アンボセリでの体験

1987/03/13 - 1987/04/10

でも様を足して・・下を見れば？？オエー蛇が・・鳥食べている・・如何して気が付かないでいたのか？？太陽の光線で目が遣られているので、暗い場所に適応していないのだ・・しかもこの蛇デカイ！！！！鳥といえどスズメのような小さな鳥ではない！丸呑みしようという蛇の口でジタバタ体が動いている・・うウェ・・・・・・止めてくれ体から力がが抜ける・・腰抜け状態になれば次は自分か？？見ないでくれこちらを・・ジート見つめる蛇・・・どうしようかな？？と冷や汗をかきながらも・・じゃね・・お邪魔でした・・と挨拶をして走り出てきながら・・マジで追いかけられたら？？そう思うとぞオーとした・・・流石に餌を食べていたのが救いか？？？早く皆に教えようと車に戻れば？？・・動機が治まるはずもなく・・ドキドキしている心臓が身震いを起こした・・今から思いだしても恐い・・蛇は嫌いだ・・・・・・・・夜中魘された・・・・・・何度も同じ光景を見た！！今までにも最低２０回は見たぞ！
だから蛇は嫌いだ・・・・・自分の腕と同じ幅がある5ｍ以上ある大きさなんだ・・そんなものと目が合えば？？如何します？？？？？？？？卒倒しそうでした眼が合うと言うのは正直・・・・震えます。恐いと言うより自分の足がすくんで動かなくなる？と言う現象でしょうか？このまま固まれば駄目だと言い聞かせながらも、テンポがスローモーション状態なんではないか？と思える位の時間でした（実際には正味２分もないけどね・・）今思い出しても吐き気がします・・・・・・凄く疲れていたり緊張すると夢で魘されて翌朝シーツがビショビショ？？あ！！違うぞお漏らしではないぞ！！！寝汗だぞおお・・・だれだあ？？そこでありえるな？とか言うの・・・（＊＿＊）//

ホー“”　　気を取り直して・・・・とマジで久々に取り乱してしまいました。　
説明している先から汗が浮き出します！！！しかも友人は誰も・・・・・・起きてこのことに気付いた優しい人はいなかったんですよね何と言う可哀想な人間でしょ・・と・・何度も・・情けない！！と思ったことかあ・・・・とにかく！運ちゃんの氷は解けてしまいそれを交換して水を含ませてから・・また運転を再開した・・標識も何もない道・・道なのかさえも不安な広い大地そこにはまだ標識など出てもなく、知るのはドライバーの腕と感！！ダケにも係わらずだ・・？？・・地獄だ・・これで行き先間違えたら・・？如何責任とるんだろうと案外他人行儀な事など頭に浮かべながら・・先にあるのは死かな？？と予感してたりして。しかし何もないし誰もいない・・いるのは小さな池から顔を出したカバの群れと象達だけ・・・どうすんだろこれから・・気が遠くなりそうな長い地獄の時間だった！話相手のいない広い台地・・何の表示もない行き先の分からない道を1人3時間半走り続け既に5時になろうとしている・・ココで一番恐怖を感じていたのはガス欠と日が降りてしまい・・このサバンナに取り残されたら？？生きて戻れるだろうか？？と言う心配で体中が汗の雨・・来ていた服はビショビショで焼けた右手の皮膚が痛！！！何か？何か？ないかなあ・・と遠くを眺めれが人が座る?座っているように見える？？凄い期待でそこまで少しアクセルを踏む・・近くに寄れば？？ウアーハゲタカの群れではないか？？身震いしている自分の前にやっと見えたのが・・あの雄大な姿を夕日につつんだキリマンジャロ・・・美しい・・・・・・・ホー・・ため息！！・・・がこれ以上時間に余裕はない・・・・・ただ後藤さんからの情報ではキリマンジャロが目の前に見えたら・・もう近くだから・・進む方向にロッジが見えると・・言う言葉を信じた。・・・・当時20年も昔にはまだアンボセリの街などなかった・・殆んど何もない場所で辛うじてあるのは？ガソリンスタンド！と食事が出来る様子はないが・・店の前では何かを焼いている、スーパーマーケットがあるはずもなく、ホテルもまだない状態だった、しかし一応国立公園内をパトロールする警備の人々の休憩場らしきところがあり、そこに駆け込んだ。
現在では色々便利な物が沢山出来一応街おとして機能して言うｒと言うのであるから？？20年とは想像も出来ない進歩である・・・・・・病人の話をしてマラリアの薬とこの後どうするかを教えてくれたが・・辺りが袖に日が落ち始めていたのでとにかくロッジまで後5分ほどと聞き半ば安心した。それでも親切に車の前を警備車で導いてくれたので、確かに5分でついた・・しかしだ・・電気発電が当時はまだないので・・ロウソクや焚き火でなんとが明るさを出しているので・・雨でも降られれば・その灯りも全然役には立たないものだっただろう・・
お礼を言い何とかロッジに到着、本来ケニア人の運転ならサファリーをしながらでも朝8時に出れば3時には到着して5時にはバーベキューを食べ早ねをするのが普通だそうだが・・・・道も分からずキリンの道塞ぎ・・運ちゃんのマラリアではどうしてもそんな時間につけるはずはない・・既に夜6時を過ぎている・・でも空はまだ薄暗い状態で景色も辛うじて見られるほど・・大丈夫だからシャワーでも浴びておいで・・これから食事に取り掛かろうと・・ロッジの人は丁寧に説明してくれた・・従業員の人たちが運ちゃんを別室に運んでくれた、全員寝ぼけ眼で部屋に入るが・・皆疲れている様子だ・・確かに旅を始めてから既に3週間目に入ろうとしているのだから・・でもねえ・・自分が一番クタクタなわけよ・・ねえ・・おたくらねえ・・・起きないでズート寝てたんだからね・・・・・よく寝れるよね・・・・初心者マークのドライバーでしかも不安がないわけ？？ムショウに腹立つ・・・怒鳴る・・自分・・・・何度途中車を止めて運ちゃんの氷を交換したんだか・・誰もどうして気がつかないんだよう・・・と行き成り涙ボロボロ状態！！案外弱気な自分！！何となく腹立たしくて悔しくて・・それは腹がすいていた性だろう・・・・と後で気付く・・・・・が皆気の毒そうに自分を見つめていた・・・・
食事の時間は直ぐ来たが・・何故か？今日一日緊張が食事どころの状態ではなく・・1人死んだように眠りこけてその日彼らが如何して食事をして各自眠りについたのか？？知らない・・・・・・・・・
流石に昨晩19時には就寝してしまった自分。お腹がすいて目が覚めたのは朝の05時・・これは早起き過ぎるかなと思いきや？？外ではもう誰かが何かをしている気配がする・・ドアを開けて見ると韓国人女の先生は運ちゃんの部屋から出てきた・・起きたの?お腹すいたんでしょう？？大丈夫よ彼も2日もしたら起きれるから・・チョット心配なのは？？このクスリ・・・動物ようなのね・・私達は動物関係の仕事をしているので・・とりあえず万が一と思い持ち運んで痛んだけど・・人間に使用することになるとは思いもしなくて・・ねえええ・大丈夫かなあ・・あの??そう言う前例は？？ない！うつ・・・それマジですか？？自分は知らないぞお・・と運ちゃんの部屋に入り・・冷たいタオルに取り替えていたら・・ごめんな・・大丈夫？？？大丈夫さ安心して早く直せよ・・・・誰が運転してココまで来たんだ？・と突然大声を出した運ちゃん！！自分だよ・・・なんとかここまでこれて幸いだった・・から心配するな・・・・・*まだだめだ・・*今日はもう一晩寝るしかないから心配するな・・何とかするよ*・・すまない・・*と涙を流している・・責任感が強い彼には少々哀しすぎるだろう・・何しろ・・前回は車ドロボー。今回はマラリアだからなあ・・・まだ旅は3日間もあるじゃないか？早く直してくれな・・と話して外に出れば？既に朝日が昇りあたり一面が浮かび上がり・・素晴らしい景色を見せている・・

