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チャームのお寺で、お葬式の家族と酒を飲んだ。<br />ほとんどのお寺に火葬の設備が有るここは知っていたが、<br />釜の中まで見ることが出来るとは、<br />同じ仏教でも、死んだら天国へ行く大乗仏教と、ほかの物に生まれ変わる小乗仏教、<br />私の頭ではとても理解出来ない経験をした。<br /><br />1つのページを写真数枚でまとめました。<br />写真をクリックすると、大きくなります。<br />2度目はさらに大きくなります。<br />興味を持っていただけたらクリックして下さい。

チャーム お葬式 

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2005/06/04 - 2005/06/06

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bota

botaさん

チャームのお寺で、お葬式の家族と酒を飲んだ。
ほとんどのお寺に火葬の設備が有るここは知っていたが、
釜の中まで見ることが出来るとは、
同じ仏教でも、死んだら天国へ行く大乗仏教と、ほかの物に生まれ変わる小乗仏教、
私の頭ではとても理解出来ない経験をした。

1つのページを写真数枚でまとめました。
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  • ワットチャームの洞窟の仏像を見た後、<br />奥の建物へ行くと、<br />葬式の祭壇が飾られていた。

    ワットチャームの洞窟の仏像を見た後、
    奥の建物へ行くと、
    葬式の祭壇が飾られていた。

  • いつものように図々しく中へ入り、写真を写す。<br />お坊さんへのお礼なのか、祭壇の横に黄色い衣がおいてある、<br />これが本との意味のお布施だろう。(写真中左)<br /><br />外へ出ると、数人の人が酒を飲んでいた。<br />

    いつものように図々しく中へ入り、写真を写す。
    お坊さんへのお礼なのか、祭壇の横に黄色い衣がおいてある、
    これが本との意味のお布施だろう。(写真中左)

    外へ出ると、数人の人が酒を飲んでいた。

  • おじさんが、タイ焼酎をコップ三分の一ほどついで飲むよう進めてくれた。<br />(写真右上)<br />アルコール30度位の酒、一気に飲み干すと、<br />皆が「オオ」と歓声、<br />もっと飲めと、酒盛りに参加。<br />亡くなった方は誰かと聞くと、酒を勧めてくれたおじさんの息子さん、<br />葬式とは思えないなごやかな雰囲気にとまどう。

    おじさんが、タイ焼酎をコップ三分の一ほどついで飲むよう進めてくれた。
    (写真右上)
    アルコール30度位の酒、一気に飲み干すと、
    皆が「オオ」と歓声、
    もっと飲めと、酒盛りに参加。
    亡くなった方は誰かと聞くと、酒を勧めてくれたおじさんの息子さん、
    葬式とは思えないなごやかな雰囲気にとまどう。

  • 家族に集まってもらい、祭壇の前で写したが、暗い雰囲気は全くなく、明るい笑顔。<br />火葬は4日ほど焼き、今日が最後の日、体は灰なって行くが魂はこの世に残り、新しい人間に生まれ変わる、<br />今よりもっと良い人生が待っていることを信じ、願っているのか。<br />わずかな時間、のぞいただけではとても理解できない。<br />昨日来ればもっと面白い物が見られたと、おじさんは話す。面白い物?<br /><br />4時からお坊さんが来て、最後のお別れ会をするとのこと、<br />それまで飲んでいたら、さすがに体が保たない、<br />その時間にまた来るからと別れ、ホアヒンまで足を延ばした。

    家族に集まってもらい、祭壇の前で写したが、暗い雰囲気は全くなく、明るい笑顔。
    火葬は4日ほど焼き、今日が最後の日、体は灰なって行くが魂はこの世に残り、新しい人間に生まれ変わる、
    今よりもっと良い人生が待っていることを信じ、願っているのか。
    わずかな時間、のぞいただけではとても理解できない。
    昨日来ればもっと面白い物が見られたと、おじさんは話す。面白い物?

    4時からお坊さんが来て、最後のお別れ会をするとのこと、
    それまで飲んでいたら、さすがに体が保たない、
    その時間にまた来るからと別れ、ホアヒンまで足を延ばした。

  • 4時に行くとお別れ会は始まっていた。<br />家族は祭壇に手を合わせるのではなく、お坊さんの方を向いている。

    4時に行くとお別れ会は始まっていた。
    家族は祭壇に手を合わせるのではなく、お坊さんの方を向いている。

  • 会葬者は、白い紙で出来た造花を一つずつ持ち、<br />釜の横にある黄色いロウソクで火をつける。<br />きれいな造花なので一つもってみんなの所へ行くと、友人もほかのおじさんにも一斉に「だめ−−」と言われ火葬の釜へ入れる。<br />日本へ帰りタイ人に聞くと、相手に手渡しでとってあげることも、きれいと言うこともだめ、無言で釜へ入れる物で、もって帰るなど絶対にいけないそうだ。<br />

