![中国商人の街、ヤワラーは、いつも活気に満ち溢れている、にぎやかな漢字の看板そして軒を連ねる店。<br />金行(金製品店)に食料品店に中華料理店、ホテル(旅社)に宝石店に車の部品店とあらゆる店が揃っていた。<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/02/38/650x_10023886.jpg?updated_at=1116020286)
2005/03/12 - 2005/03/15
19276位(同エリア23174件中)
目黒警部さん
中国商人の街、ヤワラーは、いつも活気に満ち溢れている、にぎやかな漢字の看板そして軒を連ねる店。
金行(金製品店)に食料品店に中華料理店、ホテル(旅社)に宝石店に車の部品店とあらゆる店が揃っていた。
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ヤワラーの西の端、マイトリチット通りの入口で53番の赤バスを降りた。
ファランポーン駅前のバス停には、そのまま乗車していると数分にて到着する。
バンコクの3月にしては暑くなかった、蒸し暑い真夏の大阪と比べれば楽である。
東に向かって歩こう!
タイのチャイナタウン・ヤワラーは、ファランポーン駅の西側からチャオプラヤー河畔まで漠然と広がる地域を指す。首都経済に大きく関与した中国人の街、ヤワラーの目抜き通りであるチャローン・クルンは、首都繁栄の意味でありタイでは初めての舗装道路であり又初めて街灯が灯った道でもある。チャローン・クルン通りと平行するヤワラー通りは、かつて大手銀行などが集中した金融街だった、今ではシーロム通りのビジネス街へ移ったが、金行(金製品店)は、いまでもヤワラー通りに立ち並び本格的な中華料理店や屋台レストランなどで賑わっている。 -
1782年、新首都に用地を確保するために、中国人たちは王室政府よりバーン・コーク・現在のコ・ラッタナコーシン(現在の王宮周辺)から現在のヤワラーのソイ・ワニット1周辺へ移動させられた。ちょうど100年後に行なわれた、1882年の国勢調査によると、245軒の阿片窟に154軒の質屋、69件の賭博場と26件の売春宿があることが分かった。時は流れたが、質屋は宝装店に変わり、阿片窟は路地裏にそして賭博場も売春宿もかたちを変えて今なお健在である。(lonely planet 参照)
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ヤワラーにて昼食をとるつもりだ、飲食店が軒を連ねているソイ・テキサスに行ってみよう。
マイトリチット通りのバス停からラマ4世通りに出てトリミット通りに入った。
チャローン・クルン通りに突き当たり、通りを渡り右折してチャローン・クルン通りを東(王宮方面)へ歩いていく。
歩く速度は遅く、ぶらぶらと周辺の町並みを見ながら歩いていた。
なにやら視線を感じた、目を視線へやる。
通りに一人の厚化粧の女性が笑顔でこちらを見ていた。
目を合わすと、さらに笑顔を増した。
意味が、わからなかった、
昼間だったのでピンとはこなかったが、数Mほど歩き、客引きだという事に気がついた。
ここは、ヤワラーなのである。 -
左を見ると、おもしろそうな店があった。
二人の若い女性が店先にて飲み物を販売している。
看板を見るとタイ語でカンキーとある、中華の看板もある。
この店はなんだろうと店前で立ち止まった。 -
写真を撮っていると、スーと通りすがりの人が店内に入った。
そして小銭を渡して、店頭に並べている飲料水入りのグラスを飲み干し、すぐに店を後にした。
飲み物がなにかよく分からなかったが店先に入り、タウライ?(いくら?)と尋ねると、ソン(2)バ−ツと答えた。
なんだか分からないが、飲んでみよう、店先には2種類の飲料水があった。
2バーツを手渡して、色の濃いほうのグラスを手にとり飲んでみた。
苦い、たいそう苦かった。
半分ほど飲んだが、半分は残した。
飲み物の正体が分かった、漢方である。
店の奥にあるタイ語で表示された張り紙(メニュー)には、健康の為の草木の飲み物・新しい製品を瓶につめていますと記載されている。
そして桑にタンマリンドに草の名前等5種類のナームチャ(お茶)が記載されていた。
