トラムや地下鉄について

Question

去年ヘルシンキに行った時は空港の販売機で電車のチケットを(3日券)買ったのですが、今回は空港で買えなくてホテルの近くで買いたいと思ったのですが、ヘルシンキの交通チケットの販売機が撤廃されたと聞きました。一日券が欲しかったのですが、近くに購入する場所がないようでどうしたらいいか悩んでます。ホテルはクラリオンホテルヘルシンキです。他の手段でクレジットカードでタッチ決済ができるカードを使ったらタッチで乗れますか？その場合、もしチケットを見せてって言われたらそのクレジットカードを見せたら大丈夫ですか？
それとも中央駅まで徒歩で行って(2.2キロ)一日券を買った方が安心で便利なのかなぁ？
同じようにスェーデンのストックホルムにも行くのですが、ここはアプリやSLカードが必要ですか？
ストックホルムは中央駅の近くに泊まります。アプリとかスマホとか苦手なのでチケットが欲しかったのですが…よろしくお願いします。

meanyan · Answer

さんきち さんヘルシンキの交通チケットの販売機についてですが、タッチ決済やアプリ利用を促進する目的で券売機の撤去が進んでいますが、今現在完全になくなった訳ではありません。大型の券売機は2025年秋以降に完全撤去予定ですが、小型機については触れられていないので、当面の間は残る可能性が高いと考えられています。券売機以外では、コンビニでも購入することができます。購入できるコンビニはいくつかありますが、R-KIOSKIが数も多く探しやすいでしょう(黄色地に青の文字)。グーグルマップでR-KIOSKIで検索すればお店の場所と営業時間が分かります。(キオスクではなく現地ではキオスキと書きます。)ちなみに、中央駅のHSLサービスカウンターは2025年4月に閉鎖され、Pasila駅のTriplaモールに移転しています。下記の公式サイトで券売機とR-KIOSKIの場所を確認できます。https://www.hsl.fi/en/customer-service/sales-and-service-points?display=map&service=allこれを見ると空港内の券売機は、まだ残っているので空港でシングルチケット、1日券や3日券を購入することは可能です。クラリオンホテルヘルシンキ近くのトラム駅Huutokonttoriにも小型機はあるのでチケットの購入は可能です。1日券は9T・9N側の駅の券売機のみで販売されています。ここの券売機では、2日券以上は買えないので近くのスーパーAlepa Jstkasaariで購入しましょう。https://maps.app.goo.gl/QqJ4EXQXJGMgpE1j8https://maps.app.goo.gl/ZU2kvxyGXfXXvgwu7またチケットを買わなくても、クレジットカードのタッチ決済で乗車できます。カードをタッチする前に利用するゾーンを選ぶ必要があります。空港はCゾーンですが、通常の市内の移動であればABゾーンで事足りると思います。1枚のカードで大人複数人の利用もできます。その時は利用人数も選択してから最後にカードをタッチします。ただし、タッチ決済の時は3.40ユーロ、アプリ・券売機などの時は3.20ユーロと通常より少し高くなります。8月31日までは、キャンペーン中で券売機と同額の3.20ユーロで乗車できます。https://www.youtube.com/watch?v=sbj-TxM6ElYすでにご存じの内容かもしれませんが、HSLのシングルチケットはABゾーンであれば買ってから80分間はバス、トラム、ライトレール、地下鉄、フェリーがすべて乗り降り自由になります。時間内であれば途中下車して同じ路線の再乗車も可能ですし往復での利用も可能です。地下鉄を含め改札口がないので自由に出入りができます。また、1日に3～4回以上乗る予定があれば1日券(10ユーロ)を買えばお得になります。1日券は24時間有効なので上手く使えば翌日も利用可能でかなり便利です。コンビニで買ったチケットはカードリーダーでアクティベートしてから時間がカウントされます。券売機で買ったチケットは買った時間からカウントが始まります。最後にアプリの利用に抵抗がないようでしたら、HSLアプリでもチケットの購入が可能です。アプリは、日本にいる時にダウンロードとインストールまではできますが会員登録はできません。会員登録はフィンランドに居ないとできない仕様になっています。会員登録時は携帯番号(日本の番号でも可)が必要となり、さらにSMS認証が必要なので現地でSMSが受け取れることが条件になります。もし、海外でSMSが受け取れない場合でも安心してください。会員登録しなくてもゲストとして利用が可能です。ゲスト利用の時は、特別な割引チケットが買えない、購入履歴が残らない、携帯の機種変時にデータが引き継ぎできないなどの制約がありますが、シングルチケットや1日券は購入可能なので、短期の滞在であればどれも問題ない内容でしょう。ストックホルムの公共交通（SL）でも、クレジットカードのタッチ決済が利用可能です。地下鉄・バス・トラム・フェリーなどの改札や乗車口にあるカードリーダーにタッチするだけで利用できます。75分有効で時間内なら異なる交通手段であっても乗り継ぎ可能です。シングルチケットは43クローナ（75分有効）です。1日券(24時間券)が180クローナなので1日に4～5回以上乗るのであれば、1日券を買った方が良いでしょう。SLカードはカード代が50クローナかかる上に残高も基本返金不可なので、短期の旅行向きではないでしょう。乗車回数があまり多くなければ、カードのタッチ決済またはシングルチケットの購入、利用が多いようであれば1日券(24時間券)の購入が良いでしょう。1日券は駅の窓口、セブンなどのコンビニ、空港の観光案内所などで購入可能です。もちろんSLアプリをインストールしても、シングルチケット、1日券の購入は可能です。

