二年間暖めたチャーム

2005/06/04 - 2005/06/08

昨年、ホアヒン、チャームを計画していたのに、３日前のガイドとの電話　
「チェンマイの近く、私の実家パヤオへ行かないか」　
との冗談とも思える一言、つい心が動き北部行き。
２年がかりの計画になってしまったが、多くの方々の情報で、
充実した時間を過ごすことが出来た。

カオ・ルアン洞窟の駐車場で出会ったドハデなバス、エアコン無し、白人の観光客が乗っていた。タイの旅でこの車をん選んだ人の気持ちが分かるような気がして、表紙に選んだ私はやはり変な人？

エリア その他の都市(タイ)

到着早々トラブル発生、友人のガイドがいない
公衆電話を探してかけるが、私が悪いのか故障なのかつながらない。
別の電話を探し、６台目ほどでようやくつながる。
「私ターミナル２の去年の所にいるよ」
私のいるのは去年と同じターミナル１、あの馬目・・・
１時間遅れでようやく出発
R35を走っているとお巡りさんが２〜３百メートル置きに立っている。
ラーマ９世がホアヒンの別荘へ行くための警護らしい。
それにしてもホアヒンまで２百キロ、２〜３人立っている所も有ったので、手と足の指では数え切れないほどのお巡りさん、国王への崇拝ぶりが伺える。

今夜の宿泊はペチャブリの予定だったが、ドライバーが行ったことのあるほとんど観光化されてない海水浴場に行かないかとの提案にすぐりる、ペチャブリから十数キロ離れたchao samran beachへ、今回の安ホテル泊りの始まり５００Bのゲストハウスを確保。

今夜の夕食は、砂浜に出来たレストラン？結構雰囲気は良い
料理は豪華、でもこれが激辛、友人もドライバーも「辛いけど美味しいね」確かに美味い、でもこんなに辛くしなくても、日本人の八割以上の人はたべられないと思う、カブトガニも有ったが、テレビなどで美味しくないと紹介されているのでたのまなかった。

激辛のため夜中に数回トイレに起きた、下痢止めを飲まなければかと思ったが、
朝には治まったので一安心。

いつもの朝のさんぽ、海に出てみると子どもや家族ずれが、数組散歩に出ていた。
チャーム、ホアヒンに続く砂浜はかなり広くきれいで、子どもを連れた家族にはもってこいの海水浴場だ。

海岸沿いにいくつもあるバンガロウを抜けて道路に出てみる。
外のスピーカーで朝のお経が流れているだけ、ほとんど面白そうな物はない。
前日自転車でも借りておけば良かったと反省、出勤の人目当ての屋台で托鉢の僧侶発見荷物持ちの青年を連れているから、道路の奥には民家も多く面白い事がと思ったが、どれくらい歩けば良いのかわからないので、二枚だけ写して宿に帰る。

今回の宿は500B、建物は古いが清潔で悪くない、もちろんバスタブなし。
写っている車は四日間お世話になったタクシー

ペチャブリーに戻りカオ・ワンへ
結構高い山の上へケイブルカーで一気に上る。

上へ上がると360度のパノラマ、バンコク方面のどこまで走っても平らな地形が地平線まで続く。

申し訳有りませんが編集の都合、首を左に傾けて見て下さい。

この建物ロープエイは使えなかっただろうに、資材を持ち上げるのに、大変だっただろうなと、どうでも良い事を考える。

ほとんどの国はどこへ行っても国旗が誇らしげに掲げてある。
国旗・国歌でもめているどこかの国、馬鹿な国だと思う。

遠くに見えたプラ・プラン・デーン、行くかどうか迷ったが、せっかくここまで来たのだからと、ふだん運動不足の体にむち打って、でも見る価値は有った。

どこへ行っても猿がいる。
いたずら好きなゲリラ猿の部隊に対抗するため、売店のおばちゃんが愛用の兵器パチンコ

今回気に入った食事はこのような店、トムヤンクンやグリインカレイ、私たちは三人なので五品くらいとご飯をもらい、少しずつご飯にかけて食べる、一品が30B
暑い国なので暖めてないが十分美味しい、このようなお店なら一週間は飽きずに過ごせるだろう。

カオ・ルアン洞窟、なぜ平らな場所に岩だけの山が有るのだろうか、外からも岩の割れ目が見えなかなか風格が有る。

中に入ってみるとかなり広く天井も高い、大きな涅槃像がある。
お参りの人たちが像の体に金箔を張っているが、かなりの厚みになっているようだ。

奥にもう一つ部屋が有る、部屋の奥にはアユタヤの小さなお寺出見たことのある、タイではほとんど見かけない観音像のような仏像が有る。
手前はおなじみの生まれた曜日の神様が、小さい女の子も拝んでいる、日本人は生まれた曜日など知らないから拝むことが出来ない。

