2005/05/11 - 2005/05/26
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mamimuさん
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別府に2泊して温泉三昧。もちろん、地獄巡りも。
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2005年5月19日 大分県 別府
ホテルは7Fぐらいだったのでいい眺め。
別府タワーがよく見えた。
この日は、夕方に別府到着後、夕ご飯を買出しに行ったついでに、駅近辺をふらふらしてみた。本屋にて、「別府八湯 温泉本」を発見。買おうか迷っていた本。買ってみても中身が期待はずれだったら荷物になるだけだし。
親切にも、ビニールカバーがかかってないため、中身を簡単に立ち読みできた。なかなか面白そう。これ、買い!
ホテルに戻り温泉に入り、洗濯を済ませてから温泉本を読んだ。行こうと思っていた温泉のクーポンはついているし、いろんな温泉が写真つきで紹介されているし、読み応えあり。特に面白かったのが、88湯を制覇した温泉名人たちがお気に入りの温泉の紹介。老舗旅館や大きなホテルではなく、庶民的な小さい温泉を選んだ人が多い。それぞれの名人がタオルなしで入浴している写真にも味がある。
泊まったホテルは駅の近くのビジネスホテル。なんだけど、お風呂はやっぱり天然温泉。別府ですから。最上階にあるので眺めもいい。温泉の街って感じがする。 -
2005年5月20日 大分県 別府
夕陽ではありません。朝陽です。
早起きが苦手なので、一人旅で心配なのは「起きたらお昼だった」なんていう朝寝坊。
そこで、窓の外がすぐ隣のビルなんてことがない限り、カーテンは閉めないで寝る。そうすると、朝になると明るくなるから何となく目が覚める。
この日も、カーテンを閉めないで寝た。早朝、あまりの眩しさに目が覚める。窓の外を見ると、海と朝陽が見えていい景色。あまりの美しさにしっかり写真撮影。そしてまた寝た。朝寝坊と同じくらい、二度寝も得意なもんで。 -
2005年5月20日 大分県 別府
海地獄にて。見ていて和んじゃう。 -
2005年5月20日 大分県 別府
海地獄
コバルトブルーの池。でも98度もの高温。
「地獄」とは、熱気、熱湯、熱泥が噴出しているところ。「近寄ることもできない、忌み嫌われた土地」であったことから、「地獄」と言われるようになったとか。湯気がでていて、見た目にも地獄のよう。
見た目的なこともあるが、作物の栽培に向いていない土地では農業もできず、土地の人々には「生活できない土地」という意味でも地獄であったらしい。
そんな土地を「地獄めぐり」として仕掛けて観光地化したのは、亀の井バス創業者の油屋熊八。
亀の井バスは今も健在。私もお世話になりました。日本初のバスガイドを生んだバス会社。これからも頑張ってください。 -
2005年5月20日 大分県 別府
海地獄の園内には植物園がある。大きな蓮(大鬼蓮)を見ることができる。大きくなった蓮には、小さな子供が乗ることもできるらしい。見てみたかった。 -
2005年5月20日 大分県 別府
蓮の花。匂いが特徴あるって書いてあったけど、よくわかりませんでした。 -
2005年5月20日 大分県 別府
蓮の花。近くで見るとこんな感じ。 -
2005年5月20日 大分県 別府
海地獄のお湯で蒸し焼きにしたプリン。
プリン好きならもちろん、買い。 -
2005年5月20日 大分県 別府
鬼坊主地獄
これは湯気が勢いよく噴出しているところ。
その音が「鬼のいびきのよう」と例えられている。 -
2005年5月20日 大分県 別府
鬼坊主地獄
写真が上手く撮れていないのが残念。
土の部分からぽこぽこ噴出している。まるーい見た目が、坊主頭みたいなので、この名前がついた。
そのまるーい瞬間を撮るのが難しい。
「20年前に来たときはこんなの見なかった!」と思ったら、その頃は閉鎖中だか何だかでなかったらしい。 -
