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  • 兎岳、聖岳が望める秘境の民宿

    投稿日 2010年09月25日

    飯田

    総合評価:4.0

    秘境度と高度感、抜群の眺望に魅力を感じ、日本のチロルと言われる「下栗の里」に行ってきました。

    下栗の里にある宿泊施設は3件。メジャーな観光地ではないので情報が少なく、どこに宿泊すべきか悩みましたが、旅行者のブログなどを見て、一番眺望の良さそうな「民宿ひなた」に泊まることにしました。

    5月の連休中で「もしかしたら予約で一杯かな?」と思ったら、ギリギリで部屋が取れました。

    さて、宿の様子です。

    部屋
     完全に古い民宿の形態です。広くない畳の部屋、有料TV、簡単な扉(部屋に鍵が無かったかも?)。山小屋よりはましといった設備です。でも2階の部屋からは南アルプスの山が見えて眺望は良いです。

    風呂
     家庭のような浴室ですが、一応檜風呂でした。でも脱衣室に鍵がありません…。廊下にスリッパを置いておくことで、入浴者の有無を判断します。(一人ずつしか入れないので、うっかり女性客の入浴中に進入しないように注意!)浴室は1か所しかありません。

    食事
     居間のようなところで、他の宿泊客と一緒に食べます。献立は下栗の里の郷土料理がメイン。これがなかなかあなどれません。一見質素な食事に見えるのですが、味が良く、腹に貯まります。満腹になりました。

    テラス
     玄関の前にテラスがあり、ご主人が取り付けた測量用の望遠鏡があるので、兎岳、聖岳を望むことができます。また流しやテーブルなどがあるので、釣り客が魚を調理したり、酒を酌み交わしたりもできるようです。
     
    総評
     設備の良さを求めたら、この宿はちょっとお勧めできません。特に部屋や風呂に鍵がないので、女性客には抵抗があるかも…。
     でもこの宿には、普通のホテルや旅館にはない家族の温かみが感じられました。まるで田舎の家に帰ったような感じにさせてくれます。
     食事も知らない人達と一緒に旅行談義に花を咲かせながらしていると、いつのまにか親しい友人のように思えてくるから不思議です。

     下栗の里は一般の旅行雑誌にはあまり掲載されておらず、かなりマニアックな場所かもしれません。(それでもGW中はかなりの人が来ており、村の収容キャパシティーを越えているような状況でした)
     
     宿泊客は釣り人、登山者、ツーリング中の旅人などが多いそうです。


     ひなびた感じの場所に愛着を感じるような方、日本の原風景を見たい方、下栗の里・民宿ひなたはお勧めです。 

    旅行時期
    2010年05月
    1人1泊予算
    7,500円未満
    コストパフォーマンス:
    4.0
    客室:
    3.0
    接客対応:
    4.0

  • 雰囲気の良いお勧めホテル

    投稿日 2010年09月20日

    メリア バリ バリ島

    総合評価:5.0

    2010年9月にメリア・バリに15回もリピートしている70歳代の両親に誘われて、妻と4人で宿泊してきました。

    父親に「何故、メリア・バリを気に入ったのか?」と聞いたところ、下記の答えがありました。

    ?以前、バリの別の有名ホテルに泊まった際、そのホテルは設備面ではメリア・バリより優れていたが大勢宿泊していた中国人観光客のマナーの悪さに辟易した。メリアはスペイン系のホテルでアジアでは知られておらず、マナーの良い欧州系宿泊客が多いので気持ち良く過ごすことができる。

    ?以前、バリで宿泊したオーシャンビューの景色の良いホテルは、偶然天候が悪く、海風が強く吹き付けていてくつろげなかった。またビーチまで遠くて階段があり、老体には辛かった。

    ?メリア・バリのスタッフはとても笑顔や挨拶が素晴らしく、毎回気持ちよく過ごせる。特に何度もリピートしているうちに、スタッフがこちらの顔と名前を覚えてくれて、どこに行っても「ミスター○○」と名前で呼んでくれたり、部屋に「○○ROOM」と表札をつけてくれるなど、本当にリピーターを大切にしてくれている感じが伝わり、気に入ってしまった。今ではホテルの親しくなったスタッフと再会するのが楽しみになった。

