2005/07/25 - 2005/08/23
23939位(同エリア24336件中)
dokmaiさん
- dokmaiさんTOP
- 旅行記121冊
- クチコミ13件
- Q&A回答22件
- 187,841アクセス
- フォロワー8人
タイの兄(元運転手)から、「長男が再婚するんですけど、イスラムの結婚式なんて、奥さんには珍しいと思うから、見に来ますか?」と誘われた。うわ〜!行ってみたいな、でも一人じゃあ勇気がないし・・・お友達誘っても良い?「ダイ(OK)クラップ」ということで、お邪魔することにした。タイトルの何が「恐るべし」なのか・・・。この画像の赤い屋根の家、彼の家、勿論一族で住んでいるが、その隣の白い建物が彼のお母様所有のアパート。貧富の差が激しいタイではトンローにこの様な不動産を持っている人は、お金持ち。お金持ちなのに、申し上げにくいが、彼は運転手という庶民的な職業についている。普通、運転手クラスの庶民は、彼等が貸しているこの様なアパートに住んでいる。
-
「結婚式?、何着ていったらいい?着たらいけない色とか格好ってある?」女性は先にこれを思う、ましてお国も習慣も違う。「そのままいつもの格好で良いですよ」「そのままって、綿パン?それはいくら何でも・・・」「小さな結婚式だから20人くらいしか来ないし・・・初婚の時は300人くらい来て盛大に自宅でやったけれど、あっさり離婚されたので今度はもう小さいお式でいい、披露宴もホテルではなく新婦の自宅でしたいと彼女の方が言うからそうするし、式も30分で終わる簡単な物」となんだかあんまり、嬉しく無さそう。どうやら出来ちゃった婚で、急に話も決まったようだ。お祝いは包んだけれど、当日手ぶらで行くのもなんだし、夜なべで彫った石鹸カービングとお花屋さんでお花を買った。両手に持ちきれないくらい大きな薔薇の花かご、300B。
-
彼の家は、一昨年も主人と一緒に尋ねたことがあり、大きな家とは知っていたが表でしゃべっただけ、今回は奥さんが出てきて「どうぞ」と家の中に入れてくれて、その豪華さにひっくりかえった。入るといきなりこの様な応接室、10畳くらいの大きさ、調度品もいっぱい。これって、いわゆるお金持ちやん。
-
ダイニングボード。何?この大きさ!壁には、ご先祖様のお写真が飾られていた。先日日本から持参した自宅の写真を見せたことを後悔した。そう言えば彼「門や塀は無いのですか?」と聞いた。土地いっぱいに建てているので、我が家はオープン外構。そう説明したけど、門や塀のない一戸建てなんてよく考えたら、タイには無い?友達が尋ねた「メイドは何人いますか?運転手は趣味でやってるの?」それに彼は真面目に「メイドなんていませんよ」と答えていた。
-
リビングルーム、30畳近くはあった。隣には10畳ほどのキッチン、その奥にもまだ部屋があった。彼の家族が次々と挨拶に来てくれた。子供さん達も礼儀正しい、彼はどうやら怖いお父さんのようだ。彼が使う言葉遣いは丁寧だし何となく品があるとは感じていたがようやくわかった、やっぱり育ちだ。「あなた、資産家のおぼっちゃまやないの!」「違う、違う、母親の物です」と言ってたけど、貧乏のフリをして私達の反応を楽しんでた?っていうような性格でもない。いつも自分の立場をわきまえている利口で実直な人だ。
-
新婦宅に出掛ける前、イスラムの儀式?があった。あっけにとられつい写真を写すのを忘れた。後であれはどういう意味?と聞くと「日本人が、食事の前に頂きますをするのと同じ様な意味です」と答えた。彼のお母様(新郎のお婆さま)が作った手料理も運ぶ。新郎側から5台ほど出発した車はどれも新しい日本車ばかり。彼は奥様の言うことには逆らわない、夫婦円満のコツをつかんでいる。この日も指示を受けていた。
-
新婦宅に着いた。TVなどでよく見る高床式のタイ風の家。新郎側の親族がぞくぞくと家の中に入っていく。
-
後でタイ語の先生に写真を見せ、この話をしたら「ご覧なさいよ、家柄が違うのよ。この家を見たらわかるでしょう、彼の家とは全然違う、こんな結婚、普通は許さないわよ。子供が出来ちゃったから仕方がなかったのね。それにしても彼の家凄いわねえ・・私達恥ずかしくなっちゃうわね。」(いえいえタイ語の先生の日本の家もタイの家も立派です)タイ語の先生、日本に長く住んで日本人っぽいけどやっぱりタイ人、シビアな意見を言う。最近は随分隔たりも曖昧になってきたらしいが、タイでは身分の差が違う者同士が一緒になることはないらしい。イメージ的には、売春婦が多い国に思うが、性に対して厳しく、結婚するまでは女性は身を守らねばならないらしい。そんなこと言われなくても当然だが、どこの国でも段々そうでなくなってきたようだ。
-
室内には、新婦のお母様とお婆さまが座っていた。部屋は、この部屋と奥にあと2間くらい。彼が何となくこの結婚に気が進まないようだったのも、身分の差?出来ちゃった婚?尋ねようかとも思ったが、そこまで聞くのも厚かましいような気がして聞けなかった。
-
しばらくすると、「プーヤイ」と呼ばれるイスラム教の長老?神主?司祭?神父?がぞろぞろとやってきて中に入った。
-
狭いので、私達は中には入れなかったが、皆、車座に座りイスラムのお経?コーランを唱えだした。
-
新婦宅なのに、新郎側が一生懸命、お料理の準備をしている。他人の台所で使いにくいだろうなあ。
-
こちらは、彼のお母様が丸1日かけて煮込んだ・・ん〜?お料理名は知らないが、ご飯の横に置いて食べるもの。美味しかった!
