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別府に2泊して温泉三昧。もちろん、地獄巡りも。

九州一周 - 佐賀 + 出雲の旅 その10 大分・別府編

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2005/05/11 - 2005/05/26

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mamimu

mamimuさん

別府に2泊して温泉三昧。もちろん、地獄巡りも。

  • 2005年5月19日 大分県 別府<br /><br />ホテルは7Fぐらいだったのでいい眺め。<br />別府タワーがよく見えた。<br /><br />この日は、夕方に別府到着後、夕ご飯を買出しに行ったついでに、駅近辺をふらふらしてみた。本屋にて、「別府八湯 温泉本」を発見。買おうか迷っていた本。買ってみても中身が期待はずれだったら荷物になるだけだし。<br />親切にも、ビニールカバーがかかってないため、中身を簡単に立ち読みできた。なかなか面白そう。これ、買い!<br /><br />ホテルに戻り温泉に入り、洗濯を済ませてから温泉本を読んだ。行こうと思っていた温泉のクーポンはついているし、いろんな温泉が写真つきで紹介されているし、読み応えあり。特に面白かったのが、88湯を制覇した温泉名人たちがお気に入りの温泉の紹介。老舗旅館や大きなホテルではなく、庶民的な小さい温泉を選んだ人が多い。それぞれの名人がタオルなしで入浴している写真にも味がある。<br /><br /><br />泊まったホテルは駅の近くのビジネスホテル。なんだけど、お風呂はやっぱり天然温泉。別府ですから。最上階にあるので眺めもいい。温泉の街って感じがする。

    2005年5月19日 大分県 別府

    ホテルは7Fぐらいだったのでいい眺め。
    別府タワーがよく見えた。

    この日は、夕方に別府到着後、夕ご飯を買出しに行ったついでに、駅近辺をふらふらしてみた。本屋にて、「別府八湯 温泉本」を発見。買おうか迷っていた本。買ってみても中身が期待はずれだったら荷物になるだけだし。
    親切にも、ビニールカバーがかかってないため、中身を簡単に立ち読みできた。なかなか面白そう。これ、買い!

    ホテルに戻り温泉に入り、洗濯を済ませてから温泉本を読んだ。行こうと思っていた温泉のクーポンはついているし、いろんな温泉が写真つきで紹介されているし、読み応えあり。特に面白かったのが、88湯を制覇した温泉名人たちがお気に入りの温泉の紹介。老舗旅館や大きなホテルではなく、庶民的な小さい温泉を選んだ人が多い。それぞれの名人がタオルなしで入浴している写真にも味がある。


    泊まったホテルは駅の近くのビジネスホテル。なんだけど、お風呂はやっぱり天然温泉。別府ですから。最上階にあるので眺めもいい。温泉の街って感じがする。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />夕陽ではありません。朝陽です。<br />早起きが苦手なので、一人旅で心配なのは「起きたらお昼だった」なんていう朝寝坊。<br />そこで、窓の外がすぐ隣のビルなんてことがない限り、カーテンは閉めないで寝る。そうすると、朝になると明るくなるから何となく目が覚める。<br /><br />この日も、カーテンを閉めないで寝た。早朝、あまりの眩しさに目が覚める。窓の外を見ると、海と朝陽が見えていい景色。あまりの美しさにしっかり写真撮影。そしてまた寝た。朝寝坊と同じくらい、二度寝も得意なもんで。

    2005年5月20日 大分県 別府

    夕陽ではありません。朝陽です。
    早起きが苦手なので、一人旅で心配なのは「起きたらお昼だった」なんていう朝寝坊。
    そこで、窓の外がすぐ隣のビルなんてことがない限り、カーテンは閉めないで寝る。そうすると、朝になると明るくなるから何となく目が覚める。

    この日も、カーテンを閉めないで寝た。早朝、あまりの眩しさに目が覚める。窓の外を見ると、海と朝陽が見えていい景色。あまりの美しさにしっかり写真撮影。そしてまた寝た。朝寝坊と同じくらい、二度寝も得意なもんで。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />海地獄にて。見ていて和んじゃう。