2005年5月20日 大分県 別府
山地獄。
見たまんま。山なり。
雲仙の地獄と似ている。が、雲仙のほうが広い範囲であるのでスケールが違う。 -
2005年5月20日 大分県 別府
かまど地獄。
ここでは、大きなしゃもじを持って記念撮影ができる。
これも20年前にはなかったような。
昔、お祭りで地獄の噴気で御供飯を炊いた習わしがあったそうです。 -
2005年5月20日 大分県 別府
かまど地獄 -
2005年5月20日 大分県 別府
鬼山地獄 別名、ワニ地獄。
鬼山という地名に因んでつけられた。
温泉熱を利用して100頭のワニが飼育されている。
地元出身の著名人、富永一郎氏の名前をとったイチロウ君がいる。 -
2005年5月20日 大分県 別府
白池地獄
噴出時は無色透明の湯。なんだけど、池に落ちて温度と圧力が低下すると自然に青白色になってくる。
別府には、このような変色湯が存在する。お湯の色が変るって不思議。
日帰り温泉で入浴可能なところあり。 -
2005年5月20日 大分県 別府
金龍地獄
噴気が、金色の龍が昇天するように見えることから名づけられた。ここでは温泉熱を利用してバナナを栽培している。たくさんは収穫できないため、貴重ということ。
湯気の隙間から垣間見える観音様にお願いをすると、願いが叶うということだけど、、、殆ど常に見えてた。観音様。 -
2005年5月20日 大分県 別府
竜巻地獄
別府市指定天然記念物の「間欠泉」一定の間隔で熱湯と噴気を噴出する。世界の間欠泉でも休止時間が短いことで注目を浴びている。
噴出の仕組みが絵とともに説明された札を読んだ。難しすぎてわかりません。
竜巻地獄と血の池地獄は隣り合っている。着いたら、まず竜巻地獄の入口で次の噴出時間を確認すべし。それによってどちらを先に見学するか決めると効率がよい。
竜巻地獄の入口で次の噴出までの時間を聞くと、「あと10分くらい」ということ。竜巻見学を先にしたほうがよさそう。ベンチで待ちながら、海地獄で買ったプリンを食べる。ほっと一息。
いよいよ噴出の時間。音がしてきたと思ったら、下のほうから熱湯と湯気が少しずつ吹き上げてきた。だんだん勢いが強くなってくる。目が離せない。そして、少し弱くなってきたなーと思ってるうちに噴出量も減ってきて、また元通り静かになった。終了。
これが毎日一定の時間をおいて起こる。自然て不思議だ。 -
2005年5月20日 大分県 別府
竜巻地獄 -
2005年5月20日 大分県 別府
血の池地獄
写真では色が薄くなっているが、実際はもっと赤く見える。噴気までが赤色で、日本最古の天然地獄。
ここから採取された赤い粘土から作られた「血の池軟膏」は皮膚病に効くと言われている。
海地獄は青くて白池地獄は青白色。そして血の池地獄は赤。全て温泉だから熱いのはあたりまえ。それでも、暖色の赤、つまり血の池地獄が最も熱いように見える。実際、それぞれの泉温は海地獄が98度、白池地獄が95度、血の池地獄が78度だから血の池地獄が最も低温。 -
2005年5月20日 大分県 別府
血の池地獄
地獄入場者は無料で利用できる足湯がある。
あったかくて気持ちよい。
この日は天気がよくて、足湯場は日当たり抜群。日を遮る屋根はないので、下からも上からも温められてユデダコ状態。溶ける〜。
これで、地獄巡りは終了。この後は温泉巡り♪
最初は、「潮騒の宿 晴海」へ。海抜0mの波打ち際にある露天風呂が名物。湯船の目の前には太平洋が広がる。
人も少なかったため、開放感抜群。ゆっくりできた。
この後、頭痛がしてきたため、ホテルに戻って少し昼寝。たまには休息もしないと。
潮騒の宿 晴海
落ち着き度 ★★★
自然と一体度 ★★
見られてるかも?度 ★★
交通の便がいい度 ★★★★★
また行きたい度 ★★ -
2005年5月20日 大分県 別府
紺屋地獄 湯の花小屋
昼寝から目覚め、再び活動。
次に目指す温泉は「別府温泉保養ランド」
別府駅前からバスに乗る。降りる場所がよくわからないうちに通りすぎたもよう。行きすぎたついでに、近くにある湯の花小屋を見学することに。
