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S.Y.さんのトラベラーページ

S.Y.さんのクチコミ全16件

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  • 光に嘘がない、誤魔化さない率直な目で見つめられ続けた。

    投稿日 2022年06月21日

    康花美術館 松本

    総合評価:5.0

     30歳で亡くなった女性だという事のみの事前知識として訪問。プロフィールを見て、絵を見て、死を読んで、絶句しました。話好きの母までもがおとなしく鑑賞していました。壮絶な人生。多感な時期に母を亡くし自分の病気に生と死を見つめ続けた康花さんの絵は、光と影、自然の醜さと憎悪と愛を描き続けていたのだなあと感じ入りました。
     じっと見ていると、次第に色々なものが沸き上がってき、こちらが観られる側に変えられてしまう。白黒ゆえに、光に嘘がない、誤魔化さない率直な目で見つめられ続けました。
     帰ってからも、私はこの作品群から離れることができず、あの目で見つめられ続けています。それは衝撃から恐怖に移るのではなく、愛情いっぱいの自分の内なる視線となっているようです。60歳を超え、会社も延長雇用で「お情け」を受けて出社している隠居状態になっていましたが、白と黒の鉛筆画(あの作品群は木炭だったかもしれないが、)に挑戦しようかと思っています。
     また見に伺います。岐阜県本巣市根尾市場 M.M.

    旅行時期
    2022年06月
    利用した際の同行者
    家族旅行
    アクセス:
    4.5
    コストパフォーマンス:
    5.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    展示内容:
    5.0
    バリアフリー:
    5.0

  • どの絵も、揺るぎない核のようなものが

    投稿日 2021年11月04日

    康花美術館 松本

    総合評価:5.0

    絵から放たれる強烈なメッセージに圧倒されます。自分を取り巻く状況に、それは何なのか、なぜなのか、そして自分は、誠実に生きることを見つめた康花さんの姿に胸が熱くなりました。どの絵もゆるぎない核のようなものがあって、重みがあります。「大通り公園」札幌の明るい風と光が感じられて、「11歳の自画像」の髪の毛の1本1本が生きているような輝き、そして真っすぐな瞳に魅せられます。小さな作品「かえる」もとても心惹かれます。優しい生命の愛しさのようなものが溢れています。私の息子も今年5月に33歳で、その父親も23年前に亡くなりました。この世を精一杯に生きた証を、生き残った者は大切にしてそのメッセージを消さないようにしなくてはならないと、康花美術館で教えてもらったような気がします。来てよかったです。青山晴江

    旅行時期
    2021年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    5.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    展示内容:
    5.0
    バリアフリー:
    3.0

  • 絵の持つエネルギーに圧倒される

    投稿日 2021年06月03日

    康花美術館 松本

    総合評価:5.0

     こちらに来るまで恥ずかしながら康花さんのことをぞんじあげていなかったのですが、あまりにも絵の持つエネルギーがすごすぎて圧倒されました。けれど繊細にものすごく描かれていて天才としか言いようがありません。絵を観覧しながら、小児の時に描かれた絵から、青年期にかけて、心の葛藤やお母様の死、恋愛感情などの戸惑いが絵のタッチや色合い、線に表れていて、本当に心が繊細、そして美しい方だったのだなと思いました。
     康花さんは、30歳という本当に亡くなるには若すぎる歳でこの世を去ってしまいましたが、生前に描かれたこれらの絵に魂はずっと込められていて、生き続けていくんだなと思います。こうして得尾を展示して下さり、私に康花さんを合わせて下さった、館長出る康花さんのお父様には、心から感謝申し上げます。(東京、I.E.)

    旅行時期
    2021年06月
    利用した際の同行者
    友人
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    5.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    展示内容:
    5.0

  • 未来に向かって生きることを!

    投稿日 2020年09月28日

    康花美術館 松本

    総合評価:5.0

     闘病を続けながら、絵画の才能を発揮し、三十年の人生を全うした芸術家の須藤康花さん。十五歳の時に母親が他界。『死は不可避である』という人間存在の究極の不安と生きづらさかを抱えながら、人生そのものを描くかのように数々の絵を遺します。彼女の亡きあと、父親正親さんは、康花美術館設立を決意。先に逝ってしまった愛娘の遺作、日記と向き合い、康花さんの遺志を社会に繋ぐ使命を得ます。
     一見、普通の家に見えるような美術館の建物と温かさ。そのなかに溶け込む康花さんの真摯な絵画の数々。遺志を受け継いだ館長の揺るぎない使命感。
     先が見えない不安と闘うげんざいのような日々に、未来へ向かって生きることをもう一度考え直させてくれる美術館です。家族の死によって、この世での関係性が途絶えても、与えられる使命によって新たな一歩が無限の絆になることに勇気を与えられます。(A.Y.生)

    旅行時期
    2020年09月

  • 圧倒的な存在感

    投稿日 2017年08月12日

    康花美術館 松本

    総合評価:5.0

    作品の圧倒的な存在感の前に、自らの言葉はかき消される。
    ただ黙って、受け止めようとするだけだ。
    受け止めれれているかどうかはともかく。
    その意味において、あなたは消えない。
    あなたは私の前にいつまでも存在し続ける。
    貴方のこの作品がある限り。ONO

