延吉に本格的コーヒー店誕生　そして　第２回　延辺日本人会開催

2005/06/08 - 2005/06/09

珈琲館　延吉支店がオープンしました。

場所は新華街、国貿の北側、景福宮の隣です。

翌日には、第２回延辺日本人会も開催され、日本人会でオープニングをお祝いしました。


２００５年６月８日（水）珈琲館　オープニングセレモニー
場　所：延吉市新興街民安胡同　
電　話：０４３３−２５３−８９７７
時　間：１１：１８〜

食事会
場　所：コスモホテル　２階
時　間：１２：００頃より


２００５年６月９日（木）第２回延辺日本人会
場　所：海蘭江湯館
時　間：１１：００より
参加者：１８名

二次会
場所：珈琲館
時間：１３：００頃より

写真は珈琲館店内にあった工芸品です。
これは写真でも絵画でもありません。 北朝鮮でつくった、手作りの刺繍作品なんです。 これは本当にすごい芸術作品だと思いました。

エリア 延吉(中国)

珈琲館の正面です。

御存知の方も多いと思いますが、珈琲館は日本、海外にてフランチャイズチェーンを全国展開している有名なお店です。平成１６年５月末時点で５３９店舗あるそうです。

この店は群馬県前橋市で珈琲館を経営しているオーナーが、そのノウハウを活かしてオープンさせました。

『一杯のコーヒーに心をこめて』

オープニングセレモニーの前です。

ビデオ記録係の方もいました。

北朝鮮の方でした。

爆竹に火がつきました。

ババババーン〜

一人の男性が手前の爆竹にも火をつけています。

この方は、長白山観光ホテルの張　副総経理です。

爆竹は５分ぐらいだったと思います。

その後、日本人会会員の方と店内に入ることにしました。

店内の紹介です。

写真の紳士が、珈琲館のオーナーであり長白山観光ホテルのオーナーでもある朴正人総経理です。

延吉にはこのような本格的なコーヒーショップは初めてです。

なぜ、珈琲館をオープンさせるようになったかお伺いすると、おいしく飲めるお店が延吉市内にあまりなかったから自分で店を開くようになったとの事です。
オーナーの経営するホテル、長白山観光ホテルでは日本式温泉もあり、ロビーで本格的なコーヒーが飲めるそうです。

朴オーナーは延辺にコーヒーの味を広める開拓者となりました！

尚、オーナーさんについては、旅行記『日本独資　長白山国際観光ホテル　オーナーは朴正人総経理』を御覧になってください。

カウンター付近にいたウエイトレスさんです。

日本から輸入した珈琲豆です。

一番右の青いラベルはブルーマウンテンです。

こちらは韓国から輸入したものです。

朴オーナー様より、先ほど紹介した青いラベルに入っていた最高級のコーヒーを御馳走になりました。

香りのいい、とてもおいしいコーヒーでした。

このあと、モカコーヒーも頂きました。

店内です。

高級感あふれるソファが配置されています。

装飾品もすばらしかったです。

入り口方面に向けて撮りました。

珈琲館で御馳走になった後、コスモホテルでオープニングセレモニー参加者による食事会が開かれました。

黒い服を着た女性は、珈琲館のマネージャー趙貞腎さんです。お店に行った時は趙経理さんが応対してくれるようになるはずです。
以前習った日本語をもう一度やりなおしますと、話しておられました。

写真は朴オーナーの挨拶が始まったところです。

挨拶の後の乾杯です。

２テーブルに分かれ食事をしました。

豪華な食事でした。

蟹に刺身に・・・

私が座ったテーブルには、

右から翔宇国際旅游有限責任公司の李韓国部部長さん

その隣が延辺海外旅游有限公司の任副総経理さん

珈琲館　趙経理さんの友人のみなさんが座っていました。

私の右隣には朴オーナー、左側には延辺日本人会の方が２名参加されていました。

隣のテーブルの皆さんです。

左端の男性は私の会社の同僚です。

右側に立たれている張永虎副総経理は、時々隣のテーブルから通訳をしてくれました。

食事会は２時間ほどで終了しました。

この後、翌日の第２回　延辺日本人会の会場を予約しに行きました。

２００５年６月８日の夜は、中国でもテレビで放映されましたので、写真の日本対北朝鮮の試合を見ることができました。
リアルタイムの１８：３０頃から番組は始まりました。

私は家族と家庭教師の朝鮮族の女性と一緒に応援しました。朝鮮族の女性は北朝鮮のシュートが外れると『可惜！』（おしい！残念！）と叫んでいました。

私も負けじと、シュートを打つたびに拍手、応援しました。

結果は・・・世界杯参加決定おめでとう！　

この日、実はもう一つ嬉しいことがありました。それは

長女がバイオリンの演奏で地元の延辺テレビに出たのでした。１分にもならない時間でしたがとても感動しました。

ちなみに私は韓国のバイオリニスト・鄭京和のファンです。彼女のバイオリンを聴くと心が・・・文才がないので、うまく表現できませんが、ぜひ聴いてみてください。お薦めです。

写真は長男が撮りました。よく見えませんね。私はビデオカメラで撮り記録に残してました。

２００５年６月９日、第２回　延辺日本人会が海蘭江湯館で開かれました。

珈琲館の道路向かい側にあります。

参加者は１８名、今回は新会員の朴オーナーがメインのお客様で、皆で珈琲館のオープンをお祝い致しました。

さてさて、この日本人会の交流の場で、なぜかこのお店のメニューにないあるものがでてきたのです。それは

あんぱん、クリームパン、くるみぱんでした。

とてもおいしく好評だったんですが、なぜ出てきたかというと

写真一番右側の男性、Ｋ社長が今度、延吉でベーカリーショップをオープンさせるそうで、日本人会の会員のみなさんに試食してもらい、感想を聞きたかったそうです。

他に一緒にお手伝いする感じのいい日本人女性スタッフの方もいるようで、今からそのオープンの日が楽しみです。

このあと、珈琲館前で記念撮影をして、二次会参加者は朴オーナーより珈琲を御馳走になりました。

珈琲館店内です。

中央の男性は、今回延辺日本人会初代会長に就任されたＫ先生です。よろしくお願いいたします。

事務局長のＫＢさんはこの写真に写っていませんが、彼女ぬきでは、この会が発足したかどうかわかりません。この場を借りてお礼を申し上げます。

延辺日本人会には会費も規則もまだ何もありませんが、困った時にはお互いに連絡し、瀋陽総領事館ともよく連絡を取り合いながら、中国延辺の地で日本人として誇れることをアピールできればと思います。延辺の発展と共にこの会の活動が今後もますます活発になりますようにと期待しています。

最後に、朴総経理様もまた延辺日本人会の会合に参加して頂けると嬉しいです。
珈琲館のオープン、心よりお喜び申し上げます。

この旅行記へのコメント （1）

• さすらいおじさんさん 2005/06/13 09:06:34

  今回も貴重な情報をありがとうございます。

  enyasuさん 珈琲館オープン、日本人会オープンと日本人が活躍される写真を拝見すると嬉しくなります。お嬢さんのバイオリンでテレビ出演されたのもたいしたものですね。
  手作り刺繍のトラは素晴らしいですね。北朝鮮といえば芸術的なマスゲームを発想しますが、芸術センスに優れた人が多いのでしょうか。
  サッカーでは日本は凱旋帰国しましたが、北朝鮮の選手は１勝もできずどんな思いで国に帰ったのだろう、帰りたくなかったのではないだろうか、と思ってしまいました。爆竹で祝う結婚式の写真も珍しかったです。今回も貴重な情報をありがとうございます。