内部のステンド・グラスの評価は低い?
- 4.0
- 旅行時期:2014/04(約10年前)
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by tadさん(男性)
ウィーン クチコミ:58件
この教会は1856年に建築開始し、1879年に完成したものでウィーンにしては新しい。第2次大戦でかなり破壊され、また外壁の石の痛みも進み、修復作業が今続いている。1974年に初めてここに来たが、美しい白い石の教会だったという記憶が残る。再訪した今回、外壁だけでなく、内部もあちこち修理中だったが、たくさんあるステンド・グラスは、美しいと思ったので沢山写真に収めた。
ところが、ここのステンド・グラスは価値が低いとWikipedia日本語版の解説は根拠も示さず、断言している!どこにその根拠があるのか調べているところだ。このクチコミの感想でもステンド・グラスの美しさに言及した方が多い。また、英語版のWikipediaにも、相当詳しい解説文の中にも、ステンド・グラスは価値が低いといったことを示す記述はない。ナゾだ!
ただ、気になるのは、このVotivkircheの直接のホームページを見ると、ステンド・グラスへの言及はなさそうだ。。。やはり自信がないのだろうか?今度、12月にまたウィーンにいくので、再度調べてみたい。少なくとも見た目には美しく見えるのだが。。。おそらく簡易な手法で作成されたのかどうかがポイントだろう。
たとえ、ステンド・グラスの価値が低いとしても、この教会のデザインの良さと優美さは認めたい。フランス・ゴシックの影響は明らかだが、この教会のデザインに影響されたものは、後にドイツやベルギーにも見られるという記述が英語版Wikipediaには見られる。なお、内部の壁画も多い。行った時は光量が低く、暗い写真しかとれなかったが、相当数の壁画がある。この評価も知りたいところだが、、。いづれにしろ、修復作業が終われば、もっと美しい全体の姿が楽しめるだろう。なお、この教会は近くで見るだけでなく、市庁舎の正面玄関入り口あたりから見ても素敵だ。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2014/08/08
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