2005/02/20 - 2005/02/24
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きっちーさん
2月23日(水)今日も香港は曇りかあ〜。
まあ、歩きやすいからいっか。
あしたは、6:00には空港行きのバスに乗んなくちゃいけないので、事実上、今日がいよいよこのおバカな「無間道ツアー」最終日です。
おバカのまま終わりたくないので、今日は、美術館やら博物館やらにも、少し足を伸ばしてみようかと思います!
朝8:45。
パンダホテルを出て、「荃灣」駅へ。
いつも「大窩口」駅を使っていたのに、なぜこちらを使うかというと、9:00オープンで「三棟屋博物館」という、復元された客家の家が公開されているんです。
荃灣周辺には、開発されるまで客家の村があったそうで、いまは団地が立ち並び、面影はないのですが、客家の家って有名だけど見たことないので、興味津々デス。
ホテルから荃灣駅に向かう手前に、「三棟屋博物館」は建っています。
おお、なんか映画のセットみたい!
ちいさな公園の敷地の一角に、白壁でぐるりと囲まれたお屋敷の周辺を、たくさんのお掃除のおじさんや、おばさんたちが、忙しく掃き清めています。
見学は無料だそうなので、カメラを片手にお邪魔します。
-
中は高い壁に、細い通路。
つくりがどこも似ているので、ちょっとした迷路のようです。
なんとなく、北京の故宮を連想させるような、そんな感じです。
展示は、中央の各部屋に生活道具や、調度品などが設置されていて、人が住んでいた当時の様子を、垣間見せてくれます。
部屋によっては、無料のチラシも置いてあって、「トイレは?」「台所周りは?」と、現在と比較するイラストで、小さい子にもわかりやすいようになっています。
もちろん、私にも判り易かったです(笑)!
側面部の部屋には、レトロチャイナを思わせる、昔のポスターのレプリカ。
一番奥がメインの展示室になっていて、荃灣の郷土資料館として、町の商工業の移り変わりや発展の様子を、パネルや実際に作られていた商品などと共に、紹介しています。
この「三棟屋博物館」が、廃屋の状態から、いかに手をかけて修復が行われたのかもよくわかって、なかなかいい郷土資料館だなあ、と思いました。 -
荃灣駅から、「深水捗」駅へ。
A2出口を出て、左に曲がり徒歩0分。
道路の右手に見えてきたのは・・・・。
無間道ツアーの真骨頂!
ついに来ました!
あの、「超域音響」です!! -
ううっ!
この日を何度夢見たことか・・・。
ほ〜ん〜も〜の〜っ!!
・・ハアハア。
周辺の道路には、電気部品を売る露店がずっと軒を連ねていて、道路はけっこう広いのに映画「無間道?」のなかで、トニー・レオンがやけに狭い道を歩いているように見えていたのは、この露店の裏側を歩いていたせいなのね。と、一人納得。
まだ、9:30なので露店も開いてなくて、開店準備をしている人もまばらです。
よっしゃ!
写真を撮るなら、人通りのない今がチャンス!
トニーもあがった(きゃ〜)階段を登ると・・。
あ、アンディだ。
そっか。
アンディも登ったんだよね。
(また)きゃ〜〜っ!! -
2階に上がってみると、左右にシャッターの下りたお店が2件。
う〜ん。
どっちが、「超域音響」なんだろ?
特に看板が出ていません。
この上の階は・・・ちょっとお店には見えないもんな。
このどっちか、なんだろうな。
まてよ〜。
そもそも、外側と店内が同一とは限らないのか。
「超域音響」の外側だけ撮影に使って、中の様子はセットか、別の店ってこともありえるよなあ・・・。
店が開店しないことには、謎は解けそうもないので、いったん引き上げることに。
心残りで1枚。
ヤン〜。
また、くるね〜! -
「九龍塘」駅で九廣東鐡に乗り換えます。
1等車と2等車で料金が違うと聞いていたので、どうやって乗るのかと思ったら、まず改札口はフツーにオクトパスカードで通過します。
ホームに出ると、ここに「ファーストクラス用」と書かれた乗車スペースがあって、そこに並んでいると、1等車に乗り込めるようです。
他は普通車。
普通車は、一般的な通勤電車で私も、こっちに乗り込みます。
目的地は「沙田」駅。
すべてのはじまり。
ラウが、潜入を誓った寺があります! -
「誓いの寺」萬佛寺までは、沙田駅の北側の出口を出て、左側のスロープをくだり、左手の駐車場の横の道を道沿いに進みます。
ガイドブックにも行き方は出ているのですが、平日の朝10:00。
お線香の袋を提げたお年寄りが、ぞろぞろと歩いていくので、それについて行けばたどり着けると思います。
ところどころに看板もでてますし、周りには民家があるので、わかんなくなっちゃったら、道を訪ねてもいいでしょう。
うげげ。
なに、この坂! -
サ〜ムぅ〜!
