「 ヒーツィング区博物館 Bezirksmuseum Hietzing 」は、
ウィーン13区の郷土博物館のようなところ...
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ウィーン23区すべてにそれぞれ地区の博物館があり、ここもそのひとつ。
13区ヒーツィングには、世界遺産シェーンブルン宮殿があり、
日本の大阪府羽曳野市とは友好交流都市の関係にあります。
この博物館はシェーンブルン宮殿のヒーツィング門の近く
(U4ヒーツィング駅)アムプラッツ Am Platz 2番地にあります。
13区ヒーツィングには画家のクリムトやシーレも住んだことがあり、
その関係で、この博物館にはシーレのちょっとしたコーナーがあります。
シーレがウィーンで住んだ場所の紹介や絵のパネル、イーゼル等々。
ドイツ語が分かればさらに楽しめると思いますが、
入館料は 無 料 なので、興味があり時間があれば寄ってみて下さい。
ただ、開館曜日と時間が決まっているので(時々変わるかもしれないので)
公式ホームページで事前に必ず確認していった方が良いと思います。
ヒーツィング区博物館の前にあるガス灯は、
ウィーンで最後のガス灯だそうで、
「LETZTE WIENER GASLATERNE(Last Viennese Lantern)」
のプレートがありました。
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ヒーツィングの歴史は古く、ここに人が住み始めたのが今から20,000年から25,000年前のことです。「ヒーツィング」という地名は1015年に初めて用いられたのが記録されています。
中世にかけてワイン農家の町、狩場として栄えていましたが、ハプスブルク家の夏の離宮シェーンブルン宮殿ができたことから、貴族の別荘が集まり村は急速に発展しました。特にマリア・テレジアの時代(1740年~1780年)には非常に人口が増加し賑わいました。以後、科学者や芸術家が多く住み、音楽家ヨハン・シュトラウス親子もたびたびこの地でコンサートを開きました。
1892年、「ヒーツィング」「ハッキング」「ザンクト・ファイト」「シュパイジング」「ラインツ」の地区が合併して、ウィーン市の13区ヒーツィング区として発足しました。
( ※ 大阪府羽曳野市ホームページより http://bit.ly/17eqeBP )
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投稿日:2013/07/03