![昔、スイスは行ってみたい国のトップでしたが<br />お金持ちが行くところというイメージが強く<br />いつしか忘れてしまいました<br /><br />去年、テレビで氷河急行の旅を見て、その気持ちが再燃<br />スイスの登山列車に乗り、山を見てこようと<br />そして、帰国はミラノの空港からなので<br />まだ見ぬベニスをひと目見てから帰ろう<br />という計画でした<br /><br />自分の旅行歴を振り返って見ると<br />自己のバイオリズムというか、土地との相性というか<br />タイミングというか、色んな条件が混ざり合って<br />ある時は良かったり、ある時は悪かったり、と波があります<br /><br />でも基本的には<br />あれ?と思うことは1%もないのでほとんど気にならない<br />もしくは文化の違いとして受け流せる<br />なぜなら楽しいことの方が多いから<br />そんな旅を続けてきました<br /><br />でも、今回は、、、<br />残念な出来事が多くて、これはいったいどうしたんだろう、と<br />考えこんでしまいました<br />(残念なことはアルバム中にはあまり書いていませんが<br />主に観光業全般に従事される方々とのコミュニケーションで感じたことです)<br /><br />良いことも悪いこともダイレクトに体験する<br />これも1人旅の通過儀礼なのかもしれません<br /><br />※記中のフランはスイスフラン(CSH)のことです。この時のレートは約93円くらいだったと思います。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/38/73/650x_10387339.jpg?updated_at=1632689688)
2009/09/18 - 2009/09/28
4749位(同エリア13194件中)
緑子さん
昔、スイスは行ってみたい国のトップでしたが
お金持ちが行くところというイメージが強く
いつしか忘れてしまいました
去年、テレビで氷河急行の旅を見て、その気持ちが再燃
スイスの登山列車に乗り、山を見てこようと
そして、帰国はミラノの空港からなので
まだ見ぬベニスをひと目見てから帰ろう
という計画でした
自分の旅行歴を振り返って見ると
自己のバイオリズムというか、土地との相性というか
タイミングというか、色んな条件が混ざり合って
ある時は良かったり、ある時は悪かったり、と波があります
でも基本的には
あれ?と思うことは1%もないのでほとんど気にならない
もしくは文化の違いとして受け流せる
なぜなら楽しいことの方が多いから
そんな旅を続けてきました
でも、今回は、、、
残念な出来事が多くて、これはいったいどうしたんだろう、と
考えこんでしまいました
(残念なことはアルバム中にはあまり書いていませんが
主に観光業全般に従事される方々とのコミュニケーションで感じたことです)
良いことも悪いこともダイレクトに体験する
これも1人旅の通過儀礼なのかもしれません
※記中のフランはスイスフラン(CSH)のことです。この時のレートは約93円くらいだったと思います。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- スカンジナビア航空
PR
-
成田空港で
いきなりハンカチをなくしました
遺失物回収率100%の私ですが
今回は回収できず
象徴的な旅の始まりでした -
はじめてのスカンジナビア航空で
コペンハーゲン経由でジュネーブ入り
食事は普通
乗務員は好印象でした
いつも着陸直前に
車酔いする私
今回は薬を用意していきました
もともと薬の効きやすい体質
翌日まで強い眠気に悩まされて困りました -
空港で半額パスを購入
(一緒にローザンヌまでの切符も) -
ローザンヌ駅では親切な在住の青年が
地下鉄の入り口まで案内してくれました
ユースホステルからのメールによると
