チェンマイは最高に面白い　108　いい加減にして欲しいと叫び声が聞こえるチェンマイです

2005/09/20 - 2005/09/25

*****皆様にご心配をお掛けしておりますチェンマイです。
この数日天気も良く何とか地面も乾き出し街中が”ホッ”とため息をしたところでしたが・・・・・・・・・
現在次のパユ低気圧が中国からベトナムへ入り9月27日にはラオスを通りイサーン地方へ向けて進んでおりまして、現在チェンマイは9月28日前後の集中豪雨警報が出されました名前はドムレエーと云います・・・これにより今後の動きが心配されています。
まさかの4回目の洪水となると・大変苦しいチェンマイです。****

この頃イサーン地方北部チェンマイを中心にチェンラィ・メーホーソン・タークへのご旅行計画をお立ての方は十分注意が必要です、現地の旅行会社・ホテルなどと綿密なる情報交換をお願い致します。
前回もチェンダオでの土砂崩れが原因で日本人が巻き込まれた事故もあり更に滝で友人達と楽しんでいたと思われる日本人の男性も流れの速さに巻き込まれ溺れ亡くなる事件がありました。
チェンマイは山岳地方であり・・今年の低気圧での洪水が過去の記録にはない被害を出しています。その為現在でも100％安心できるという情報も条件も在りません。その為危険だと判断されている場所での事故などは保険会社も対応してくれない状態が何件か報告され出しています。そう言う場所をサケできる限り安全を確保して楽しい旅が出来ますように。お願いしています。




〜*9月21日現在・・・ハンドンのバンタワイ付近の大洪水は大体水も引き後は雨がやんで晴れ間が見えれば回復するでしょう・・過去のケースを探しても・・ハンドンのバンタワイが洪水したという過去の情報が見当たらないところを見ると・・それこそ初めての洪水だったかもしれない*〜

〜**9月21日現在のノンホイ方面・サラピーに指し掛かる辺りの土地・チェンマイ−バンコクの列車の線路付近・チェンマイ−ランプーンの旧街道付近では水は少ししか引いて降りません、その中を移動するのは無理だと言われましたが午後18：30現在で乗用車での移動が許可されました。**〜

〜***9月22日午前の情報・・ではウィヤンクムカームは3度目の洪水で前回より水が入り・・修復はまだ開始されていません見学可能になるのは恐らく9月30日以降になる予定です。***〜


3度目の正直既に嫌気がさしてきた洪水・・・・の洪水・・
北部の町が壊れていく様な寒い暗い寂しい雰囲気が漂うチェンマイです・・・

タイの国が異常な状況なのか？自然界の怒りなのか・・誰にもその意味が判りませんが・・・

豪雨と共に雷が響き渡り・・豪雨は止む事もなく毎日5−6時間降り続き・・街中が水捌けが間に合わない・・その為に街中の下水道から雨水が逆に噴出している状態・・取り合えず半日も在れば何とか水が引く物の・・この豪雨は北部全土を困らせている・・
雨水は川に流れだし・・大きなダムでさえその貯水限度を超え溢れ出す・・そしてダムの水を放出するなどして維持しているが・・それに耐えられないダムも出始めメーチェンダムは3日前に崩壊・・距離的にも何百ｋｍも離れているにも係わらず・・ハンドンのバンタワーイは洪水に合いかなりの被害を受けている。
その上、メナーム川の水は異常な速さで流れている・・今だ嘗てこれほど水が怒るように流れている姿を見た事がない・・3度目の洪水期間が1ヶ月という短い時間内で繰りかえされている為に・・川沿いの土手などが崩壊して崩れた姿をオモムロニ出している・・それが更に崩壊するのではと言う恐怖を市民達に与え・・チェンマイの人々は睡眠不足と水出しや砂積みで体力を使い果たし・・精神的に異常な状態であることが恐怖である。
また、この精神状態で一番気になるのは・・5つ星ホテルとしてオープンしたてのチェディーホテル・・川在にあると言うことを前提にしての設計であれば・・これほどの被害を受けずに住んだだろう・・しかし誰がまさか1ヶ月で3回もの洪水に出会うと思っただろうか・・これではオーナーの心理状態は普通でいられないはずと既に・・誰もが安堵しているオーナーの様子である。

ただ幸いなことにまさかを予想していた人々は前回の洪水で使用した砂を捨てないで置いていた人々はその難も直ぐに解決・・家の入り口の前にビー二ールなどの大きな布を利用して砂を積み。家の門から水の進入さえ防げれば・・家の中までの水の進入をある程度までは食い止めることが出来るからだ・・しかしこれは想像以上に体力消耗する仕事で、20袋の砂を袋に詰め車に乗せ・それをまた降ろして・そして積み重ねていく仕事は正直キツイ・・若い人でも涙を流して頑張る姿が痛々しい物がある・・
泣き言を話している時間が無いだけに仕事と割り切れる場合と家族の為に自分の家の為にという気持ちとではセツパ詰まっている気分が悉く異なる様子が見て取れる・・不幸中の幸いなのか生まれた時からの住み慣れた土地が洪水が起きる場所であった為に・・其処を離れる事も出来ず・・という苦しい状況が気の毒である。