    旅行時期
    2017年08月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    5.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    展示内容:
    5.0
    バリアフリー:
    2.5

  • 運命的な出会いでした。

    投稿日 2017年03月25日

    康花美術館 松本

    総合評価:5.0

    二年ぶりに康花美術館に来られて、本当に良かったです。「花火」と「最果て」は印象的でした。二年前に康花さんの絵を初めて見た時の衝撃は、ずっと覚えていて、いつかまた見に来たいと思っていました。いつ見ても、吸い込まれるように見入ってしまいます。これほど、魅力を感じたことは、今までになかったので、康花さんの絵に出会た感動は忘れることができませんでした。
    もし二年前、美術館最終日に松本を訪れていなかったら、友人と行ってみようという話にならなかったら、康花さんの絵に出会うことはなかったでしょう。とても運命的な出会いに感じています。少し遠くに住んでいますが、年に一度は見に来たいと思っています。
    今日は素敵な時間でした。再び見に来られた嬉しさと、絵の力強さに涙が止まりませんでした。有難うございました。また来ます。静岡県 U.H.

    旅行時期
    2017年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    人混みの少なさ:
    5.0
    展示内容:
    5.0

  • 康花さんに逢いたくなって

    投稿日 2016年10月16日

    康花美術館 松本

    総合評価:5.0

    4年振りに伺いました。なぜだか、どうしても康花さんに逢いたくなって。
    私はここまでの絶望と希望の淵に立ったことはない。
    だから問われている気がする「命のまま本当に向き合い生きているか」と。
    来るのには勇気がいるけれど、良かった。
    逢えてうれしかったです。ありがとう。K.N.

    旅行時期
    2016年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    4.5
    人混みの少なさ:
    5.0
    展示内容:
    5.0

  • 大きなパワーと鋭い感性

    投稿日 2016年09月03日

    康花美術館 松本

    総合評価:5.0

    ものすごく大きなパワーで鋭い感性を表現されていました。心の葛藤ドロドロしたものと向き合いそれを昇華していった作品たちが見る度に違ったメッセージを私にくれました。
    日常を生きるのに、明日から違った視点をもって生きれそうです。とても大きな視点を感じさせられたからだと思います。(O.U)

    旅行時期
    2016年09月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    コストパフォーマンス:
    5.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    展示内容:
    5.0

  • どうしてこんなに深く静かに光と闇そして命と向き合える場所にもっと早く来なかったのか!

    投稿日 2016年08月04日

    康花美術館 松本

    総合評価:5.0

    どうしてこんなに深く静かに光と闇そして命と向き合える場所にもっと早く来なかったのだと思うと同時に、今日訪れられたことを嬉しく思う。
    康花さんの描く世界には直線やなめらかな曲線がない。進むべき回廊の壁や地面には引きずり込まれるような亀裂が口を開け、目玉がこちらを見つめている。美しい女性の肌にも泡のような無数の凸凹が見える。一見グロテスクなようではあるが、これは規格的な人口物とは対極にある、究極の生命の表現ではないかと考えた。「悪夢」は暗くおどおどろしい絵でありながらも、邪鬼をはねつけ悪いものから護ってくれる鬼瓦のように私には見えた。
    心の不純物をそぎ落とされるような時間を過ごしました。もっと多くの人にこの美術館のことを、康花さんのことを知ってもらいたいと思いました。又来ます。K.H.

    旅行時期
    2016年08月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    5.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    展示内容:
    5.0
    バリアフリー:
    3.0

  • 私の中に残っている光

    投稿日 2016年03月13日

    康花美術館 松本

    総合評価:5.0

    3年ぶりに訪れました。念願かない康花さんの絵をゆっくり見ることができ。又その世界に引き込まれました。
    どこかに光がある。その光は私の中に残っていました。今また康花さんの絵を見て、その光が胸に刻まれました。康花美術館は、私にとって、時折訪れて物事を考える大切な場所になりました。(N.A.)

    旅行時期
    2016年02月
    利用した際の同行者
    一人旅
    人混みの少なさ:
    5.0
    展示内容:
    5.0

  • 烈しく、精一杯、人生を生き抜く

    投稿日 2015年11月22日

    康花美術館 松本

    総合評価:4.0

    常に死と向かい合う人生とはいかなるものだったのか。康花さんの絵や詩、思想からは、彼女が“死”に対して、どのように考えたのか、その足跡が見えるような気がした。“死”は人が皆心の奥で意識しながらも決して他人に見せることはない暗の感情である。この若い画家が短い人生の中で、誰しもが思う、恐ろしくも避けられない感情を表現しようとした。そのために我々の心に響くものがある。それは何より康花さんが、烈しく、精一杯、自らの人生を生き抜いた証左となるものなのだろう。

