tsuruya0さんのクチコミ(3ページ)全67件

サンライト旭川は旭川駅から徒歩3分もかからない駅前の格安ビジネスホテルです。飲み屋街や有名旭川ラーメン店にも徒歩で行けるので、とても便利でした。部屋もよく、なによりもスタッフがとても親切で、コストパフォーマンスが高いビジネスホテルです。旭川を訪れた時はまた宿泊してもいいと思えるところでした。

旧伊東伝左衛門家は19世紀中ごろ、つまり江戸時代後期に造られた武家屋敷で、周囲は２ｍほどの高さの切り石の石垣で囲まれており、これだけでもちょっとした城塞のようです。入口の石段を登ると見るからに年季の入った木造の家と枯山水の庭があります。映画「半次郎」のロケ地にもなり、この建物は西郷隆盛の自宅としてロケされたそうです。そう思って半次郎を見てからここを訪れるとまた面白かもしれません。

飫肥城は戦国時代は日向の伊東氏と薩摩の島津氏がこの地方の覇権を争ったため、この城を支配する城主も何度となく両氏で変わりました。1572年木崎原の戦いで伊東氏が敗れ没落したため、これで島津の領土になるのが決まったと思いきや、領土を失った伊東祐兵が豊臣秀吉の九州征伐に従ったため、その功により再び飫肥城の城主となり、明治時代の廃藩置県まで伊東氏の領土となりました。（伊東祐兵が今の飫肥の町並みを整備した）ちなみに豊臣系の家臣でありながら、関ヶ原の戦いで東軍側として参戦した唯一の九州大名であったため、江戸時代を通して、島津家のような冷遇は受けなかったそうです。城は明治になり廃城となりほとんどの建物が取り壊され、最近になり大手門などが再建されましたが、大部分は石垣だけの公園になっています。

鵜戸神宮は日南海岸でちょっとだけ突き出た岬、国道220号を走り、途中海側へ少しだけ行った所にあります。鳥居をくぐり境内を歩いて行くと、左手には濃い緑の亜熱帯の森が、右手はすぐ海岸で奇岩が立ち並び、その向こうには青い海と青い空がどこまでも続き、社殿や門は鮮やかな朱色で、全体的にとてもカラフルな所で、まるでここ自体が竜宮城のようです。（もともと浦島太郎のもとの話である山幸海幸彦の神話に由来した神社）境内の一番奥には大きな洞窟があり、その洞窟の中に本殿があります。昔、宮崎が人気ハネムーン地だったころは多くの新婚さんが、子宝を祈願しにきたそうです。今ではハネムーンで宮崎を訪れる人は激減したと思いますが、この神社は今でも地元の人や観光客で賑わっています。

宮崎市の南に位置する周囲８６０m、標高６mの小さな島です。島内には２６０種あまりの貴重な亜熱帯植物が自生しており、その中に青島神社があります。元々は神聖な島で、一般人は立ち入ることができませんでしたが、明治以降は開放されました。とは言っても「青島亜熱帯性植物群落」として日本国の特別天然記念物に指定されており、限られた範囲しか歩くことはできません。島周囲は砂岩と泥岩が規則的に並んだ地層が波の浸食で削られまるで巨大な洗濯岩のようなので「鬼の洗濯岩」とも呼ばれ、こちらも「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」として日本国の天然記念物に指定されています。

宮崎県日南海岸で見られる鬼の洗濯板はガイドブックや案内板によると、約１５００万年前から３０００万年前に海床（海底）だった所に砂岩と泥岩の層が交互に積み重なり、その海底が隆起して海岸沿いで波の浸食をうけ、柔らかい泥岩のほうが早く削られたため、現在のような規則正しい凹凸のまるで巨大な「洗濯板」のような奇妙な景観が生まれたそうです。その時は、ここまでの解説である程度納得したのですが、車を運転中、なぜ海底にこれほど規則正しい泥と砂の、数え切れないほどの層ができたのか、ふと不思議になりました。つまり海底に砂が堆積する時代が何万年かあり、次に泥が堆積する時代が、そしてまた次には砂が堆積する時代が・・・こんなことを規則的に何千万年繰り返し、見事な砂岩と泥岩の層が・・・・そんなことあるか？と疑問に思えました。帰宅後いろいろ調べてみると、この砂岩と泥岩の層ほぼ同時期にワンセットで形成されるそうで、その大きな力が巨大地震だそうです。常日頃少しずつ堆積していた海底に、地震の振動で海底でも土石流のような現象が起きいつもとは違う性質の堆積物が大量に降り注ぎ、地震が落ち着いた所でいつもと同じように少しずつ堆積し、また何万年かたった所で巨大地震が起きて、とういうのを数百回繰り返してこのような地層が出来たそうです。（どちらが砂岩でどちらが泥岩かはわかりませんが）ちょっとだけ疑問が解決しました。みなさんも是非自分の目でこの鬼の洗濯板を確かめてください。