    会葬者は、白い紙で出来た造花を一つずつ持ち、
    釜の横にある黄色いロウソクで火をつける。
    きれいな造花なので一つもってみんなの所へ行くと、友人もほかのおじさんにも一斉に「だめ−−」と言われ火葬の釜へ入れる。
    日本へ帰りタイ人に聞くと、相手に手渡しでとってあげることも、きれいと言うこともだめ、無言で釜へ入れる物で、もって帰るなど絶対にいけないそうだ。

  • 火のついた花を釜の中へ投げ入れ、お別れをしていた。<br /><br /><br />釜の炎の写真、考えましたがリアルすぎるので乗せるのやめました。

    火のついた花を釜の中へ投げ入れ、お別れをしていた。


    釜の炎の写真、考えましたがリアルすぎるので乗せるのやめました。

  • お別れがすんだ人たちに、タイの人たちが暑いときよく嗅いでいる、香料の入った小瓶を渡して行く。<br /><br />この後写真には写せなかったが、1バーツ硬貨をまき、皆が拾っていた。

    お別れがすんだ人たちに、タイの人たちが暑いときよく嗅いでいる、香料の入った小瓶を渡して行く。

    この後写真には写せなかったが、1バーツ硬貨をまき、皆が拾っていた。

  • 皆がそれぞれにテーブルに着き、酒を飲み出す。<br />やはり皆笑顔で、涙している人は見かけなかった。

    皆がそれぞれにテーブルに着き、酒を飲み出す。
    やはり皆笑顔で、涙している人は見かけなかった。

  • 喪主のおじさんは、各テーブルを回り声をかけて行き、<br />お手伝いの人たちの所にも顔を出している。<br /><br />写真上の料理、私だけに出してくれた物。<br />生っぽい肉の歯触りで味も良く、食べ過ぎて夕食は軽くすますことになった。

    喪主のおじさんは、各テーブルを回り声をかけて行き、
    お手伝いの人たちの所にも顔を出している。

    写真上の料理、私だけに出してくれた物。
    生っぽい肉の歯触りで味も良く、食べ過ぎて夕食は軽くすますことになった。

  • おじさんが、後まで残ってくれるかと言ってくれたので、最後まで見せてもらうことにした、<br />ほかにも色々な料理が出て、酒の席になるのかと思ったが、ほかのテーブルには料理は出なかった。<br />袋に料理を入れていたので、皆家に持ち帰ったのだと思う。<br /><br />いつものように、私の住んでいる田舎の写真を見せる。<br />一人の人が、どれか一枚だけ写真が欲しいというのでOKすると、川を写した雪景色の写真を選んだ。

    おじさんが、後まで残ってくれるかと言ってくれたので、最後まで見せてもらうことにした、
    ほかにも色々な料理が出て、酒の席になるのかと思ったが、ほかのテーブルには料理は出なかった。
    袋に料理を入れていたので、皆家に持ち帰ったのだと思う。

    いつものように、私の住んでいる田舎の写真を見せる。
    一人の人が、どれか一枚だけ写真が欲しいというのでOKすると、川を写した雪景色の写真を選んだ。

  • 火葬の火も少しずつ小さくなった頃、スコールがやってきて、しばらく土砂降り、<br />雨も上がり、ふと見上げると葬儀場の屋根から虹が架かっている。<br />すばらしいタイミング、私たちが見れば、まさに感動的な映画の一シーンを見ているような。しばらくシャッターを切るのも忘れて見入ってしまった。<br />でも天国へは行けないタイの人、私の感激は全く理解できないような雰囲気、友人は鳥肌が立ったと言う、なぜかわからず日本へ帰りタイ人に聞くと「虹は何かのお告げ、葬式だから死んだ人が何かを伝えたいのでは、私も鳥肌が立った」とのこと。<br /><br />会場の人たちも少しずつ減り、夕暮れも近づいたので写真を送ることを約束し別れを告げた。<br />国民性の違い、宗教の違いをしっかり感じた一日だった。

    火葬の火も少しずつ小さくなった頃、スコールがやってきて、しばらく土砂降り、
    雨も上がり、ふと見上げると葬儀場の屋根から虹が架かっている。
    すばらしいタイミング、私たちが見れば、まさに感動的な映画の一シーンを見ているような。しばらくシャッターを切るのも忘れて見入ってしまった。
    でも天国へは行けないタイの人、私の感激は全く理解できないような雰囲気、友人は鳥肌が立ったと言う、なぜかわからず日本へ帰りタイ人に聞くと「虹は何かのお告げ、葬式だから死んだ人が何かを伝えたいのでは、私も鳥肌が立った」とのこと。

    会場の人たちも少しずつ減り、夕暮れも近づいたので写真を送ることを約束し別れを告げた。
    国民性の違い、宗教の違いをしっかり感じた一日だった。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • ケントマイルドさん 2005/06/30 00:57:23
    いきなり・・・・
    いつもどうも・・。

    ホアヒン方面に行かれるとの事で、ビーチの
    ”旅行記”等を掲載されるものと思っていま
    したが。いきなり”葬式”とは・・・。
    ディープすぎて凄いです、それもタイ人の中
    に溶け込んだ体験は羨ましいです。