ピッザヌロークから来た家族、親せきが集まり車三台で来たそうだ。
子どもを写したフィルムを譲ってくれないか言うので、写真を日本から送ることにして住所を書いてもらった。住所は警察署の名前、警察官らしい。

洞窟の上にも何か有るらしいので上り始めた。カオ。ワンではそれほどの坂でわ無かったが、この登りは運動不足の体にはかなりきつい、やっと入り口につき中に入る。いっしょに来たアルバイトガイドのお兄ちゃんが懐中電池で照らしながら色々説明してくれる。この下にも良い物が有るらしい、友人と運転手は行くと言うが私はリタイヤ、それにしてもかなり滑りやすい地形、観光地なのになんの安全設備もない自然のままがさすがタイ、どれくらいかかったか、二人が帰ってきた時間を考えると行かないのが正解かも。

ペップリーを後にチャーム向かう車中居眠り、気が付くと山道を登っており湖に着いた。
Kaeng Krachanダム、人造湖には興味がないがせっかくつれてきてくれたので少し歩いてみる、（興味が無い所はなぜか写真が写っていない、一枚くらい写せば良いのに）
車に戻りトイレ休憩のつもりで寄ったのがここ、タイで初めて見る清流、景色もよく楽しませてもらった。

ロープを対岸に張っただけの遊技施設だが、水の上というのは気持ちが良い、子どもだけでなく大人も結構楽しんでいる。私もロープに滑車が付いた棒にぶら下がり川の真ん中で飛び込むのに挑戦（中央右小さい写真四枚が私です）日本の川と違い冷たくないから気持ちよかった。

チャームのホテル選びは翌朝の散歩を考え海沿いの北側を選ぶ、通りの看板はほとんどが300Bから、安すぎない、部屋を見せてもらうと窓がない、ベランダから海が見える部屋は400B、そこに決めた。でもエレベーター無しの五階、タイへ来てこんなに動いたのは初めて、エラ・ワンで遠足、洞窟の寺で山登り、川で泳いで今度はスーツケースを持って階段を、足がつりそう。部屋はもちろんバスタブ無し、水道の蛇口はじゃまにならないよう横に向く配慮（日本では壊れていると言う）水はちゃんと出る。

床のタイルがはがれているのも、鉄の階段が錆びているのも写真で見ればわからないから結構良いホテル？でしょ。
掃除は行き届きシーツもきれい、これで1200円なら結構値打ちと気に入って二日も泊まってしまった。

昨朝の不作を挽回しようと予定通り北へ向かって出発、林の中にハンモック、ここで寝ているらしいがみの虫状態なので、近付いてみても人がいるかの確認は出来なかった。
バス停にはやはり屋台、上げパンとか四角いドーナツのような朝食を売っている。
予定通りワット・ナランチャラに到着、入り口の看板も、その奥の像もかなり立派、期待できそう。

お寺の内容は旅行記「チャームお寺」にまとめました。

チャームのホテルは南側に上級クラス、お手頃は北側の海岸道路沿いにある中級ホテルと安ホテル、、タイのローカルな雰囲気を味わうなら道路沿いに色々そろっている北側、お金が有りホテルの施設を使いのんびりするなら南側、ホアヒンより色々な物が安いらしい、

海岸通りで魚介類を売っていた、この海でとれたのか、カニ・エビ・イカ・スズキににた魚、ここでもカブトガニも売っていた。バンコクより安くて新鮮だそうで、帰る日の朝買って帰り、運転手の奥さんに料理してもらった。

タイの駅はホームが日本に比べ低い、駅によっては敷石の所で乗り降りしてる。
駅を囲う物も無く通路は有るが何処から入っても良い、駅前も手前には何もなく奥に切符売り場や待合室が有る。時刻表を写していたらおじさんが無言で指さしてくれた、これから来る電車を教えてくれたのだろうか。

チャームの町を走ってみるが特別車を止めて見るような所もなく、ワットチャームへ行ってみる。朝行ったお寺に比べると珍しい建物があるわけではなく広いだけ、売店のおばちゃんに聞いてみると、山の中腹の洞窟に仏像が有るとのこと、また上るの！がんばって上るとそれほど距離は無かった。

入り口には鐘と小さな仏像、中へはいると正面に二メートルほどの仏像、奥には涅槃像が、規模は小さいが落ち着けるところだ、ここでフィルムが終了、もう少しお見せしたい所も有りましたが、写真が有りません、カオ・ルアン洞窟とは遙かに劣りますが、素朴な感じで落ち着ける場所、チャームで時間が有ったら行って見るかちは有る。

