イヨイヨ最終目的地のモンバサの海・・

1987/03/13 - 1987/04/10

翌日自分達は用意された汽車の旅・・・・・でイザ！モンバサまでの海の旅・・と洒落込みます・・・・思い出して振り返って見れば？？・・無くした荷物で振り出しに戻りながら・約3週間の旅で4人分の服や小物が大きな背荷物バック2個分にもなっていた・・・・成田を出るまで4個あったカメラも今は残り2個だ・・・・素晴らしい海を想像して・・でもその先にあるセイシェル島には行けない・・天国・楽園・と言うくらい素晴らしいと宣伝している・・が・・高いのだ何分イギリス人が手がけえているのとブリティシュエアラインが飛び外国からたくさんの観光客が押し寄せていると言う話だ・・そこにはいく事はないけれども？？その近くの海だ・・・とそれはもう期待して・・の出発だ！！ケニアのナイロビからモンバサまで現在では飛行機が一番速くて便利・・20年前にも勿論飛行機はあるが？？貧乏旅行ではここは節約・・・などと気張りながら・・またまた楽しい旅に一味を付けてくれることになりました。
20年前の列車はまだ車体が重く事故でも起きれば脱線し、線路に放りだされてしまうだろう・・・と言う不安を持ちながら・・日本でさえも中々見ることが出来なくなった車体の列車に乗り込む・・・・・・・昔東北新幹線が開通する前の時代には三陸東海道本線で12時間揺られて岩手県釜石にある田舎まで何度往復しただろう？？子供ながらその長い旅が寝るだけの為に寝台車でトコトコと揺られて走る汽車の音が懐かしく感じるそんな車体の揺れを思い出す旅の始まりだった・・・・20年前のナイロビ駅の様子は、何も売られてなくて閑散とした寂しい駅だった・・まあ？？バンコク駅もチェンマイ駅も今でさえも閑散としているので？何処も同じ或いは日本の駅が出来すぎなのかも知れない・・・・・・・・・
朝、汽車に乗り込み渡されたキップの席に座れば？？何と寝台車？？そんなに長い旅になるのかな？？と下調べもしないまま乗り込んだせいで・・何もすることもなくて・・・読める本もないし・・新聞はスワヒリ語文字でチンプンカンプンだし？・・でも辺りを見渡せば？？・・・・ケニア人がしていたオセロを真似して作成し四六時中明け暮れていた・・・・・他にすることも無ければ？？するしかない！！てか？？？ケニア人がそれにお金を掛けているので？？真似してみた？？
案外面白い・・ケニア人は真面目なのか？？覚えるとそれだけで勝とうとするので・・自分らは勝率95％と言う高さで勝ち抜いてしまい・・お金がざくざく入る・・でもやはりそこは若い人間なので・・？お金は最終的には返したが？？ケニア人はそれを見て日本人は馬鹿だと言う！！勝利で得たお金なんだから当たり前だと言う！でもそれでこのお金を巻き上げたりするということにでもなれば？？正直その後が自分達には恐怖だったからだ・・少しは勉強しましたからね・・痛い思いもこれ以上はしたくないと言う思いもあったのだ〜〜〜〜〜
3時間ほど経過してから・・友人がトイレから戻ると赤い顔で・・具合が悪そうだ？？マズイこれは何かに遣られている・・事情を聞けば？2日前からおしっこが沁みる？・と言うではないか？それも微熱がありながら？どうして今まで元気でいられたのだろうか？そこまで元気でこられた理由は残された旅を壊したくないと言う心から・・・馬鹿だな？？と皆で元気付けながら？医者を探した・・運良く医者が乗り合わせていることを祈りんがら・・・・1時間経過熱は下がる何処か？上がりだしている？どうも大事な部分が痛いらしい・・・マジでクスリを手に入れなければ危ないなあ？？と感じはめていた！
2時間ようやく車掌さんがお医者様を連れて来てくれた、イスラム系だが何とかコンドは人の医者らしい・・全員外に出された通訳の為またかあ？？？自分が代表で中に残ることとなる。まあ言いか？？何とかなるだろう・・？？？？？
何と・・？？大事な部分がまっかっかにジバレしているではないか？膿が？出てる・・オイ！サファリーで何したんだ？？と急に怒鳴る自分・・シーとドクターに宥められ・・ドクターはこれは水が悪くてばい菌が入りましたね・・・・・あんまり良い状態では在りません、正直言えば病院に入院して欲しいところですが・・それも気の毒なので・・抗生物質のクスリと解熱剤のクスリを出しておきます。注射もして置きますが？？もし膿が止まらなければ？？手術をして摘出しないと危ないです・・・ハイ！！摘出？？手術？？てどんな？？・・・部屋を出ると先生は皆の前で正直大変な状態です。もし熱が引かなければ？モンバサに着いたら直ぐ病院に入院する事・・それから膿が止まらなければ？大事な部分は使い物にならなならなくなるだろうと言うこと？？んんん？？なんだ？男じゃなくなるってことか？？？まさか？？だろう？彼女の泣き顔を見るに耐えなくて・・どう慰めたら良いのやら？？？大丈夫だから・・と励ますだけで・・どうする事も出来ないまま・・汽車はモンバサまで残すところ1時間となっていた・・・

