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ビルケナウ強制収容所はアウシュビッツ強制収容所から約2Kmのところにある。アウシュビッツよりも規模が大きく1941年から1945年までの間に150万人以上が虐殺されている。死の門と呼ばれた入口ゲートをくぐると広大な敷地の中に、囚人を運んだ鉄道の引き込み線と45棟のれんが造りと22棟の木造の囚人棟が見える。ビルケナウ強制収容所は映画「シンドラーのリスト」にも登場している。囚人棟が当時のまま残っており、悲惨な囚人生活が良く解る。最大10万人が収容されていたので、トイレの使用は一日2回しか許されなかった。衰弱した囚人がトイレの穴に落ちてしまうこともあったそうだ。また、囚人達がトイレを我慢できなくなるのを見越してベッドから小水が流れ出るようにななめに設定されている。ビルケナウ強制収容所の囚人棟はユダヤ人達を人間扱いしていなかったことが良く解る。囚人棟と囚人棟の間の草地に犠牲者を悼むようにタンポポの花が一面に咲いていたことがわずかな救いであった。<br />(写真は当時のまま残された囚人棟の中の様子)

ポーランドの旅【9】 「人間はここまで残酷になれるのか!」  ビルケナウ強制収容所

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2005/05/05 - 2005/05/12

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さすらいおじさん

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ビルケナウ強制収容所はアウシュビッツ強制収容所から約2Kmのところにある。アウシュビッツよりも規模が大きく1941年から1945年までの間に150万人以上が虐殺されている。死の門と呼ばれた入口ゲートをくぐると広大な敷地の中に、囚人を運んだ鉄道の引き込み線と45棟のれんが造りと22棟の木造の囚人棟が見える。ビルケナウ強制収容所は映画「シンドラーのリスト」にも登場している。囚人棟が当時のまま残っており、悲惨な囚人生活が良く解る。最大10万人が収容されていたので、トイレの使用は一日2回しか許されなかった。衰弱した囚人がトイレの穴に落ちてしまうこともあったそうだ。また、囚人達がトイレを我慢できなくなるのを見越してベッドから小水が流れ出るようにななめに設定されている。ビルケナウ強制収容所の囚人棟はユダヤ人達を人間扱いしていなかったことが良く解る。囚人棟と囚人棟の間の草地に犠牲者を悼むようにタンポポの花が一面に咲いていたことがわずかな救いであった。
(写真は当時のまま残された囚人棟の中の様子)

  • 死の門と呼ばれた入口ゲートと監視塔。

    死の門と呼ばれた入口ゲートと監視塔。

  • 監視塔から見る鉄道の引き込み線。

    監視塔から見る鉄道の引き込み線。

  • 監視塔から見る囚人棟。

    監視塔から見る囚人棟。

  • 監視塔から見る収容所周辺。

    監視塔から見る収容所周辺。

  • トイレ。使用は一日2回しか許されなかった。衰弱した囚人がトイレの穴に落ちてしまうこともあったそうだ。

    トイレ。使用は一日2回しか許されなかった。衰弱した囚人がトイレの穴に落ちてしまうこともあったそうだ。

  • 囚人達がトイレを我慢できなくなるのを見越してベッドから小水が流れ出るようにななめに設定されている。

    囚人達がトイレを我慢できなくなるのを見越してベッドから小水が流れ出るようにななめに設定されている。

  • 囚人棟には慰霊の花束が絶えない。

    囚人棟には慰霊の花束が絶えない。

  • 囚人棟の空き地には犠牲者を弔うようにタンポポの花が咲いていた。

    囚人棟の空き地には犠牲者を弔うようにタンポポの花が咲いていた。

  • 囚人棟の空き地には犠牲者を弔うようにタンポポの花が咲いていた。

    囚人棟の空き地には犠牲者を弔うようにタンポポの花が咲いていた。

  • 囚人棟の空き地には犠牲者を弔うようにタンポポの花が咲いていた。

    囚人棟の空き地には犠牲者を弔うようにタンポポの花が咲いていた。

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この旅行記へのコメント (10)

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  • 秋カボチャさん 2005/08/25 19:12:01
    相変わらず精力的に旅行されていますね
    さすらいおじさんさん、こんにちは。秋カボチャです

    先週(8月16日〜19日)、NHKでアウシュビッツ解放60周年のテレビ番組をやっていましたね。大体は知っていたものの、番組を見てさらにその悲惨さ・残酷さを知りました。
    親衛隊自身、半ば急き立てられるように「任務」という民族浄化を行っていたと描かれていましたが、周辺国も積極的に協力していた、というのがかなりショックでした。

    広島・長崎・沖縄の地上戦も、日本人のみならず世界の後世の人に知っておいて欲しいと思いますし、今現在も進行中の戦争やらテロも何とかならないだろうか、とアレコレ考えてしまいました。