    2005年5月20日 大分県 別府

    海地獄にて。見ていて和んじゃう。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />海地獄<br />コバルトブルーの池。でも98度もの高温。<br /><br />「地獄」とは、熱気、熱湯、熱泥が噴出しているところ。「近寄ることもできない、忌み嫌われた土地」であったことから、「地獄」と言われるようになったとか。湯気がでていて、見た目にも地獄のよう。<br />見た目的なこともあるが、作物の栽培に向いていない土地では農業もできず、土地の人々には「生活できない土地」という意味でも地獄であったらしい。<br /><br />そんな土地を「地獄めぐり」として仕掛けて観光地化したのは、亀の井バス創業者の油屋熊八。<br />亀の井バスは今も健在。私もお世話になりました。日本初のバスガイドを生んだバス会社。これからも頑張ってください。

    2005年5月20日 大分県 別府

    海地獄
    コバルトブルーの池。でも98度もの高温。

    「地獄」とは、熱気、熱湯、熱泥が噴出しているところ。「近寄ることもできない、忌み嫌われた土地」であったことから、「地獄」と言われるようになったとか。湯気がでていて、見た目にも地獄のよう。
    見た目的なこともあるが、作物の栽培に向いていない土地では農業もできず、土地の人々には「生活できない土地」という意味でも地獄であったらしい。

    そんな土地を「地獄めぐり」として仕掛けて観光地化したのは、亀の井バス創業者の油屋熊八。
    亀の井バスは今も健在。私もお世話になりました。日本初のバスガイドを生んだバス会社。これからも頑張ってください。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />海地獄の園内には植物園がある。大きな蓮(大鬼蓮)を見ることができる。大きくなった蓮には、小さな子供が乗ることもできるらしい。見てみたかった。

    2005年5月20日 大分県 別府

    海地獄の園内には植物園がある。大きな蓮(大鬼蓮)を見ることができる。大きくなった蓮には、小さな子供が乗ることもできるらしい。見てみたかった。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />蓮の花。匂いが特徴あるって書いてあったけど、よくわかりませんでした。

    2005年5月20日 大分県 別府

    蓮の花。匂いが特徴あるって書いてあったけど、よくわかりませんでした。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />蓮の花。近くで見るとこんな感じ。

    2005年5月20日 大分県 別府

    蓮の花。近くで見るとこんな感じ。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />海地獄のお湯で蒸し焼きにしたプリン。<br />プリン好きならもちろん、買い。

    2005年5月20日 大分県 別府

    海地獄のお湯で蒸し焼きにしたプリン。
    プリン好きならもちろん、買い。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />鬼坊主地獄<br /><br />これは湯気が勢いよく噴出しているところ。<br />その音が「鬼のいびきのよう」と例えられている。

    2005年5月20日 大分県 別府

    鬼坊主地獄

    これは湯気が勢いよく噴出しているところ。
    その音が「鬼のいびきのよう」と例えられている。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />鬼坊主地獄 <br /><br />写真が上手く撮れていないのが残念。<br />土の部分からぽこぽこ噴出している。まるーい見た目が、坊主頭みたいなので、この名前がついた。<br />そのまるーい瞬間を撮るのが難しい。<br /><br />「20年前に来たときはこんなの見なかった!」と思ったら、その頃は閉鎖中だか何だかでなかったらしい。

    2005年5月20日 大分県 別府

    鬼坊主地獄

    写真が上手く撮れていないのが残念。
    土の部分からぽこぽこ噴出している。まるーい見た目が、坊主頭みたいなので、この名前がついた。
    そのまるーい瞬間を撮るのが難しい。

    「20年前に来たときはこんなの見なかった!」と思ったら、その頃は閉鎖中だか何だかでなかったらしい。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />山地獄。<br /><br />見たまんま。山なり。<br /><br />雲仙の地獄と似ている。が、雲仙のほうが広い範囲であるのでスケールが違う。