湯の花小屋は、その名の通り、湯の花を製造している小屋。見ての通り、看板に説明があるのだけど、難しくてわからない。藁葺き屋根の姿から想像するに、昔からの方法で製造しているみたい。小屋はたくさんある。 -
2005年5月20日 大分県 別府
この後、「別府温泉保養ランド」へ。
入口にあった説明書きを読んで驚いた。「混浴」の文字が。え、聞いてないよ。うーん。やめようか。
再びよく読んでみる。と、全てが混浴ではなく、一部のみ。さらに、ここは「コロイド湯」「蒸し湯」「鉱泥湯」などいろいろな湯があるのだけど、私の目当ては「鉱泥湯」。これは混浴表示にはなってるが、女湯でもあるので、混浴と両方あるらしい。なら大丈夫。混浴ゾーンには行かなければいいだけ。意気揚揚と入場。
泥湯なので、髪についてしまうことがあるらしく、受付でシャワーキャップをもらえた。ありがとうございます。
まずはコロイド湯。これがすごい。温泉に浸かる前に体を洗おうとしても、石鹸類が見当たらない。説明書きを読むと「温泉には殺菌作用があるので、石鹸は不要」とのこと。温泉の湯で体を洗えば、汚れが落ちるということらしい。お肌にいい湯らしく、ニキビにも効くということ。効果に期待して体をこすると、すごいツルツル!効果抜群。
前に、雲仙の湯が最もお肌にいい気がしたと書いたが、訂正。よーく旅を振りかえったら、ここが一番だった。
コロイド湯を堪能した後、期待の「鉱泥湯」へ。ここは初めて見る光景。泥とは言っても、お湯で薄めてあると想像していたら、大間違い。濃度が濃い。少しゆるくした粘土に浸かっているよう。滑って危険なので、手すりをつたって入る。
表示を読むと、ここは温泉が直接噴出しているところ、つまり地獄に直接入浴していることになるらしい。じーっとしていると、あちこちで「ぼこっ。ぼこっ。」という噴出音が時々起こる。入った時は私一人だったので、少し怖かった。
さらに、この「鉱泥湯」は普通の温泉より比重が大きくて浮力が高いために、浸かると浮遊感がある。お尻をぺたっと床につけているつもりなのに、どこか浮いた感覚が。不思議な感覚。
不思議度、効能、どちらも期待以上で楽しかった。設備が古く、泥で滑る箇所があるため、高齢の方には向かない温泉だと思う。来られなくなる前に、また数回来たいと思った。お薦め度満点。
別府温泉保養ランド
驚き度 ★★★★
お肌つるつる度 ★★★★★
静けさ度 ★★★★
見られてる?度(混浴の場合)★★★★
(混浴には入っていないので、予測で判断)
自然と一体度 ★★★
(混浴は露天で、渓谷の景色がいいらしい)
交通の便がいい度 ★★★★
また行きたい度 ★★★★★ -
2005年5月20日 大分県 別府
夢幻の里
次にきたのは、山間の川沿いにある「夢幻の里」
ここは、貸切風呂が4つあり、それとは別に男女別の露天風呂がある。私はお一人様なので、普通の露天風呂へ。
受付のおばさまが、「あら〜、今誰もいないから貸切よ。寂しいわね〜。」あらそう。通常料金で貸切。お得だ。
ここに来た理由。ガイドブックに、「5月から6月は湯船周辺を蛍が乱舞」とあったから。蛍が舞う中でお風呂なんて素敵☆
受付の建物とお風呂とは離れていて、お風呂近辺は暗い。おばさまに「橋を渡ったら左に行って〜」と案内を聞いていたのに迷った。たどり着けないと思った。
貸切だったので、写真を撮ってみた。暗い。これは蛍が期待できそうだ。と思い、あまり音をたてないように静かに入浴。待つこと数分。何も起こらず。他の人も来ず。あいかわらず私一人。うーん。まだ蛍の時期には早かったかと一人で結論を出して風呂を出る。
今日のお風呂はこれで終わりでないから。次へ急ごう。「あら、早かったのね」という受付のおばさまの声を後に、建物を出て暗い道を引き返す。と、光がふわ〜っと。へ? 蛍でした。何だよ今ごろ。お風呂で出てきてくれればよかったのに。うーん。私は怖がられたのか? まあ、風呂の中であれ外であれ、家の近辺では見られない蛍を見ることができてよかった。
さて、次に向かうは「スギノイパレス」ここは高台にあり、眺めがよい。夜景観賞が楽しめる。棚田状に5段になったお風呂も興味深い。期待して行ってみた。
