qaさんのクチコミ全9件

フラウエン（女性）教会は、第二次世界大戦時のドレスデン空爆で甚大な被害を受けました。現在は修復されて再び開館することができました。
当時の状態を残そうという動きから、空爆で破壊された建物の破片を修復に取り入れていて、黒く焦げた古い建物の一部と、新しい外壁が混ざっており、この街が歩んだ歴史を感じさせます。
建物内部は、反戦のモニュメントとなった外観と雰囲気が違い、女性教会の名の通り明るくて色使いの可愛らしいものとなっています。

ベルリンは大都市の中でも比較的安全な街です。でも、やはり危険な場所はあるので紹介します。今回書くところは特に危険と言われているところです。
アレクサンダープラッツは夜中には出歩かない方が良いです。薬物中毒者がうろついていることもあります。
ヘルマンプラッツ周辺も夜遅くは危険です。携帯電話やパソコンを脅し取られる被害を聞いたことがあります。
レオポルドプラッツ駅付近も薬物中毒者が夜にたむろしています。
いずれも昼間はすりに気をつければそんなに危険ではありませんが、ナイトライフを楽しむ際はお気をつけください。

アレクサンダー広場が目の前にあり、常に人であふれています。観光客だけではなく地元民も買い物や通勤で多く利用する駅です。旧東側の要所であったことが伺われます。
大都市の大きな駅は決まって危険を伴いますが、アレクサンダー駅も注意が必要です。スリだけではなく、脅されてものを盗られかけた知人がいます。夜遅くにはあまり行かないほうがいいでしょう。

サンスーシーはフランスの文化を積極的に取り入れており、ドイツ建築と雰囲気が異なります。お勧めは庭園で、段々畑のような階段状のぶどう畑は一見の価値があります。夏は行列ができるほど観光客が並んでいます。逆に秋や冬にはあまり人が訪れないのでゆっくり見学できます。

動物園だけではなくアクアリウム（水族館）も併設されており、両方楽しむことができます。入場料は別々に払わなければいけないので高く感じますが、動物園だけとか水族館だけを見ることもできます。
私が訪問した頃はまだシロクマのクヌートがいました。

天気や時期、時間帯にもよりますが、ベルリン大聖堂の屋上に登ることができ、街を一望できます。
よくイベントを開催しており、パイプオルガンのコンサートを聴きに行ったことがあります。薄暗くてとても雰囲気の良い場所です。

全部の博物館をじっくり見るのなら３日間はほしいところです。もしもあまり時間がない場合は、旧国立博物館（Alte Nationale Galerie）をお勧めします。近年新装オープンして、広々とした展示スペースになりました。

ブランデンブルク門のまわりには大使館が多くあり、また議事堂もあるので結構政治的な雰囲気があります。東西に分けられたベルリンの歴史性を感じることができます。近くにはホロコーストの犠牲者を慰霊するモニュメントもあり、合わせて見ると面白いと思います。

私たちがとまった時は春のキャンペーン中で、たった一部屋60ユーロで泊まれました。最上階にはプール、一階と地階にはカジノがあって、例えば外で雨が降っていても、ホテルの中だけで十分楽しめます。
朝食はバイキング形式でおいしかったです。