エリア モンバサ(ケニア)

それでなくても古びた感じがアフリカ？風でしょ？？というのもへんですが・・それこそ何もない駅で無人化しているのかとさえ思う静かな駅なんです。
突然トイレの入り口など失礼オバ・・・・（.＿.）//

機関車の運手席やカオを見ていると？？昔、ＮＨＫで放送していた？トーマスと言う機関車の話を思い出します。このトーマスの作成はイギリスです。これらの汽車などがその機関車などを原型にして作成されたと言う話を聞き・・20年も前にこの機関車を見てトーマスを作成したイギリスと言う国もチョット浸しみ深い気がしました。

機関車といえど車体とカオのイメージが少し異なるので面白いんです。でも全体から見るとこんな感じです。

これなんか？機関車の停留地とか切り替え路線など同じイメージが湧きます・・トーマスのドラマと言うかナレーションがアンパンマンのお姉さんだったことが話題を呼んでの作品なんかも知れません。20年前には其処まで勿論考えませんでした。まだトーマスも放送されていなければ？アンパンマンもありません？？でした？？よね！！

機関車の車体の色彩が物凄く鮮やかで印象に残る顔が楽しい思い出になりました。

****モンバサ*****
モンバサは、ナイロビに次ぐケニアの第２の中心都市です、ケニア、ウガンダ鉄道の起点の街でもあり、国際港湾都市でもあります。インド洋に面した島で、本土とは西方と北方では橋でむすばれている。
南はフェリーで渡り、スルタンの時代からのイスラムの歴史が深く刻み込まれた港町だ、黒く顔だけ出すイスラムの服を着た女性が目につきます、ナイロビやアンボセリではあまり見かけない姿だった。街の中にはいたるところにモスクがあり、アザーンの祈りが響いている・・それが不思議とモンバサの海とマッチしている。ケニア・・アフリカと言うイメージから？また変った姿を見た気がする。

何とか？モンバサに到着したのが?既に夜でホテルに入り直ぐ病院に向かう手配を頼み・・自分ひとりがついて病院に行く事となった・・朦朧とした意識の中で女にはなりたくないと叫んでいるのが妙に可笑しくてまた、その意味が分かるのが自分だけだった事を言いことに笑い過ぎて涙が止まらなかったが・・現地の人は皆心配しすぎて・ないているのだと思い込んでいたらしくて・・後で聞いて申し訳なく思うが？？しかし?今思い出しても笑いが止まらない・・・病院に入院する手続きをして医者と話してみて分かる事は・・水が地下水では間に合わなくて、雨水を溜めて使用しているのが現状だが？？どうしても街から外の溜水は動物が飲むことがあるため清潔ではないし、ばい菌が繁殖しやすい状況にあるので、現地では良く起こるということだ・・しかしまれに不能になることがあるので気をつけていなければならないが？？一応膿を出したので熱が下がれば大丈夫でしょう・・海に入るのだけは駄目です！と厳しいお言葉・・まあ死ぬよりいいよね！女になるより良いよね！！

この旅行記へのコメント （1）

• さすらいおじさんさん 2005/07/02 10:10:32

  私も１５年前にローカル列車で東北を回りました。釜石、遠野などいい思い出です。

  adsawin2さん
  私も１５年前にローカル列車で東北を回りました。釜石、遠野などいい思い出です。
  ケニアでは病気の恐怖も体験されたのですね。ほんとにすごい旅ですね。