2005/07/22 - 2005/08/11
940位(同エリア1020件中)
極楽蝶さん
スロヴァキアのコシツェを夜行寝台で出発してクラクフに着いたのは,7月30日土曜日の朝5時半をちょっと超えた頃。なんとなく寝不足気味。なにせ寝台にエアコンがなく,列車の窓を全開にして寝たうえに,眠りかけたとこで国境のパスポートコントロールに揺すり起こされたりと散々だった(チケットを取ったとき,2等の寝台しか接続されていないと言われた時点で,いやな予感はしていたけれども)。
クラクフには3泊し,初日にクラクフ,二日目からはレンタカーを借りてアウシュビッツとヴィエリチカ,ザコパネと小ポーランドの木造教会を見る予定。でも結果から言うと,この計画は甘かった。クラクフをじっくりと見たいなら旧市街で1日,ヴァヴェル城で1日,その上カジミエーシュ地区やマンガ館も見るなら,さらに1日必要だと思う。
クラクフの旧市街には見所がいっぱいある。それに何を見るかによってこの街の楽しみ方も違ってくる。たとえば旧市街の教会だけを見て回るのもいい。数が多いのはもちろんのこと,それぞれの教会が個性的だ。あるいは街の家々の壁や角にあるマリア像やレリーフを探して廻るのも悪くない。ライオンや熊のレリーフなどそれを刻んだ家人を想像するのも面白いと思う。
今回僕の印象に特に残ったのは聖マリア教会の内部装飾の美しさ,それも祭壇とか聖像ではなく,柱の模様や宇宙を表現したような天井の青とそこに描かれた金色の星。これがとても綺麗だった。それともう一つは,偶然だったが朝の中央市場広場の雰囲気。朝のまだ弱い陽の光とちょっと涼しい空気に包まれた広場は昼間も夜も人で賑わっている広場とは違っていた。
しかし,今回のクラクフは大分急いで見学しすぎた。もう一度,ここに来ないと気が済まない。
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朝の中央市場広場
クラクフに着いて最初に撮った写真のうちの一枚。朝の7時をちゅっと超えた時間だと記憶している。
いつも賑わっている広場がとても静かだった。朝の陽の光もとても良い。旅行に行くと大抵起きるのは8時頃。でも,この朝に出会って,「これからは早起きして街に出よう」と強く思ったが,結局今回の旅行で明け方の街に出たのはこの時だけ。気持ちはあったが,二度寝してしまったこともあった。(次回の旅行からは必ず実行するつもり??)
画面の右手の銅像はアダム・ミツキエヴィッチ像。その下で恋人らしき二人が話をしているが,これが画面に良い雰囲気を付け加えていいて,とても良い。この二人が写っているのと,いないのとでは大違い。 -
朝の織物会館のカフェ
前の写真と同じく朝のクラクフを撮ったもの。これは中央市場広場の真ん中にある織物会館のカフェ。
ここも普段は人でいっぱいだが,お客の来る前の整然と並んだ椅子とテーブルが朝の新鮮な空気を伝える力があるように感じた。 -
バルバカン
まん丸の防塁。一度見れば忘れることはないと思う。それくらいにずんぐりと丸く太く愛らしい形をしてる。以前エストニアのタリンに行ったとき,同じようなまん丸の防塁があったが,そこでは街の人が”ふとっちょマルガレータ”と愛称をつけて呼んでいた。 -
聖マリア教会の双塔
この塔の上からは1時間毎にラッパが吹かれている。このラッパの音を聞くと「あ〜,ヨーロッパだな〜」と感じる。しかし,「地球の歩き方」によれば,このラッパのはじまりは,昔,モンゴル軍の襲撃を告げるためにラッパを吹いていたラッパ手がモンゴル兵の放った矢で喉を射られ殺されたことを忍んで悼んで吹かれている,そうである。この話を聞くと,矢を放ったモンゴル兵はどんなに優秀だったのかと思う。だって,塔の上のラッパ手を肉眼で確認するのも難しいぐらいに高いのに,それを射抜くなんて神業としか考えられない。(もしかしたら,そのころの塔はもっと低かったのかもしれないな。) -
聖マリア教会の内部
とても感動した教会の内部。でもチョット暗いので写真を撮るにはつらかった。
この写真で柱の装飾と天井の青に金の星が描かれているが分かるかな?赤いノースリーブのお姉さんが目立っちゃっていないかな?? -
ヴァヴェル城旧王宮
この写真はヴァヴェル城旧王宮の中庭から王宮を撮したもの。王宮の中では,昔日の王の暮らしを再現していたり,宝物が展示されていたり,遺構があったりと複数のパートに分けて公開されている。それぞれのパートでチケットが必要となる。なお,一日の入場者数が制限されているようで,城の西側にあるチケットオフィスにはそれぞれにあと何人は入れるかを示しているデジタル掲示があった。