    下の掲示板にも書かれていましたが、「何が
    起こるか分からない」・・・いいですねぇ、
    私も目指している旅のスタンスです。(偉そう
    な事を言ってすみません)

    これからも旅行記楽しみにしています。

    それから・・「誕生日、おめでとうございます。」
    今日ですよね。

    bota

    botaさん からの返信 2005/06/30 22:03:19
    RE: いきなり・・・・
    お祝いの言葉ありがとうございます。

    タイにフィルム忘れてきてしまい、旅行記の最初の部分が作れないため、
    後で作る予定の葬儀を先に作りました。
    チャーム旅行記本体は、フィルムが届いたら完成したいと思っています。
    今回、最初のうちは、思うように行かず、はずれの旅行かと思ったが、
    徐々に思う以上の事が起き、最後の夜にはガイドのアパートの住人と一緒に飲み過ぎ、深夜のフライト、飛行機に乗り込むのに、結構しんどい思いをしました。
     
    後三百数十日、待ち遠しい日々が続きます。
  • dokmaiさん 2005/06/25 21:05:02
    待っていました!
    しかし、凄い写真の量ですね!
    上手にアップされ、PCもお達者だと存じます。

    お葬式の内容も感想も素晴らしいです!タイ語力も!
    どうしてそういう経緯になったのか知りたかったですね。

    いつもながら、地元の方に密着された良い旅をなさったことがうかがい知ることができました!

    bota

    botaさん からの返信 2005/06/29 17:14:10
    RE: 待っていました!
    投票ありがとうございます。
    何でこんな事になってしまったのか。初めてタイへ行く3ヶ月ほど前までは、場所すらほとんど知らなかったのに、タイの人たちの器の大きさ、立ち入って行くとどんどん受け入れてくれる、そんなところにはまってしまい、計画らしい計画は何もない、行き当たりばったり、何が落ちているかわからない物を探すような旅行をしています.
    面白そうな所を見つけたら、何かが起きるまでシャッターを切りながら、うろうろして待つ、
    その間は、叱られるのではないかなと色々考え、尻がむずむずする思い、
    誰かが声をかけてくれたら大成功、片言のタイ語で自己紹介の後、持っていった写真を見せる、自分の家族、家の周りの風景、特に雪や桜の写真は好評です、
    私の話せるタイの言葉は30位、良い雰囲気になってきたらガイドを呼んでくる。
    カメラを保っていなければ、ただの不振な外国のおっさん、高そうに見えるカメラ(中古で買った安物だけど)は、相手に近づいた時、逆に警戒されなくてすむので、必需品だと思う。
    今度は一ヶ月も行かれるそうで、行動力と恐がりの両方を持っているみ佳さん。
    タイ語が出来るのですから、こちらから話しかけて行けば、どんどん立ち入らせてくれるタイの人、面白い経験が出来るのでは、私が最初に覚えた言葉は、「タイループ ティーニー ダイマイ」ですが、ほとんど使わず写しています。人を写すときカメラを胸のあたりに構え、まず笑顔、相手がにっこりしたらほとんどが撮影OKです。
    タイをご存じの方に、釈迦に説法のような事を書きましたが、楽しい夏休みにして下さい、長期滞在でなければ見えない物、うまくいったら見せて下さい。

    dokmai

    dokmaiさん からの返信 2005/06/30 20:08:25
    RE: RE: 待っていました!
    お誕生日、おめでとうございます!
    オレンジの袈裟がお似合いで素敵な紳士とお見受けしました。

    おっしゃられるとおり、タイの人の器は大きいですよね。
    本当に上手に表現なさいます!
    その大きさに惹かれてつい足が向いてしまうのかもわかりません。

    1ヶ月という短期の観光旅行でもない、長期滞在でもないという中途半端な滞在+年寄り・子供連れという条件で宿選びに悪戦苦闘しています。
    バーンとエンポリの上でも借りるくらいの馬力も無いし、そうかといってバックパッカーの様にもなれない・・・いつも中途半端です。(大体あの有名なカオサンという場所もどこか知らないのです)
    私の本来の目的は習い事ですが、いつも「これが最後かも?」と言って付いて来たがる母も今度ばかりは体調が優れないので、出来るだけの孝行はしたいし・・・と又中途半端です。

    でもそんな中途半端な私でも、いつも笑顔で包んでくれるタイ人の寛容なところが大好きでつい甘えてしまいます。

    bota

    botaさん からの返信 2005/06/30 22:54:04
    RE: RE: RE: 待っていました!
    祝いの言葉ありがとうございます。

    一ヶ月が半端だなんて、短気な私にとっては、かなり長期です。
    タイのお兄さんかお姉さんに、アパートか入口にガードマンが居る一戸建てのレンタル住宅団地探してしてもらえないですか。
    日本の相場で考えれば、結構いけるのでは。
    釈迦に説法ですね

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