    2005年5月20日 大分県 別府

    山地獄。

    見たまんま。山なり。

    雲仙の地獄と似ている。が、雲仙のほうが広い範囲であるのでスケールが違う。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />かまど地獄。<br /><br />ここでは、大きなしゃもじを持って記念撮影ができる。<br />これも20年前にはなかったような。<br /><br />昔、お祭りで地獄の噴気で御供飯を炊いた習わしがあったそうです。

    2005年5月20日 大分県 別府

    かまど地獄。

    ここでは、大きなしゃもじを持って記念撮影ができる。
    これも20年前にはなかったような。

    昔、お祭りで地獄の噴気で御供飯を炊いた習わしがあったそうです。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />かまど地獄

    2005年5月20日 大分県 別府

    かまど地獄

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />鬼山地獄 別名、ワニ地獄。<br /><br />鬼山という地名に因んでつけられた。<br />温泉熱を利用して100頭のワニが飼育されている。<br />地元出身の著名人、富永一郎氏の名前をとったイチロウ君がいる。

    2005年5月20日 大分県 別府

    鬼山地獄 別名、ワニ地獄。

    鬼山という地名に因んでつけられた。
    温泉熱を利用して100頭のワニが飼育されている。
    地元出身の著名人、富永一郎氏の名前をとったイチロウ君がいる。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />白池地獄<br /><br />噴出時は無色透明の湯。なんだけど、池に落ちて温度と圧力が低下すると自然に青白色になってくる。<br />別府には、このような変色湯が存在する。お湯の色が変るって不思議。<br />日帰り温泉で入浴可能なところあり。<br /><br />

    2005年5月20日 大分県 別府

    白池地獄

    噴出時は無色透明の湯。なんだけど、池に落ちて温度と圧力が低下すると自然に青白色になってくる。
    別府には、このような変色湯が存在する。お湯の色が変るって不思議。
    日帰り温泉で入浴可能なところあり。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />金龍地獄<br /><br />噴気が、金色の龍が昇天するように見えることから名づけられた。ここでは温泉熱を利用してバナナを栽培している。たくさんは収穫できないため、貴重ということ。<br /><br />湯気の隙間から垣間見える観音様にお願いをすると、願いが叶うということだけど、、、殆ど常に見えてた。観音様。

    2005年5月20日 大分県 別府

    金龍地獄

    噴気が、金色の龍が昇天するように見えることから名づけられた。ここでは温泉熱を利用してバナナを栽培している。たくさんは収穫できないため、貴重ということ。

    湯気の隙間から垣間見える観音様にお願いをすると、願いが叶うということだけど、、、殆ど常に見えてた。観音様。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />竜巻地獄<br /><br />別府市指定天然記念物の「間欠泉」一定の間隔で熱湯と噴気を噴出する。世界の間欠泉でも休止時間が短いことで注目を浴びている。<br />噴出の仕組みが絵とともに説明された札を読んだ。難しすぎてわかりません。<br /><br />竜巻地獄と血の池地獄は隣り合っている。着いたら、まず竜巻地獄の入口で次の噴出時間を確認すべし。それによってどちらを先に見学するか決めると効率がよい。<br /><br />竜巻地獄の入口で次の噴出までの時間を聞くと、「あと10分くらい」ということ。竜巻見学を先にしたほうがよさそう。ベンチで待ちながら、海地獄で買ったプリンを食べる。ほっと一息。<br /><br />いよいよ噴出の時間。音がしてきたと思ったら、下のほうから熱湯と湯気が少しずつ吹き上げてきた。だんだん勢いが強くなってくる。目が離せない。そして、少し弱くなってきたなーと思ってるうちに噴出量も減ってきて、また元通り静かになった。終了。<br />これが毎日一定の時間をおいて起こる。自然て不思議だ。

