世は情けさんのクチコミ全21件

昔利用した上野からの新特急の直行便が廃止されたことを知った。新幹線で上毛高原駅を利用、路線バスの費用を浮かして便は少ないが宿の送迎バスを利用した。
宿の玄関、ロビーは結構豪華。初日は晴天で部屋から谷川連峰が一望できたのはうれしい。連峰の山々の名前シールが窓ガラスに張ってあったのも山素人（しろうと）にはうれしい限り。
大広間での夕食はシニア夫婦には十分な量だがもう少し温かい種類が多くても…とは家内の言。食事の案内、配膳の係りが結構素人っぽかったが別に不満はなし。
温泉は男女入れ替え制。初日、２日目でたくさんの浴槽に浸かることが出来て満足。
この頃軽いひざ痛を抱える身。ロビーから売店への通路に数段の階段。今の自分には支障はないが広い通路なので一部分スロープにしたらどうだろうかと思った。
眠りから覚めて窓を開けたら外には白い雪が舞っていた。一面の雪景色も素晴らしい。
眼下、細く黒い利根の川面にたくさんの雪が吸い込まれていった。

震災前年に会社を辞めて福島で独り農業を始めた東京育ちの友人を訪ねたシニア４人組
スパリゾートハワイアンズは格好の宿だった
東京駅近くから無料送迎バスが出ていたのは嬉しかった
土曜日とあって利用者が多いようでバスは３台も並んでの出発
スパゾーンを含めての宿泊料金だったが話も弾んで残念ながらスパゾーンは利用せず
それでもギネスに載っているらしい世界一の露天風呂、江戸情話・与市には大満足
とくに夜がおすすめ・・・黒塗りの柱に使い込まれた古木の床
６月から７月に一度宿泊日を変更したせいか部屋はちょっと狭かった
窓際の小さな応接スペースのようなものもなく４人の布団を敷くと荷物があちこちで当るような状態
早起きして窓の外に目をやると５時前だというのに深い緑の端から日が出そうだった
福島の夜明けは早い

国道の杉並木と東武日光線に挟まれた幅は狭いが１キロほどの長さの公園
上今市駅のすぐ近くだが快速、特急の停車する下今市駅で降りて１キロほど今市の街中を歩いて到着
緑が濃くシニア夫婦がのんびり気晴らしに散歩するには敵地だった
ところどころに配された水車が清流で回されていて涼しさ倍増
終着地近くの古民家風蕎麦屋でお昼と食べたが雰囲気抜群、味も抜群
帰りは杉並木の中央を堂々と歩いて帰る
国道は迂回しているので人専用道路で安全

大観光地日光へは何度も行っている。
途中東武日光線今市駅を発車してすぐ左車窓に「二宮神社」の看板を見るたびいつも不思議に思っていた。
確か小田原城内にも「二宮神社」があったはず、一体どうなってるんだ・・・と。
ここ今市の二宮神社を訪ねて社務所の由緒を読みその疑問がやっと解決した。
二宮金次郎（尊徳）の生誕地が小田原。
若いころは小田原で活躍、その後北関東から相馬あたりで頑張り、晩年ここ今市で没したのだった。
昔はどこの小学校にもあったらしい二宮金次郎の銅像、このごろはきっと肩身の狭い思いをしているのかも・・・。
小さな小さな日本の歴史の一こま、それが理解できてなんだか一回り大きな自分になったようなそんな気持ちになれた。

都内から新幹線でおよそ１時間半の福島市、その郊外の花見山は日帰り圏内だろう
そう思って４月中旬の日曜日の新幹線往復切符を３週間ほど前に手配した
ありとあらゆる春の花木が一時に咲き乱れるという花見山の光景を一度は眼に焼き付けておきたいと思ったのだ
心配だった春の天気もこの日は絶好の花見日和
福島駅からは次々に来るシャトルバスで１５分ほどで花見山バス停に到着
途中延々と続く一般の乗用車の渋滞をスイスイと潜り抜けたのはたぶんバス優先のルートが設定されているのだろう
車で来たら日帰りは厳しかったに違いない
サクラ満開、レンギョウ、ボケ、モモ、モクレン、ヒュウガミズキ・・・
ただ飲酒は遠慮してほしいとのことだった
花見山本体はどうも個人の所有らしい
そのことと関係があるのかもしれない
でもバス停あたりの種々のお土産屋さんの中には酒を売っているところがあったので
帰りぎわ、つまみにキュウリの１本漬けを買ってベンチでキュッ・・・

