ブルックナーの終の棲家はここにある
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- 旅行時期:2018/09(約7年前)
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by かつどんさん(男性)
ウィーン クチコミ:26件
上宮ミュージアムについてはたくさんの口コミがあるので、別の情報を。
上宮南側を背にして、左脇にある宮殿の管理人住居だった建物。
この住居こそ、作曲家アントン・ブルックナーの終の棲家となったところである。
70歳を超えたブルックナーにとって、ヘスガッセ7番地の高級アパートの最上階は昇り降りするだけでも大変で、稀に外出する時は籠椅子で運び出されるほどだったという。ブルックナーに近しい人々は、新しい住まい探しに奔走したという。
結果、ブルックナーの請願はいろいろな人の手を介し、最終的にはフランツ・ヨーゼフ帝の下に届き、皇帝はブルックナーの願いを聞き入れ、ベルヴェデーレ宮殿上宮の管理人用住居を1895年の夏の間無償で提供し、のちにこれは無期限となった。
1895年7月4日、ブルックナーはここへ引っ越した。
ブルックナーは結果未完となった交響曲第9番の作曲をここで続けたが、引っ越しから約1年3か月後の96年10月11日午後3時半ごろ、お茶を飲もうとしてカップを受け取ろうとしたブルックナーの両手はだらりと下がり、息絶えたという。享年73歳だった。
独身老人の一人暮らしにしては立派な建物で、皇帝から無償で与えられたというのだから、最晩年のブルックナーは世間に認められた大作曲家になっていたということだろう。
ここは上宮の外なので入場料を払うことなく見学できる(外部のみ)。
クラシック音楽が好きな方なら絵画鑑賞のついでに訪れてみてはどうだろう。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 1.5
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2018/10/09
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