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オランジュリー美術館 施設情報・クチコミに戻る

ベンチに座って睡蓮を眺めていると呼吸がゆったりとなり心が落ち着く

  • 4.5
  • 旅行時期:2016/11(約8年前)
toshikunさん

by toshikunさん(男性)

パリ クチコミ:31件

オランジュリー美術館までコンコルド広場でバスを降りて歩いて行ったが、広場が広くて結構遠い。2016年11月11日(金)祝日の16時頃に行ったら、ミュージアムパス等のチケットを持っている人が右側に、そうでない人が左側に列を作っていた。右側で先頭から30人程度、左側はその3倍は並んでいた。寒い中を待っていたが、時間が経ってもちっとも前に進まない。すると係員らしき人が私たち夫婦の所にやってきて、お前達は列から出てこっちへ来いと手招きする。理由が分からないので、断ったのだが、やはり来いと言う。どういうこと?なにか怪しいやつだろうか?理由が分からないからと数回断ったのだが、しつこく列から出ろと言う。あまりにしつこいので、列から出るとついて来いと手招きする。後についていくと、なんと!列の先頭に案内された。どういうこと?すぐに建物の中に案内され、セキュリティチェックを受けて、入館することができた。そしてセキュリティチェックを受けるときに初めて理由が分かった。モンサンミッシェルを歩きとおして妻の持病である膝痛がでていたので、妻がアルミ製の杖を突いていたのだ。それで障害者と間違えられて優先的に入館案内されたということらしい。驚いた。メトロ駅などにはエレベータうあエスカレータがほとんどなく、パリは脚の弱者には辛い街なのだが、弱者保護の意識だけはしっかりとしているらしい。しかし、オランジェリー美術館の中に入ると地下に降りるには階段しかなく、結局設備面での弱者保護が出来ていないことを痛感させられるのだが。地下にはルノワールの有名なピアノを弾く少女や長い髪の浴女の絵、モディリアニやピカソの絵もあるが、何と言ってもこの美術館の目玉はモネの睡蓮が二つの楕円形の部屋に大きく展示されていることだろう。部屋の真ん中にベンチがあり、天井からの柔らかい光を受けて、ゆっくりと色々な睡蓮を観賞できる。柔らかいベンチに座っていると心が次第に落ち着いてくるのが実感できて、濃密な時間を過ごすことができる。ルーブルやオルセーなどパリには訪問必須の美術館が多いが、精神的に落ち着けるという意味で私はオランジュリーをお勧め第一位に上げたい。

施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
観光の所要時間:
1-2時間
アクセス:
4.0
コストパフォーマンス:
4.5
人混みの少なさ:
2.5
展示内容:
4.5

クチコミ投稿日:2017/04/17

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