いい眺めでした。眺めを楽しめるように、頭を置ける枕のようなものが配置され、仰向けに寝てくつろげる。新しくて設備がよい。
香りを楽しめる洞窟のようなお風呂もある。香りは日替わりか月替わり。いい香りが充満していて、癒される。
と、褒めるのはここまで。よい施設なんだけど、また行きたいとは思いません。
大きいホテルのためか、海外(アジア)からの団体客を受け入れている模様。お風呂でも、外国語がよく聞こえてきた。それは問題ないのだけど、その方たちの入浴マナーが。
水は出しっぱなし、タオルはその辺に置きっぱなし。一見、誰かが少しだけ離れた洗い場に見える。実際は、誰も戻ってこない洗い場。
出した水は止める、使用したタオルの始末には責任を持つ。これは当たり前のこと。「日本人はマナーに厳しい」なんて問題ではない。夜景や香りで癒されても、不快感をお土産に持たされる。それでは行った意味がない。
何か対策を講じないと、日本人のお客が減るでしょう。お客さんの教育というのも、ある意味必要なことなのでは。数年後、ホテルの客層がどうなっているか、ホテルの格はどういう位置付けになっているか。考えるべきでは。
夢幻の里
静けさ度 ★★★★★
自然と一体度 ★★★★
設備(シャワー等) ★
交通の便がいい度 ★
また行きたい度 ★★
スギノイパレス
静けさ度 マイナス★★★★
設備(シャワー等) ★★★★
眺めがいい度 ★★★★★
交通の便がいい度 ★★
また行きたい度 マイナス★★★★ -
2005年5月20日 大分県 別府
蛍くんです。こんな写真を撮るのは私ぐらいでしょう。
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この旅行記へのコメント (2)
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- nao0880さん 2009/05/11 22:46:29
- 温泉三昧
- mamimuさん、こんにちは。
別府温泉保養ランド+夢幻の里+杉乃井パレス棚湯、温泉三昧ですね。
私にとって、どれも魅力的な温泉です。
これらを、夜にはしごするなんて、なんと贅沢なこと。
特に保養ランドは温泉成分が強いので、湯あたりしそうです。
夢幻の里は、私のランキングでは、別府温泉のトップクラスの温泉です。
杉乃井さんは、私のときも外国からのお客様がほとんどでした。
棚湯ではなく、本館のみどり湯のほうが、落ち着いてはいることができました。私一人で、貸切状態でした。
そうそう、保養ランドの露天風呂は男女別に区別されていますし、温泉の透明度がほとんどありませんので、つかってもよかったかも知れません。
イメージは、鉱泥温泉の屋外バージョンといった雰囲気、十分に広いので気持ちよかったです。
お邪魔しました。ではまた。
- mamimuさん からの返信 2009/05/24 15:37:48
- RE: 温泉三昧
- nao0880さん こんにちは。
コメントありがとうございます。
温泉三昧、楽しかったです。どこも個性的なので、それを1日で味わえたことは、今振り返ってもホント、贅沢でしたね。
保養ランドの露天風呂が男女別とは知りませんでした!
また行くことができたら、今度こそ利用してみたいです。
夢幻の里は、一人では寂しかったです(笑)また行くことができたら、今度は車の運転ができる人と一緒に行きたいですね。誰かと一緒にゆっくり蛍を見ながらお湯に浸かれたら、とても癒されそうです。
杉乃井さんは、本館にもお風呂があるんですね。
落ち着いて入れるほうが私好みです。
ガイドブックや温泉本を見て、自分で興味を持って選んだ温泉を、「魅力的な温泉」と評価してもらえて嬉しいです。
この時には足を運べなかったけど、魅力的な温泉は他にもあると思います。また機会があれば、ゆっくり温泉巡りしてみたいです。
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