    ?メリア・バリの庭は素晴らしく、またリスや小鳥に餌付けできるのが楽しい。部屋からビーチまでも程よい距離だし、近くにはバリ・コレクション(ショッピングモール)があって、歩いて飲み物など買いに行ける。

    さて、私達もすっかりメリア・バリのファンになったのですが、口コミ情報についていくつか補足説明をしたいと思います。

    ?室内の湿度に関して
    口コミで「室内の湿度が高い」という情報があります。実際、日本から湿度計を持ち込んだところ、室内は75〜80%の湿度がありました。エアコンがガンガンに効いて、室温は25度位なのでジメジメした感じはありませんが、洗濯物が乾かなかったので、フロントに除湿器を借りられないか頼んだところ、すぐに持ってきてくれました。除湿機はやや音がうるさく、3〜4時間でタンクが満タンになってしまうのですが、洗濯物はやや乾くようになりました。
     もし、英語が苦手なら、チェックイン時は日本語が話せるスタッフが対応してくれると思うので、その場で「除湿器を貸して下さい」と伝えてみて下さい。
     ちなみに、バリ島は湿度が高い島でした。どこのホテルに泊まっても湿度は高いのではないかと感じましたが…。

    ?日本人スタッフの対応に関して
     「日本人スタッフの対応が悪い」との口コミを見かけましたが、私達の対応をした日本人スタッフは親切な方でした。ホテルの日本人スタッフは日本の旅行会社からの出向や日本企業駐在員の奥さんなどが多く、転勤の都合で1年程の期間で帰国してしまうことが多いそうです。
     両親の話では、確かに過去には愛想のない日本人スタッフもいたことはあったが、逆に「あの人が帰国して残念!」と思う日本人スタッフも多いそうです。

    メリア・バリの楽しみ方

    ?部屋のグレードによって異なるサービス
     メリア・バリでは部屋のグレードによってサービスが異なってきます。グレードの高い部屋に泊まるとガーデンヴィラのプライベートプール、ビーチ、ソレント・レストランで朝食などの特典が付きます。プライベートプールやビーチはとても静かな環境なので、大人の休日を満喫できます。またソレント・レストランの朝食ビッフェも、一般の食堂より質が高く、優雅な朝食気分を味わえます。
    (ソレント・レストランは大人の雰囲気ですが、一般のレストランもビッフェの品数は多く、十分満足できます。またソレント・レストランにはいない若者や子供達の姿が多く活気があるので、ソレント・レストランには行かず、一般のレストランを好む宿泊客もいるそうです。)
     グレードの高い部屋に泊まる際は、チェックイン時に部屋やタオルレンタルのカードとは別に、水色のカードを渡されるので、プライベートエリアの使い方をしっかりと聞いて下さい。プライベートビーチやプールを使えるかどうかで、ホテルの印象がだいぶ変わると思います。
    (注:プライベートエリアは16歳未満の子供は一切利用できません)

    ?「トロピカル」ジュース
     ホテル内のレストランやバーのドリンクメニューに「トロピカル」というジュースがあるので、一度は注文してみて下さい。大きなココナツの実にフルーティーなジュースが入っており、まるでマンガのようなビックサイズに思わず笑ってしまいます。二人で飲んでも十分な量なので、話の種に是非どうぞ。値段は50,000ルピア(約500円)です。

    ?陽気なピアノマン
     夜9時頃、フロント近くのバーからピアノの演奏が聞こえてきたら、是非バーに行ってピアノ近くの席に座ってみてください。ピアノマンはウィリーさんという年配のインドネシア人の男性ですが、とっても面白い方です。ピアノ近くに座っていると「どこから来たの?」「リクエストは?」などと英語で聞いてきます。クラシックやジャズなどかなり幅広いレパートリーがあるので、音楽好きな方とは話が弾むかもしれません。日本人だと判ると「さくら」や「ソーラン節」を勝手に弾いてくれます。相手の出身国に合わせた曲を弾くので、欧州系の宿泊客は大喜びで演奏後に拍手を送っています。リクエストに応えてくれたり、日本の曲を弾いてくれたら拍手を送って上げてください。