meanyan · Answer

追記クレジットカードのタッチ決済利用時に、車内検札に合った場合は、利用したクレジットカードを見せるだけでOKです。検札員には、チケットに関する情報のみが確認できるようになっていて、個人情報は開示されないのでご安心を。

meanyan · Answer

さんきち さんお礼のコメントありがとうございます。どちらの都市でも窓口や券売機で購入したシングルチケットや1日券は、購入した時点から利用時間が自動的に開始されるので、乗車時にアクティベート(有効化)する必要はありません。一方、コンビニやスーパーなどで買った場合は、両都市とも乗車時にタッチして有効化する必要があります。ヘルシンキの地下鉄には改札口はありませんが、カードリーダーが設置されているので、乗車前にタッチして有効化します。トラム・バス・フェリーは、乗車後車内にあるカードリーダーにタッチします。ストックホルムの地下鉄には改札口があるので、改札機にタッチして中に入ることで有効化したことになります。出る時も改札口がありますが、ここではタッチなど何もしなくても外に出ることができます。トラム・バス・フェリー・近郊電車は、乗車後車内にあるカードリーダーにタッチします。一部の近郊電車の駅には、改札口がある駅もあります。アプリを利用する場合、ヘルシンキのHSLアプリは、チケットの購入時に「今すぐ使う（Start now）」または「後で使う（Schedule start time）」を選択できます。つまり、購入時点で利用開始時間を指定する方式です。指定した時間になると自動的に有効化され、アプリ上にカウントダウンが表示されます。ストックホルムのSLアプリは、チケット購入後、利用開始時に「Activate」ボタンを手動で押して有効化する必要があります。有効化後アプリにQRコードが表示されるので、地下鉄や一部の改札口がある近郊電車の駅では、改札口でQRコードをスキャンして中に入ります。どちらの都市でも車内で検札が来た時、窓口や券売機で買ったチケットの場合は、そのチケットを提示すればOKです。クレジットカードのタッチ決済で乗車している時は、乗車に使ったカードを提示すればOKです。アプリ利用で乗車している時は、アプリの画面を提示すればOKです。クレジットカードのタッチ決済は、ヘルシンキでは1枚のカードで複数人の利用が可能ですが、ストックホルムでは1人1枚必要になるのでご注意ください。

三田めぐろう · Answer

さんきちさん、こんにちは。前提として、スマホ・アブリは一切使わない(!)ということですね。https://www.hsl.fi/en/tickets-and-fares/ticketing-overhaulちょうど現在のHSL(ヘルシンキ地域交通)はチケット見直しの真っ最中(?)のようで、記載にあるように券売機の廃止、紙チケットのQRコード化、スマホ利用の促進(!)等が挙げられています。券売機については、https://www.hsl.fi/en/tickets-and-fares/ticket-machinesどんどん撤去している最中(!)です。一日券についてはhttps://www.hsl.fi/en/customer-service/sales-and-service-points?display=map&service=allここの「1day-ticket」を見ると、この地図の範囲内では7か所のみ、となっています。また、https://www.hsl.fi/en/hsl/news/news/2025/04/qr-coded-tickets-to-replace-disposable-cardboard-cards最後に記載のあるように、最初にQRコードを提示する必要がある(アクティベイトのことと思いますが)となっています。写真のカードリーダーでどうやっているのか良く分かりませんが、2025年中に完了となっているので、QRコード券になっている可能性があります。事前にカードリーダーはチラ見(?)しておいた方がいいかも。・・・クレカでのタッチ決済を利用した乗車はhttps://www.hsl.fi/en/tickets-and-fares/contactless-paymentここに詳しい記載があります。面倒なのは乗るときに跨ぐゾーンを選んで、その後にタッチする必要がある、ということで、「HSL fare zones」を見たら分かりますが、全部で7通りあります。とりあえず、一日乗車券を買えるところまで行く、のであれば、1～2回調べればいいとは思いますが、なぜ「乗車・下車時二回タッチ」にしていないのか謎です。・・・「How to buy a ticket」にありますが、検札が来れば、クレカそのものを見せれば(実物を係員に渡すのは、私はかなり抵抗がありますが、周りを見た上で(!)ニセモノじゃないよね、と確認の上渡すしかないと思います。私の経験上、検札の人はそこらのジャンパーを着たおっさんが突然調べだす、みたいな例が多いです。)それでチェックします。PINコードは要らない、と記載がありますが、そういう心配をする人が多いのかも・・・余談ですが、普通はこの手のタッチ決済式は最初にきちんと料金を取る(正しいゾーン内にいるかチェックしたりしない。・・・)方式が多いので、これもゾーン選択制の弊害の１つと思います。ストックホルムはもっとマニアック(?)になっていて、https://sl.se/en/fares-and-tickets/contactless-pay-as-you-go/how-to-pay-as-you-goクレカのタッチ決済は全面的に使えるのですが、前日までにSLのサイトにカードを登録していないと、割引料金にならない、というものです。これはPCでも出来るので、スマホはなくてもいいと思います。ストックホルムでは一日乗車券は使わないのですね。SL(ストックホルム運輸会社)ではhttps://sl.se/en/fares-and-tickets/visitor-tickets/travelcardsスマホかSLカード(50sek)を買ってそれに入れないと使えないように見えます。ストックホルムのクレカのタッチ決済は上記サイトに記載があるように、１人一枚で使用する(ヘルシンキは複数人のチケットの購入が可能でそういう意味でも変則的(?)です)やり方なので、福岡やロンドンでやってるようなキャップ式(一日一定金額以上は課金されない=実質的な一日乗車券)をやるつもりなのかも知れませんが・・・・フィンランドはスウェーデン語も公用語なので、券売機等も二か国語で書いているので、ストックホルムに行ってもなじみやすいかも知れません、が、それよりもどっちの国も「スマホを使ってね。それが一番便利です。」ということを言ってます。・・・(スウェーデンについては、外出時に必要なものとして、中国同様「モバイルバッテリー」だ、というアンケート結果をみたことがあります。)これを機会にぜひスマホチケット世界に踏み込んでは・・・素敵なご旅行になることをお祈りします。