    しかし、さすらいおじさんさんは、本当に精力的に旅行をされていますね。
    さて、私は次どこ行こうかしら・・・
    ではお邪魔しました。

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2005/08/25 20:15:19
    秋カボチャさん  書き込みありがとうございます。
    秋カボチャさん  書き込みありがとうございます。

    >先週(8月16日〜19日)、NHKでアウシュビッツ解放60周年のテレビ番組をやっていましたね。大体は知っていたものの、番組を見てさらにその悲惨さ・残酷さを知りました。
    親衛隊自身、半ば急き立てられるように「任務」という民族浄化を行っていたと描かれていましたが、周辺国も積極的に協力していた、というのがかなりショックでした。

    私も全部見ました。秋カボチャさんはヨーロッパで生活されておられるので、よりお解りでしょうが、ユダヤ人がなぜこんなに嫌われるのか、と思います。「ベニスの商人」の悪徳商人のイメージが代表しているのか、頭が良すぎるのか---最近ではパレスチナなど周辺国への圧政で加害者になっており、やはりユダヤ人への反撥は強いですね。

    >広島・長崎・沖縄の地上戦も、日本人のみならず世界の後世の人に知っておいて欲しいと思いますし、今現在も進行中の戦争やらテロも何とかならないだろうか、とアレコレ考えてしまいました。

    被爆国日本は被爆者の悲惨さを訴え続けなければならないと思います。核の悲惨さの意識が薄れてきているように感じるのが気になります。

    >しかし、さすらいおじさんさんは、本当に精力的に旅行をされていますね。
    さて、私は次どこ行こうかしら・・・

    体が動くうちに、悔いを残すまいと思っています。
    8/31−9/7日 南アフリカ、9/27−10/8レバノン、ヨルダン、シリア の予定です。秋カボチャさんから情報をいただいた英国とアイルランド、アイスランドの夢も持ち続けています。

    お互いに旅を楽しみましょう。

    秋カボチャ

    秋カボチャさん からの返信 2005/08/28 16:57:10
    RE: 秋カボチャさん  書き込みありがとうございます。 >えっ、南アフリカですと??
    さすらいおじさん さん

    こんにちは。
    南アフリカですか〜・・・先を越されました。ガックリ。
    まあ、それは大げさだとしても、行くつもりはあります。
    私の場合、休みは勢いと気合で取りますし、まあお金も何とかするとして、旅行も結婚じゃありませんが、縁とそのときの勢いが大事ですね。
    次は多分もっと手ごろなところだと思います。

    それで大事なお話。
    さすらいおじさん さんに誤解を解いていただかないといけません。
    私は、諸外国に滞在(=旅行)の経験はありますが、生活の経験はないんです。
    一度英国教授の知り合いの件で、「お世話になった」云々、と書いた辺りで誤解されたんだと思います。
    もっと分かり良く書けばよかったです。反省。
    どちらにしても、旅はまだまだ続きます(予定と希望)。

    では、気をつけて行ってらっしゃいませ!
    旅行記お待ちしています。

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2005/08/28 19:49:14
    RE: RE: 秋カボチャさん  書き込みありがとうございます。 >えっ、南アフリカですと??
    秋カボチャさん  

    >南アフリカですか〜・・・先を越されました。ガックリ。
    まあ、それは大げさだとしても、行くつもりはあります。
    私の場合、休みは勢いと気合で取りますし、まあお金も何とかするとして、旅行も結婚じゃありませんが、縁とそのときの勢いが大事ですね。
    次は多分もっと手ごろなところだと思います。

    【旅行も結婚じゃありませんが、縁とそのときの勢いが大事ですね。】爆笑ですが、縁と勢いと決断が大事ですね。ただ、旅はすぐ終わりますが、結婚を終わらせるのは大変だと思います。

    >それで大事なお話。
    さすらいおじさん さんに誤解を解いていただかないといけません。
    私は、諸外国に滞在(=旅行)の経験はありますが、生活の経験はないんです。
    一度英国教授の知り合いの件で、「お世話になった」云々、と書いた辺りで誤解されたんだと思います。
    もっと分かり良く書けばよかったです。反省。
    どちらにしても、旅はまだまだ続きます(予定と希望)。

    すみません、イギリスに留学されておられたのだと思っていました。認識を変えます。でもイギリスの情報を教えていただいてとても参考になっています。

    >では、気をつけて行ってらっしゃいませ!
    旅行記お待ちしています。

    ありがとうございます。秋カボチャさんも楽しい旅をご計画ください。  


  • まみさん 2005/08/16 12:36:36
    アウシュヴッツといえばビルケナウも
    さすらいおじさん、こんにちは。

    私がポーランドを旅行のターゲットに決めたとき、アウシュヴッツがあることは失念していました。
    クラクフに行くならアウシュヴッツは避けられないなぁと思ったときに、ホロコーストのことを自分なりに調べたり本を読んだり、映画を見たりしました。
    映画のインパクトはすごいですね。