    ?ホテルの食事
     バリ島ではよく腹を壊すと聞きますが、メリア・バリの食事はまず問題ないと思います。私もうっかり何度か氷入りのジュースを頼んでしまいましたが、お腹は平気でした。(逆に部屋や食堂の冷房が効きすぎていて風邪をひきました…)ホテル内の食事は値段が高いですが、ボリュームがあり安心して食べられるので、気持ちよくバリ滞在を楽しみたいのであれば、ホテルでの食事をお勧めします。
     フロントで食事のクーポン券を事前に買えば、食事は25%引きになります。(100ドル分の食事券を75ドルで買える)ホテル内には様々なレストランがありますが、メイン一皿でもかなりの量があります。特にメリア・バリは朝食が充実しているので朝に食べ過ぎてしまい、夕食時はあまりお腹が空きませんでした。スープとメイン一皿を頼めば十分。小食の方ならメイン一皿で足りると思います。
     せっかくのバリ旅行。慣れていない方はホテルでの食事がお勧めです。(日本食レストランもあります。ちょっと味付けがバリ風ですがおいしかったですよ。)

    ?島内観光
      私達はプタラさんという方に車を運転してもらい、島内観光をしました。この方は元メリア・バリで運転手をしていた方で日本語も流暢です。おかげでバリの観光巡りだけでなく、バリ人の生活にも触れることができました。例えば「どこの売店の軒先にも黄色い液体の入った瓶があるけどあれは何?」と聞くと「あれはガソリンですよ。皆バイクを使うしガソリンスタンドに行くのは面倒なので、皆あそこで給油します」などと細かい質問にも丁寧に答えてくれます。日本語のできない運転手だと目的地に連れて行ってもらうだけですが、日本語が流暢な運転手だと道中さまざまな発見があって退屈しません。
     また、他の島内ツアーの予約も地元の運転手を使うと安くなるので、最初に車で島内観光をし、運転手に翌日以降のツアーの手配をお願いするのが、効率の良いバリ観光かもしれません。
     ちなみにこのプタラさん、日本語のホームページを持っています。「バリ プタラ」と検索すると出てきます。料金は1日5000〜6000円。支払いは千円札でOK。もっと安いタクシーはありますが、プタラさんの場合、完璧な日本語を話せるので料金が高くても納得です。
     日本から電話での予約も可能です。その為、私達の運転中にも日本から電話が掛かり、度々車を止めて対応していました。安心できる良いドライバーでお勧めです。
    (食事や買い物等もお願いすれば付き合ってくれるので、女性だけのグループや英語が苦手という方には通訳や用心棒代わりもしてくれます。食事をした際はプタラさんの食事代はこちらで負担します。)

    ?旅行の時期
     バリ旅行は乾季が良いとかいろいろ言われていますが、個人的には中国の正月にあたる春節や中国の大型連休を外した方が良いかと…。私達がバリに行った時は丁度、尖閣諸島問題で中国人の対日感情が悪化している時でした。その為かどうかわかりませんが、ラフティングツアーに参加した際、一緒に参加した中国人グループは30分も遅刻したうえに挨拶もなく、私が車から降りようとした際に、先に降りた中国人に目の前で外から勢い良く扉を閉められ、あわや扉に手を挟みそうになりました。こちらは静かに過ごしていたので特段不快感を与えるようなことはしていません。あきらかに日本人に対する嫌がらせだったと思います。(中国人の集団の中に、私達カップルだけが日本人だったから大きな態度に出たのかも…)
     メリア・バリの宿泊客の多くは欧州や豪州人ですが、15%程は日本人だそうです。
    欧州や日本人客は正規料金で宿泊してくれてマナーも良いので、ホテルにとっては有り難いお客であるそうです。しかし中国の春節の時期はホテルの稼働率が低下する時期でもあるので、チャーター機で押し寄せる中国人客でホテルが一杯になるそうです。排日感情が高い中国人の集団の中に入っていくのはあまり気持ちの良いものではありません。彼らももう少しマナーを良くしてもらえれば仲良くなれるのかもしれませんが…。
    (ちなみにベッドメイキングのスタッフからは日本人とドイツ人客が部屋を綺麗使ってくれるので好まれるそうです。)
     少なくとも、私達日本人がバリの人達から好かれるよう、マナー良くホテル滞在をしてほしいと思います。チップを弾めば良いという問題ではありません。気持ちの良いサービスをしてくれたら、具体的に感謝の言葉を伝える。笑顔で明るく挨拶する。自身のストレス発散のようなクレームはしない。(要望があれば穏やかに伝えれば良いのです)日本人観光客の印象が上がれば、ホテル側も日本人に対して気持ちの良いサービスを提供しようと更に努力してくれるようになると思います。

