2004/04/08 - 2004/04/12
2580位(同エリア2725件中)
ミミミさん
ケアンズ旅行4日目。
ポートダグラスのサンデーマーケット、その後モスマン渓谷へ。
夜はプールサイドでBBQの予定だったけど…。
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★★★ 4/11(日) ★★★
目覚めて隣を確認する。2人とも、何故?と言うくらい見事にベッドの両端ギリギリに寝ている。サイドの椅子が無かったら、2人とも落下していたのかもしれない。
まだ薄暗いリビングに出てシェードを開ける。
身支度を整えて朝食の支度をしていると父、兄、母と続いて起きてきた(実際には父は今日も朝の散歩を楽しんできた後だったが)。外はまずまずのお天気。今日はテラスでの朝食にしよう! 私が朝食を作っている間、普段家のことなど何もしない父がなんとテラスを箒で掃いているではないか! 兄はニヤニヤしながら陰からこっそり写真を撮っている(^_^;)。
出来上がった和朝食は、およそこの景色とは似つかわしくないものではあったが、それはそれでなかなか味わいがある。そしてそんなテラスでの朝食の間、交わされる会話は秋田弁だ(笑)。
今回の滞在先をパームコーブにしたのは大正解だった。滞在中にはカップル1組意外は日本人の姿を見ることはなかった。日本語の不自由な(笑)父母にとって、思いっ切り秋田弁で会話できるこの環境は何物にも代え難い快適さだった。日本人観光客の多いケアンズ市内では、これほどリラックスした父母の顔を見られなかったに違いない。
それは昨夜も強く感じたことだった。昨夜のナイトズー、途中までは父も大はしゃぎだった。だが、途中から急にノリが悪くなり、最後のダンスにはどんなに誘っても参加しなかった。何故か。途中から多くの日本人が合流してきたからだ。更に例の埼玉からのご夫婦に声をかけられ、すっかり夢から覚めてしまったのだろう。だが夜が明けて、父はまた夢の世界へと戻れた様子だった。この日の朝食時、父はなんと今まで歌ったこともない民謡を一節呻った。こんな姿、私はこれまでの人生で見たことがない。みんなでカラオケに誘っても決して行こうとしなかったあの父が、だ。これだけでも、海外旅行に連れてきた甲斐があったというものだ。
朝食を終えて、私は洗濯機を回し、その間に子ども達を起こして、彼女達はダイニングでの朝食だ。
今日は日曜日、ポートダグラスのサンデーマーケットに行くことにしよう。
出発する頃にはまた怪しげな空模様になってきた。こちらに来てからずっとこんな天気。晴れたかと思えば曇り始め、ザーッとスコールに遭ったりする。せめてマーケットの間は保ってくれるといいけどな‥。 -
ポートダグラスへの海岸線はその眺めが素晴らしい。ラッキーなことにポートダグラスが近づくにつれ、空は青空へと変わっていった。途中、チビ助がまたトイレに行きたいと言いだした。運良く少し先に駐車スペースがある。カーブの続く海岸線、慎重に反対車線にあるそのスペースに車を停め、急いで携帯トイレを取り出す。ふぅ〜っ‥間に合った‥(^_^;)。
せっかく眺めの良い場所で車を停めたのだから‥とここで記念撮影。すると私達が車を停めた為か、次々と車がこのスペースに駐車して景色を眺めに降りてくる(ちなみにここはレックスルックアウトではない)。人が人を呼ぶってこういうことなのね〜(^_^;)。
ポートダグラスに入り、マクロッサンストリートを抜けて突き当たりにあるアンザック公園は沢山のテントが張られ、周りの駐車スペースはいっぱいで空きが無かった。マリナミラージュの向かい側にある駐車スペースに車を停めて、マーケットへと向かった。
まずマーケットの端にある衣類の店で母が足を止めた。母がそこでパンツや鮮やかな柄のストールを見ている間、父と兄は近くの店を見て回っていた。そして支払いの段になって、ハッと気付いた。しまった。ここはカードが使えないじゃないか。手持ちの現金はこの店での支払いにさえ足りない。店主にお金を下ろしてきたいのだが、近くにATMはあるか、と聞くと、マクロッサンSTを50m程行った所にNATIONAL BANKがあるとの事。みんなをそこに残し、私が1人でマクロッサンへ走った。だが、教えて貰ったNATIONAL BANKは閉まっていて、ATMも開いていなかった。困ったな‥。でも確かコールスの入っているショッピングセンターにあったはず。行ってみると、良かった、あった! すぐ傍に写真屋さんがあり、父が欲しがっていたフィルムを買うことも出来た。
急いで店に戻ると子ども達はパイプ椅子に腰を下ろしてくつろいでいた(^_^;)。支払いを済ませ、次に木製の飾りを買った。畳んでいる時は平らだが、拡げると螺旋状になり、吊すとクルクル回る。オーストラリアらしいカンガルーやユリシーズなどの模様のものを数点、これも母の土産。
朝に天気を心配していたのが嘘のような晴天でジリジリと暑い。マーケットの中程の所で椰子の実を割りの実演をしている。このジュース大きいモノが1つ$6。面白そうなので買ってみよう。子ども達に「Large one, please!」と言わせる。子ども達は喜んで口を付けたが、一口飲んで「変な味‥」と顔をしかめた。私も飲んでみるが‥う〜ん、ぬるくて確かにあまり美味しいモノではない‥。
喉も渇いているので、缶ジュースを2つ買って木陰で飲んだ‥。と、子ども達用に買ったオレンジジュースは炭酸入りだった‥。ごめ〜ん!!
