奇っ怪で異世界への扉と呼ばれる教会。レジデンツのアンティカリウム、グロット宮殿などがお好きな方は必見!
- 5.0
- 旅行時期:2021/02(約3年前)
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by ごーふぁーさん(非公開)
ミュンヘン クチコミ:26件
目立たないながらもマリエン広場からも近くミュンヘンに中心部に来たら必見の教会がある。正式名称は聖ヨハン ネポムク教会(St.Johann Nepomuk Kirche)と言うが、建築家であったアザム兄弟の名前からアザム教会(Asamkirche)と呼ばれることが多い。
彼等の私費によって建てられた経緯からか、さほど由緒のある教会ではないからか、他の教会のようにガイドブックで大きく取り上げられてはいない。しかし、そのシンプルな外見と異なる内部を見ると驚嘆の声がもれることを請合いである。
場所はゼンドリンガー通り(Sendlinger Straße)、普通のショッピングストリート上にある。入口には多少の装飾はあるものの、間口も狭く、注意をしないと通り過ぎてしまう。
しかし、一度足を踏み入れると「異世界への扉」と言われるだけあって、普通の教会とひと味もふた味も異なる異様な雰囲気に圧倒されることは間違いない。バロック様式とロココ様式を併せもつ壮麗かつ少々不気味な趣の教会で類を見ない内装である。
そして、小ぶりな教会内に凝縮された独善的な装飾と配置、おどろおどろしい彫像がそれら装飾と調和している様が見事である。入口がわかりにくいのと、教会であることを気がつかない人が多い為か、内部には人が少ない、ショッピング街にいることを忘れてしまうような人の少ない内部でじっとしていると周囲の像が語りかけてくるようだ。
天井のフレスコ画もアザム兄の手によるもので、薄暗い屋内であるが、上階ほど光が集るように設計されているので、ぼんやりながらも絵も確認できるし、絵の周囲のこれまた奇妙な彫像も興味深く眺めることができる。
この奇っ怪で異世界の雰囲気からレジデンツのアンティカリウム、グロット宮殿などがお好きな方は必見である。
詳細はコチラから↓
https://jtaniguchi.com/munchen-munich-bayern-touristguide/
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2021/02/07
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