koko san · Answer

さんきちさんすでに素晴らしい回答があるので、特に追加のことはないのですが、先週、ストックホルムとヘルシンキに行き、チケットを購入しトラム、地下鉄、バスなどに乗りました。チケットの購入方法やタッチ決済などの回答もすでに他の方が詳細に説明されていますが、やはり、アプリがとても便利でした。私は比較的に英語のアプリなど使えますが、友だちは英語が全くできず、アプリの使いこなしもほぼ皆無でした。でも、日本でアプリだけ入手し、現地ストックホルムでは名前、カード情報のみの入力、ヘルシンキでは名前、メールアドレス、カード情報またはApple Payを連携のみの入力だけです。なので、乗る直前にチケットを購入すれば、大丈夫です。もし、チャレンジするつもりがあれば、ぜひ！ストックホルムはQRコードをタッチ、ヘルシンキはただ購入していれば何もせずに乗れます。私にとってはチケットの購入より、現地でトラムや地下鉄に乗る方が難しく、何度も違う方向に乗ってしまい、逆にシングルチケットを目一杯利用することができました。今後も個人旅行をするのであれば、この機会に慣れておくのがいいかと思います。他の北欧、コペンハーゲンもオスロもアプリでの購入が便利でした。追加の情報ですが、私はストックホルム中央駅近くのホテルに宿泊し、メトロを利用しましたが、出口がわからなくなり、何度も人に聞きました。特に、Tセントラル駅がわかりなくかった気がします。心配でいろいろ調べて行きましたが、やはり、実際に行かないとわからないことがあるなあと思いました。両方とも素敵な街なので、電車に乗って楽しい旅をされてくださいね。

koko san · Answer

さんきちさん追加の質問について①気温について私が行った時期は、少し肌寒い時もあり、半袖+カーディガンまたは薄いジャケット、お天気が悪い時は長袖に薄手のジャケットの日もありました。私は夏にヨーロッパに行くことがありますが、正直、服装は難しい、ということです。去年はノルウェーのオスロで激暑で寒いと思ったら、暑すぎて、半袖がもっと必要で洗濯ばかりしていました。気温18度から25度まで、寒い時は重ね着、下着で調整、暑い時は半袖、やはり調整可能な服装を持ち、圧縮パックで寒い日の服装を一式持っていけばいかがでしょうか。寒ければ、同じものでも構いませんが、暑いときは、やはり着替えが必要になるかなあと思います。私も毎回ヨーロッパに行く時は、悩んでます。②メトロアートストックホルム中央駅のT-Centralen駅の青い洞窟のメトロアートは、ブルーラインのメトロだったと思います。もし、見当たらなければ、Googleの画像を入手して、それを見せれば、ジェスチャーでも教えてもらえます。東京と同じように入口がたくさんあるので、なかなかお伝えしにくいですが、街の人はとても親切なので、どの人に聞いても教えてくれました。電車はパリやヘルシンキと同じように終点駅の駅名を確認しておくと、間違いにくいかもしれません。ストックホルムはヘルシンキより大きな街で、私は初めていったのですが、とても楽しかったです。ぜひ、楽しんでください！良い旅を。

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