どうやら2番目に記載されている飲み物、ナームチャーキィーオーチャーガイモーン(緑茶と桑茶のブレンド)を飲んだようだ。
写真をお願いした。
先ほどまで笑っていた店員が、カメラを構えサーム・スーン・ヌン(3・2・1)と合図のカウントを数えると、みるみるうちに緊張した顔立ちになっていった。
左手のもう一人の店員は、笑いをこらえていた。 -
ふと横を見ると
店の軒下に宝くじ売りのおばさんがいた、10枚セットで売っているようだ。 -
店を出て少し歩いた交差点の右手には、7月22日ロータリーの噴水が見える。
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チャローン・クルン通りをまっすぐ交差点を渡り歩いていくと左手にお目当てのソイ・テキサスがある。
左折してソイ・テキサスに入った。
ソイは、夜とはうって変わり人通りはすくない、看板のみがにぎやかであった。
ほとんどの店が、夜の仕込みにはげんでいたが、開いている店はまばらであった。 -
ソイ・テキサスを通り抜けてヤワラー通りにでた。
金行の看板が目に付く。 -
東のマハチャイ通り方向に歩いていく、金行にホテルに飲食店とヤワラーのメイン通りはにぎやかである。
写真は金行の店内、はやっていますね。
日本人には、なじみがないが、東南アジアの人達は金を財産として所持している。
タイにて一番普及しているのは、金ネックレス。
金行にて買う事も簡単だが、もちろん売ることも容易に出来る。 -
東のマハチャイ通り方向にヤワラー通りを歩いていく、金行にホテルに飲食店とヤワラーのメイン通りはにぎやかである。
ヤワラー通りのほぼ中央、右側の歩道にアヒルのうまそうな照り焼きをつるした店があった。
ガイドブックに必ず記載されている和成豊酒店(Hoa Seng Hong)という有名店である。
ここでランチにしょう。 -
有名店といっても高級店ではない、普通の中華店である。
11時半、店内には中華系のお年よりのタイ人が数名食事をしていた。 -
店の入り口左のテーブル席に腰を掛けると、愛想のいい女店員が漢字と英語が書かれているメニュー持参で注文をとりにきた。
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蝦肉雲呑・50Bと焼賣・25Bそしてソムカン・35B(ミカンジュース)をオーダーした。
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わんたんは、一口では食べきれないほどの大ぶりにてぎっしりと身が詰まっていた・・・うまい。
そしてシュウマイもこれまた、うま〜い。 -
後ろの棚を見るとお茶が並んでいた、女店員にどれがいい?と尋ねるとこれと言うのでこれにした(250B)。
日本に持ち帰り飲んでみた、日本のウーロン茶とは少し違っていた少々癖のある味だ。 -
店を出て、もと来た道へUターンした。
ソイ・テキサスあたりにさしかかり、通り向かいのソイを見るとCHINA TOWN MASSGE という古式の看板があった。
立ち寄ることにした、店前で男1名よ女2名が昼食をとっていた。 -
店に入ろうとすると、店前で食事をしていた男性が立ち上がりドアを開け、少しの間待ってくれと言った。
男は、マッサージの種類を聞いた後、店内(1F)の足マッサージ席に案内した、店の奥に行き店員になにやら言ってから又店先に行き食事を再開した。
ガラス越しに先ほどのマッサージ師達が、店先で食事をしているのが見えた。
急いで食事をしていた。 -
椅子に座っていると、店の奥から女性がお湯の入った洗面を持参してきた。
足を洗ってもらい、少しすると先ほどの男性のマッサージ師が店に入ってきた。
タイでは男性のマッサージ師は少なくほとんどが女性である。
さすがに男である、力強いもみと押しであった。
足マッサージは、1時間にて300B、観光客価格の標準である。 -
1時30分
マッサージ店を後にしてヤワラー通りでタクシーを拾った。
長いひげをはやした一癖ありそうな、中華系タイ人のオヤジが運転手だった。
パイ スクンビツト ソイ シップ エ(11)!と運転手に告げた。
返事はなく、車は発車した。
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