エリア アンボセリ(ケニア)

アンボセリの地図

夕方のサバンナの景色は最高な色具合・・・夕日が沈む前が一番素晴らしい色合いだ・・・またこの木が景色に溶け込み良いアングルにあるんだなあ・・

親子の木には笑えたけど丁度夕日がこの2本にあたるように沈んでいくように見えて凄い飛ばして近づけば?夕日はまだ遥か?遠い向こうに落ちて良く・・追いかけても到底追いつかないその広大な距離と広さを再確認した気がした・・・

インパラの群れ

この旅行記へのコメント （2）

• さすらいおじさんさん 2005/06/15 09:34:54

  夕方のサバンナは美しい、ほっとしますね

  adsawin2さん　マラリアの運ちゃん、５ｍの巨大蛇、気味悪いハゲタカ、アクシデントの中、進まない車、ガス欠の不安---楽しいはずのサファリから恐ろしいドライブの様子がヒシヒシと伝わってきます。
  でも夕方のサバンナは美しい、ほっとしますね。

  adsawin2さん からの返信 2005/06/17 04:50:45

  RE: 夕方のサバンナは美しい、ほっとしますね

  ＞＞adsawin2さん　マラリアの運ちゃん、５ｍの巨大蛇、気味悪いハゲタカ、アクシデントの中、進まない車、ガス欠の不安---楽しいはずのサファリから恐ろしいドライブの様子がヒシヒシと伝わってきます。
  でも夕方のサバンナは美しい、ほっとしますね。＜＜
  
  マラリアも恐いですが・・・簡単に掛かるので驚いてしまいまいました・・ケニアに旅する前に日本でワクチンをたくさん注射したのは覚えていますが・・そのお陰で無事に帰りつくことも出来ましたし、変な病気にも掛からずすみましたけれど・・・
  
  サファリーだけは死と隣り合わせだとあの時思いました・・・車の故障やガスケッも今はダイブ便利な物があり、苦労しないと聞いてはいますが・・当時広大なサバンナには何も無い状態・・凄く危険と隣り合わせだな・・と実感・・勉強になりました・・
  でもあの蛇・・・・あれが正直大蛇との初対面です。
  まさかタイでこんなに身近に会う物とは知りませんでした・・・どんなに何度も出くわしても嫌いな物は嫌いですね・・好きにはなれませんし触る気にも首から掛ける気にもなりません・・・・・・
  ハゲタカも群れをなして静かに近づいてくるんです・・これも恐怖ですよお・・少々不気味です。特に夜など鉢合わせると身の毛がヨダツ・・・です。