“ドイツ ライン・モーゼル周遊の旅”
2006年5月5日(金)~5月19日(金)15日間
05/06(土) 快晴、 2...
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≪夕食、Weinhaus Tante Annaワインハウス・タンテ・アンナで≫
119~21時;夕食代はEuro97=14000円
デュッセルドルフの旧市街にある、この店は20世紀初め、人気者の女将に因んで、名前を“アンナ小母さんのワインハウス”としたそうだ。古くは1593年、イエズス会修道院の礼拝堂として、建造されたと云う。
店内には1000年の歴史を感じさせる黒く古びた花崗岩の柱がみられ、300年の年月を経たアンティークの家具で飾られた、落ち着いた雰囲気をもつ家庭的料理とワインの店です。1985年、日本へ帰国する前にドイツ人スタッフを招いて、食事をした思い出のお店である。
愛想の良いオーナーに案内される。予約席は入口を入って直ぐ、17世紀初頭のニュールンベルグ風タイル張りに飾られた立派な暖炉の前の特等席でした。
どっしりした樫の木製のテーブルに座り、辺りを眺めると金の飾りのある格天井、真鍮の大きな飾り皿、古い大砲、巨大な乗馬靴、鎧の胸当て、黒ずんでしまった連帯旗等、ユニークで、統一性の無い品々が並び、この部屋を古き時代に誘うように飾られている。
早速、Frankenheim Altで喉を潤し、没後150年のシューマン・フェスティバルに因んだ、今夜のメニュー“シューマン・メニュー(クララ夫人の料理レシピから採った。)Euro29.5”を二人とも注文する事にしました。
このメニューは“パセリ・ニクズク入りアスパラスープ”、
メインは“人参・アブラナの野菜をあわせた、肉汁一杯の子牛の胸肉料理”、
デザートには“レーズン入りのプディン”が出てきました。
ワインは2003年のBadenバーデン(Mimus、Spaeteburugunder、 Q.b.A /Trocken 、Dr.Heger醸造所・Ihringen ---北はハイデルベルグ、南はスイス国境に至るライン川東岸に広がる細長いワイン産地であるBaden地方のみならず、ドイツ最高の醸造所の一つであると高く評価されています。:Euro24)のコクある、濃縮感がうれしい赤を一本、楽しみました。
満足した夕食を終わって、オーナーに握手で送られて、漸く暗くなった外に出ると、人々が道に置かれたテーブルに座り、ビール片手に飲んでいます。
老若男女で混雑した旧市街をライン川畔まで歩いて行くと、ブルグ広場に人だかりが。
なにやら日本流の太鼓と空手のような演舞をやっている。ホテルに戻ってくると、ホテルの前も飲み客で一杯だ。
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投稿日:2017/11/03