2004/11/10 - 2004/11/15
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kyokosa-nさん
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11/10 ポルツテンガへ。
ここでGOMBA LOGEの「ナムカ」さんにお会いする。
「ヒマラヤで忘れえぬ人に出会えて」として紹介をしたが、ぜひもう一度お会いしてみたい方だ。
ペリチェの診療所の功労者でもある。
日本人の方もお世話になっているであろう。
エヴェレスト8848mの山頂を300mmのレンズで撮る。
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11/10 14:25 ポルッテンガに到着。クムジュンのように人里離れた静かなロッジだ。「PHORCHE CUEST HOUSE」を紹介しょう。
奇麗な宿泊所だ。4畳半位の部屋には木のベットが2台、ウレタンマットが敷いてある。窓にはカーテンがひかれ小奇麗な部屋である。一夜の宿には充分だ。
「文明の機器がヒマラヤに」に載せたが部屋には裸電球が付いている。道中、タンボチェの寺院、ナムチェのエヴェレストビューホテルガ見えた。 -
ヒマラヤの宿は変わった。
トレッカー向けに鍵付きの戸棚に売り物が陳列されている。きれいな宿は嬉しい。
談話室をかねる食堂は情報交換の場。20:00消灯まではストーブを囲んで国際交流の場になる。冷蔵庫も遠い夢ではないだろう。時代の流れの中に彼らの生活はちっとも変わっていないのに。文明の機器を要求しているのは我々なのかも知れない。
家族でHOUSEを経営する宿の看板娘。 -
早朝の宿の前は霜で真っ白、寒い。顔にも手にもむくみが出てくる.身体に摂った水分が残っている。ダイヤモックスのお世話になり排出を試みる。マッチェルモは高山病の出やすい所、高低差は体にこたえる。
この地のカンテガ、タムセルク、チョーユーの夕景は素晴らしかった。 -
1999年にポルッテンガに泊まった。土壁の古い宿は隙間風が入りうす暗く昔のままだ。蚕棚のような板敷きの上に寝袋に包まって寝た。満天の星を眺めながらトイレ通い。トイレにはドア代わりにむしろが下がっていた。ランプの光りは良いものだが、その小屋は探してもなかった。
どの宿にも食事のメニューが用意してある。好きなものを食べることが出来る。 -
メニューを見て注文。
毎夜の常食はシェルパシチュウ、ライス、ボイルされた野菜とライスにかけてぶっかけ御飯?。
それぞれの宿によりシチュウの味付けも違い美味しい。飽きずに良く食べた。長丁場の旅には野菜の補充になりお腹も快調。ネパール旅行は油と水が一番怖い。油抜きの生活は明日の活力にもつながる。 -
11/12 ゴーキョ11:20着。3回目のゴーキョだ。外人トレッカー向けのロッジが増えた。午後のサンセットに向けてピーク(5090mまで)登る。14:00頃には毎日霊峰に雲が湧く。頂は見えない。期待のエヴェレストは雲の中だ。しばし待つがあきらめて宿に戻る。異常気象がヒマラヤの地にも押し寄せているのだろうか。
こんなに視界がきいて素晴らしいのに(ピークに登る途中の風景)写真はドゥードゥ・ポカリ湖とタウチェとチョラツェ。明日は5800mに挑戦。 -
11/13 2001年にゴーキョの奥にある湖をたづねた時に見つけた山で、ここには別のヒマラヤがあった。この山は5800mの「Namulers Fanga」という山。この山に挑戦する。5人の足並みも順調。
4750mのロッジからの行程は厳しい。まず空気が薄い。
高度を稼ぐことも出来ない。足が前に進まないのだ。
5500mぐらいの地点で、私は頂上を踏むことを止めた。
目の前に迫る一番近い位置でエヴェレスト〔8848m)を眺められる場所にいる自分に嬉しくなった。
みんなが戻って来る迄の一人の時間を楽しもうと。 -
目前に迫るヒマラヤの風景を独り占めと、三脚を立てカメラをセットする。歩きながらの写真撮影は出来ない。撮影チャンスタイム。真っ青な青空、素晴らしい風景に酔うようにシャッターを押す。
登る仲間を望遠レンズで確認する。
S氏もポーターも頂上を極めたと聞いた。厳しい登りだった様だ。おめでとう。 -
ゴジュンバ氷河の中に氷河湖が。
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悠久の時を感じる岩肌にヒマラヤの厳しさを感じる。
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雲の動きを見ながらシャッターを押した。
青空に映える雲は天に向かって。 -
ギャチュン・カン、プモリ、エヴェレストと7000m〜8000m級の山が連なる。
氷雪と岸壁の大屏風の連なり、高峰群の景観は圧巻である。
写真はギャチュン・カン(7952m) -
ゴーキョのピーク(5360m)から眺めた感激のエベレスト。カラパタール(5545m)から見た夕照のエベレストと思い出深い。今回はより一番近い位置で300mmのレンズで撮らせてもらったサウスの写真。
何年か前までは想像も出来なかった自分に幸せを感じて一人の時間を楽しんだ。
良い雲が世界一高いエベレストを奏でる。 -
ヒマラヤの朝は寝ていられない。
刻々と変わる光のドラマは見逃せない。8153mのチョ・オユーは一瞬の時を楽しませてくれる。 -
11/14 朝の光りの中でドゥドゥ・ポカリが美しい。
青い空、映りこむ山々絵葉書の世界だ。 -
無名峰も素晴らしい。
ヒマラヤも寒くなった。
冬の到来を感じる。 -
朝の光りのドラマが終わったチョ・オユーは静かなゴーキョの里の風景を見せてくれた。
11/14 朝焼けのドラマが終わったチョ・オユーは静かなゴーキョの里になりました。今日は高山病の注意地点のマッチェルモを駆け抜けてモンラへと強行軍の行程だ。峠をいくつも越えて夕闇とガスに押されるように宿に到着。9時間の行程は厳しかった -
明るい電気の灯るロッジと温かいストーブにナムチェの里が近く感じます。ロッジのオーナーいわくソーラーの設備費に40万円かかったそうだ。トレッカーを満足させる文明の機器はヒマラヤの里を変えてゆくことを感じた旅でした。
11/15 元気に5人ナムチェに帰還しました。
自分の足を信じて歩き通したヒマラヤの地。出会いと感動の旅を山の写真と共に綴りました。
No1〜No5 「ヒマラヤ紀行」にお付き合い頂き有難うございました。
山は待っていてくれます。ヒマラヤの地をお訪ねください。
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この旅行記へのコメント (2)
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- naniwa ladyさん 2005/10/16 16:36:37
- はじめまして\(^o^)/
- こんにちわー素晴らしい景色ですね。思わず書き込みました。青が素晴らしい色にでていますねぇ。感動です。
- kyokosa-nさん からの返信 2005/10/16 18:36:31
- RE: はじめまして(*^_^*)
- 雨の離島めぐり・・石垣島から 見せていただきました。
本土から離れた島、魅力ありますね。
素敵な旅をされているようですね。写真と文章から伝わってきます。
気候も風土の違う離島は、人情味のある自然いっぱいの地は、心も豊かになりそう。水中の未知の世界も素敵でした。アルバムまた見せていただきますね。マイページおたづね頂き嬉しいでーす。
\(-o-)/
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