おやび〜んっ!
アンタ、なんかおかしいって。
なんでこんな、高いトコばっか好きなのよォ〜。
っていうか、スタッフも機材の上げ下げ大変だっただろうな。
おばあちゃん達も、ちょっと進んでは休むってカンジだもん。
きついよね〜。
途中から金ピカの像が、苦しむ私たちに笑いかけます。
ム、ムカつく(笑)・・・。
この像を鑑賞するふりをして、一休み。
・・くそう。めっちゃ笑顔を振りまいて見せたって、かわいくないぞ・・。 -
やっと、ゴ〜ル。
ハア、汗びっしょりだ。
上は気温が低いらしく、吐く息が白くなります。
だけど湿気が強いから、汗が引かん。ふう。
にぎやかな境内は人がいっぱい。
まだ登り足りないという方は、仏像を納めた小さな塔があり、そこもぐるぐる登れるので是非どうぞ。
ちなみに、物好きにも私は登りました。
サムのことは言えないかも(笑)。
平日にもかかわらず、萬佛寺は満員御礼です。
映画のように、人気のない寺の前で誓いを立てる、というのは難しそう。
こんなにギャラリーがいたんじゃ、すぐにサツにばれちまいますゼ、おやびん。
仏前では、お寺の関係者の方がお米をめでたそうな赤い紙袋(お年玉入れみたいなの)に入れて、参拝者に配っています。
私も試しにもらってみます。
あ、タイ米だ。
インディカ米っていうんだっけ?
そういえば、マカオも香港も米は、インディカ米だよなあ。
ずっと、うるち米なのかと思ってた。なんとなく。
そっかあ、やっぱ南なんだな。
一通り参拝を済ませ、下山。
俗世に戻るぞ〜っ。 -
お次は「旺角」駅の山東街へ。
見せ場になった、ヤクの取引現場ですね。
現場じゃ、現場じゃ。
喜び勇んできてみると・・・。
うおっ、どのビルか判らんっ!
どれも、それらしく見えるぞ・・。
たしか、工事中のビルが張り込み現場で、道路を挟んで対角線上に斜め向かいのビルが、麻薬の取引現場として使われたビルのはず!
え〜ん。
さすがに何年もたっちゃうと、工事も終わっちゃって、目印になってない〜。←当たり前だ。
場所は、ここに間違いないのですが・・・わからない。
こ、これかな・・。 -
そ、それとも、こっちかな?
やばい!
ファン失格!!
とりあえず、撮っとけ。
これが、それっぽくない??
(あとでチェックしてみたら、反対側の対角線だったもよう。ショックー!) -
やや凹み気味に、とぼとぼとネイザン・ロードを油麻地へ向かいます。
やあ、香港っぽいなあ。
写真で見たような光景だなあ。
なんか今回の旅行は、忙しくて、変な感じ!
まあ、それが目的で来たんだからしょうがないです。
「大華酒店」が見えてきます。
右側にまわると、サムのアジト!
キョンとディトロが、警官の当てっこしてた所だ。
えへへ。来ちゃった。
こうやって見てくると、九龍側の繁華街が組のテリトリーなんだな。
表もけっこうケバイよなあ。
雰囲気、出てます! -
せっかくなので、資料館も見てみたい。
地下鉄に乗り、一気に金鐘駅の「茶具文物館」へ。
むむむ、あんまし面白くないな。
これは、荃灣の三棟屋博物館のほうが、おすすめだな。
ただ戻るのももったいないので、中環駅までトラムバスに乗り、そっからフェリーに乗ってこ!
