（東）南アジア周遊記：バンコク

2005/09/02 - 2005/08/13

東南アジア周遊の起点となったバンコク。計3回バンコクに来ました。本当に巨大都市で何やるにしても便利だし見所もたくさん。多くの旅行者が訪れるのも納得です。バンコク、、というかタイは面白い！是非また行きたいです。

エリア バンコク(タイ)

バンコクのドンムアン空港着。インドに比べてとてもきれい！そしてすごく発展していてある部分では日本と変わらないほど。顔も日本人顔に近く何かホッとしました。

空港からバンコクまでは空港駅から直接いけます。1時間ほどかかるのですが料金は30円くらい！タイは交通費が特に安いです。

このホームで電車を待ってるときタイ人のおっさんが話しかけてきました。インド慣れしていたためとっさに警戒しましたがただ善意で話しかけてきてくれただけでした。インドとは違うね。インドだったら200％下心あるので。

夕方頃バンコクのターミナル駅へ到着。かなりでかいです。そしてすごく近代的な駅です。ぶっちゃけ日本のでかい駅とそんなに変わらないかも。タイでは一日2回国歌が流れて人々は皆立ち上がるのですが、ここの駅でもそうでした。あれだけ国が近代化しているのに国歌の時間になると皆自然に立ち上がる、なんか不思議な感じでした。

駅にはケンタがあったので迷わず駆け込みました。ファーストフードは日本の味！しかしチキンがまずかった、、。違う肉使ってる？？ちなみにタイではファーストフードは他の物価と比べるとかなり高いです。もちろん日本と比べたら半額くらいですけど。

バンコク着いてからの予定が立っていなかったのでとりあえずラオスに行くことへ。国境の町。ノーンカーイまで行く夜行列車に乗りました。インドの夜行列車よりは快適です。

寝台車は寝心地最高です。真っ白なシーツと枕、毛布付ですから。カーテンもあり完全に個室です。いやーこれはいいわ。

足元はこんな感じです。

これが列車のトイレ。水洗うんぬんではなくそのまま地上に排泄物が流れる仕組み。ある意味で経済的です！だから停車中の列車の連結部付近を通ると臭いんですよ。

朝になりました。起きるのが嫌になるほどの寝心地のよさでした。

バンコク着。寝不足でこの大都市を歩くのはきつい、、。とりあえずツーリストポリスを目指しひたすら歩くことに。排気ガスのひどい都会を思い荷物を背負いながら1時間歩きました。バンコクではとにかく歩きまくりました。

運河です。そういやバンコクには運河がたくさんありました。

ラチャ何とかというムエタイスタジアム。ムエタイ見に行きたかったなあ〜。金がなくていけず本当に残念。

1時間歩いたのに結局ツーリストポリスの場所は移転していたことが判明。結局タクシーを使ってポリスへ。しかしそこではカードの緊急連絡先を教えてくれただけ。でも水を飲ませてもらったから助かったかな。

その後カオサン通りへ行き緊急連絡先に電話するもどこにいってもかけられない。MPツアーの森さんという方に相談すると「これは海外のコレクトコールだからこのあたりじゃかけられないよ。もしかしたら郵便局でならかけられるかも、、」とのこと。望みを懸けて郵便局へ！そうしたら何とかつながった！

そしてオペレーターと話すこと1時間。カード番号さえ控えていないという絶望的状況から何とかカード再発行の手続きまでこぎつけました。無理をしてくれたオペレーターの方には本当に感謝です。20分くらい待たされたりもしましたし、電話を途中で中断し宿まで走り宿住所を聞いたり、、。大変でした。でも何とか再発行のめどがついて一安心。

部屋に戻った瞬間疲れがドッと、、

とりあえず屋台でゆっくりすることに。こういう時はフレッシュジュースでしょ！

このとき飲んだスイカのジュースは激ウマでした。あの味は忘れられないでしょう。しかしこれでまだ問題が解決したわけでなくここからが踏ん張りどころだったのです。目に見えて金はなくなってきてましたから。

