ドイツのストについて

回答日：2024-02-05

こんにちは。

ドイツに住んでいます。

日本の昔もそうですが、どの組合がストライキを打つかによって、「止まり具合」が変わってきます。その組織の従業員全体に対する割合に依っても。

先日のドイツ鉄道(DB)の場合、機関士／運転士の多くが加盟する「機関士組合(GDL)」でしたので、ほとんど止まりました。それでも１〜２割は運行されたのですが、組合とそう合意したのか、非組や管理職を寄せ集めたのかは知りません。

また、今ＤＢでは上下分離が進んでいますので、ＤＢ上を走っていてもＤＢ以外の（ストしていない）会社が運行する列車は基本動きます。
前回例えば、日本人旅行者の利用も多いフランクフルト〜空港〜マインツ間でも、ＤＢ直接運行のＳバーンはかなりが運休しましたが、他社が運行するコブレンツ／ザーブリュッケン／アシャッフェンブルクに直通する中距離列車はほとんど運行されました。

今ドイツの法律では、24時間前までに通告すればストを打てますので、このところほとんど「突然」起こります。事前に匂わすこともありますが、こればかりは「運」ですね。

蛇足ですが、先週木曜には「ver.di」という組合がストライキを決行し、バス、路面電車、地下鉄などの各自治体の市内交通を中心に影響が出ました。

どうぞ良いご旅行を！

回答日：2024-01-29

はじめまして。

去年１２月のストにぶち当たったことがあります。
前々日までは北部のみとニュースで言ってて、
ミュンヘンは流石に大雪でずっと運休だったからないよね。と日本の感覚で思ってたら、
前日、全土ストに変わりました。と。。。そのためミュンヘン駅のチケット売り場は行列でした。

ミュンヘン〜ザルツブルグ間はバスやWestbahnという国鉄の線路を
間借りして運営している鉄道があるので、
ドイツ鉄道がストを起こしてもなんとかなります。私は前日夜にWestbahnの予約をとりました。
ここも日本とは違い、運休だから他の企業の鉄道に乗れるということは一切なく、
チケットを事前に買っていた場合は払い戻し一択です。
当日、Westbahnの職員がホームの入口でDBのチケットでは乗れないので確認をしていました。
（普段はこういうことはあまりない）
また、車内でも、他社のチケットでは乗れないので支払うようにとアナウンスが流れていました。

ミュンヘン〜フランクフルトとなると国内なので、Westbahnのような鉄道はなかったと思うので、
市内交通のSバーンとバスが頼りになるかと思います。
移動の経路を長距離バスでの値段や時間も事前に調べておいたほうがいいかと思います。

払い戻しに関してはこの旅行記の最後に記載していますので参考にどうぞ。
（ストにあった旅行記自体はこの旅行記の一つ前のものになります。）
https://4travel.jp/travelogue/11874623

【参考URL】https://4travel.jp/travelogue/11874623

回答日：2024-01-27

私は外務省の「たびレジ」というサービスを利用しています。昨年５月、旅行の真っ最中にストにあいましたが、この「たびレジ」から「３日後から５０時間のストが予定されています」というメールが３日前くらいにきたので、予約していたホテルをキャンセルして（キャンセル料が発生する前だった）別のホテルを予約したり、そこまでの道筋を確認したりできました。Deutsche Bahnのページでそれぞれの電車について「cancelled」などの表示が出てきますので、どの電車に乗ったらいいのか予定を立て直すことができます。行きたかったところに行かれなくて残念でしたが、混乱に巻き込まれることはありませんでした。

今回は６日間もストが行われているとのことで私も不安ですが（５月にまた行くので）、なんとか収まってほしいですよね。

よいご旅行を。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

回答日：2024-01-27

ドイツの交通機関にお勤めの日本語堪能な方が ドイツ全国のストライキまとめ情報を発信してらっしゃいます（参考URL）

地区ごとにまとめられてわかり易く・更新も早いので、参照をお奨めします

【参考URL】https://nits-train.com/train-info/streik/

回答日：2024-01-27

移動はできますが、ストライキを行っている交通機関は利用できません。またストライキはあらかじめ予告されますので、様々なルートを把握し、計画にゆとりを持っていれば移動できると思います。その時間帯にどうしてもその交通機関を利用しなければ移動できない、といった計画は立てるべきではありません。自分の首を絞めることになるでしょう。