九州一周 - 佐賀 + 出雲の旅　その7　鹿児島編

2005/05/11 - 2005/05/26

熊本から特急のリレーつばめと九州新幹線を利用して鹿児島中央まで。そこからローカル線で指宿へ。「かすたどん」をお供にして、海辺を散策。また鹿児島中央まで戻って宿泊。

エリア 鹿児島

2005年5月17日　鹿児島県　指宿

熊本から鹿児島まで移動して、いったんホテルへ荷物を預ける。駅の売店で「かすたどん」を仕入れ、再び電車に乗り、指宿へ。長崎からだいぶ南下してきた。駅前は一気に南国ちっく。

2005年5月17日　鹿児島県　指宿

指宿は「砂蒸し風呂」が有名。砂むし会館を目指し、海沿いの道を歩く。今回の旅で最南端の地。いい天気で日焼けしそう。

2005年5月17日　鹿児島県　指宿

2005年5月17日　鹿児島県　指宿

2005年5月17日　鹿児島県　指宿

目的地に着く前に、お腹が減ったのでかすたどんを食す。萩の月もかすたどんも、カスタードが甘すぎず、重くない量なので好き。本場鹿児島で食べるかすたどん。うーん、本格的？

2005年5月17日　鹿児島県　指宿

Q.これは何でしょう？
A.足湯なのです。

注：満潮時には利用不可。

手を入れたら、ホントにあったかかった。海水とは違う。満潮時には海水が入りこむようで、海藻だか苔が付近にあるため、足元を注意する必要あり。

2005年5月17日　鹿児島県　指宿

写真はないのだけど、砂蒸し風呂体験した！
ゆかたを着て砂場へ行き、砂かけ係さんにタオルを渡し、指定された場所に仰向けになると、髪をタオルで保護された後にどんどん砂をかけられる。
あっという間に身動き不能に。砂はあったかくて、じわーっと汗が出てくる。10〜15分くらいが適正な入浴（？）時間。時計があるので、自己管理。肌が弱い人等は長時間の入浴は危険。火傷する場合があるらしい。
「もう出よう」と思ったら、えいっと砂を押しのけて起きあがる。固められているわけではないので、そんなに大変ではない。汗でゆかたはびっしょり。
その後、内風呂で砂や汗を流す。これも温泉。まわりを見ると、背中が真っ赤な人もいる。痛くないのかな。

入浴後、駅までのんびり歩いていると、犬をだっこしたおばあさんに話しかけられた。「いつも浜辺で犬をあそばせているのだけど、今日は強い犬がいるからやめたほうがいいみたい。」指差されたほうを見ると、大きな犬と戯れている一家が。「前に、あの犬と遊んでたらいじめられたみたいで、覚えているのね。あの犬がいるのがわかったから行きたがらないの」とだっこした犬をなでなで。
よくわからないが、おばあさんのお散歩のお供に選ばれたらしい。イヤではないけど、どこまでお付き合いすればよいのやら・・・と考えていると、おばあさんは知り合いに会ったらしい。お話している。「それでは。」と言い残し、その場を去った。ちょっとかわいいおばあさんでした。

2005年5月17日　鹿児島

この日の夕食は、指宿で散歩している時から迷っていた。
「焼酎を飲みに飲み屋へ行くか、黒豚料理のお店へ行くか」
一人で飲み屋は勇気が必要だし、黒豚料理を食べたいが焼酎も試したい。そこで、焼酎があって、黒豚料理も食べられるお店を探した。面倒だったので、駅ビル内で探したら、該当のお店発見。
カウンター席に案内され、芋焼酎のお湯割を飲みながら、黒豚がのった豆腐料理とカツオのたたき、写真にはないが黒豚雑炊を食べた。今まで焼酎はロックでしか飲んだことがなく、お湯割は初挑戦。ガイドブックや新幹線内にあった小冊子では本場ではお湯割で飲むことが多いようなことが書いてあったため、試してみた。ら、ロックで飲むよりお酒がきつく感じられる。一合だけでかなり酔いがまわってきた。もう1種類飲みたかったけど、やめたほうがよさそうだったので断念。残念。

カウンター内には、揚げ物担当らしきお兄さんが料理中。簡単な会話を交わした。長崎から入っていろいろまわり、鹿児島までやってきたことを言うと、「長崎のほうとこの辺では何か違いますか？」と聞かれた。そこで、それまで何となーく感じていたこと「長崎より、鹿児島の女の子のほうがオシャレみたい」と言ってみた。
これは、正直な感想。長崎では、無難な服の人が多くて、アクセサリーやベルト等、何か小物で一工夫させたい人が多いなと感じていた。だけど、鹿児島、そしてその後の宮崎では全体のバランスがよくまとまった格好をしている人が多いと感じた。
予想外の回答をされたであろうお兄さん、「この辺も新幹線が通ったのでかわったかもしれないですね」とのお返事。そうかもね〜。
一人でカウンターに座り、カウンター内の料理人さんと会話しながら呑む。私らしくない、大人な行動でした。

2005年5月18日　鹿児島

桜島がよく見えると評判の山の展望台から。見せません。この日は朝から大雨。

2005年5月18日　鹿児島

西郷洞窟
西郷隆盛が亡くなる直前まで潜伏していた洞窟。
せまい。雨のせいで大きな水溜りができていて、近くまで行くのに靴がびしょびしょになった。

2005年5月18日　鹿児島

洞窟のそばのトンネル。何かあるわけではないのだけど、撮ってみたらいい具合に怖い雰囲気になってるから保存しただけ。普通のトンネルです。

2005年5月18日　鹿児島

西郷隆盛終焉の地。
西南戦争は、西郷隆盛が先導して起こしたのだと思っていたが、洞窟や終焉の地の説明文を読むと、そうではないらしい。家来だか子弟だかが事件を起こして、それが発端で争いに発展したということ。
歴史はまだまだ知らないことがいっぱい。

2005年5月18日　鹿児島

西郷隆盛像。上野は着物を着ているが、こちらは洋服。

2005年5月18日　鹿児島

小松帯刀像。
『竜馬がゆく』にも登場する、幕末の重要人物。徳川慶喜が大政奉還を各幕府代表の前で発表した時、その場にいた。

2005年5月18日　鹿児島

若き薩摩の群像
1865年に留学した薩摩藩士17人の銅像。帰国後に政治、経済などで活躍した人々も多い。（初代文部大臣、森有礼など）

2005年5月18日　鹿児島

イモ好きとしては九州だけでなく全国で販売して欲しいパン。