2004/11/03 - 2004/11/11
618位(同エリア648件中)
triさん
ロンドンからの夜行バスは6:50にエディンバラに到着しました。タータンチェックに溢れる憧れの…そしてタータンチェックから感じられるような、その派手さとは対局のような存在感を示す、さまざまな灰色に彩られた街。夜行バスは疲れたものの、まだ色の正確な区別も付きにくいこの時間に到着したことは、逆に、これから現れてくるそれらの色を楽しむには良かったです。
表紙写真は、色を持たぬくとも、その存在を強く強く見せるスコッツ・モニュメントです。
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カールトン・ヒルにある未完成の国家記念碑です。程良い傾斜の丘で、ベンチももちろんあり、陽に染まっていくのをずっと眺めていたくなります…
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向こうに見えるのは、ホリールード・パークです。旧市街・新市街・自然…と、凝縮された町です。
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ホリールード・パーク(丘)の麓で見上げると、丘によって吹き上げられた風が雲をちぎり裂く中を、陽に向かう鳥の姿がありました。雄大です。「飛びたい」とか「羽ばたきたい」とか…そういう気持ちを沸き起こさせてくれます。
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登り始めました。なかなか…というか、かなり急です。車道の手前に斜めの歩道がありますよね。あの道を辿れば、ゆったりハイキング気分でこの丘を登れるのですが、ちょっと…人が歩んだ道無き道があったもので…チャレンジしたくなり、このショートカットをしました。でもここはスコットランド。雨も多く、草は濡れ、地もぬかるんでいて危険でした。
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無事、登りました。
風が強く、真っ直ぐに伸びやかに育つ草はありません。皆、風によってなぎ倒されたまま育っていました。雨が多い土地ということもあり、草が生っていて、荒涼…とは違うのですが、はだけた所から地の力強さを感じました。 -
丘の先端から見たエディンバラ旧市街の街並みとエディンバラ城です。この丘の、はだけた大地のイメージと重なります。
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崖下の道を辿ると、先ほどのショートカットをした写真の道へ通じます。丘をぐるりと一周しています。
岩にもこびりつき生命を育む草…すごいですね。 -
ゾクゾクしちゃいます…。こんな位置には立てないので、手を伸ばして撮った写真です 笑。
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崖の一番先端部分です。エディンバラ城の土地も、元はこんな場所だったはずですよね…ここに城を作ろう…なんて…思うのがスゴイですね。そして何より、当時の設計者がスゴイです。
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崖を背にし、街へ戻ります。盆地を挟んで向こう側のあの丘にも登ることが出来るそうなのですが、時間も押していたので、諦めました。次来た時は必ず登りたいです。
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このように崖の裏側は割と緩やかで、道もあります。崖下の道と繋がっています。この地形からすると、霧が立ちこめてて、光が差すとキレイそうですね。雪景色も素晴らしくなりそうな気がします。
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ホリールード・パークを正面麓から見た写真です。この道が…登りたくなる気持ちを起こします…笑。
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こういう、ただ舗装のためにコンクリートにしたのではなく、設計された、整えられた道路をキレイと感じたのは初めてでした。コンクリートの道なのに、柔らかさが感じられて…。
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