洞窟を降りて奥へ行くとお葬式をしていた。
お葬式の内容は旅行記「チャームお葬式」に纏めました。

お寺を出てホアヒンへ、海はチャームと同じようだがこちらには砂浜だけでなく岩場が有る、市場の上を電車が走っているサムットソン・クラムはかなり広い干潟が有ったが、
初日に泊まったchao samran beachあたりから南に数百キロこのような浜辺が続いているのだろう。

海辺へ行くと網で魚を捕っているタイの人が、長い網を幅広く仕掛け魚を追い込むやり方と（写真下）投網を打つ人、捕れる魚は十センチ以下、たいした収穫はなさそう、白人の娘さんが泳いで来たので、あの人を網でと言うように投網の人に指さすと、彼女「ノオ〜」だって。
あまり時間が無いのでビールを少し飲んでチャームへ帰る。

今回初めてスコールを写すことが出来ました。私がタイへ行けるのは六月か九月、雨季なのでスコールに遭わなかった日は今までに三日ほどしか無い、日本の夕立とはスケールが全く違うスコールに何度も遭っているのに、雨粒のはねた大きさを写すくらいでスコールの迫力を写すことが出来なかったが、今回条件が良く雨の粒も写すことが出来スコールの規模が少しはわかる写真を写すことが出来た。
興味のある方は写真をクリック、もう一度クリックし、画面を大きくして見て下さい。

今日が最後の日、ワット・チャームへの朝の散歩の後、ホテルに帰り青年層にもらった果物を食べバンコクへ、遠くに山並みが見えるが。ほとんど平らな地形に岩の山がぽっかりそびえ立つ地形は、山国の私にとって不思議な地形に見える。

サムット・ソンクラムをすぎたあたりから塩田が広がる。スコールが通りすぎた小雨の中台形に２メートルほど積み上げた塩の山からトラックに積み込んでいる。（この時写したフィルムを友人の部屋に忘れてしまい、送ってもらったが日本に届かないので、お見せできなくてすみません）写真上は塩の山から拾ってきた塩の結晶、写真中に写っているコインは１Bコイン、大きい物は五センチほど有った。
甘みのある美味しい塩で、道路沿いで売っていたので買って帰り梅干しをつけた。

バンコクへもどり友人のアパートで大宴会、時々日本から電話をすると「アパートの前で飲んでるよ」と言っていたのがこのメンバー、言葉は全然通じないのに身振り手振りでしっかり盛り上がった。

料理なチャームで買ってきた海産物を、運転手の奥さんが作ってくれたトムヤムクンと魚料理、おじさんが七輪でイカを焼いている。一人のおじさんが私と同年だった、彼がこっちへ来いと言うので付いて行くと男子便所へ、俺そういう趣味無いからと戻る、タイは友達になると連れションするのだろうか。

宴たけなわだが帰らなければならない、十時過ぎ（だったと思うが酔っている）いっしょに飲んでいた運転手に空港まで送ってもらう、結構酔っていたので二人と別れてからが大変、出国審査もいつもより妙に緊張し、飛行機の座席に座った時ドッと疲れが出た。

この旅行記へのコメント （9）

• Orionさん 2008/02/26 10:38:49

  御訪問いただきありがとうございます

  botaさんこんにちわ
  旅行記チャーム編興味深く読ませていただきました。
  実は今月の訪タイはパタヤにするかチャーム・ホアヒンにするかとても迷いました。
  結局同行した弟の飛行機が深夜着だったのでパタヤにしましたが、とても行って見たい場所です。
  お泊りになっておられる海沿いのエコノミーホテルのくだりは次回の参考にさせていただきます。
  また、いたる所で国旗が誇らしげにはためいているのに比べ国旗・国歌でもめている某国のくだりは全く同感です。
  これからも楽しい旅をお続け下さい。
  ありがとうございました。

• どーりーさん 2007/03/02 15:21:09

  はじめまして！

  botaさん、こんにちは。
  
  素晴らしいですね。とても楽しそうで、読んでいる私も終始ニコニコしておりました（笑）。身振り手振りでしっかり盛り上がった・・・。とても良く分かります。言葉通じなくても気持ちで通じてしまうことって多いですよね。
  
  川のロープ遊び楽しそう！ご飯も美味しそう！
  良いところですね。行きたくなってきた・・・・

  botaさん からの返信 2007/03/03 18:48:59

  RE: はじめまして！

  どーりーさん お便りありがとうございます、タイにはまっているbotaです。
  
  しっかりした主張のある写真、写真に自信を持っておられる方とお見受けしました。
  
  実は私の方から どーりーさんにお便りしようと思っていました。
  今年の旅はカンチャナブリーの先、サンクラブリーまで行こうかと考え、ナムトック、サンクラブリー と一泊ずつ泊まり、三日目にカンチャナブリー を考え、 ラフトハウスの情報を色々調べていました。
  そこで一つ教えていただきたいのは、ラフトハウスでエアコン付きの部屋も見かけましたか、私は蚊が苦手で、いつも蚊取り線香は持って行くのですが、ファンのみの部屋には自信が有りません。
  
