。「四川航空 成都行きのパッセンジャー!いますか~!」→おっさんのことだ!!
「はいはい、いますよ~♪」するとその職員はおっさんを連れて、出国審査場まで行った。「?」と思ったおっさん。入国審査官がおっさんのパスポートに【CANCELLED】のハンコを押す。「四川航空のフライトはキャンセルされました。四川からプーケットまで機材が飛んできておりません。プーケットタウンまでのバスが用意してあります。他の乗客の方々は既にバスにお乗りになっております。またお客様の為にホテルも用意してございます」というショッキングなことを言い出す。あの~、明日から仕事なんですけど。
今日が日曜日で、四川航空を利用して日本につけるのが水曜日。サラリーマンには、そこまで休む勇気なんてありましぇーん。おっさんは復路フライトは利用しない旨と、自分でチケットを購入して今日中に日本に帰国する予定だと伝え、1人空港内でi-padを利用して復路便のチケットを探す。あった…。エアアジアのHKT-DMK-NRTだ。む…、高い。初めに購入したチケット代と合算すると航空券代だけで10万を超えてしまう。しかし仕方がないっ!えいっ!と購入したおっさん。あー、復路の四川航空では写真のような機内食が食べられるんだろうなーと思っていたが、それどころか四川航空はフラキャン→自分でエアアジアのチケットを買って、機内食を我慢して、飲まず食わずでなんとかその日中に成田に着いたのでありました。ソンクラーンは見れず、バイク事故に巻き込まれ、復路フラキャンに遭い、とんだ旅行でした。しかも1泊もできない弾丸トラベル…。もう中国系の航空会社やめよう…。そう思いました(旅行はやめませんよ)。
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