ユーロスターさんのクチコミ全7件

ピカデリーラインのハンスローセントラル駅界隈のホテルに泊まるのは2回目。最初は、このホテルの前にあるコンチネンタルホテルに泊まり、その時にこのホテルを下見しておいた。まず、新しいのが快適。価格も前回より安い。サービスは期待しなければ、何ら問題はない。部屋は、日本のビジネスホテルの感覚だが、シャワーしかない。シャワーは固定ではないので、問題なし。ロンドン市街のホテルは、東京の渋谷や新宿にあるようなもので、ハンスローセントラルは、八王子とか町田のような郊外に当たる。それでもピカデリーラインでヒースロー空港から10分くらいだし、ナイツブリッジ、ピカデリーサーカスといった中心へ30分くらいで行ける。ホテルから5分くらいの所に、ハンスローの中心街があり、また、大型スーパーASDAがあるので便利。地下鉄を利用した旅では、ハンスローセントラル駅のように階段しかない駅が多いので、荷物が大きい人は注意して欲しい。

2013年2月、浦東国際空港からリニアモーターカーに乗って龍陽路駅まで行き、そこからタクシーでホテルに向かった。タクシーは正規のタクシー乗り場で、メーターも確認して乗った。走る寸前に助手席に男が乗り込んで来て発車した。5分くらい走って、人気の無い店も無い比較的広い通りに連れて行かれた。タクシーは通りに停車し、お前ら（客2名）日本人だろと言われ、中国語で怒鳴りつけられた。片言の英語で600元出せと言われて払わないといって10分くらいもめた。荷物を持って行かれると困るので、下りて荷物を降ろしたら払ってやると言い、助手席から男が降りた。結局値切って100元払い、そのまま置き去りにされて逃走した。その時にナンバーが見えないようにトランクのふたを上げたまま走って行った。明らかに反日による日本人を狙った犯罪。ニュースなどでは反日について知っていても、このような事件が自分に起きるのでは、中国には行かない方がよいと感じた。

上海浦東国際空港から龍陽路駅まで乗った。わずか7分だけど市内へは、交通渋滞がなくこれが早い。前回は430Kmまで出したが、今回は380Kmまでしか出さなかったようだ。揺れることがある。片道50元のところ、乗ってきた飛行機の搭乗券を見せて40元に割引になり、すごく得した気分。下車してからフロントガラスを見るとヒビ割れと血のような色があるように見えた。きっと鳥とかが当たるのだろう。列車は中国製ではないと思うが、運行は中国だから安全に不安がある人は、しっかり保険を掛けておいた方がいいかも知れない。

今回初めて中心部から外れたこのホテルを選んだが、地下鉄2号線中山公園駅出口から徒歩１分くらいで便利。だが、出口からは近いけど、地下鉄の改札口から出口まで地下道をかなり歩くので、ラッシュ時や荷物があるとタクシーの利用がよい。ホテルは日本の旅行会社へ前払いの朝食込み一泊7900円で、日本のビジネスホテル並みだが、朝食の内容を見ると、格安に思える。A4サイズが楽に入る大型幅広の金庫が部屋にあるのでノートPCには助かる。ホテル全体としては、日本語によるサービスや、接客態度、綺麗さなどは問題ない。 シャワーが固定式なのがいやだった。

テレビ塔は、地下鉄2号線の陸家角駅を出て直ぐに見える。220元で最上階まで行ける。一度しか行かないのであれば、最上階までの切符を買わないと後で後悔するかも知れない。全てエレベーターでの移動で、最上階へ上がる時は、靴カバーをする。晴れていれば、上海を一望出来る。素晴らしい眺めだが、スモッグのところもある。全部見終わるには、2時間くらいは必要。途中で記念のプラスチックカードをくれる。エレベーターの移動だが、歩くので足の悪い人には向かない。もう一度行きたいとは思わない。

ロンドンからパリへ移動するのに最近はいつもユーロスターにしている。一度利用してみると、いかに時間の無駄がなく、快適に移動ができることに気づく。ロンドンの中心からパリの中心へ直接入るので、空港へ行く時間、チェックインのために早く行く時間、出国手続きと手荷物検査、入国審査、預けた荷物の受け取り、空港から街中へ行く時間を節約出来る。特に出入国審査は出発駅で両方済ませるので、到着時にはパスポートが不要となる。そして、ロンドンからパリまでは、2時間15分。列車なので、新幹線に乗るような普通の感覚だが、なぜかもっと気楽な感じがする。座席は普通クラスでも窓側から2席ずつなので、ゆったりしている。ユーロスターのHPから直接予約すれば、号車と座席の事前予約も可能。大きめのスーツケースがある人は、各車両にある荷物置き場に比較的近くに席を取れば、何かと安心。ロンドンのセントパンクラス国際駅でチェックインする時に、飛行機内に預けるような大きいスーツケースを持って乗る人は、荷物検査で開けられないために注意が必要。飛行機ならばそのまま預ければいいのだが、ユーロスターの場合は、自分で車内に持ち込むので、エックス線検査で電気製品類があると、スーツケースを開けてチェックされる可能性が高い。例えば、パソコンのケーブル類や携帯電話の充電器は爆弾のチェックになるので、すぐに開けて見せることが出来る手荷物カバンに入れた方がいい。鋭利な刃物類も要注意。荷物検査でトラブルと、折角の旅が最初から台無しになってしまうので、検査の時だけでも手荷物カバン（スーパーの袋など単なる袋でも構わない）を上手く使おう。最後に、パリ北駅に着いてからトイレに行くとなると、地下へ降りて有料トイレがあるが、荷物が沢山あったり、一人だったりでは、苦労するので、出来るだけ到着前に車内で済ませておいた方がいい。駅からタクシーに乗る場合でも、タクシーの列が長蛇の時もあるし、道が渋滞することもあるから、トイレは車内でしっかり済ませよう。

ロンドンからユーロスターでパリ入り。ホテルへはタクシーで直行する予定でしたが、タクシースタンドが長蛇の列で、地下鉄にしました。スーツケースを引っ張っていたので、乗換えと階段が大変でした。列に並んでも北駅からはタクシーをお勧めします。ホテルはリノベーション後で、フロント、レストラン、客室、バスルームともに綺麗で、一泊朝食付きで11,800円は安いと思いました。ロケーションもオペラ界隈には最高に便利で、納得のホテルです。ホテル選びに時間を掛けるのももったいないし、実際に泊まってみないと分かりませんから、今回の安心感で、次回もこのホテルを選ぶと思います。安宿ですが、日本人の清潔感を満たしていて、お勧めです。