    最後に…
     私達はツアー会社を通さずに直接ホテルへ宿泊予約をしました。父親曰く、短期間の宿泊ならツアーの方がお得だが、長期滞在の場合は直接予約した方がお得とのこと。ホテル側も宿泊料金を買い叩くツアー会社より、ホテル側のサービスに満足してリピートしてくれる客を大切にしてくれるようです。バリ島を気に入り、毎年出かけるような方は、是非メリア・バリのリピーターになってみてはいかがですか?

     お客も人間。ホテルスタッフも人間。お互いに笑顔で語らえば良い関係が築けて、結果として気持ちの良い環境を作りあげることができます。
     なんだか、ホテルの回し者のようにメリア・バリを褒め称えましたが、ちなみに私の職業は介護関係です。メリア・バリのホスピタリティーの高さは、日本の福祉業界でも参考にさせて戴きたいと思いました。

     それでは皆さん、バリ滞在を楽しんで下さい。

    旅行時期
    2010年09月
    コストパフォーマンス:
    5.0
    サービス:
    5.0
    バスルーム:
    4.0
    客室:
    4.0

  • 「千と千尋の神隠し」のモデルになった歴史ある旅館。温泉も食事も最高!

    投稿日 2010年08月22日

    四万温泉 積善館 四万温泉

    総合評価:5.0

    妻と二人で出かけて気に入り、二度目は両親も連れて泊まりに行きました。
    泊まった部屋は2回とも、昭和11年に建築された「山荘」です。
    四万温泉のバス停を降りて徒歩3~5分。赤い欄干の橋の向こう側に、映画「千と千尋の神隠し」の湯屋を彷彿させる木造の旅館が見えてきます。
    建物の一部は元禄4年の建造物で、県重要文化財に指定されています。さすがに江戸時代の建築部分に宿泊はできませんが、見学することは可能です。
    館内は「本館」「山荘」「佳松亭」に分かれており、複雑な構造になっているので、初めて来た宿泊客はみんな迷子になりそうになります。
    ちなみに、江戸時代や昭和初期の建物をそのまま活かしているので、まったくバリアフリーではありません。足が不自由な方は、事前に宿に相談してから宿泊した方が良いと思います。
    「山荘」の部屋は昭和11年の建築とあって、さすがにくたびれていますが、ムードは満点!部屋の隅々まで往年の凝った旅館建築技術がみられ、興味津々です。両親にはちょっと奮発して「角部屋」に泊まってもらいましたが、二人では贅沢すぎる程広い部屋でした。
    温泉は4種類もあり、館内を迷うように彷徨って探します。メインは「元禄の湯」と「杜の湯」。特に「元禄の湯」は昭和5年に作られた大正ロマネスクを用いた歴史を感じさせる風呂。しかも若かりし頃の吉永小百合さんが映画の中で入っていたと思うと、ありがたみが増します。しかしこのお風呂、入口の扉1枚開けると外から丸見え。昔は脱衣所で湯船を外から隠すという感覚は無かったんですね~。男はさほど気になりませんが、女湯に入る方は勢いよく扉を開けないようにご注意を…。
    「杜の湯」も落ち着いた露天風呂で気に入りました。
    いろいろな風呂があり、また規模も大きいので他の入浴客をあまり意識せずに、のんびり入浴できるのも積善館の良いところです。
    「山荘」の懐石料理もとてもおいしかったし、手の込んだ料理で満足。そして更にびっくりしたのが、食事中に女将がわざわざ部屋まで挨拶に来てくれたこと。
    平日の割安プラン(1万3千円位)で宿泊していたので、女将が挨拶に来たこと自体びっくりだったのに、その女将がとても美人だったのでなおさらびっくり!しばし妻の存在を忘れて見とれてしまいました。
    夕食の後はのんびり温泉街を散策…と思ったのですが、四万温泉街何もありません。ここは静かにのんびり心身を癒す温泉場のようです。
    さて、目が覚めて朝風呂にも入り食堂に行くと、これまた豪華な朝食にびっくり。お粥もおいしかったです。
    積善館の良かったところは他にも従業員の雰囲気の良さですね。こんな雰囲気の良い職場だったら働いても良いかな?と思ったりもしました。
    静かにのんびり温泉と食事を楽しみたい方、歴史を感じたい方、積善館はお勧めの旅館です。
    個人的には今まで泊まった宿の中で、一番良かったと思っています。