花散らし風吹きすさぶ４月上旬
隣接する林間部のあけぼの山公園の桜は散ってしまったようだ
今でしょ！とばかりに平地部の農業公園のチューリップが満開
強風にそよぐことだにしないその強靭な意志に遠くの筑波山が脱帽しているよう
チューリップに限らず風車とお花は相性がいいものだ
夏はヒマワリ、秋はコスモスと花は季節によって入れ替わる
残念ながら強風のせいかこの日風車は回っていなかった
回る風車を見たい人は問い合わせた方がいいかもしれない

初めて牛久沼を見たという友人２人は沼の大きさに驚いていた。名前からして牧歌的な小さな沼を想像していたようだ。
周囲がおよそ２５キロあるらしい
自分は何度も訪れている。高台の小公園から眺めたりしたこともある
が、１番のビューポイントは沼畔の国道６号沿いにあるうなぎ店からの眺めではないだろうか。まるで船上に居るような雰囲気を味わえる
友人は「牛久沼のうなぎ」という言葉を聞いたことがあるらしく牛久沼でうなぎを食いたいという希望だった。そして実行することになったのだ
今話題のうなぎ、それなりの乗船料が要ることは覚悟しよう（笑）
聞いたところによると牛久沼で獲れたうなぎは東京の料亭に出荷されここで食べるうなぎは養殖ものだそうだ。ま、そうだろうな～・・・と思った

通称四度の滝と呼ばれる袋田の滝へはもう五度、六度目だ（笑）。いつも新緑、紅葉の最盛期に行っていたので車が数珠繋ぎ、離れた駐車場からけっこう歩いたものだ。今回はシーズンオフの夕方４時で滝に一番近いお土産屋さんの駐車場までスムーズに行けた。何でもいいからお土産を買えば駐車料金は無料というのが嬉しかった。
トンネルをくぐって第一観瀑台、その横からエレベーターで第二観瀑台、帰りは吊橋を渡って駐車場へ戻る。
今回の滝は水量が少なく豪快さに欠けたのが残念。最も水が多すぎて第一観瀑台に大量の水（霧）が吹き付けとても居られなかった、なんて年もあったが・・・

退職者を含むシニアの男３人連れです。あまり予算をかけないでゆっくり温泉につかろうという旅でした。シーズンから外れた季節とは言え満室のようでした。夫婦、子連れ、やっと動けるお年寄り、若い女性の数人旅、そして我々のようなシニアと客層はバラエティーに富んでいました。おそらくコストパフォーマンスが優れているんでしょう

東京のど真ん中、それも駅から至近距離、歩いて３分だ。
縁結びの神、東京のお伊勢さまに詣でて幸せつかもう！
ＪＲ飯田橋西口を左に歩いて５０歩のところに信号。信号を突っ切って１００歩。
角を左に曲がって２００歩歩くとそこはもう東京大神宮。
森とは言えないか、林とも言えないだろうな～、小さな木立の中だ。
正月の準備はどんなんだろうと２０１２年１２月２６日早朝、様子をうかがった。
怠りない様子。
例年正月には参拝順番待ちの長い行列ができるが、その困難を克服して幸せをつかんだ人も多いんだろうな～・・・

まもなく大震災後１年が過ぎようとする２月中旬、女川、石巻の海沿いをタクシーで回った。現実を１度目に焼き付けておくべきという友人の提案でした。
だだっ広い宅地に家が数軒ポツリポツリと・・・東京近郊に住む自分には見慣れた光景。
が、それは決して分譲住宅地ではないのだ肝に銘じる。
幸い松島の町は多くの島々が防波堤の役目をしてくれたようで無事だった。
宿が高台にあったこともあり余震の恐怖もなくやすむことが出来た。