    私もビルケナウで、おじさんがこのページで最後に撮った花を思い出していました。
    私が行ったときには、花は咲いていませんでしたが、芝生は同じように青々と美しかったです。
    収容された人たちにとっても、無邪気な花は、もしかしたら心の慰めになったのかなぁと思ったら、実は、ガイドいわく、当時は芝生など生えていなくて、むき出しの乾いた土だらけだったので、いまよりもっともっと劣悪な環境だったとのことだったのですね。

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2005/08/16 20:02:41
    RE: アウシュヴッツといえばビルケナウも
    まみさん

    >私がポーランドを旅行のターゲットに決めたとき、アウシュヴッツがあることは失念していました。
    クラクフに行くならアウシュヴッツは避けられないなぁと思ったときに、ホロコーストのことを自分なりに調べたり本を読んだり、映画を見たりしました。
    映画のインパクトはすごいですね。

    私がアウシュヴッツを見ようと思ったのは、まみさんと同じで映画アンネ・フランクやシンドラーのリストを見てからです。ホロコーストと同様の大量虐殺は多くの国であります。人間はいつでも殺人者になる危険性を持っていることを自覚しなければならないと思っています。

    >私もビルケナウで、おじさんがこのページで最後に撮った花を思い出していました。
    私が行ったときには、花は咲いていませんでしたが、芝生は同じように青々と美しかったです。
    収容された人たちにとっても、無邪気な花は、もしかしたら心の慰めになったのかなぁと思ったら、実は、ガイドいわく、当時は芝生など生えていなくて、むき出しの乾いた土だらけだったので、いまよりもっともっと劣悪な環境だったとのことだったのですね。

    むき出しの乾いた土だらけだったのですか、ひどい環境の中で苦しんで亡くなった犠牲者を思うと心が痛みます。

  • げっぴーさん 2005/07/08 14:48:33
    思い出します…
    ビルケナウ強制収容所、そして線路を見て、
    (映画で見た〜)
    って思いました。
    でも私、映画の題名、出演者って覚えていない性質なんです。

    やはり直で見ると感じるものも違うのでしょうね〜

    その悪夢のような過去を打ち消してくれるかのようなタンポポ。
    素敵な旅行記です。
    私も心からの一票させていただきます☆

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2005/07/08 19:36:28
    RE: 思い出します…
    げっぴーさん ポーランドをご覧いただきご評価もいただきありがとうございます。

    >ビルケナウ強制収容所、そして線路を見て、
    (映画で見た〜)
    って思いました。

    ビルケナウ強制収容所はシンドラーのリストなど、ロケしており、強制収容所のドキュメンタリーでもよく登場しますね。
    私が今作成中に1971年の古い旅のオランダ編では、「アンネの日記」に触れるつもりですが、強制収容所でおこなった残虐な行為は人間の残虐な面を顕しており、恐ろしさを感じます。
  • あきかやさん 2005/05/31 16:09:16
    ビルケナウ強制収容所を拝見、胸が詰まりました。
    さすらいおじさん、お久しぶりです。 私も本格的に今まで行った外国の旅行記を
    マイページに書込みをさせて頂くように頑張っています。
    ポーランドのビルケナウ強制収容所を拝見し、胸が詰まる思いで一杯でした。
    実際に現場を見られた「さすらいおじさん」はどうでしたでしょうか?
    悲惨というか、残虐というか、我々には想像もつかない事が、現実に行われていたのだと思うと、背筋が凍る思いですし、居た堪れなくなってきます。 人間は状況に応じてこのような事が出来るのでしょうか。 私も機会があれば是非、自分の眼で現場の状況を見てみたいと思っています。
    最後にタンポポの写真で、少し心が和みました。収容所で無くなった人達の変わりに、美しく咲かせてくれているのでしょう。
    さすらいおじさんの、写真構成のセッティングには頭が下がります。
    有難う御座いました。 

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2005/05/31 18:03:51
    RE: ビルケナウ強制収容所を拝見、胸が詰まりました。
    あきかやさん ポーランドをご覧いただきありがとうございます。
    強制収容所の実態を見て、人間は上部の命令であり、国家防衛という大義名分があれば、どんな残酷なこともできる、という事実が最も恐ろしく思ったことです。人間は優しさと冷酷さの2面を持っていることを一人一人が自覚しなければならないと思いました。
    タンポポの花もご覧いただきありがとうございます。花は人の心にやすらぎを与えてくれますね。

    あきかやさんの旅行記も拝見し、書き込ませていただきました。旅行記を書くことで、過去の思い出を整理できますので、これから思い出での旅をお楽しみください。

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