    旅行時期
    2009年12月
    1人1泊予算
    15,000円未満
    コストパフォーマンス:
    5.0
    客室:
    5.0
    接客対応:
    5.0

  • 絶景と温泉 素晴らしいロケーションの宿

    投稿日 2010年07月28日

    らいちょう温泉 雷鳥荘 立山黒部

    総合評価:4.0

    2010年7月下旬の月曜日に宿泊しました。
    室堂BTから徒歩30分程ですが、景色を楽しみながら歩いていると、あまり距離を感じさせられません。
    私はアルペンルート観光が目的だったのでスニーカーで行きましたが、宿泊客の大半はトレッキングシューズを履いており、雷鳥荘をベースに周辺の山を登る登山客が多かったです。(それに修学旅行の小・中学生も沢山宿泊していた…)
    整備されているとはいえ、車が入らない標高2400mの山道を歩くので、荒天時はトレッキングシューズの方が良いと思います。
    それにしても、車が入らない所によくこんな立派な旅館を建てたものだと関心させられます。以前は下の雷鳥沢キャンプ場にあったのが、昭和43年の大雪崩で流され、現在の場所に立て替えられたらしいのですが、過酷な自然環境と標高2400mの高地を考えれば、個室で温泉があり食事付で絶景を堪能できて、しかもリーズナブルと素晴らしい宿です。
    温泉からも部屋からも景色が素晴らしく、退屈しません。
    入浴後、フロントにお願いすればドライヤーも貸してもらえます。(ただし台数が少ないらしく、使用後はすぐに返却してほしいと依頼されました)
    食事も食材を車で搬入できない場所にある所とは思えないほど充実しており、驚かされました。また朝食はバイキング形式で、これもおいしかったです。
    本当は満天の星空を楽しみたかったのですが、少々雲が出ていたうえに満月だった為、あまり星が見えなかったのが残念です。星空を楽しみたい方は満月を避けた方が良いかもしれません。
    小・中学生が2校も宿泊していたので、騒がしくないか心配でしたが、子供達も登山で疲れていたらしく、まったく気になりませんでした。ただ、修学旅行生の入浴時間が設定されたり、食堂が混み合うなどの影響はありました。
    少々不愉快だったのが、朝食時、学生達に混じって食堂前の長蛇の列に並んでいたところ、引率教員らしき人から「どうぞ先に進んで下さい」と言われ、食堂入口に進むと、一部の女子学生から「あの人割り込んできた~」と陰口を言われてしまったことです。学生と一般客を左右に別けて廊下に並ぶよう、従業員や引率教員の方から明確な指示を出してもらえれば有り難かったです。
    それでも素晴らしい景色と温泉を楽しめたので非常に良かったです。
    朝早くから行動できるので、アルペンルートも空いている時間に移動でき、満足のいく旅行を楽しめました。

    旅行時期
    2010年07月
    1人1泊予算
    15,000円未満
    コストパフォーマンス:
    4.0
    客室:
    3.0
    接客対応:
    2.0

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