    2005年5月20日 大分県 別府

    竜巻地獄

    別府市指定天然記念物の「間欠泉」一定の間隔で熱湯と噴気を噴出する。世界の間欠泉でも休止時間が短いことで注目を浴びている。
    噴出の仕組みが絵とともに説明された札を読んだ。難しすぎてわかりません。

    竜巻地獄と血の池地獄は隣り合っている。着いたら、まず竜巻地獄の入口で次の噴出時間を確認すべし。それによってどちらを先に見学するか決めると効率がよい。

    竜巻地獄の入口で次の噴出までの時間を聞くと、「あと10分くらい」ということ。竜巻見学を先にしたほうがよさそう。ベンチで待ちながら、海地獄で買ったプリンを食べる。ほっと一息。

    いよいよ噴出の時間。音がしてきたと思ったら、下のほうから熱湯と湯気が少しずつ吹き上げてきた。だんだん勢いが強くなってくる。目が離せない。そして、少し弱くなってきたなーと思ってるうちに噴出量も減ってきて、また元通り静かになった。終了。
    これが毎日一定の時間をおいて起こる。自然て不思議だ。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />竜巻地獄

    2005年5月20日 大分県 別府

    竜巻地獄

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />血の池地獄<br /><br />写真では色が薄くなっているが、実際はもっと赤く見える。噴気までが赤色で、日本最古の天然地獄。<br />ここから採取された赤い粘土から作られた「血の池軟膏」は皮膚病に効くと言われている。<br /><br />海地獄は青くて白池地獄は青白色。そして血の池地獄は赤。全て温泉だから熱いのはあたりまえ。それでも、暖色の赤、つまり血の池地獄が最も熱いように見える。実際、それぞれの泉温は海地獄が98度、白池地獄が95度、血の池地獄が78度だから血の池地獄が最も低温。

    2005年5月20日 大分県 別府

    血の池地獄

    写真では色が薄くなっているが、実際はもっと赤く見える。噴気までが赤色で、日本最古の天然地獄。
    ここから採取された赤い粘土から作られた「血の池軟膏」は皮膚病に効くと言われている。

    海地獄は青くて白池地獄は青白色。そして血の池地獄は赤。全て温泉だから熱いのはあたりまえ。それでも、暖色の赤、つまり血の池地獄が最も熱いように見える。実際、それぞれの泉温は海地獄が98度、白池地獄が95度、血の池地獄が78度だから血の池地獄が最も低温。

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />血の池地獄<br /><br />地獄入場者は無料で利用できる足湯がある。<br />あったかくて気持ちよい。<br />この日は天気がよくて、足湯場は日当たり抜群。日を遮る屋根はないので、下からも上からも温められてユデダコ状態。溶ける〜。<br /><br />これで、地獄巡りは終了。この後は温泉巡り♪<br /><br />最初は、「潮騒の宿 晴海」へ。海抜0mの波打ち際にある露天風呂が名物。湯船の目の前には太平洋が広がる。<br />人も少なかったため、開放感抜群。ゆっくりできた。<br /><br />この後、頭痛がしてきたため、ホテルに戻って少し昼寝。たまには休息もしないと。<br /><br />潮騒の宿 晴海<br />落ち着き度 ★★★<br />自然と一体度 ★★<br />見られてるかも?度 ★★<br />交通の便がいい度 ★★★★★<br />また行きたい度 ★★

    2005年5月20日 大分県 別府

    血の池地獄

    地獄入場者は無料で利用できる足湯がある。
    あったかくて気持ちよい。
    この日は天気がよくて、足湯場は日当たり抜群。日を遮る屋根はないので、下からも上からも温められてユデダコ状態。溶ける〜。

    これで、地獄巡りは終了。この後は温泉巡り♪

    最初は、「潮騒の宿 晴海」へ。海抜0mの波打ち際にある露天風呂が名物。湯船の目の前には太平洋が広がる。
    人も少なかったため、開放感抜群。ゆっくりできた。

    この後、頭痛がしてきたため、ホテルに戻って少し昼寝。たまには休息もしないと。

    潮騒の宿 晴海
    落ち着き度 ★★★
    自然と一体度 ★★
    見られてるかも?度 ★★
    交通の便がいい度 ★★★★★
    また行きたい度 ★★