宮崎市からR220を車で30分ほど走ったところに堀切峠があります。もともとは断崖絶壁の難所に明治２２年に道路が開通し、堀切峠と名付けられ、その後国道になりました。しかし、現在ではこの難所をトンネルで通り抜ける堀切峠バイパスが2007年に開通したためそちらがメインの交通路になっていますが、観光客はぜひ旧道の堀切峠〜道の駅フェニックスを走ってください。宮崎市から青島を過ぎると、左へ曲がりちょっと走ると、突然目の前にフェニックスの木と日南海岸の青い海が開けます。
しっかり案内板があるのでその気でいれば迷うことはないと思います。そのまま道の駅経由で走り抜ければ、またもとのR220に合流します。

日産スカイラインのCMで登場し有名になった美瑛の丘の「ケンとメリーの木」、この立派なポプラの木の向かいにペンション　ケンとメリーがあります。ペンションにしては珍しく朝食のみか素泊まりになります。私たちは夕食だけ別で食べたいお店があったので朝食付きのプランで泊まりました。部屋はごく普通のかわいらしいペンションといった感じ、周囲にお店はなく車で移動することになるので、夕食のあてが決まっていない人はやめた方がいいかもしれません。（もちろんペンションの人がお店を紹介してくれるとはおもいますが・・）

中島公園の東に面した公園と豊平川の間にあるホテルです。部屋は寝室もバスルームもとてもきれいで特に問題なく、ここは朝食が充実していることで有名なのですが、朝起きると昨日のお酒が少し残っている感じがしてちょっと体が重かったので、まずは中島公園を散歩、天気もよく、地元の人がジョギングしていたり犬を散歩していたり、とても気持ちがよく、お腹がすいてきたところでホテルに戻り朝食を食べました。朝食は噂通り、和食は焼き魚、煮物、卵焼き、刺身などなど、洋食も卵料理からサラダ、ソーセージ、フルーツなど、とても充実しており、思わず食べ過ぎてしまいました。

宮崎市の南にある青島は橋でつながっており、島内には青島神社があります。青島神社のご祭神は、天津日高彦火火出見命（あまつひだかひこほほでみのみこと）とその妃神 豊玉姫命（とよたまひめのみこと）、そして塩筒大神（しおづつのおおかみ）で３柱とも、日本神話の山幸海幸神話に関連した神様です。そもそも山幸海幸神話は、弟の天津日高彦火火出見命（山幸彦）と、意地悪な兄の海幸彦で、試しに猟具と釣針を少しだけ交換してでかけたが、山幸彦は兄の釣針をなくしてしまい、途方に暮れているところを塩筒大神の助言をもらい、海宮へ行き、そこで豊玉姫命と結ばれ、再び陸に戻り兄を降伏させた話です。この陸に戻って最初に青島に家を立てたことがこの神社の始まりだとか。もともと海に関連した信仰なので航海の安全と、夫婦の神様なので縁結びや子宝に御利益があると言われています。

青島にはビロウの群落や、２６０種あまりの亜熱帯性植物が繁茂しており、学術研究、自然教育の場として、青島のすぐ目の前の西岸にこの青島亜熱帯植物園がありました。宮崎の道沿いのフェニックス（ヤシ科）の並木などにも関わっており、南国宮崎のイメージにも貢献しているそうです。まあ、そんな難しい話は興味がなくても、様々な植物や植えられ、きれいに整備された園内は、散歩したり、弁当を持って来てピクニックしてりするのにいいと思います。

西都原古墳群はその名の通り300以上もの古墳が集まり、そのエリアが公園として整備されています。3世紀から約400年ほどの間に造られたもので、時代も様々、大きさも様々です。その中で見どころの一つが「鬼のいわや古墳」です。直径３６ｍ高さ７ｍの円墳で、その周囲に円墳を一周囲むような外堤と堀があります。また古墳には石室もあり内部が公開されています。中までみれる数少ない古墳なのでぜひ西都原古墳群を訪れた時はこの「鬼のいわや古墳」を見学してください。