東武日光駅から町のメイン通りを神橋までは何度も歩いている。それは輪王寺、東照宮、二荒山神社の２社１寺への表通りといえるだろう。
今回は初めて裏通りとも言える大谷川沿いを歩いてみた。
霧降大橋の手前を河原に降りて、草花を愛でながら緑色、茶色と２つの歩道橋を渡り小杉放菴記念日光美術館下に出る。そこから遠くに見る神橋も悦なもの。
２社１寺は何度も見ている・・・気がする（笑）。その裏山に結構な遊歩道があるんです。もちろん無料。静寂。初夏の森林浴にはうってつけ。
採集地点には小さいながらも清らかな白糸の滝、滝の上に滝尾神社。
駅からおよそ１時間半の行程。

関越自動車道沼田インターから国道１２０号を東に約２０キロ、通称日本ロマンチック街道の一部を走った先に、片品川が造った芸術品「吹き割の滝」がある
周囲の遊歩道はシニアでも１時間くらいでゆっくり楽に回れる
国道から直接滝に降りたことは過去３、４回あるが高台から眺めるのは今回が初めてだ
これまた絶景
遊歩道途中の浮島観音堂で願い事をすると厳かな流れにあいまって、かなえてもらえそうな気がしてきた

一度乗ってみたかった渡良瀬渓谷鉄道は休日だったせいか超満員だったがそれも楽しい。
神戸駅から湖の南→東湖畔→中央の草木橋→西湖畔を歩く。
途中の国民宿舎サンレイク草木のレストランでお昼を食べようとしたら団体の予約で満席。やむなく売店でパンを買う。
きつい上り下りなどはなく、のんびり話しながらのシニア夫婦、およそ３時間、１０キロ歩く。
西岸の富広美術館からはちょうど来たバスで神戸駅まで戻る。
紅葉は茶系、黄系が多かった。美術館の周りの遊歩道には赤いもみじがたくさん植えられていたがなんとなくわざとらしく感じた。

今やどこの町でも温泉が出る。昔からの温泉の町がただお湯が出れば良いという態度でいたら飽きられるだろう。
ここの温泉は申し分なかった。種類が豊富。広々ゆったりでゴージャス。
温泉好きの神さん大満足。
自分は部屋に付属の露天風呂が気に入った。
部屋付属としては広々ゆったりでゴージャス。
旅行会社で料金若干の上乗せが功を奏した。

江戸川上流から下流を見ての左岸、つまり千葉県側。
川の流れとは逆に土手の上のサイクリングロードを自転車で野田橋あたりから関宿城方面へ北上する。
東武野田線の鉄橋あたりから土手は菜の花に覆われる。
川原にはグライダーの滑空場。そして空にはモーターパラグライダーが舞う。
関宿城公園には立派な駐輪場がある。
野田橋から関宿城まで走った距離はおよそ二十キロ。
桜の花も終わりかけた四月十二日のこと。

里山を内包する大型都市公園とでも名付けようか、子供たちは一日中遊べるだろう。さまざまな自然体験、芸術体験もできる。子供料金の安さも大きな魅力。園内のあちこちにさまざまな花を見ることができる。花愛好家にとっては申し分ない散歩コースだ。

春の夕方霞ヶ浦東岸の国道355号線を北上する。カメラをズームすると湖上に土浦の町が浮かんで見えたのには感激。途中、行方市麻生の市営「あそう温泉・白帆の湯」で一服。湖越しに筑波山を望む・・・いちどは経験しておきたいこと。水面に反射する日光がまた幻想的。

青空に白い雪・・・だけが樹氷じゃない。蔵王温泉近くのロープウェイ乗り場には雪がちらつく中子供たちがはしゃぐ。若い恋人たちはロープウェイの下を楽しげにすべる。途中の樹氷駅での乗り換えはスムーズ。吹雪く山頂駅の温度計は零下十数度。雪の切れ間、駅から数十メートル先に道標が見えたので駆け足で記念撮影。急いで戻った山頂駅でのコーヒータイムのホッとしたひと時はシニア五人組の忘れがたい思い出になる。

松本駅からぶらりと街歩きすると到着する松本城。駅から２キロもない。
白い雪に石組みとお城が映える。お濠の鴨、白鳥、鯉と遊ぶもよし。
お城の急階段を上った先にはピッカピカの板敷きが・・・達成感はある。
そこからは東西南北、松本の町の広がり全体が展望できる・・・これぞ盆地。