かつてはGlaspalast (水晶宮)というガラス張りの壮麗な国際見本市会場があり、その再建計画は残念ながらナチスの台頭で頓挫した
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- 旅行時期:2021/02(約5年前)
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by ごーふぁーさん(非公開)
ミュンヘン クチコミ:26件
かつてはGlaspalast (水晶宮)というガラス張りの壮麗な国際見本市会場があり、その再建計画は残念ながらナチスの台頭で頓挫した
かつて植物園がありGlaspalast (水晶宮)というガラス張りの豪華な国際見本市会場があった場所である。この水晶宮は1854年に建てられたが、1931年に収蔵品の多くの美術品とともに火災により焼失してしまう。
現在は植物園ではなく公園となっているが緑の多い美しい自然が拡がる。そして、ミュンヘン中心地からレンバッハ美術館やアルテ・ピナコテークに行く途中にあり、散歩をするのに具合が良い。今では往年の華々しさはなく、建造物と言えばネプチューン噴水(Neptunbrunnen)やギャラリーのクンストパビリオン(Kunstpavillon)だけが残る。
水晶宮はその焼失後に再建を目指されたが、ナチスドイツの台頭により計画が頓挫してしまう。ナチスドイツは植物園とは別の場所に現在は現代美術館として使われている ハウス・デア・クンスト(Haus der Kunst)を建てた。一方、植物園の再設計の際の1936年にクンストパビリオンがつくられることになり、現在も小規模な美術館ギャラリーとして使われている。
また、公園の周囲は閑静な住宅街となっており、モダンな建築は眺めていて楽しい。
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https://jtaniguchi.com/munchen-munich-bayern-touristguide/
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2021/02/06
いいね!:4票
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