王宮には,午後2時過ぎに着いたが,王族の私室のチケットは既に売り切れていた。今回,見学することが出来たのは「王室の展示」「宝物・武具博物館」の2カ所。「王室の展示」は時間指定がされていて,多分10分か15分毎に入場できる人数も制限されいた。 -
ヴァヴェル城の庭から見た大聖堂の塔
旧王宮の見学を終えてから「竜の洞窟」に行く途中で撮った一枚。
この日もとても陽が強く暑くて,外を歩いていると汗だくになったが,夕方頃からは陽も少しは和らいで大聖堂の塔に良い案配に降っていた。 -
ヴァヴェル城の大聖堂
この大聖堂は南側の眺めが実にユニーク。ゴシック様式の大聖堂の横腹にいくつかのドームがくっついてる。特に金色のドームはとても印象に残る。 -
ヴァヴェル城の大聖堂での結婚式
この日が土曜日ということもあってか結婚式が行われていた。結婚式を行うから,見学者を閉め出すということもなく,大聖堂を見学する人は誰でもこれを見ることができる。
この結婚で,とても素敵だと思ったことは,式の終わり近くに大聖堂の西側入口の上にあるオルガンに合わせて女性がアベマリア(?)を朗々と独唱したこと。聖堂内部にオルガンと歌声が響き渡り,終わった時には思わず拍手をしてしまう観光客もいた。
この大聖堂を訪れる人は,是非とも土曜日に行って,このオルガンと歌声を聞くと良いと思う(いつでもやっているかは保証しませんが)。 -
聖ペテロ聖パウロ教会の塀にズラリと並んだ聖人像
ヴァヴェル城の帰り道,聖ペテロ聖パウロ教会に寄った。この教会は中央市場広場からヴァヴェル城に向かう途中にあるが,先にここに寄っていると時間がなかったので,先に城に行ってからにした。
この教会で印象深かったのは教会それ自体よりも,この写真の塀にズラリと並んだ聖人像。10体近くの聖人像が並び圧巻だった。 -
西陽に照らされたヴィスワ川
この写真はヴァヴェル城の竜の洞窟を出たところにある広場からヴィスワ川を見た眺め。旧市街の喧噪とはかけ離れた風景があった。 -
店の入口の上にあった聖母像
この聖母像は比較的大きく良いものだったと思うが,この他にもクラクフの家の角や窓の脇などに色々な聖母像がある。 -
店の入口の上にあった動物のレリーフ
この店の入口には得体の知れない動物のレリーフがあった。この他にもクラクフの街中には,熊や象などのレリーフがいくつもある。最初はレリーフのある家の商売を表しているのかと思ったが,それでは動物の意味が分からない。何の意味があるのかな???
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この旅行記へのコメント (2)
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- つーさん 2005/09/04 07:05:58
- 小説を
- はじめまして、極楽蝶さん☆とはいっても何度か以前からお邪魔させて頂いて
おりましたが、つーと申します。旅行記楽しく拝見させて頂きました。
クラクフすごく綺麗な街並みですね。文面からその街の雰囲気なんかが
すごく丁寧に伝わってきました。なんだか旅行記を最後までじっくり読んで
写真をじーっと眺めていたら、一冊短い小説を読んだような気分になることが
できました★
織物会館のカフェの写真、静かな朝の雰囲気が感じられて、こんなところで
お茶でもしたいなぁって思いました。他の旅行記もこれから拝見させて
頂きますね♪では早起き頑張ってください!!
- 極楽蝶さん からの返信 2005/09/04 19:53:21
- RE: 小説を
- つー様
旅行記へのご感想を頂きまして,ありがとうございます。
極楽蝶です。
クラクフの感想を思いつくままに書いた文書ですので,このようなご感想を頂けるとは思ってもいませんでした。恐縮です。
クラクフには3泊しましたが,ここを見学できたのはそのうちの1日だけ。チョット消化不良です。しかし,これももう一度行ってみたい,という思いにさせるので楽しみは次回にとっておきます。
そうそう,しっかりと早起きをしないといけませんね。でも,レンタカーを利用したり,デジタルカメラを使い始めると。次ぐ日のルートの確認,撮影した写真の整理などいろいろあり,どうしても夜が遅くなってしまいます。その上,夜景を撮りに行ったりすると,寝るのは午前3時頃になります。もう少し,日程に余裕をみて計画する必要があるでしょうね。
今後とも,よろしくお願いします。
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