地下鉄 delice下車
25番バス Vois de vax下車
バス停で待っていた男性に確認すると
偶然にも同じバス停下車で
ユースホステルの入り口近くまで
一緒に来てくれました
どこの国でも
道を尋ねる人はみな親切です -
ユース(以下YH)では
ひとり旅を1ケ月続けている
若い日本人女性の隣のベッド
わずか1時間ほどの会話で
彼女の人生がギュッと詰まった
自己紹介をもらいました -
翌朝早く旅立った彼女
印象的だったのは
非常に身なりが綺麗だったこと
若者の一人旅はチープな身なりと
くたびれたナップザックという
既成概念がくつがえされました
あれが全て自己調達ならば
拍手を送りたいです -
ローザンヌのYHは大きな建物で
部屋はすっきりとして清潔
中庭があって
建築系の雑誌に出てきそうな
モダンな建物でした
YHはここから予約
http://www.youthhostel.ch/home.html -
翌日、グリンデルワルドへ移動する前に
チャーリー・チャップリンが余生を過ごしたという
Veveyに立ち寄りました
山の斜面に作られた葡萄畑から
レマン湖を眺める予定でしたが
駅のずっと手前で段々畑は終わり
Veveyはえらく洗練された街でした
スイスの地図(13CHF)を買い
荷物をロッカーに預けます(7CHF)
たくさんコインを入れましたがお釣りは出てこなかった
湖のそばの広場に立った市場で
一番にぎわっていたパン屋の焼きたてのパイを買いました -
ローザンヌの駅員さんのお薦めで
発行してくれた列車はゴールデンパスライン
(グリンデルワルドまで約32.6フラン)
乗換えが4回ほどあります
スイスの切符は
駅名、時刻、ホーム番号
が書いてあるので非常に判りやすいです -
インターラーケンの手前の
brienzerseeという湖が
徐々に色を変えていく
次に泊まる機会があれば
このあたりしたいと思った駅SPIZ
このあたりまでは
次回があることを想定していました
、、、、 -
インターラーケンには
それはそれはきれいなバスクリン色の川がありました
降りたかったけれど
時間指定の切符なのであきらめました
後から考えると、降りればよかったです
切符はなんとかなったと思います
その後、スイスの川は
ほとんど空色に白濁している、という事実に気づきました
岩から溶けだした石灰成分のせいらしいです -
乗る変えのたびに検札が回ってきます
不思議と1回チェックしたところには2度と回ってこない
停車駅のたびに人が乗り降りするのに
どうやって見分けているのか不思議です
改札でのチェックはせず、乗務員による検札
ヨーロッパはこの非高率なシステムをずっと続けています
非効率でもそこに大量の雇用が生まれるわけです
何でも効率的にやるのがいいわけではない
と気づかされます
途中で(多分、乗り換えのとき)
切符を落としたことに気づきました
一瞬、焦りましたが
落としたのはタイムシート(真ん中のやつ)で
本来の切符(一番手前)は残っていたので助かりました -
グリンデルワルド駅前のレストランで夕食をとりました
ここでトラブル発生
テラス席が空いたので
席を移りたいと申し出たときの返事がひどかった
その10分ほど前
もうひとりの客が同じ事を言って
テラスに移った後でした
中の客は私ひとり
混雑して手が回らない状態でもなかった
ここ数年、本気で腹を立てたことのない私も
ウエイトレスの態度にピキーンときた
ところが逆キレされてサーブをボイコットされる
後にこのやりとりを反芻するうちに
日本と他国の職業意識の違いを考えさせられました -
スイスは極めて日本人率が高いようです
グリンデルワルドのYHでも
ひとり旅の日本人、数人と同室になりました
中には初めての海外旅行で
初めてのひとり旅という若い女性もいました
ここでの2日目に部屋のカードキーをなくしました
バリ島でホテルの金庫のカギをなくして
200ドル払ったK夫妻の1件が頭をよぎりました
ビビりながら申告すると
NO PROBLEM !