高千穂峡には遊歩道があり峡谷内を散策できますが、その後、時間があればぜひ、貸しボートにもトライしてみてください。歩いている時は上から見ていた真名井の滝を水面の高さ、すぐ目の前で見ることができます。濡れてもいいのであれば滝に触れることもできます。ボートで動ける範囲は限定され、峡谷内は狭いため、他のボートとぶつかりそうになり、右だ！左だ！と同乗者に指示されながら慣れないオールを漕ぎ（漕ぐ人は進行方向は振り返らないと見えない）、不用意に絶壁に近づきすぎると上から小さな滝やしずくが落ちてきて頭が濡れてしまったり、予想以上にワイワイ騒ぎながら楽しかったです。

スーパーホテル宮崎は宮崎市のメインストリートである橘通りに面しており、中心街へも歩いてすぐ、夕食にも困らない場所にあります。私が泊まったのはセミダブルの部屋に夫婦で２人、朝食もバイキング形式で結構種類も豊富、これで一人３０００円台、コストパフォーマンスがいいホテルで、満足しました。また部屋にはロフト上のサブベッドもついていたため、３人でも泊まれるようでした。

高千穂峡の真名井の滝が見える橋を渡ってすぐの右手に淡水魚水族館があります。このあたり五ヶ瀬川に生息する淡水魚はもちろん、ちょっと意外だったのがこんな田舎の小さな水族館にアフリカやアマゾンなど世界中の淡水魚が飼育されていました。（さすがにピラルクはいませんでしたが）高千穂峡にきて時間があったらちょっと寄ってみてください。

天岩戸神社から渓流沿いを１０分ほど歩いていくと天安河原と言われるちょっと開けた河原に、仰慕窟（ぎょうぼがいわや）とよばれる洞窟があります。この天安河原は天照大神様が天の岩戸にお隠れになりました際に、八百万の神が集まり、大神様が岩屋からお出ましになる為の会議を開いた場所であると伝えられています。洞窟の中には鳥居と天安河原宮の小さな社殿があります。いまでも人気がないときは多くの神様がここで話をしているとか・・・目をつぶってみればあなたにも見えるかも・・・そんな雰囲気の場所です。天岩戸神社から是非、足のばして訪れてみてください。

岩戸隠れが元となった天岩戸神社は岩戸川を挟んで少し離れたところに東本宮と西本宮があります。東本宮の主祭神が天照皇大神（あまてらすすめおおみかみ）で、西本宮が大日○尊（おおひるめのみこと）とのことですが、大日○尊も天照大神のことで、どちらも同じ神を祭っていることになります。一般に観光客がたくさん訪れ、いつも賑やかなのは西本宮のほうです。また、この西本宮は紅葉の名所でも有名です。

大瀬川の川岸にあるビジネスホテルで夕方まで観光し、朝には出発、寝るためだけの場所なので、価格重視、狭いの覚悟でダブルの部屋に2人で泊まり一泊一人3000円くらいでした。ホテル内は清潔で部屋も寝るだけであれば特に問題なく、また駐車場やフロントのスタッフもとても親切で良かったです。ホテル周囲にも飲食店は困らない程度にはあります。また、繁華街や延岡城跡まではちょっと離れていしたが、散歩ついでと思えば十分歩ける距離でした。

高千穂は天孫降臨伝説の地であり、多くの神社がありますが、その中でも格式が高い神社の一つが高千穂神社です。主祭神は高千穂皇神と十社大明神です。高千穂皇神とは日本神話の日向三代と称される皇祖神とその配偶神で迩迩芸命（ニニギノミコト）と木花佐久夜姫（コノハナサクヤヒメ） 、日子穂穂手見命（ヒコホホデミノミコト）と豊玉姫（トヨタマヒメ）、鵜葦草葦不合命（ウガヤフキアエズノミコト）と玉依姫（タマヨリヒメ）の計６柱で、やはり日本神話とゆかりの深い神々です。高千穂峡観光とあわせて訪れる人も多く、多くの人で賑わっています。

高千穂峡は宮崎県北部にある峡谷で、阿蘇山の噴火でできた溶岩大地を五ヶ瀬川が長い年月をかけ、V字に削りとった渓谷で、とても綺麗な場所です。浸食により、むき出しになった柱状節理の断崖に、深い緑色の川、所々点在する滝などとても風光明媚な観光地です。私たちは宮崎観光目的に訪れたので宮崎空港から行きましたが、実際は熊本から訪れたほうがアクセスがいいようです。まあどちらにしろ、山の中にあるため、簡単ではありませんが。（熊本空港から車で２〜３時間、宮崎空港から車で３〜４時間）