公園を出て坂を下ると、あらら、フェリー乗り場だ。
トラムバスに乗る必要なし!
ちょっと、残念に思い左手を見ると・・・・。
あの、たくさんの歩道橋は・・・。
ま、まさかっ!
バタバタと、西へ向かいます。
うわっ、やっぱそうだ。
ヤンが、電話してたトコだ。 -
ってことは、この辺りのラコステ付近に隠れてたのね、写真1枚。
ああ、きっと、どこかにあの屋上もあるんだろうな・・・しみじみ・・・。
ダオダオも歩いてたんだな。いーなー、香港の人!
そこらへんを歩いてる、誰も彼もがうらやましいよ。
勝手にうらやみつつもフェリーで、九龍側へ。
尖沙咀のフェリー乗り場から程近い「香港藝術館」へ。
今日って水曜日だからフリープライスの日なんでしょ?
香港藝術館って、どんなのが、展示してあるのかなー?
思いがけず、すごい行列!
タダだからか?そうなのか?
違ったみたいです。
香港藝術館では、ただいま印象派展を開催しており、これが大盛況。
すんごい列になっています。
無料の常設展を見に来た人も、数名いましたが並ぶのは一緒のようで、係員さんに誘導されています。
かなりの行列に、予定変更。
少し先にある、「香港歴史博物館」を目指します。 -
あら、こっちは人がいないや。
歩いてちょうどいいくらいの距離にある、「香港歴史博物館」は「香港科學館」と隣り合う博物館で、自然科学、香港の歴史、風俗が時代別に映画のセットに入り込むように体験でき、子供も大人も楽しめる、趣向を凝らしたつくりになっています。
特に、モダンレトロな香港を見てみたい人にはお勧めです!
ここで足が止まったのは、「日本軍の侵略」のコーナー。
こんだけ香港と日本で行き来があって、ぜんぜん紹介されていないのが不思議なくらい、当時の香港の人たちの苦難が、写真や遺品によって紹介されています。
難民や飢餓、不当逮捕、収容所での虐待、これと戦った映画人など、その場で日本語をしゃべったら、ボコボコにされちゃうんじゃないかと、不安になるくらい、強烈な展示です。
でも、こういうキチンとした被害者の証言というのは、日本では残念ながら「反日運動」だの「反日報道」などと、ラベリングされて訴えの中身が届かないまま、ニュースなどで扱われてしまいます。
もし、広島や長崎の原爆の被害者たちの訴えが、「反日運動」だとか「反米運動」として、日本政府やアメリカ政府に鼻にも引っ掛けられなかったら、どうでしょうか?
やっぱり、不信感を持つし、まっとうじゃないと思います。
同時に、この展示が突きつけてくるのは、敗戦後50年以上たっても、被害者への個人補償を日本政府が拒否し続けている事実です。
政府が拒否し続けているということは、日本国籍を持っている自分が拒否していると、受け止められても仕方ない状態です。
いやだなあ。
旅行へ行って、地元の人に親切にされるたびに、ちょっとづつでも保障をはじめるべきだと、つくづく思います。(もちろん「どーん」とやってもいいっすよ)
そういう税金の使い道なら、大歓迎。
香港歴史博物館の、この展示は平和への重要なメッセージです。
今度は、ひとりじゃなくて、香港の友人と一緒に見にきたいな、と思いました。
おっしゃ、夕飯にするか! -
またもや、重慶大厦でマサラカレー!
香港まで来て、なぜに!?
っと、突っ込まれそうですが、美味しいんだもん。
ちょっと日本では、探すのが大変そうな、見つかってもお高そうな、そんなカレーがリーズナブルなお値段でいただけまする。
美味しいでござる。
満足じゃ(笑)。
お店は、GF(1階)の向かって右奥の角にある、「SHALIMAR RESTAURANT」。
お皿が出されたとき、ちょっと量が少ないかなと思うのですが、食べ始めるとこれがけっこうなボリューム!
