シャヴァンヌやルノワールのモデルをつとめたユトリロの母(自らも画家)の名を冠した広場 ナチ占領下のパリ・モンマルトルの記憶も
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- 旅行時期:2008/12(約17年前)
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by wiz さん(非公開)
パリ クチコミ:82件
画家シャヴァンヌ、ルノワール、ロートレックらのモデルをつとめ、作曲家エリック・サティとの恋あり、そしてユトリロの母(自らも画家)であるシュザンヌ・ヴァラドン(マリー=クレマンチーヌ・ヴァラドン)の名を冠した広場。
サクレ・クール寺院の建つモンマルトルの丘のふもと、モンマルトルのケーブルカー(フニクレール)乗り場の脇の小さな広場です。
モンマルトルにゆかりの深いヴァラドンやユトリロの名前を冠する場所がモンマルトルにあるのは納得ですね。 ※ユトリロ通り( Rue Maurice-Utrillo : http://bit.ly/12bUFrw )はサクレ・クール寺院を背にして左に下る階段にあります。 ヴァラドン広場から見上げるフォワイヤティエ通り Rue Foyatier (の階段)もモンマルトルらしいですが、ユトリロ通り Rue Maurice-Utrillo (の階段)もモンマルトルらしい風情があります。
「Place Suzanne-Valadon(シュザンヌ・ヴァラドン広場)」の表示板の脇には、ナチ占領下のパリ・モンマルトルの苦い記憶を残す碑もありました。
最近(2010年)の映画で、ジャン・レノが出ていたフランス映画『黄色い星の子供たち』(原題: La Rafle. 英: The Round Up)というのがありましたが、あの映画の中でもナチ占領下のパリやモンマルトルが描かれ、記憶に新しいところです。
※ヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件(Rafle du Velodrome d'Hiver、1942年7月16日~17日)、略称ヴェル・ディヴ事件(Rafle du Vel' d'Hiv)(wikipedia) → http://bit.ly/Pbj4dT ※Place des Martyrs Juifs du Velodrome d'Hiver, 75015 Paris → http://bit.ly/1ijjgQA
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2014/03/04
いいね!:3票
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