40年という年月だが・・これほど度々起きるという事があっただろうか？？せめて大きな洪水は1回という程度だと記憶している。
この2ヶ月間・・洪水の為に受けたダメージは大きく・・観光・サービス・関係の会社は苦しい瀬戸際に立たされている・・それは津波の前に既に鳥インフルエンザでから・・既に3年の年月がダメージを受け続け手いる為にそれを回復できる手段があるのか如何か・・その上それだけの経済悪下状態にありながら・・市民の生活とは関係なく・・来年のラマ9世の王位継承60周年記念の式典の一部がチェンマイで行われることに対して・・政府は如何対処して改善を図ろうというのだろうか？？苦しい2005年が如何逆転出来るか・・ここがチェンマイの頑張りどころ・・さて・・立ち直れるかチェンマイ・・
その為には死ぬほど努力しないとならない・・学校も何度もの洪水被害で勉強がはかどらず・とうとう北部チェンマイの教育委員会では1学期と2学期の間にある1ヶ月ほどのお休みを取らない計画を打ち出している・・気の毒な気もするが・・頑張れ子供達・・

エリア チェンマイ(タイ)

豪雨の直後水捌けが間に合わない場所では・・洪水と同じ状態になる・・

店や家に入り込んだ水をバケツなどで外の捨てる作業は1回でも十分過ぎる重労働にもかかわらず今年は3回・・既に体力も限界だ・・・毎回次の日は足腰が遣られて立ち上がれない状態・・完治するまで2週間も掛かる。

これは雨水だからまだいいよね・・ドロが残らない分・・しかしここはコンシンと言う交差点での出来事・・このような場所は他にもホィケウ通りやニマンへミン通りでも起きるしリンカムホテルの交差点は山から流れてくる雨水で・・凄い・・これを何とか解決する為に考え出されたのだろうが・・下水を大きくする・・・・しかし交通渋滞を引き起こし・・市民の怒りは爆発寸前・・・どうしてもう少しよく考えてやらないのだろうか？？
でもこれらの総元の原因はスパーハイウエイの工事が遅れていることなのだ・・2年を経過してこう言う場所に被害が出ていることにどうして気付かないのだろう・・・

チェンマイ競技場ではフリーで支給された砂・・自分で袋に詰めて自分の車で運ぶ・・これはどんなに体力がある人でも・・普段こういう作業をしたことがなければ・・とても無理・・泣き泣きする女性人には気の毒だったが・・・・
頑張れ・・・自分も朝06：00から20袋お客様の家を守るためにいたしましたですよ・・寝ずにいた3日間なのに不思議と体が動き出したのが・・誰のお陰だったのか・・でも遣らなきゃいけないという言葉が頭に浮かび走りました・・・朝にはまだ砂の山が出来上った状態でしたが・・流石に夕方ともなると・・殆ど残されてはいませんでした・・

しかし・・ココで汚点が一つ・・
タクシン首相のお言葉を・・オホン！！
どうして砂がないんだろうか？？洪水だからとそのたびに運ぶのは当たり前にしても・・前回の砂をどうして捨ててしまうことが出来るのだろうか？？
確かに！！どうして第2次3次という洪水がないと確証できただろう・・どうしてそんなに簡単に捨てれたろう・・か？？と自分も思う・今現在これだけ天候が不安定にも関わらず・・・管理不届きこの上ない！！乾季に入り洪水の心配がなくなってから捨てても何も問題はないはず・・しかも前回準備不足から起こした洪水の対策不届き問題は自分たちの落ち度・・ならば今回はぜひとも事前対策をしておけば被害は少なくて住むはずだ・・

9月20日17：30のメナーム川の水位です。
既に橋の真下に在りました。

ナワラット橋までの川沿いの堤防では今年大きな洪水以外にも何度もまがいが訪れていたために・・橋や堤防はその自然の力に叶わないのか・・崩壊を始めている・・今直ぐに修理したくてもこの水の流れでは対処できないのだろう・・こういう場所が沢山あるということを念頭において欲しいと願う！

ココから先は立ち寄り禁止！！
でも本当なら・・この下には15−20段の階段があり・・ロイカトーンなどで灯篭を流す際には降りていく場所・・そして川辺で行われる花火大会やボートレースを観戦する場所である・・・水没・・している

既に川沿いの道まで水位は上がりだしている・・これは午後18：00頃の写真です・

川に隣接している住宅は既に水が入り込み人の姿がない家となっていた・・早めに非難した様子だ・・

そして既に水位は道と同じ高さに上がり・・氾濫している・・川沿いのレストランは営業出来ず3度目の洪水で急いで椅子やテーブルを非難・・いつもなら素敵な洋服に身を包みお化粧をしてお迎えするレディー達も今日ばかりは掃除作業服・・

どこが入り口？何処が食事をする場所?何処が・・・レストランと聞かれても説明出来ません・・

1時間毎に書かれる水位を良く見れば・・5-10ｃｍ水位が上がっている・・遠めで見ても直ぐ分かる今回の水の流れである・・勢いがある流れは見ていると物凄く怖いものを感じる。

