まーさんのクチコミ全8件

一昨日の土曜、台風前の快晴に恵まれ谷川岳の険しい姿を見てきました。東京を８時過ぎの新幹線に乗ったときは、バスを乗り継いで２時間ほどでロープウェイ駅に着くと思っていましたが、道路が渋滞しロープウェイ乗り場が混雑したため、リフトで天神尾根に着いたときは昼近くになっていました。しかし谷川岳の雄大な姿には感動しました。次に一の倉沢の大岩壁を目指しましたが、バスの時刻に間に合わせるためマチガ沢で引き返したのが残念でした。こんなに本格的な山が簡単に見られるのも新幹線とロープウェイのおかげです。誰でも楽に登れるため人気があるのでしょう。

もう２０年くらい前ですが、ダイビング仲間と初めて海外へ行きました。赤道を越えるとバリ島です。デンパサール空港からバスで寺院を見に行きました。仲間はダイビングに行ってしまったので、私はかたこと英語でホテル近くの海辺の店で自転車を借りて街を見て回りました。子どもと犬がやたらと多く、その中を猛スピードで走る車、道にいる鶏、汚れた川で沐浴する人、路地で寝ている豚、市場の異様な熱気などが仲間と行った観光地より印象に残りました。

辺境を求めて原野を歩きまわったとき旅行案内書で知床五湖を見つけました。もう夕方で熊注意の標識に怯えながら第１湖から回りました。羅臼岳、硫黄山を映す湖面が北欧やカナダの湖のようで綺麗でした。最近行って驚いたのは、クマよけの木道が張り巡らされていたことです。これなら安全です。駐車場から近いのでお年寄りから子どもまでクマザサの林に分け入ることができます。クマは見ませんでしたがシカを見つけ感動しました。

房総半島の中央を流れる小糸川に沿って上がると豊英湖に着きます。その先の農家の脇の田んぼ道を入ると登山道です。急で細い登山道を上がり、林をぬけ、急な岩をロープで這い上がると頂上です。そこはとても房総半島とは思えない山深さで、周囲が３６０度見渡せます。眼下には野生猿が生息する森が広がっています。標高３００ｍほどですが、山頂付近の岩場はスリル満点です。

ＪＲのスキーツアーで行ってみました。プリンスホテルは雰囲気がいいし、目の前から滑れます。ゴンドラで上がって、さらに長いペアリフトをあがるとほとんど人がいません。滑る人が少ないのでしょうか、かなり斜度のあるゲレンデでもこぶができないようです。周辺のスキー場が混雑する中でここは穴場中の穴場です。ただし、スキーヤーが少なすぎるのか、クワッドリフトを運転している日は少なくほとんどがペアリフトです。ゲレンデにはゴンドラ下駅と上がったところにかなり不味いレストランがあるだけです。ホテルはバイキングですが、食事はかなり良いものが並んでいます。風呂は半露店で洗い場が広く便利ですが、源泉かけ流しではありません。

北海道の魅力はやはり大自然でしょう。道北には東西２つの広大な原野、西のサロベツ原野と東の猿払原野があります。サロベツ原野は多少開けていて牧場も点在しますが、東の猿払原野は海岸から一面がマザサの平原です。そんな平原に湖が点在しますが、平原から少し山寄り、自然の林に囲まれてカムイト沼はひっそりたたずんでいます。

みなかみの街は男らしい自然に囲まれています。八木沢ダムのコンクリートの巨大な壁やロープウエイで上がった天神尾根からみた谷川岳の厳しい姿。日本一地下深い土合駅と、一度は行ってみたいところだらけですが、一の倉沢の切り立った巨大な岩壁と鋭い峰々には圧倒されます。歩き疲れたら温泉で汗を流し、さっぱりして帰りましょう。

青森県は下北半島といえば、大間のマグロや仏ヶ浦など荒々しい海岸風景を思い浮かべる方も多いでしょうが、半島のほぼ中央にイタコで有名な霊場恐山があります。賽の河原に
異様な雰囲気でたたずむ宇曽利湖など一度見たらもう十分と思うのに、無数の風車に誘われてか何度も訪れてしまう不思議な場所です。