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />紺屋地獄 湯の花小屋<br /><br />昼寝から目覚め、再び活動。<br />次に目指す温泉は「別府温泉保養ランド」<br />別府駅前からバスに乗る。降りる場所がよくわからないうちに通りすぎたもよう。行きすぎたついでに、近くにある湯の花小屋を見学することに。<br /><br />湯の花小屋は、その名の通り、湯の花を製造している小屋。見ての通り、看板に説明があるのだけど、難しくてわからない。藁葺き屋根の姿から想像するに、昔からの方法で製造しているみたい。小屋はたくさんある。

    2005年5月20日 大分県 別府

    紺屋地獄 湯の花小屋

    昼寝から目覚め、再び活動。
    次に目指す温泉は「別府温泉保養ランド」
    別府駅前からバスに乗る。降りる場所がよくわからないうちに通りすぎたもよう。行きすぎたついでに、近くにある湯の花小屋を見学することに。

    湯の花小屋は、その名の通り、湯の花を製造している小屋。見ての通り、看板に説明があるのだけど、難しくてわからない。藁葺き屋根の姿から想像するに、昔からの方法で製造しているみたい。小屋はたくさんある。

  • 2005年5月20日 大分県 別府 <br /><br />この後、「別府温泉保養ランド」へ。<br />入口にあった説明書きを読んで驚いた。「混浴」の文字が。え、聞いてないよ。うーん。やめようか。<br />再びよく読んでみる。と、全てが混浴ではなく、一部のみ。さらに、ここは「コロイド湯」「蒸し湯」「鉱泥湯」などいろいろな湯があるのだけど、私の目当ては「鉱泥湯」。これは混浴表示にはなってるが、女湯でもあるので、混浴と両方あるらしい。なら大丈夫。混浴ゾーンには行かなければいいだけ。意気揚揚と入場。<br /><br />泥湯なので、髪についてしまうことがあるらしく、受付でシャワーキャップをもらえた。ありがとうございます。<br />まずはコロイド湯。これがすごい。温泉に浸かる前に体を洗おうとしても、石鹸類が見当たらない。説明書きを読むと「温泉には殺菌作用があるので、石鹸は不要」とのこと。温泉の湯で体を洗えば、汚れが落ちるということらしい。お肌にいい湯らしく、ニキビにも効くということ。効果に期待して体をこすると、すごいツルツル!効果抜群。<br />前に、雲仙の湯が最もお肌にいい気がしたと書いたが、訂正。よーく旅を振りかえったら、ここが一番だった。<br /><br />コロイド湯を堪能した後、期待の「鉱泥湯」へ。ここは初めて見る光景。泥とは言っても、お湯で薄めてあると想像していたら、大間違い。濃度が濃い。少しゆるくした粘土に浸かっているよう。滑って危険なので、手すりをつたって入る。<br />表示を読むと、ここは温泉が直接噴出しているところ、つまり地獄に直接入浴していることになるらしい。じーっとしていると、あちこちで「ぼこっ。ぼこっ。」という噴出音が時々起こる。入った時は私一人だったので、少し怖かった。<br />さらに、この「鉱泥湯」は普通の温泉より比重が大きくて浮力が高いために、浸かると浮遊感がある。お尻をぺたっと床につけているつもりなのに、どこか浮いた感覚が。不思議な感覚。<br /><br />不思議度、効能、どちらも期待以上で楽しかった。設備が古く、泥で滑る箇所があるため、高齢の方には向かない温泉だと思う。来られなくなる前に、また数回来たいと思った。お薦め度満点。<br /><br />別府温泉保養ランド<br />驚き度 ★★★★<br />お肌つるつる度 ★★★★★<br />静けさ度 ★★★★<br />見られてる?度(混浴の場合)★★★★<br />(混浴には入っていないので、予測で判断)<br />自然と一体度 ★★★<br />(混浴は露天で、渓谷の景色がいいらしい)<br />交通の便がいい度 ★★★★<br />また行きたい度 ★★★★★