簡単に再発行してくれました -
翌朝、ユングフラウヨッホに
一緒に登ることを約束していたHさん
別の部屋同士なので
6時半ロビー集合としていました
起きたら7時でした
携帯のバッテリーが弱っていて
充電していたにもかかわらず切れていたのです
Hさんはチェックアウトも兼ねて出発済み
悪いことをしたと凹みました
Hさんの伝言を伝えてくれた青年が言いました
「人生そんなこともありますやん」 -
気を取り直してひとりで出発
グリンデルワルド駅で
ユングフラウヨッホ行きの切符を買おうとしたら
半額カードを忘れてきたことに気がつきました
定価だと160CHF(約1万5千円)
イタタタ、、、
YHまでは長い登り道があります
少し前から頭がズキズキしていて
歩いて戻る気力はありませんでした
で、タクシーで往復(25CHF)
それでも結果的に安くついたことになります -
結局、頂上に着いたのは11時近くでした
旅の用意をしている時、迷うのが服装です
たいがい緯度を目安にしますが
スイスは高低差もあるので
どの程度の寒さに備えればいいのか、、、
これまでの(少ない)経験では
予想より暖かいことが多くて逆に困ったことがありました
その経験を生かした今回の服装は、、、重ね着
列車の高度が上がるにつれ
衣服を一枚ずつ足していきました
ベスト、薄手のパーカ、レッグウォーマー
最後は帽子と手袋を足してちょうどいいくらい
暗いトンネルから出て
目の前に広がった頂上は白銀の世界でした
氷河がそこまで迫っていました
ここで初めてスイスに来たと実感しました
そして、見事な快晴でした
前日まで天候が悪く外に出れなかったと聞いていました
昨夜の天気予報もBADと出ていました
(私の唯一のとりえ)
どこまで晴女なんだ -
持っていった三脚を使い
こんな写真や
こ〜んな写真を取りまくりました
展望台のレストランで
食欲をそそるオレガノの匂いに我慢できず注文
でも味はスキー場の食堂並みでした
ラザニア+コーヒーで21.2フラン
朝からの頭痛がまだ続いていました
頭蓋骨が掴まれて
ミシミシと音を立てているような感じ
これが高山病か〜?
幸い症状はこの日だけでした -
帰りは麓の駅からハイキングコースを降りました
ユングを背にアイガーを脇に見ながらのハイキング
最高の景色でした
昔の映画で「氷壁の女」というのがあります
男女の微妙な三角関係を描いた話で
地味だけど知る人ぞ知る映画です
この氷壁とはアイガーのことであり
ロケ地はグリンデルワルドではないか、と考えています
帰ったら見直してみたいです
途中、標識を間違えて林道に入りました
視界を木立にさえぎられたさびしい道を
2時間えんえんと歩き続けました
途中で自転車で上ってくるアスリートと会いました
この後も別の場所で山を自転車で上る人々を見かけました
世の中には苦労が好きな人がいるのだと感心しました -
なんか凹むことが多すぎるので
早くこの町を発ちたたくなりました
翌朝、列車に乗り
最後の記念に外の景色を撮ろうとしたとき
カメラがないのに気がつきました
ついさっきまで持っていたのに、、
30分ほど探したが出てきませんでした
駅前で会ったYH同室のUさんが心から同情してくれました
優しい子でした
(察しはついていたと思いますが
ここまでイラストとパンフの写真で
引っ張ってきたのはそういうわけです) -
その後、ツエルマットまで何回か乗り換えました
最後の乗換えを済ませた後
今度こそ本当にチケットの方ををなくしました(T_T)
乗務員にレシートを見せて了解してもらいました
隣の席では中国人の若いカップルが
外の景色そこのけで
ノートPCの映画か何かを楽しげに見ていました
大学生くらいだから
実家は相当なお金持ちということでしょうか
この旅で多くみかけたアジア人は中国人とインド人でした
どちらも大金持ちがいる国ですね -
ここから携帯のカメラで撮影しました
メモリが小さいので
無駄なショットを捨てながらの記録
無駄なものを撮るのが趣味なので残念です
ツエルマットはマッターフォルンで有名な町ですが
谷に入る前の岩山の景色がまた素晴らしい
線路に沿って走る川の色も空色をしていました -
マッターフォルンの麓の町ツエルマット
町の規模といい
町なかを走る川といい
日本の温泉街に似ています -
これ以降はホテルに宿泊
ここは物価の高いスイスにしては格安の宿です
バス、トイレは共同、ですが
シェアする客が少なく不便は感じませんでした
私の部屋は中学生の勉強部屋を思わせる狭さですが
よく手入れされていて居心地がよかったです
YHの後は
個室というだけでもありがたいという効果があります -
併設のレストランで
朝焼けのマッターフォルンをみながら
リッチな朝食 -
たっぷりのコーヒーとミルク
フルーツ
チーズの盛り合わせ
生ハムメロン
このホテルの人気の秘密はこれですね -
ホテルの受付の女性も非常に親切です