大食いの方は、ナンじゃなくてライスを頼むといいです。スゴいっすよ。
さあ、「深水捗」駅へ戻り、再びA2出口を左に折れます。
「超域音響」の階段をのぼると・・・。
むっ、右側のお店が開いている。
(左はシャッターが下りたままです)
「勇気だぁ〜!!」
っと、扉を開くと・・・。
いやああああ・・・っ!
そのまんまっ!
・・か、顔がニヤける・・。
平常心、平常心。
お店には、2人の店員さんと、お客さんが1人。
そのお客さんが、そろそろ店を出るところのようです。
あ、お客は私ひとりになっちゃった。(正確には客でもなんでもないのだが)
すいててよかった。これで頼みやすいぞ。
それいけ、不審者えいご!
「エクスキューズミイ、ディスイズ、ピクチャーオブ、モーガンドウ、プレイス?」
店員さんが、苦笑してうなずきます。
「メイアイ、テイクア、ピクチャー!(断定的に)」
OKをもらい、上記の写真を撮ります。
先ほどのお客さんを相手にしていた店員さんが、私が話しかけた人に、なにやら尋ねています。
「モウガンドウ」とか「リョン・チュウワイ」とか聞き取れて、「そーよ、意味はわかんないけど、その通りサ!」と思いつつ、店員さんにカメラを差し出します。
「撮ってくれ〜」
優しい店員さんは2枚撮ってくれて、手を振って送り出してくれました。
本当にありがとうございました。
頭に血が上ったまま、宿に戻り、明日は帰国です。
ハア〜、緊張した。
翌朝。
電話のベルに起こされます。
「きっちーさんですか?」
「はい・・」
「旅行会社の者ですけど。
いま集合時間で、みなさんもうバスに乗っているんですけど」
「・・・すぐ、行きますっ!!」
なんてこった。時計の音が聞こえないくらい、爆睡してました!
こんなの、初めてです!
昨日、ぜんぶ用意しておいて、良かった・・。
最後の最後で人に迷惑をかけてしまいましたが、無事空港へ。
お疲れっシタ!
以上、「ひとり無間道ツアー」でした!
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!
こんどは、もう少しのんびり行ってみたいな。
香港、マカオ、ありがとー! -
結局、使うこともなく、済んだか・・。
お母さんも、ありがとう。
あ〜あ、はやくGWにならないかなあ・・・。
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この旅行記へのコメント (4)
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- コイワカメラさん 2005/07/12 01:22:02
- ごぶさたです!
- 前々から気になることがあり、きっちーさんならわかるかなと思い....
実は私が中国で購入した「インファナル・アフェアー」のDVDには、エンディングが2種類あるのですが、それは香港映画特有の「NG 集」なのでしょうか? きっちーさん見た事あります? なんなんでしょう、これ?
- きっちーさん からの返信 2005/07/12 09:14:19
- RE: おはようございます。
- エンディングの別バージョンは、中国大陸版DVDのほうに収録されているもので、NG集ではなくちゃんとしたラストシーンです。
北京へ行ったときに購入しましたが、たぶん日本でもネット通販で探せば売っていると思います。確か香港版には、特典で入ってた気がします。
最後、ラウがエレベーターで降りてきて警官たちが待ち構えていますが、隠し事が露呈していて、そこで逮捕され連行されてしまう、という筋になっています。
勧善懲悪で、めでたしめでたしなんですが、これでは中国大陸の視聴者は、?を観たとき、意味がわかんないんじゃ・・・と、思ってしまいます。
やっぱり、ラウが逃げ延びて葛藤を抱えて過ごしているほうが、個人的にはドラマチックで面白いと思います。
なんか、あんまりたいした返事ができなくて、すみません。
機会があったら、別バージョンも観てください。
ほんとに、力入れて作った映画なんだなあ、と思えてファンとしてはうれしいんですが。
それでは、失礼します。
- きっちーさん からの返信 2005/07/12 09:16:30
- RE: って、すいません。
- もう、購入されていたんですね。
起きたばっかで寝ぼけてました。
すいません。
- コイワカメラさん からの返信 2005/07/12 22:45:25
- RE: RE: って、すいません。
- ご丁寧に、ありがとうございました。
長年の悩み解決!です。
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