とりあえずカオサン通りでひとあすら時間を潰すことに。というかこの通りはすごくインターナショナルな感じがして店も賑わっていていくらいても飽きませんでした。

こんな賑わってる通りはタイに来て初めて見ました。すごく独特です。

部屋でたまっていた洗濯物をした後街歩きをすることに。観光は出来ないけれどとりあえず暇つぶしに歩きました。

タイの道路はでかいし渋滞と排気ガスが半端ないです。

国王一家の肖像画が！

民主記念塔。これまたでかい。

こういう道歩いていると日本と変わらない気がしませんか？？途中でここは日本か？と錯覚に陥りました。

これは何かの王宮です。

鳥居？？いやでっかい鳥居です。

バンコク市庁舎。

王宮周辺にて。有名な観光名所なのに中へ入れず残念！

結局二日間ラオスからサンダルで歩きとおしました。何キロ歩いたかわかりませんが恐らく10キロ以上は歩いたでしょう。その結果足はこんなボロボロに。とにかくこの二日間はいろいろありすぎた！お疲れ様って感じです。

翌日「今日カードが出来るかも」と聞いたので望みを懸けてとりあえず行ってみることに。朝食は30円のパン一個。でもうまいんですよ。

こういうところは東南アジアっぽいですね。

と思いきやこういうところはすごく発展してます。やっぱりバンコクは大都会。

ひたすら歩く！オペレーターに指定された受け取り銀行は「KASIKORN　BANK　PHAHON　YOTHIN　BRANCH」。日本語だとカシコーンバンクのパホンヨーティン支店だそうです。てっきり日系の銀行で受け取るのかと思ってたのでこれは意外でした。もちろん地図にも載ってないのでとりあえずパホンヨーティンというあたりまで行きあとはひたすら道行く人に「カシコーンバンク」の場所を聞きまくる！するとここからさらに徒歩40くらいと言われ、、ひたすら歩く！歩く以外にない！

ようやく発見した！カシコーンバンクです。そのときの喜びといったら、、。もしかしたら今ここでカードが戻ってくるのではと思ったからです。

地元の人々が言ってたように超大きなビルです。これが支店なのか？？ともかく4階に行き指示された人物「PANADDAさん」を探します。さすがでかい銀行だけあって英語も良く通じます。

しかしPANADDAさんからの返答は「明日宿に連絡するからそのあと来てください」とのこと。明日かよ！望みは断たれました。

命の水、、でした。もうほとんど食ってないからもう水だけ。最後に残さなければならないのは交通費でしたから。

朝宿の人が電話があったことを告げてくれたのですが、それはカード会社のオペレーターから。もうカード受け取ったかということでしたが、受け取ってないですよ、、。絶対カードは出来ているはずなのに銀行から連絡は来ない、、。我慢できずもう銀行へ向かうことに。この日も歩きですが場所がわかってるので安心感はありました。徒歩1時間。

これはサヤームスクエアというバンコクの渋谷みたいなとこ。

そして遂にカードをゲットできました！！本当に待ちに待ったカード再発行です。もう言葉にならなかったですね。これで旅が続けられる!それと最後三日間は自分でも良く耐えたと思います。20バーツ（60円）が最後の手持ちですからこの日受け取らなければ本当にやばかった。

よみがえった、、。これで何でも出来ます。

そしてドル札も。本当にここにたどりつくまで長かったなあ！遠回りしたけどすごく勉強になりました。

カードを受け取ったカシコーンバンク。一生忘れられないですね。

帰りにダイソーを発見！まさかバンコクにもあるとは！

ていうか商品は全部日本のもの。これじゃあタイ人はわからないのでは？？日本人からしたらとても懐かしく感じます。ここで新しい財布とかを買い揃えました。

金が戻った記念にちょっと豪華に食事をしました。といってもバーガーキングだけど、、。なんか金がないときバーガーキングを見て裕福な象徴のように感じたからです。

食欲は止まりません。こんどは春巻きのようなものを食べました。

そのあとフロートも食べちゃいました。そしてどこで食べようか場所を探し道端に腰掛けて食べていると、、

なんとラオスで別れたはずのヒデさんらに会いました！！これにはお互いにビックリ。いるはずのないところにいたんですから。偶然の再会に喜びタイ式マッサージのお店に行くことに。まさかこういうことになるとは！！