  これからもよろしくお願いします。

  どーりーさん からの返信 2007/03/03 21:04:11

  RE: RE: はじめまして！

  botaさん、こんばんは。
  
  私もタイ好きです。食べ物も良いし、人々も良い人ばかりです。
  
  実は、スリー・パゴダ・パスまで行く予定だったのですが、帰りのバスの時間が分からなかったので断念しました。カンチャナブリーからサンクラブリーまでは、ほぼ1時間おきにバスがありました。最終16：30で180バーツです。
  
  蚊は嫌ですね（笑）。ラフトハウスは選べばエアコン付きがあります。だいたい100バーツ高くらいです。私の泊まったC&Cはかなりのボロでエアコン無しです。陸の部屋はエアコン有りです。Sam's River Rafthouseは全てエアコン有ったと思います。350バーツかな。新しい方のシュガーケーンはとても綺麗でしたよ。ここはお薦めです。
  
  また楽しい旅行記楽しみにしています。
  
  

• soraさん 2006/02/28 18:23:07

  はじめまして!!

  botaさん、コンニチワ。
  とっても楽しい旅行記です!!
  アルバムを開くようでとてもワクワクします。
  ローカルの人と知り合うことで、旅は何倍も違う展開になるな〜とつくづく思います。印象に残った土地には必ずまた会いたい人がいるような気がします。
  
  P.Sバスの写真はインドだと思ってしまいました…。
  

  botaさん からの返信 2006/03/01 18:07:15

  RE: はじめまして!!

  vickyご訪問ありがとうございます。タイにはまっているbotaです
  バリ　当分卒業出来なさそうですね。
  私の友達も、バリばかり行っていて一緒に行こうと誘われますが
  私もタイから卒業出来そうに有りません。
  結婚式残念でしたね。前の日の写真見るだけでも、楽しさが伝わってきます。
  
  「ローカルの人と知り合うことで、旅は何倍も違う展開になるな〜とつくづく思います] 私も同感です。
  
  沢山の旅行記、ゆっくり見させていただきます。
  
  

• dokmaiさん 2005/09/17 10:50:30

  素敵な旅です！

  おはようございます！
  不発とありましたが、オリジナリティ溢れてとっても楽しそうです。
  ホアヒンはやはり国王が静養されていらっしゃるので、スムーズに走らない事を想定しておかないとならないようですね。
  カオワン・カオルアン洞窟、しんどかったですか？
  私もは〜は〜言いましたが、猿の方が怖かったです。
  休憩された川は綺麗ですね！それにしても水が冷たくないと言うのは、知りませんでした。
  チャームの安宿（失礼！）次回は、是非トライしてみたいです。
  安宿でもバストイレは我が家より広い！
  
  やはり、タイにお友達がいらっしゃるのですね！
  それは楽しいです！
  しかし、一緒に飲んでいたお友達に送ってもらって、無事ドンムアンに着いて良かった！！

  botaさん からの返信 2005/09/17 19:18:21

  RE: 素敵な旅です！

  こんばんは朝早々にありがとうございます。
  ガイドが友人とはほかの旅行記に書かなかったですね、実はタイ三回目の時のガイドが、「あなたなら会社を通さずガイドするよ」と言ってくれ、それ以来直接電話、昨年パヤオへ行った時、実家へ泊めてもらった翌日「ホテルへ泊まれば友達では無い、家へ泊まってくれたから貴方は友達だ」と言うことで友人に昇格してもらいました。
  
  地方の中級ホテルならどこの国へ行っても同じような雰囲気、日本でも民宿が好きな私は安宿大変気に入りましたが、ロビーの雰囲気無し、エレベーター無し、バスタブ無し、み佳さんにはいかがな物か、
  
  今回タイの多くの人たちといっしょに酒を飲み、タイがますます好きになりました。

  dokmaiさん からの返信 2005/09/17 23:14:25

  RE: RE: 素敵な旅です！

  ガイドさんとお友達になるという話は時々聞きますが、良いですね！
  タイの人は、日本人のようにしゃちほこ張らずに気軽に自宅に泊めてくれるそうで、ｂｏｔａさんのお人柄がうかがえ、羨ましいです！
  
  私では、庶民的なホテルはダメですか？
  う〜ん、エレガント過ぎます？ってのは冗談で、駐在時には見えなかったタイの人々の様子が、タイを離れてみてわかるようになりました。
  今頃になって、新しいタイ発見で、ワクワクしています。
  なので、バンガローにも挑戦してみたいです。
  
  タイの方々との酒盛りは楽しいですか？
  とにかく好きだと言ってくれて私も嬉しいです。
  私ももっともっと仲間に入れて欲しいのですが、言葉の壁が・・・・。
  終わりのない勉強です。