冬の中・東・北欧旅行2005 ～始まりのミュンヘン～

2005/02/22 - 2005/02/27

学生時代最後の旅行ということで、
今回は友人２人と欧州駆け巡り。
ただ、基本は個人旅行で現地集合、現地解散。
一人最初にミュンヘンへ乗り込みました。
ちなみに初ドイツだっ！

エリア ミュンヘン(ドイツ)

いつもどおりのオープニング。
誰もいない地元駅です、ハイ。

ドイツへ行くのも初ならば、こちらもお初。
スカンジナビア航空SAASです。
いやぁ、エコノミー席が２・４・２にはびっくりでした。
なかなか心地よかったし。

着いた翌日の朝ですね。
雪が降った後で、トランクを引きずるのに苦労しました。
おまけに歩いていても普通にすべるし、
でもって寒いし。

ミュンヘンの表玄関？
中央駅から歩いてカールス門へ。
いやぁ、やはりメイン・ストリート、人の数が違いますね。

解体工事中のビルです。
みんなが見上げていたので、何かと思ったら
大きなショベルカーで崩していました。
いやぁ、この迫力はすごいね。

ミュンヘンののっぽさん、フラウエン教会。
ってか本当にでかくて収まりきらない。

フラウエン教会 (ミュンヘン) 寺院・教会

中のほうは意外とすっきりしていてこぎれいでした。
こういう教会もなかなかです。

テアティナー教会。
黄色の外壁がちょっと教会らしからぬ感じです。

テアティーナ教会 寺院・教会

中はというと、これがまた教会の醍醐味である装飾がまぁお見事なこと。
特に祭壇周辺の柱のねじれ具合にひれ伏します。

祭壇側から後ろのほうを。
これまた豪華絢爛、白ながらとても迫力のある装飾です。これで無料ですからね、ほんとおいしいですよ。

テアティナー教会の前にある、将軍堂です。

なんだか偉そう。さすが将軍様。

王宮庭園もこの有様。雪一面でなにがなんだか。
しかもほとんど訪れる人もいない。
さみーなぁ。

さてミュンヘンからSバーンの?に乗って、
ちょっと離れた場所へ。
強制収容所跡地のあるダッハウへ足を伸ばしました。
で、地図があったのでパシリ。
本当はバスが出ているのですが、節約で歩きで行きました。
大変なことになりました。意外と多い。地図マジック。

ダッハウの町はミュンヘンに比べるとこじんまりとしていました。
閑散というよりかは都会の喧騒を取っ払った感じです。

ここ、ダッハウ強制収容所跡地も一面の雪景色。
・・・。
寒い。

ダッハウ強制収容所 史跡・遺跡

ここにいくつもの建物が建てられ、
多くのユダヤ人が押し込められていたとは思えません。

建物の中は資料館となっており、
忌まわしき出来事をパネルや映像などで説明しています。
これがまた、直視できないくらいの見るに耐えられない映像もあって、悲惨さが伝わってきます。

さて日が変わって翌々日。
カールス門をくぐったところに変な噴水がありました。
かなり変。
おまけに水が凍っていて寒そう。

ミュンヘン新市庁舎。
これがまた本当にこの中で公務を行っているのか？と思うほどのつくり。いねぇ、西洋。脱近代化でしょうかね。
こういう建物の使い道には賛成。

で、市庁舎の上からの風景。
高額紙幣は取り扱ってくれません、けちっ。
眺めは最高。
ただ凍てつく風が痛い。

のっぽのフラウエン教会もご覧のとおり。
冬のミュンヘン、なかなかいい景色を持っています。

ホーフブロイハウス。
ここで昼食を取りました。昼間からビール、そんな勢いで。建物から歴史の匂いが漂ってきます。

じゃーん、ビール＆白ソーセージ。
これぞミュンヘンって感じがしますね。
食べた後、支払いを済ませて店を出ようとしたらとめられた。

「チップを払っていけ」

ちゃっかりしているなぁ、店員。

遠目からですが、聖ペーター教会。
市内の中心部に位置していながら、あまり人が少なかった。

中はこんな感じで。
いかにも教会装飾。しかも寒いです。
でも好きです、教会。

ミュンヘン市内を網羅するトラム。
正直言うと、ほかの年に比べるとちょっと使いづらいかな。

タッチして降りる場所を告げましょう。
市民の足としては大活躍でした。

でもってトラムに乗ってピナコテークへ。
その中でもモダンへ行って参りました。
外観もモダンですね。

ピナコテーク デア モデルネ (モダン ピナコテーク) 博物館・美術館・ギャラリー

モダン芸術。一見するとシュールなものから、斬新なものまで多種多様。
いやぁ、芸術って難しいですね。

カーテンが天井から下がっていたりね。
不思議な世界が現代美術館で展開されていました。