-
タイの男性は、家事を本当によく手伝う。こちらは、お店で注文したカウモックガイ。私は、このイスラムおじさんのかぶっていたロシア人が被るような素材の帽子が気になった。暑い国なのに、どうして毛素材?
-
で、新婦側はこの様にしてお式が終わるのを、何もしないでおしゃべりして待っている。どうして手伝わないの?と思ったら、後かたづけは新婦側(自宅を提供した方)がするそう。ちゃんとルールが決まっているみたい。
-
キッチンにはとても皆入りきらないので、アウトドアで準備をする。何だか楽しそう!
-
すぐ終わると言ったコーランが1時間ほど続いた。こちらが、お料理。どれも美味しかった!最初に私達の所に運んできてくれた。気を遣ってくれたのであろう。日本のように新郎新婦の会社の上司・・・みたいなゲストは見あたらなかった。
-
彼と奥様。結婚して26年、奥様の手料理は一度も食べたことがないそう。「日本じゃ、お料理しない女性はダメと言われるよ」と言うと「どうして?妻も仕事をしています」とのこと。お国が違えば考え方も違うらしい。今度生まれ変わることができたら、タイ人に生まれたい。
-
タイ風?ガーデンパーティ。この様な機会に恵まれたことに感謝!ここで発見!煙草の煙が・・・ムスリムは煙草は御法度だと思いこんでいたら、そうでもないらしい。
-
こちらが、お目出たいときのデザート。卵黄とお砂糖で出来ているらしい。超!!!甘い!日本人にはちょっときつい。
-
新郎新婦が皆の間を周り、ご挨拶と記念撮影。
-
新婦のお腹が目立つからと手を前に回すのを注意されていた。
-
汗を拭いてあげていた。こんな姿って微笑ましくっていいなあ〜。朝から始まったお式はお昼過ぎには終わったけれど、午後の新郎は・・・ハネムーンではなく、大きなお鍋や借りた食器を洗いお店に返しに行ったそう。よく奥様を手伝うタイ人男性、ここでも感心!勿論?翌日からは通常出勤。
-
結局、20人どころか100人以上来ていた。お料理も全部なくなったらしい。
-
彼一族はデジカメやビデオカメラと高級電気製品を持っていた。やっぱり、裕福。日頃、ご先祖様をお参りするくらいで宗教なんて関係ない生活を送っているが、イスラム教徒について、少し知ったような気がした。タイのワイという挨拶ではなく、イスラム独自の挨拶方法も知った。彼等を見ている限り、ニュースでやっているような過激な感じは受けなかったが。
-
新郎新婦とご両親。いつまでもお幸せに!来月4日からラマダン(断食月)に入るらしい。毎年この時期1ヶ月間でいつも彼はゲソっと痩せた。これからも健康に気をつけて!結婚式に招待してくれてどうも有難う!最後の日曜日、良い思い出が出来たよ!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ken_c_loさん 2005/09/22 07:52:19
- 結婚式!興味深かったです!
- おはようございます。
この間、掲示板に書き込みいただいた、ken_c_loともうします。
まだ自分の方の旅行記は更新できずにおりますが…。
結婚式、とってもおもしろくて食い入るように読んでしまいました!
長期滞在をされているのでしょうか?
色々、面白い体験をたくさんされていて、うらやましいです。
また、タイに行きたくなってしまいました…。
また、ちょくちょくおじゃまさせていただきます!
- dokmaiさん からの返信 2005/09/22 14:06:56
- RE: 結婚式!興味深かったです!
- 有難うございます!
かわいくて聡明なお嬢さんからそう言って頂き、嬉しいな!
たった1ヶ月の生活でしたが、それがバンコクだとなぜか笑えることが多いですね!
あの国民性、普通にしていてもおもしろい!
どうやら私はあちこち行く旅行より、そこの生活を楽しむ方が好きなようです。やっぱりおばさん?
いえ、若い頃からです!
旅行記、書き始めると止まらなくなり時間があっという間に過ぎていってしまいます。又、家事さぼった〜状態です。
でも思い出して、楽しませて貰っています。
この様な出会いがあるのも嬉しいです。
時間を作って是非続きを・・・・楽しみに待っているのですよ!
でももう切れてきた〜、ほんま燃費悪い私。又行きたいですね!
そう、行きましょうよ、又タイに!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
dokmaiさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
25