みるさんのクチコミ全2件

大西洋に面したひなびた漁師町と昔から伝わる民族衣装をきたおばあちゃんの町ナザレ。
日没と早朝の雰囲気が最高だと聞いて1泊しました。
日没の大西洋とシティオ地区を存分に満喫し、ケーブルカーでプライア地区へ戻り、
地球の歩き方にも載っているこのお店でごはんを食べようと、地図で細い路地の本数を数えて・・・空腹と疲労の果てにたどり着きました。
陽が落ち、肌寒い夜に一人でごはん。すこし心細かったのですが、明るくお話好きの店主が温かく迎えいれてくれました。

オーダーしたのはこちらでもおすすめされていた海老とあんこうのリゾット。
オーダーしてから２０分くらい待ちました。日本でいつも食べるようなお皿にのったリゾット想像していたのですが、
出てきたのは素焼きの深いボウルにぐっつぐつに煮込まれた有頭海老、あさり、骨つき肉厚あんこうのエキスが存分に詰まったスープでお米を炊き込んだものでした。
上あごをやけどするほどアツアツでしたので、冷えた体をぐっと温めてくれてとっても美味しく染み渡りました。

どちらかとおじやに近い料理かと思いますが、食べているうちにお米がどんどんスープを吸って結局すべて食べてしまいました。
メイアドーゼ(半人前)はできないメニューとのことで、量はあんまり多くないと言っていましたが、お米はゆうに２合はあったと思います。とにかく具沢山なので2人以上でシェアされたほうがいいかと思います。

満腹でデザートは食べられなかったので、食後にビッカをオーダーしたら、
店主がサービスでジンジャーニ(さくらんぼのお酒)を出してくれました。
ディナーでしたが、チップ込みで15ユーロ。安すぎると思います。

彼は英語も堪能で、お客様と話をするのが大好きなチャーミングな方です。是非ナザレに行かれたらこちらのお店へ訪れてみてください。きっと素敵な思い出が出来ると思います。

ポルトからコインブラ経由でナザレへ長距離バスで向かいました。
ポルトのバスターミナルの場所は少々分かりにくいところにありますので事前に確認したほうが移動当日慌てなくて済むのでおすすめです。
バターリャ広場から徒歩５分位です。

チケットは窓口で購入できます。クレジットカード決済は不可で現金のみの扱いでした。
窓口の人は若い人以外は英語が通じにくく、必要事項を紙に書いて購入できました。
「大人●名」「片道」「何時発」など。

そうこうしていると１人の対応に時間がかかるので、時間に余裕を持って(できれば前日に)購入されるとバタバタしないかと思います。

ちなみにこのRede社はスマートフォンのアプリがあるのでそこから時刻表検索、停留所の地図が確認できます。操作が簡単なのでHPよりもおすすめです。

またwi-fiは利用できる車両と出来ない車両があるようです。私は３回ほど利用しましたが、1台しか利用できませんでした。パスワードなど要らず乗車中は快適に使えました。