その後、少し先に行くと、今度はフレッシュジュースを売っている。これなら間違いない。スモールを2つ買って子ども達に渡すとあっという間に飲み干した(^_^;)。
母が「ちょっと!」と手招きをする。「これ良くない?」と言ったのはちょっと変形のスカーフだった。値段も手頃でお土産にも丁度いい。何より軽くて嵩張らないのが嬉しい。私もこのスカーフを義母用に購入した。
その後、帽子屋で子ども達用の帽子を2つ購入。上の子が、こちらに来て帽子をなくしてしまったのだ。チビのは残っているけれど、お姉ちゃんの分だけ買って納得するハズもない。1つ$10と高いモノでもないし‥とレジに持っていくと、なんと2つで$10だと言うではないか! ラッキー!(^_^)
この帽子屋さんがマーケットの一番奥だった。母も大体のお土産は買い終わったようだ。
暑くてみんなクタクタだし、引き上げるとしよう‥。
時刻はもう1時を回っていた。私はこの後、マリナミラージュで子供向けのお土産を買おうと思っていたので、ランチもそこで摂ることにして、ゾロゾロとマリナミラージュへ向かった。
駐車場を抜け、マリナミラージュの通路に入って歩きながら振り返って気が付いた。「あれ? じいちゃんは?」「えっ?」
‥‥いない。どこかではぐれたらしい。取り敢えず、みんなをその場に残し、動き回らないように言って、駐車場に出てみるが、いない‥。 どこ?!
みんなの元に戻るがやはり来てはいない様子。今度は別の入口の方を調べに行ってみる。
子ども達が迷子にならないよう、しっかり手を繋いで気を付けてはいたけれど、まさか父が迷子になるなんて‥。まったくもう! 迷ったならウロウロしないでその場に居てよ!!
駐車場に出たところで、反対側に歩いていく父の姿が見えた。良かった!
「父さん!」声をかけるが、耳の遠い父は気付かない。
「父さん! じいちゃん!! ジイっ!!!」
大声で叫ぶ私に通りがかったオージーが驚いて振り返る‥。ようやく父も気付いた。
「写真撮ってたら、みんないなくなっちゃって。駐車場に行ってみたら、最初の場所に車も無いし‥」
おいおい、車は移動してないぞ〜。一体、どこの駐車場に行ってたんだい‥?