お薦めのレストランや展望コースを教えてもらいました
明日のメインイベントは
3種類ある展望コースから
一番高いグレーシャーパラダイスと
彼女が薦めるスネガパラダイスを選びました -
グレーシャー・パラダイス行きの
ロープウエーに乗り込んでから
音楽プレーヤーのスイッチを押し
ワグナーの「ワルキューレ」を流しました
山の風景にこの曲が合うのではないかと
ひそかに期待して用意してきました -
こ、こ、これがものすごくマッチ
しかも、、、
ロープーウエイの入り口で
一度視界から消えたマッターが再び姿を現す瞬間に
あのサビの部分がまるで計算したかのように
絶妙なタイミングでかぶさりました
これには感動しました! -
スキー板を持って乗る客が多かったです
上に着くと、みな根雪の残るスキー場で
スキーを楽しんでいました
日本のスキー場の人口密度
日本の観光地の人口密度を考えると
信じられないくらい余裕のあるスペースです
この旅で何本もの列車に乗りましたが
向かい合わせの4人がけの席をいつもひとり占めでした
それに慣れてくると
たまに混んでいても相席しなくなります
しばらく待って4人掛けが全部空いてから座る
他の人もそうしてました -
スネガ・パラダイスでは
展望台でヨーロピアンな眺めを満喫
こ〜んなちっちゃなワインの小瓶が
10ユーロ -
帰りは、ホテルのスタッフが勧めてくれた
湖が点在するというハイキングコースを歩くことにしました
しかし、ここでも岐路で逆を選んでしまい
怖ろしく急で長い林道を歩くことに、、、、
ユングフラウとまったく同じ展開です(ToT)
結局、私はスイスで
素晴らしいハイキングコースを
体験しないまま山を降りることになりました
また、往復で1万円ほどの切符が
帰路は無駄だったことにも気がつきました
窓口の人は確かに片道か往復か聞きましたが
ユングフラウのように途中の駅から乗ることもありえるので往復以外ないと思ってしまいました
もう少しちゃんと説明してほしかったなー -
グリンデルワルドに比べると
私にとって居心地のいいツエルマットも
一歩メインストリートの店に足を踏み入れると
驚くほど観光地ずれした街でした
(ホテルのスタッフ推薦ではない)
とあるレストランでロスティをオーダー
お勘定をユーロで支払ったら
ユーロのお釣りはこれだけしかない
と少ないコインを投げてよこします
「レシートを返して頂けませんか」
と頼んだら「Gone」と言い放たれました
ヒュルル〜
なんだこの国は〜 -
私ももう少し機転をきかすべきだったと反省
ユーロがダメならフランでお釣りをもらうか
カードで支払えばよかったな、と
しかし完全に思考停止
で、氷河特急路線とベルニナ線に乗る予定を
急遽変更してモンタニョーラに行くことに決めました
絵葉書のような山の風景にも飽きていたので
(写真はツエルマットの教会) -
モンタニョーラはイタリアとの国境近くにある町
ヘルマン・ヘッセが余生を送った場所です
眼下に見えるのはルガーノ湖
モンタニョーラへの最寄の駅ルガーノ駅で
イタリア行き列車の時刻を確認したら
6時半で終わりだと言われました
その時点ですでに5時、間に合わないのはあきらか
近辺に宿泊先の当てもありません
でも、何のためにここに来たのか
列車の時間に縛られてここをパスするのは本末転倒と考え
覚悟を決めて目的地行きのバスに乗りました -
そんな辺鄙なとこ
誰も行かないだろうと思ってたら -
居ました
同じような年齢の
外国人ツアー客がけっこう来てました -
たくさんのスケッチが展示してありましたが
撮影するのを忘れてました
彼の作品と同じテイストを持ついい絵ばかりでしたが
残念ながら
私にとってコレ!という絵はありませんでした -
これらのスケッチを載せた
ヘッセの全集を持っています
彼の作品は多感な10代の頃の聖書でした
まさか
こうして本物が見られるとは
あの頃は夢にも思いませんでした、、、 -
サイン帳に名前を残し
ヘッセの散歩道を歩きました
歩道には熟した柿と犬の糞が落ちています
が、嫌な匂いはいっさいしません
かすかにライラックの匂いと
民家の垣根に使われている葡萄の匂いがします
散歩道に葡萄の匂い
なんてステキなんでしょう -
歩いていくうちに
絵のような教会の前に出ました -
と、道を挟んだ向こうに墓地らしき敷地が
-
何の情報もなくたどり着いた
ヘッセのお墓でした
墓石の背後に「ヘルマン」と記されています
手を合わせてお祈りしました
、、、が -
そこは間違いでこっちが本当のヘッセのお墓です
先の墓石には違和感があり
こちらはイメージどおり素朴で納得
手を合わせ、間違えたことを詫びました
これで私のスイスの旅は終わりました
これからイタリアへ向かいます -
すでに午後7時を回っていました
ルガーノ駅に引き返すと
ベネチア行きがまだあることを知る
さっきの窓口はユーロスターだったのか?
