和彦下野さんのクチコミ全3件

時代の流れは進み、どんどん淘汰されていった寝台列車。常設のブルートイレインでは最後の列車になってしまいました。
この列車の楽しみ方は、個室寝台を取り、食堂車のパブタイムで一杯やり、列車の中にあるというシャワーを経験し、そのあとはロビーカー車両でゆったり過ごす。朝は早めに起き、北海道の大地を眺めながら再び食堂車に赴き朝食をいただくのです。
シャワーはロビーカーの横にあり、食堂車でシャワーカードやタオルセットを販売していますが、予約制で数に限りがありますので、乗車したらまずシャワーカードを買うことをお勧めします。（A寝台ロイヤルは個室内にシャワーがあります）
食堂車のパブタイムは、完全予約制のディナータイムのあとにあり、ディナーの状況によっては営業時間がずれこむこともあります。ワインを片手におつまみのピザやチーズをいただきながら、揺れる列車でのひと時。ワイングラスの中身が揺れる瞬間はなかなか乙なものです。
ゆっくり行く旅もまた旅のひとつです。みなさんもお早めに体験してみてください。

憧れのリッツカールトン大阪にカップルで泊まってきました。
クラブフロアは専用ラウンジでのチェックイン、アウトが可能で、1日5回のフードプレゼンテーションが展開されます。お部屋は角部屋のクラブデラックスダブル。クラブスーペリアダブルで予約していたのですが、アップグレードしてくれたみたいです。
ラウンジでの飲食はオールタイムアルコールがいただけます。おすすめをとお願いすると、シャンパンが提供されました。お食事もアンティパストから、レストランの小皿料理など、十分お腹を満たせるものでした。
お部屋へはベルガールが案内をしてくれ、最後に「何か私どもでお手伝いできることはございませんでょうか？」と聞いていただけたのが印象的でした。
滞在途中、アメニティやモーニングコールで何度かフロントにお電話させていただいたのですが、１コールで取り、「○○さま」と名前で呼ばれるのには驚かされました。
そして何より感動したのは、朝のモーニングコール。もちろん時間通りにコールしていただいたのですが、その際、「お部屋の外にお目覚めのコーヒーをご用意しております」とのこと。これにはびっくりを超え、感動した瞬間でした。
その後はラウンジで朝食をいただき、チェックアウトしました。
最後のお見送りまでリッツカールトンらしさが滲み出ていて、滞在して本当によかったな、と心から思えました。また機会を作って泊まりにいきたいです。

仙台七夕祭りの時期と重なっていましたが、最後の１室で予約が取れました。値段はラックレートのおよそ半分でした。ホテルの入り口は小さく、フロントデスクは座ってのチェックインでした。良い香りとクラシック感に包まれており、こぢんまりとした雰囲気は横浜のロイヤルパークホテルとは良い意味で異なります。
お部屋は４階のモデレートダブル。お風呂場やベッド周りは十分な広さが確保されています。テレビは、一見して気づかないのですが、木製のタンスのようなものの扉の中に隠れています。これはリッツカールトン大阪と同じで、窓辺のひとり掛けソファは、ホテル椿山荘東京とそっくり。ラグジュアリーホテルの雰囲気をそこかしこに感じることができるいいお部屋でした。素泊まりだったのでお食事の評価はありません。
朝はチェックインカウントの後ろにある、キャッシャーでの手続きです。浴衣姿のスタッフが満面の笑みで迎えてくれました。
コストパフォーマンスもお部屋もサービスも大満足の滞在でした。
唯一の欠点が、立地・アクセスです。仙台駅が無料シャトルバスが運行されていますが、本数が少なく、所要時間は４０分を越えます。これだけが残念な点ですが、都会の喧騒とは離れた雰囲気でゆっくりできるのなら、これもいいのかも！？