「まさか父さんが迷子になるなんて予測してなかったよ‥。」兄も呆れ顔だ。
いや、予想しておくべきだった。父は知らない土地でも先頭を切って歩く。だから、目的と違う方向に進み呼び戻されることもしょっちゅうなのだ。
この一件ですっかり疲れ果ててしまった。もうお昼も大きく過ぎているし、ランチは軽くフードコートで食べることにしよう。マリナミラージュのフードコート3軒ほどのお店しかない。お昼の時間を過ぎていたためか、あまり種類は残っていなかった。軽いランチを摂ってから、私は少し自分のお土産を買いに行くことにした。子ども達にはアイスを買って、それを食べて待っていて貰おう。
私の買い物に母も付いてきた。オシュコシュの店を見ようと思っていたら、店員がランチのために閉まっていた。こちらでは良くある光景だ。
結局、雑貨屋さんで半額になっていたイースターエッグとおもちゃ、それからネックレスを買った。ここで買ったモノはそれぞれ手提げのバッグに入れてくれた。
「こういうちょっと高級そうなお店だとちゃんと袋に入れてくれるんだね。」
母がちょっと羨ましそうに言った。母はこちらでは買ったモノをラッピングしてくれないことが一番不満だったらしい。
フードコートに戻ると、子ども達がアイスを食べ終わり「ママは〜?」と騒ぎ始めたところだったらしい。「今、探しに行こうかと思ったところだったよ。」
兄が言う。買い物に出て、まだ15分ほどしか経っていないのに‥(-_-;)。 -
車に戻って(ほら、ちゃんと最初に停めた場所に車はあったでしょ?!)、パームコーブに戻ろうと出発したが、ちょっと心残りがあった。せめてモスマンくらいには行ってみたかったんだけど。
「ミミミが運転辛くなければ、俺達は問題ないよ。せっかくだから行ってみよう」
兄も言ってくれたので、キャプテンクックHWYを右折し、モスマンへと向かった。
のどかな景色の中を北へ進む。ここで初めてサトウキビ運搬列車が運行している姿を見ることが出来た。
モスマンの街を左折すると、道は細く寂しい道になる。本当にここでいいんだよね? と不安になる頃にMOSSMAN GORGEの看板を見つけホッとする。暫く進むと両脇にこの道路には似つかわしくないほどの数の車が停まっている。帰る車と、所々の空きスペースを見つけてすれ違う。3時を回っていたからか、駐車場にも少し空きスペースがあった。
車を停めて渓谷への遊歩道を下る。と、遊歩道のすぐ脇をブッシュターキーが歩いている。渓谷に降りると、オージーが水遊びをしていた。だが、車の多さに比べて人はそう多くない。おそらくこの周囲の遊歩道を歩いているのだろう。
子ども達は水着で遊ぶ他の子ども達を羨ましそうに見つめている。水着を持ってくれば良かった。着替えすら持ってきていない。
「水に入りたい?」「うん!」
即答だ。う〜ん、仕方ない。子ども達のスカートを脱がせて、パンツ姿で浅瀬に下ろす。
「足だけだからね。お尻着けないでね!」
パチャパチャ歩いたり手で水をすくったり。それだけでも嬉しそうだった。
次に来る機会があれば、その時は水着を忘れずに持ってこよう。
ちょっとだけ水遊びをしてから、車に戻った。
そしてパームコーブに向かう道で子ども達は相次いで眠りに落ちた。 -
パームコーブが近づくにつれ、空は怪しくなってきた。桟橋で写真撮影を‥と思っていたのだけれど、コンディションはあまり良く無さそうだ。
桟橋に付くと、小雨が降ってきた。う〜ん、またか。もしかしたら、こちらはずっとこんな天気だったのかもしれない。一応車を降りて写真を撮ったが、やはり出来はイマイチだった。 -
部屋に戻り、みんな順番にシャワーを浴びた。
夕飯の準備に取りかかるが、さぁ困った。今日はプールサイドでBBQの予定だったけれど、この空では例え雨が上がっても、またいつ降り出すかわからない。仕方ない、プールサイドでのBBQは諦めて、テラスでのディナーに変更だ。
肉を焼き、イカを炒め、伊勢エビの周りに茹でエビを飾り、ブロッコリーだのトマトだの、残りの食材を全部並べるとリーズナブルながら、見た目には結構豪華な食卓になった。
焼き肉のタレ用にニンニクと生姜を卸したかったが、チーズおろしはあってもおろし金は無いので(当たり前)みじん切りで我慢。それでもどれもなかなか美味しく、明日にも残せないのでみんな頑張って胃に納めた。テラスでの夕食はリーズナブルだけれど、気持ちは豊かになれた。
食事を終えて、皿を食洗機に入れる。その間に明日の朝食用のご飯を炊く。明日の朝はおにぎりだ。
おにぎりを作り終えたら、次は荷造り。お土産を詰めながら、思わず笑ってしまった。持ってきた小ケースはTIMTAMだけで一杯になってしまったのだ。「このまま行商に行けちゃうね」
でも笑ってばかりもいられなかった。あまりに増えすぎたお土産のため、荷物が入りきらない可能性が高くなってきた。こうなったら、必需品以外は捨てて行くしかない。行きはスカスカでも中ケースを持ってくれば良かった‥。
粗方の荷物を詰め終わり、この日は今までより少し早めに床に着いた。
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