    2005年5月20日 大分県 別府

    この後、「別府温泉保養ランド」へ。
    入口にあった説明書きを読んで驚いた。「混浴」の文字が。え、聞いてないよ。うーん。やめようか。
    再びよく読んでみる。と、全てが混浴ではなく、一部のみ。さらに、ここは「コロイド湯」「蒸し湯」「鉱泥湯」などいろいろな湯があるのだけど、私の目当ては「鉱泥湯」。これは混浴表示にはなってるが、女湯でもあるので、混浴と両方あるらしい。なら大丈夫。混浴ゾーンには行かなければいいだけ。意気揚揚と入場。

    泥湯なので、髪についてしまうことがあるらしく、受付でシャワーキャップをもらえた。ありがとうございます。
    まずはコロイド湯。これがすごい。温泉に浸かる前に体を洗おうとしても、石鹸類が見当たらない。説明書きを読むと「温泉には殺菌作用があるので、石鹸は不要」とのこと。温泉の湯で体を洗えば、汚れが落ちるということらしい。お肌にいい湯らしく、ニキビにも効くということ。効果に期待して体をこすると、すごいツルツル!効果抜群。
    前に、雲仙の湯が最もお肌にいい気がしたと書いたが、訂正。よーく旅を振りかえったら、ここが一番だった。

    コロイド湯を堪能した後、期待の「鉱泥湯」へ。ここは初めて見る光景。泥とは言っても、お湯で薄めてあると想像していたら、大間違い。濃度が濃い。少しゆるくした粘土に浸かっているよう。滑って危険なので、手すりをつたって入る。
    表示を読むと、ここは温泉が直接噴出しているところ、つまり地獄に直接入浴していることになるらしい。じーっとしていると、あちこちで「ぼこっ。ぼこっ。」という噴出音が時々起こる。入った時は私一人だったので、少し怖かった。
    さらに、この「鉱泥湯」は普通の温泉より比重が大きくて浮力が高いために、浸かると浮遊感がある。お尻をぺたっと床につけているつもりなのに、どこか浮いた感覚が。不思議な感覚。

    不思議度、効能、どちらも期待以上で楽しかった。設備が古く、泥で滑る箇所があるため、高齢の方には向かない温泉だと思う。来られなくなる前に、また数回来たいと思った。お薦め度満点。

    別府温泉保養ランド
    驚き度 ★★★★
    お肌つるつる度 ★★★★★
    静けさ度 ★★★★
    見られてる?度(混浴の場合)★★★★
    (混浴には入っていないので、予測で判断)
    自然と一体度 ★★★
    (混浴は露天で、渓谷の景色がいいらしい)
    交通の便がいい度 ★★★★
    また行きたい度 ★★★★★