    旅行時期
    2015年11月
    利用した際の同行者
    友人
    アクセス:
    1.0
    コストパフォーマンス:
    1.0
    人混みの少なさ:
    1.0
    展示内容:
    1.0

  • 「戦争を忘れない」展を観て

    投稿日 2015年10月22日

    康花美術館 松本

    総合評価:4.0

    美術館は二度目のはずですが、ずいぶん前から知っていたかの様に感じ、ほっと致しました。
     
     展示について考えさせられると同時に、人間という存在について、少し哀しくも覚えました。共存というのは夢の又夢なのかもしれません。(旧満州から)生還した方々の証言のなかに、立場が逆であったなら(日本で捕虜となったなら)生きて帰ってこれなかっただろうとありました。その言葉に私もそうだろうと、人目をとても気にするこの国で意見や行動をおこすことはきっとできないだろうと、妙に納得し印象に残りました。
     潔癖すぎる日本を少し怖いと思うこの頃、東京にいるせいでしょうか、「正義」も同様に少し怖さを感じます。証言を読んで、これが戦いの現実、追い込まれた時、人はユーモアを持って笑うことを忘れ、集団真理のなかですべきでない事をした方が良いと信じてしまう。哀しい話でした。絵本の軍馬の物語も人間の都合によって、、、切ないの一言。もう二度とどこの地域でも戦争はしてはいけないと本当に思うけれど、歴史はいつも繰り返される。そんなことを自問したところで、、、とは思うのですが、何かのきっかけで考えを伝え合うことができればとも思うのです。
     (観覧の)最後に手に取ったのは、2階にあった『氷海のクロ』という絵本でした。ラストシーンに命があること、生きていること、生きていること、つながっていることに希望を感じて階下に降りました。救われた気がしました。田園風景のしめくくりで、「今」を大事にと伝えられたように。
     展示を拝見できたのは良い機会でした。生の声は心に残り、やっぱり未来を大切にするには、「負」も大切なことだと解りました。あの日は快晴でしたので、青空の中、自転車をこぎ出した時、この自由に幸せを感じたこともお伝えしておきます。ありがとうございました。    2015年10月X日  M. K.
     
                                            
                                                  

    旅行時期
    2015年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    4.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    展示内容:
    4.0
    バリアフリー:
    3.0

  • 絵で伝えられる戦争の事実

    投稿日 2015年08月16日

    康花美術館 松本

    総合評価:5.0

    戦争について知るとともに、康花さん自身のことも絵を見ているうちに知ることができました。鉛筆のみのモノクロで描かれた色のない絵からは戦争のリアルな状況が自分の頭に浮かびました。伝えたい文字、思い、言葉はすべて絵で表されていました。
    むごくとも、受け継いでいかなくてはならない事実がここにはありました。これからも絵でしか伝えられない戦争の事実を伝えていってほしいです。

    旅行時期
    2015年08月
    利用した際の同行者
    その他

  • 須藤康花の世界

    投稿日 2015年06月11日

    康花美術館 松本

    総合評価:5.0

    松本市立美術館の展示で、「悪夢」「食」に感動して、声をかけたら、会場の係りの人が、ここ(康花美術館)を教えてくださいました。
    (彼女の)詩が心をわしづかみでした!!建物と、絵とポエムも見事に一体となり、須藤康花の世界です。又来たいです。5月23日 N.E.

    旅行時期
    2015年06月
    利用した際の同行者
    一人旅
    人混みの少なさ:
    5.0
    展示内容:
    5.0

  • 作品から同じような体験が思い出される

    投稿日 2015年05月08日

    康花美術館 松本

    総合評価:5.0

    何度か目にした作品も違って見えました。「光よ!」という作品に凄い強さを感じました。「残滓」や「紙コップ」「空無」など日常の中の小さな場所に何か見出していたのかなと思います。自分もふとした瞬間に、目を下に落とした瞬間に、落ちているものに何か“詩的”な瞬間を感じることがあります。そうした時間が思い出されるようでした。

    旅行時期
    2015年04月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    5.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    展示内容:
    5.0
    バリアフリー:
    3.0

  • 見るたびに共感する作品たち

    投稿日 2015年03月07日

    康花美術館 松本

    総合評価:5.0

     何度か訪れます。前回来た時に感じたことで書けなかったことがあります。
     「バスを待って」という詩にとても共感しました。一年経って、同じ場所でまた同じような事を考えていることに最近になって気づきます。
     周囲がこれ程までに変化に富み、豊かであるのに、自分はいつまでちっぽけで、同じことに悩み、一体自分とは何なのだろうという意味もない自己嫌悪にさいなまれる事もしばしば。
     彼女の絵を見たり、言葉に触れると、そんな卑小な自分も少し肯定されるような気がして、生きていてもいいのかなとおもいます。

    旅行時期
    2015年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.5
    松本城からの散歩道
    コストパフォーマンス:
    5.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    一人静かに絵と詩と語り合える時間と空間がある
    展示内容:
    5.0
    作品一点一点に胸を打たれ共感することが多い
    バリアフリー:
    3.0

S.Y.さん

S.Y.さん 写真

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