2016年ドイツの秋:ライン・モーゼル・アール・ミュンスターラントの旅
2016年10月14日(金)~10月28日(金)15日間
第4日:10月17日(月)・・・185km、曇り時々晴れ、8~15℃
10月17日(月)~10月18日(火):1泊 ⑥
Burghotel Auf Schoenburg古城ホテル アウフ・シェーンブルク*
D-55430 Oberwesel/Rhein 、Auf Schoenburg
http://www.burghotel-schoenburg.de/
4星・全22室。コンフォートDZの4階20号室はRheingoldkemenate ラインゴールドの間(22㎡)・Euro230(朝食込み:26,816円)。
この旅、3つ目の古城ホテル。ライン川側の部屋を予約したので、相変わらず値段も高く、この旅で一番高い室料になる。
近年、改装を繰り返し、小さなレストランの部屋数が増えた。ライン流域では一番の人気で、来客増に備え、そうとう金をかけた様子が見て取れる。
スリッパと浴用ガウンあり、リキュール、リンゴ、冷蔵庫の飲み物(水、ジュース類、ビール)は無料なのは嬉しい。
駐在中も何度か訪れたが、退職後の旅では2006年5月15日~17日、2泊したので、10年ぶりになる。いろいろと思い出も尽きないホテルだ。
レストランはRitterstube騎士の間、Gobelinstubeゴブラン織りの間、Knappenstubeクナッペン(小姓)の間、テラスレストランがある。
この部屋にはシェーンブルクの昔を描いた絵が架けられ、歓迎の印のチョコレートが1個ずつ枕上に、大きなベッドが中央に、左手奥の角に書斎机と椅子があり、その卓上に古めかしい電話・書籍・写真集が置かれていた。
時計がのるシュランク(中にオーディオ装置、冷蔵庫が内蔵されていた)、中央奥に長椅子、その上の壁に絵画(絵の裏にTVが隠れていたが、できるだけ現代を意識させないようにしている)が掛かり、左の窓際にある卓上にはサービスのリキュールの瓶とグラス、リンゴ3個にナイフとフォークが添えられ、部屋の重い鍵があり、古城らしく、昔の書状のような巻物を開いてみると、歓迎の言葉と共に、部屋の番号、城の案内などが、昔の書体(独・英語)で書かれている。それに裏面に近年古城の裏手の斜面に造作を加えた庭園の図があった。
入口の扉には騎士の漫画風な掛札(邪魔をしないで!&お掃除OK)がかかり、大きな鏡(その裏は洋服かけ、貸金庫など)、浴室には浴用ガウン、スリッパがおかれ、十分な広さのシャワールーム・洗面所・トイレがあった。勿論設備は現代そのもので、快適である。
窓の格子柄、窓辺の花、部屋全体の絨毯、壁紙、カーテンの色合いも、私共にはとても好ましいものだった。
その昔は書状のような巻物のような事はして無かったと思う。ホテルのこの拘り方に古城ホテル好きとしても感心する。
世界中の観光客が、この古城ホテルに泊まりたがるのも分かる気がします。
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