  • 2005年5月20日 大分県 別府 <br /><br />夢幻の里<br /><br />次にきたのは、山間の川沿いにある「夢幻の里」<br />ここは、貸切風呂が4つあり、それとは別に男女別の露天風呂がある。私はお一人様なので、普通の露天風呂へ。<br />受付のおばさまが、「あら〜、今誰もいないから貸切よ。寂しいわね〜。」あらそう。通常料金で貸切。お得だ。<br /><br />ここに来た理由。ガイドブックに、「5月から6月は湯船周辺を蛍が乱舞」とあったから。蛍が舞う中でお風呂なんて素敵☆<br />受付の建物とお風呂とは離れていて、お風呂近辺は暗い。おばさまに「橋を渡ったら左に行って〜」と案内を聞いていたのに迷った。たどり着けないと思った。<br />貸切だったので、写真を撮ってみた。暗い。これは蛍が期待できそうだ。と思い、あまり音をたてないように静かに入浴。待つこと数分。何も起こらず。他の人も来ず。あいかわらず私一人。うーん。まだ蛍の時期には早かったかと一人で結論を出して風呂を出る。<br />今日のお風呂はこれで終わりでないから。次へ急ごう。「あら、早かったのね」という受付のおばさまの声を後に、建物を出て暗い道を引き返す。と、光がふわ〜っと。へ? 蛍でした。何だよ今ごろ。お風呂で出てきてくれればよかったのに。うーん。私は怖がられたのか? まあ、風呂の中であれ外であれ、家の近辺では見られない蛍を見ることができてよかった。<br /><br />さて、次に向かうは「スギノイパレス」ここは高台にあり、眺めがよい。夜景観賞が楽しめる。棚田状に5段になったお風呂も興味深い。期待して行ってみた。<br />いい眺めでした。眺めを楽しめるように、頭を置ける枕のようなものが配置され、仰向けに寝てくつろげる。新しくて設備がよい。<br />香りを楽しめる洞窟のようなお風呂もある。香りは日替わりか月替わり。いい香りが充満していて、癒される。<br />と、褒めるのはここまで。よい施設なんだけど、また行きたいとは思いません。<br />大きいホテルのためか、海外(アジア)からの団体客を受け入れている模様。お風呂でも、外国語がよく聞こえてきた。それは問題ないのだけど、その方たちの入浴マナーが。<br />水は出しっぱなし、タオルはその辺に置きっぱなし。一見、誰かが少しだけ離れた洗い場に見える。実際は、誰も戻ってこない洗い場。<br />出した水は止める、使用したタオルの始末には責任を持つ。これは当たり前のこと。「日本人はマナーに厳しい」なんて問題ではない。夜景や香りで癒されても、不快感をお土産に持たされる。それでは行った意味がない。<br />何か対策を講じないと、日本人のお客が減るでしょう。お客さんの教育というのも、ある意味必要なことなのでは。数年後、ホテルの客層がどうなっているか、ホテルの格はどういう位置付けになっているか。考えるべきでは。<br /><br />夢幻の里<br />静けさ度 ★★★★★<br />自然と一体度 ★★★★<br />設備(シャワー等) ★<br />交通の便がいい度 ★<br />また行きたい度 ★★<br /><br />スギノイパレス<br />静けさ度 マイナス★★★★<br />設備(シャワー等) ★★★★<br />眺めがいい度 ★★★★★<br />交通の便がいい度 ★★<br />また行きたい度 マイナス★★★★

    2005年5月20日 大分県 別府

    夢幻の里

    次にきたのは、山間の川沿いにある「夢幻の里」
    ここは、貸切風呂が4つあり、それとは別に男女別の露天風呂がある。私はお一人様なので、普通の露天風呂へ。
    受付のおばさまが、「あら〜、今誰もいないから貸切よ。寂しいわね〜。」あらそう。通常料金で貸切。お得だ。

    ここに来た理由。ガイドブックに、「5月から6月は湯船周辺を蛍が乱舞」とあったから。蛍が舞う中でお風呂なんて素敵☆
    受付の建物とお風呂とは離れていて、お風呂近辺は暗い。おばさまに「橋を渡ったら左に行って〜」と案内を聞いていたのに迷った。たどり着けないと思った。
    貸切だったので、写真を撮ってみた。暗い。これは蛍が期待できそうだ。と思い、あまり音をたてないように静かに入浴。待つこと数分。何も起こらず。他の人も来ず。あいかわらず私一人。うーん。まだ蛍の時期には早かったかと一人で結論を出して風呂を出る。
    今日のお風呂はこれで終わりでないから。次へ急ごう。「あら、早かったのね」という受付のおばさまの声を後に、建物を出て暗い道を引き返す。と、光がふわ〜っと。へ? 蛍でした。何だよ今ごろ。お風呂で出てきてくれればよかったのに。うーん。私は怖がられたのか? まあ、風呂の中であれ外であれ、家の近辺では見られない蛍を見ることができてよかった。