なんで普通列車があることを教えてくれないんだろう?
しかしベネチア着は真夜中になるとのこと
果たしてホテル(部屋)はあるのでしょうか
私の愚問に駅員は答えます
Who knows?
(「次はあるのかベネチア」に続く)
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この旅行記へのコメント (8)
-
- じゃが♪さん 2010/08/08 16:13:11
- 迷宮旅行
- 緑子さん、はじめまして。
じゃがと申します。
旅行記をみていて、自分もへこんできました。
こんな旅行もあるんですね。
うまくいかないときは、とことんうまくいかない方へ向かうというか。。
ホテルは現地調達なので、そのときの運が左右されるのは仕方ないとしても、、
旅行を盛り上げる一大要素の、旅先のレストランで、不快な思いをするのは本当に嫌ですね。
共感します。
自分も、ツェルマットやグリンデルワルトには行きましたが、
街中のレストランは、ガイドブックお薦めの場所などは、混雑していて、味がいまいちで、対応が悪いところが多かったです。
経験上、実は宿泊ホテルのレストランが一番美味しくて、対応がよくて、しかも落ち着くというケースが多いです。
今年もスイス・イタリアへ行きましたが、ホテルのレストランか、お薦めレストランを予約してもらいました。
ユーロですが、スイスはユーロ圏外なので、釣り銭は本当に持っていなかったのだと思います。
自分も手持ちのCHFがなくて、ユーロ紙幣で払ったことがありますが、結構などんぶり勘定のマージン(手数料)を差し引いたつり銭を受け取りました。
でも、客に対してこんな無礼な態度はないですね。
ひどすぎ!!
(緑子さんのコメントにあるように、カード払いが確実です。
注文したメニューのレシートを確認してから、サインできます。)
それにしても、カメラは紛失、切符は紛失、ハイキング路は迷宮入り、、
(スネガのハイキング路は、風光明媚な湖が点在して、本当にきれいなのですが、、。
しかも、雲ひとつない超抜群の晴天下で。。)、
レストランでは酷い扱い、、
その他諸々、、
つらすぎます。
もっとも考えようによっては、二度とできない貴重な旅を体験できたのかもしれませんね。
じゃが
- 緑子さん からの返信 2010/08/08 23:25:37
- RE: 迷宮旅行
- じゃが様
書き込みありがとうございます。
7月にスイス、イタリア旅行されたばっかりなんですね。
きれいな写真を拝見させて頂きました。
続きも楽しみにしています。
ところで、私の旅行での
ユーロ支払いの時ですが
事前にユーロでいいかと聞いたんです。
「いいよ」というから払ったのに、あの展開で、、
腹がたつというよりあきれてしまいました。
そして、この旅では
実はそんなに真剣に凹んだわけでもないんです。
途中からは災難を楽しんでいました。
おっしゃるとおり、今ではいい思い出になりました。
-
- namiさん 2010/08/05 22:48:13
- ヘルマンヘッセのお墓!
- 緑子さん、
ヘルマンヘッセは、カートヴォネガットの随筆でその素晴らしさを知り、私にとっても、とても懐かしい大先生というか、身近に感じる多感な永遠の青年という感じです。挿絵つきの本は残念ながら知りませんでしたが、新潮文庫は全部読みました。
ヘッセの家!ルガーノ湖かー。
お墓情報も私にとって大変有用です。まことに驚いた!
スイスは一人旅や、出張のついで、家族旅行で何度も行きましたがベルナーオーバーランドとか、ツェルマットに気を取られ気が付きませんでした。
それは行かなきゃね。
行きたいところリスト上位に入れておきます。
ありがとうございました。
nami
- 緑子さん からの返信 2010/08/05 23:57:15
- RE: ヘルマンヘッセのお墓!
