2005/04/02 - 2005/04/03
14325位(同エリア16047件中)
冷風扇さん
柳川といえば、思い浮かぶのは一般的に「柳川鍋」。
でも、柳川鍋って、どじょうとゴボウを卵とだしで煮た鍋っていうイメージがあって、だから柳川=鰻という発想が全くなかったりした。
前置きがよくわかりませんが、福岡県の柳川でどぜうならぬ鰻を食べて来ました。柳川鍋ってのもありましたが、江戸時代からこの土地に伝わる「せいろ蒸し」に挑戦です。
(だったら柳川鍋の前置きはいらんってば)
-
まずはコレです。
せいろ蒸しを注文すると朱塗りの重箱が運ばれてきます。
横のお椀はきっと・・・。 -
はい。ご覧ください。これがせいろ蒸しです。
見た目は単なる鰻重と肝吸いですが、違うんですね〜。
まず、炊いたご飯に特製の鰻のたれをまぶし、せいろに詰めてから蒸します。
そして、鰻は鰻で蒲焼きにします。
その鰻の蒲焼きを白いご飯ならぬ、「たれかけ蒸しご飯」(←勝手に命名)の上に載っけて、それを更に蒸してしまうという手の込んだ料理なのです。
見た目が鰻重でも、実は違う。 -
一口、鰻とご飯をすくってみました。
見てコレ。ご飯にたれがまんべんなく染みてるでしょ。
「うわ、これ、味がむちゃくちゃ濃いんじゃないの?」と思いきや、正直、普通の鰻丼よりも薄味です。これには驚いた。いやしかし。 -
断面図で見て頂くと・・・。
お重の中に四角いせいろ。
そしてたれがしみこんだご飯に鰻に錦糸卵。
断面がまっちゃいろだ。
ところで、このせいろですが、保温効果があるのか、最後まで冷めない優れもの。
写真かしゃかしゃ撮りながら、落ち着き無く食べていましたが、最後まで熱々でした。 -
今回のお店は、江戸末期創業という「若松屋」のせいろ蒸しでした。
この店は増築したようで、写真の新館?の左奥にずずっと入っていくと、離れのお部屋がございます。
しかし、「ご飯を蒸す」「鰻を焼く」「ご飯に鰻を載っけてまた蒸す」という手間暇かかった料理であること、見た感じ客の9割近くがその手間のかかったせいろ蒸しを注文することから、注文してから出てくるまでかなりの時間がかかります。
観光客の多い土日はかなり待つことを覚悟の上で行ってくださいね。
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