    さて、次に向かうは「スギノイパレス」ここは高台にあり、眺めがよい。夜景観賞が楽しめる。棚田状に5段になったお風呂も興味深い。期待して行ってみた。
    いい眺めでした。眺めを楽しめるように、頭を置ける枕のようなものが配置され、仰向けに寝てくつろげる。新しくて設備がよい。
    香りを楽しめる洞窟のようなお風呂もある。香りは日替わりか月替わり。いい香りが充満していて、癒される。
    と、褒めるのはここまで。よい施設なんだけど、また行きたいとは思いません。
    大きいホテルのためか、海外(アジア)からの団体客を受け入れている模様。お風呂でも、外国語がよく聞こえてきた。それは問題ないのだけど、その方たちの入浴マナーが。
    水は出しっぱなし、タオルはその辺に置きっぱなし。一見、誰かが少しだけ離れた洗い場に見える。実際は、誰も戻ってこない洗い場。
    出した水は止める、使用したタオルの始末には責任を持つ。これは当たり前のこと。「日本人はマナーに厳しい」なんて問題ではない。夜景や香りで癒されても、不快感をお土産に持たされる。それでは行った意味がない。
    何か対策を講じないと、日本人のお客が減るでしょう。お客さんの教育というのも、ある意味必要なことなのでは。数年後、ホテルの客層がどうなっているか、ホテルの格はどういう位置付けになっているか。考えるべきでは。

    夢幻の里
    静けさ度 ★★★★★
    自然と一体度 ★★★★
    設備(シャワー等) ★
    交通の便がいい度 ★
    また行きたい度 ★★

    スギノイパレス
    静けさ度 マイナス★★★★
    設備(シャワー等) ★★★★
    眺めがいい度 ★★★★★
    交通の便がいい度 ★★
    また行きたい度 マイナス★★★★

  • 2005年5月20日 大分県 別府<br /><br />蛍くんです。こんな写真を撮るのは私ぐらいでしょう。

    2005年5月20日 大分県 別府

    蛍くんです。こんな写真を撮るのは私ぐらいでしょう。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • nao0880さん 2009/05/11 22:46:29
    温泉三昧
    mamimuさん、こんにちは。
    別府温泉保養ランド+夢幻の里+杉乃井パレス棚湯、温泉三昧ですね。
    私にとって、どれも魅力的な温泉です。
    これらを、夜にはしごするなんて、なんと贅沢なこと。
    特に保養ランドは温泉成分が強いので、湯あたりしそうです。

    夢幻の里は、私のランキングでは、別府温泉のトップクラスの温泉です。
    杉乃井さんは、私のときも外国からのお客様がほとんどでした。
    棚湯ではなく、本館のみどり湯のほうが、落ち着いてはいることができました。私一人で、貸切状態でした。

    そうそう、保養ランドの露天風呂は男女別に区別されていますし、温泉の透明度がほとんどありませんので、つかってもよかったかも知れません。
    イメージは、鉱泥温泉の屋外バージョンといった雰囲気、十分に広いので気持ちよかったです。

    お邪魔しました。ではまた。

    mamimu

    mamimuさん からの返信 2009/05/24 15:37:48
    RE: 温泉三昧
    nao0880さん こんにちは。
    コメントありがとうございます。

    温泉三昧、楽しかったです。どこも個性的なので、それを1日で味わえたことは、今振り返ってもホント、贅沢でしたね。

    保養ランドの露天風呂が男女別とは知りませんでした!
    また行くことができたら、今度こそ利用してみたいです。

    夢幻の里は、一人では寂しかったです(笑)また行くことができたら、今度は車の運転ができる人と一緒に行きたいですね。誰かと一緒にゆっくり蛍を見ながらお湯に浸かれたら、とても癒されそうです。

    杉乃井さんは、本館にもお風呂があるんですね。
    落ち着いて入れるほうが私好みです。

    ガイドブックや温泉本を見て、自分で興味を持って選んだ温泉を、「魅力的な温泉」と評価してもらえて嬉しいです。
    この時には足を運べなかったけど、魅力的な温泉は他にもあると思います。また機会があれば、ゆっくり温泉巡りしてみたいです。

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