- namiさま
引き続きありがとうございます。
カートヴォネガットの随筆ですか。
物語なら「猫のゆりかご」とか
1、2作読んだ記憶がありますが、、
ヘッセ、偉大な作家ですよね。
彼のお墓にたどり着いたのは偶然でした。
好きな作家の足跡をたどれて
ほんとにいい思い出になりました。
いずれ行かれることになりそうですね。
そのきっかけになったとすれば嬉しいです。
- namiさん からの返信 2010/08/06 01:32:52
- RE: ヘルマンヘッセのお墓!
- ヴォネガットの随筆集/コラージュのどれかに、
「若者はなぜヘッセを読むのか」といった感じの文章があったんです。
全体の論旨はともかく、ヘッセのいくつかの小説の末尾が引用されていて、
そのあまりの美しさにビックリして読み直しました。
素晴らしい作家ですね。
萩尾望都とか、忌野清志郎もハマったようです。
「お墓に偶然たどり着いた」というのはそうでもなくて、
なにか共振作用というか、まあ縁があったんだと思いますよ。
一人旅といった積極的な働きかけをすると世界が反応して
隠れていた魅力的なストーリーが顕わになるんです。
nami
- 緑子さん からの返信 2010/08/06 19:40:01
- RE: RE: ヘルマンヘッセのお墓!
- namiさま
> 萩尾望都とか、忌野清志郎もハマったようです。
萩尾望都、ギムナジウムを舞台にした物語がありましたね。
影響された作品はさしずめ「デミアン」でしょうか。
> 一人旅といった積極的な働きかけをすると世界が反応して
> 隠れていた魅力的なストーリーが顕わになるんです。
もちろん、偶然の裏には私の思いが関係していたと思います。
「隠れていた魅力的なストーリーが顕わになる」
素敵な表現ですね。
「自分がなぜ旅をするのか」
けっこう厳しい目で分析していたので
思いがけない視線でした。
しかし、「魅力的なストーリーを顕わ」にするには
それなりの姿勢が必要ですね。
- namiさん からの返信 2010/08/07 02:38:19
- RE: RE: RE: ヘルマンヘッセのお墓!
- 緑子さん、
> 萩尾望都、ギムナジウムを舞台にした物語がありましたね。
> 影響された作品はさしずめ「デミアン」でしょうか。
そうそう。どうもデミアンでビックリしたらしいですよ。
私も知らなかったけど、ググって見ると萩尾望都は
「いつも自分が不在のように思われるときには、ヘッセの世界に帰る。」
という書き出しで、ヘッセ全集の推薦文まで書いてます。
そのなかでご本人が、デミアンを読んだって言ってます。
http://www.rinsen.com/books/hesse.htm#hagio
> しかし、「魅力的なストーリーを顕わ」にするには
> それなりの姿勢が必要ですね。
意識が世界に積極的に関わり意図的な選択をすればするほど、
世界はお返しにたくさんの反応を返してくれるようです。
良い選択をすれば、ほんの一秒向こうにとても偶然とは思えない、
世界からの思いがけない贈り物が待っていて、
ちょっと注意していれば見逃さないですむ。
旅、特に一人旅は自分の意図的な選択の連続なので、
世界線の分岐が多く、この現象が発生しやすいんです。
意識的かそうでないかは別にして、
それに気が付いた人が旅をしているように思います。
> 「自分がなぜ旅をするのか」
それは世界とより深く関わり、
適切な選択ですべてをあるべきかたちに収束させ、
想像をはるかに超えた世界の素晴らしさを
確認するためですね。
先月中東の遺跡巡りしながら、そう思いました。
さらに、うまくコツをつかむか、
地道に一連の適切な意図的選択を繰り返すことで、
世界が自分用に再構成されて
もう旅をしなくても良くなるかもしれません。
- 緑子さん からの返信 2010/08/07 04:52:09
- RE: RE: RE: RE: ヘルマンヘッセのお墓!
- なるほど、色々考えさせられる言葉ですね。
旅を再定義するきっかけになりそうです。
もともとは思いがけない贈り物をたくさんもらうことの
多かった経験を土台に始めたひとり旅でしたが
いつしか道に迷っていたような気がします。
非常に面白いディスカッションでした。
ありがとうございました。
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