そしてボードの直ぐ下から川の水と道とが同じ高さになり・・既にあふれ出している・その流れは写真では想像しにくいかも知れませんが・・ほんの10分でボードを眺める大勢の人々の目はこの流れ出した水があっと言う間に道路の姿を消してしまったことが恐怖を与えました。

しかもこの辺りから水が氾濫すると言うことはこの先にある・リンピンスーパーマーケットや電気会社の前はいったいどんな勢いであふれ出しているのだろう・・・

19：00少し前・・橋の下にあるはかりでみた水の水位は既に限界水位を超え洪水になることを伝えていた・・

川に隣接した家々の門には洪水の流れを食い止め門から中に入ることを防ぐ準備がされていた・・これで入ればもう1階は天井まで水浸しとなるだろう・・

20時人気の少ないナイトバザール・・もう洪水のため人々の足は引けていた・・戸締りをしている人も少なく・・水が氾濫する勢いは見てのごとくで・・水位が上がる最高時間は夜中の24：00-01：00の辺り。。今度もまた前回と同じ水位だとしたら・また初めからやり直しだ・・・

この旅行記へのコメント （4）

• チビケイさん 2005/09/26 02:47:00

  まだこんなに大変な状況…なんと言ったらよいのか・・・ヽ(´〜｀；

  adsawinさん、旅行記拝見しているとまだまだ
  大変なタイ。。。
  
  一日も早く穏やかな日常に戻れればと・・・
  大変な思いをされていらっしゃるんですね(-"-)
  ストレスの中での毎日に胸が痛みます。
  
  日本より穏やかな日々を取り戻せるよう
  心よりお祈り申しあげます<(_ _*)>
  
  adsawinさん、お体を大切にして下さいね。
  決して無理をされませんように・・・・
  

  adsawinさん からの返信 2005/09/27 03:30:31

  RE: まだこんなに大変な状況…なんと言ったらよいのか・・・ヽ(´〜｀；チビケイままあああ〜〜〜また来るよオ・・・・

  どうなるのかな？？どうしたんだろうなあ？？ほんとに今年は・・また来るいおおお・・・来なくていいよおお・・・大変だから・・・
  自然界のいろいろなところで変化がおき始めているよお・・街の被害だけでは済まされない・・状況になりそうで・・動物や昆虫や・・草木や作物への大きな被害と自然界の崩壊が心配されいます。このチエンマイのいいところを全部壊したら・・誰もココに入れなくなりますおねえ・・・というより居たくなくなりますよねえ・・・はああはああ・

• dokmaiさん 2005/09/22 20:31:39

  お見舞い申し上げます！

  こんばんは！
  
  本当に何でも作り出す人間も自然には逆らえません。
  ３度目ですか・・・。
  お宅はいかがですか？
  
  でも日本の年金おじさん達もびっくりされているのでは？
  老後を海外でのんびりと・・・なんて、日本ではチェンマイが人気ですが、こんなことになったら、日本人の事ですから、ロングステイビザを取る人もぐっと減るでしょう。
  
  しばらく行かないうちに、チェンマイは日本人だらけだと聞きました。
  何でも右にならえの日本人に、神様が怒ったのかも？なんて思ってしまいました。ただ、観光客相手のお商売をなさっている方は本当にお気の毒です。
  チャルン・ラート通りと言うのでしょうか？川沿いのレストラン、とっても好きでした。あの辺りももうダメなのでしょうか？
  
  危険の伴う撮影、どうぞお気をつけ下さい。
  
  

  adsawinさん からの返信 2005/09/27 03:05:52

  RE: お見舞い申し上げます！

  お見舞いありがとうございます。しかし現在4度目の洪水が起こるだろう・・低気圧が（パユ）が現在イーサーン地方に進み・・28−29日に既に大雨洪水注意報が出されました・・これで4度目は最高だあ・・・・・・・・・
  これは問題でしょうね・・今年半期のチエンマイの経済は下降をたどるのみ・・チェディーホテルは完全オープン前に洪水に会いお客様を100％なくしまして・・その後2回続けての洪水で浸水状態のまま・・ここれで4度目とも成ればオーナーは精神異常を起こすのではと真面目に心配されています。困りましたねえ・・・今年のチエンマイは・・まあ・これから2年先までの間行事が立て続きますので・・乾季での取り返しが物を言いそうです。観光業界は気の毒ですしその上。飲食店業界はもっと悲惨です・・食べる買う人より売る人の方が多いチエンマイです・・これでは生存競争どころではなく・・何処の店もこの先の心配よりこの段階での税金対策が大変で、かれらが日ごとに夜逃げに走る姿が描かれえいます。それほど税金が半分以上の値上がりでそれなのに売れないという情勢が不可思議な光景を描いているチエンマイです。大きなレストランのある川沿いに関しては・・とにかく洪水が起きれば完全に被害を受ける場所ですが・・水が引けば洗えばそれで何とか営業できる造りですから・・心配するのも問題外かも知れません、それよりもやはりウィアムクムカームなどの跡の方が心配されています。