タイ式マッサージですがめっちゃくちゃ安くて超気持ち良いです。はっきりいってかなりオススメ！大満足です。疲れも吹っ飛びます。だって30分で300円くらいですよ。

そのあとは夕食です。オカマカフェみたいなとこで食べましたが料理はうまかった！オカマは微妙でしたが面白かったですね。話も弾みましたし。あの貧困状態から一気に抜け出しました。マッサージ、食事と本当に良かったです。ヒデさんと森さんとはラオス、タイと何かすごい運命のようなものを感じてしまいました。だって二人と別れたあと財布なくして金が戻った直後再会したんですから。是非また日本でも会いたいですね〜。

もう金も入ったので思い残すことはないってことで早速翌日のホーチミン行きの航空券を購入しました。

帰り際見つけたマックの人形。本当に拝んでます。

カオサンともお別れです。やっぱりこの通りは面白いです。

例のフルーツジュース屋台でパイナップルシェークを一杯。パイナップルもうまい！

最後の食事はカフェで。この通りは欧米人がめっちゃ多いです。

最後の食事はこんな感じです。

そして空港までバスで行き、いざホーチミンへ！

ベトナムとカンボジアを経てまたカオサンに戻ってきてしまった。でも超懐かしいし何か自分の居場所のような気がしました。

そしてまたいつものように屋台で腹ごしらえ。

結局深夜０時近くに着いたため15時間くらいかかったわけですが、深夜のカオサンは初めてです。やはりちょっと昼間とは違う雰囲気はしました。まあ日本と同じですよね。

そしてまた同じ宿、、。もう完全になれました。いろいろお世話になった宿ですからね。

帰国まではあと二日あったのでどうせならミャンマーに行こうと思い立ちました。ということでバンコクの北バスターミナルへ。バスで行ったのですがちょっと迷いました。このターミナルも超でかく迷いそうになります。

ミャンマー国境の町・メーソートへ行く午前の最終便がちょうど30分後にあり乗ることが出来ました。ラッキー。バスはまあ普通のバスという感じです。メーソートまでは10時間くらいです。

ミャンマー国境メーソートからバンコクへ。アユタヤへ行こうかバンコクへ行こうか迷いましたが運転手がアユタヤに止まり忘れたため直接空港で降りることに。しかしそのことを告げると「今降りなさい」と名も知らない町でおろされました。どこにいるのか全くわからないけど少しは栄えているので安心しました。

しかし降りた瞬間タクシー運転手が寄ってきて、バスの運転手もタクシーで空港まで行けという。しかも値段は200B！それでこっちの返事も聞かず荷物を無理やり乗せようとするのでブチギレました。途中から日本語でキレたらなんと空港までの路線バスを紹介してきたのです。値段は10B。いい加減にしろよって感じです。

なぜかツタヤもありました。ツタヤがあるってことはやっぱりでかい町なのかな？バスに乗ってから気づきましたが空港はすぐそばでした。あのぼったくりタクシー運転手は許せない！！

空港近くの屋台で夕食食べました。これでタイ、というかアジア旅行が終わるかと思うとめっちゃさびしくなりました。

食べたのはこのかき揚げのようなもの。味は微妙でした。

最後空港に戻りちょっとごうせいにファーストフードを食べました。なんかこっち来るとファーストフードが高級品に見えるのです。

しかし最後の最後で落とし穴が！またもや飛行機が遅れです。結局バンコク発は深夜1時半に、、。

暇なのでひたすら売店巡り。ムエタイのDVDありました。そういやムエタイ見ることできず残念だったなあ。ムエタイ見る事は絶対条件だったのに。

余った金でコンビニでお土産を購入。インスタント麺ですね。パッケージいやらしいが、、

翌朝日本着！しかしその日の昼に再びオーストラリアに向け出発（まずは経由地の台北にだけど）。あわただしい！

この旅行記へのコメント （2）

• 神戸外大さん 2005/11/08 14:07:57

  はじめまして

  バンコクの旅行記拝見しました！
  
  多くの日本企業がタイに進出していますよね、私もいっぱい写真撮りましたがaganusさんには負けました。物価なども驚きですよね、食事にさえ慣れたら一生住んでもいいなと思ったくらいです。

  aganusさん からの返信 2005/11/13 01:39:27

  RE: はじめまして

  確かにそうですね、、日本とそんなに変わらないところも多々あると思います！写真の枚数は携帯で撮りまくったためこんなに多くなってしまいました（笑）