どうしてこんなに深く静かに光と闇そして命と向き合える場所にもっと早く来なかったのか!
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- 旅行時期:2016/08(約9年前)
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by S.Y.さん(女性)
松本 クチコミ:16件
どうしてこんなに深く静かに光と闇そして命と向き合える場所にもっと早く来なかったのだと思うと同時に、今日訪れられたことを嬉しく思う。
康花さんの描く世界には直線やなめらかな曲線がない。進むべき回廊の壁や地面には引きずり込まれるような亀裂が口を開け、目玉がこちらを見つめている。美しい女性の肌にも泡のような無数の凸凹が見える。一見グロテスクなようではあるが、これは規格的な人口物とは対極にある、究極の生命の表現ではないかと考えた。「悪夢」は暗くおどおどろしい絵でありながらも、邪鬼をはねつけ悪いものから護ってくれる鬼瓦のように私には見えた。
心の不純物をそぎ落とされるような時間を過ごしました。もっと多くの人にこの美術館のことを、康花さんのことを知ってもらいたいと思いました。又来ます。K.H.
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
- バリアフリー:
- 3.0
クチコミ投稿日:2016/08/04
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