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ゲーテが愛したバロックの都フルダ ~ゲーテ街道の旅~

ゲーテが愛したバロックの都フルダ ~ゲーテ街道の旅~

8世紀のころに栄えた修道院から発展したフルダには、今も立派な大聖堂や宮殿が残っています。富と力を付けた領主修道院が領主司教へと昇格し、18世紀には豪華なバロックの町へと変わりました。
フランクフルトに住んでいたゲーテがワイマールへ旅に出る際には、たびたびこの美しいフルダの町に滞在したと言われています。

情報提供元:フルダ観光局

PR 2024/05/31

4travel.jp

フォートラベル編集部

1. フルダってどんなところ?

© Stadt Fulda / Christian Tech

フランクフルト中央駅または空港駅から鉄道を利用すると、およそ1時間でフルダ駅に到着。町の中心には大聖堂、バロック地区、華麗な市宮殿とその庭園、中世の雰囲気を残す旧市街がまとまっていて、歴史と文化がぎゅっと濃縮されたようなところです。
ここでは、大聖堂でのオルガン演奏体験、宮殿庭園の大花瓶、木組みの家並み、聖ミヒャエルス教会など中世の雰囲気を感じる町歩きを楽しめます。旧市街でのショッピングや食事もお忘れなく。

2. フルダの伝統・文化

バロック様式建物の見事なアンサンブル

© Stadt Fulda / Christian Tech

18世紀の壮麗な建築物が集まるフルダのバロック地区。
有名な建築家ヨハン・ディーツェンホーファーの設計による大聖堂と、彼がバロック様式に拡張改築した宮殿は、代々フルダの領主修道院長や領主司教の居城でした。
隣に広がる宮殿庭園もバロック様式で、オランジェリー(温室)へと続く階段途中には、“フローラヴァーゼ”と呼ばれる花の女神の彫刻がそびえ立っています。フルダのホテルを探すフルダ観光局 (英語サイト)

3. フルダの見どころ

フルダの象徴 大聖堂

© Stadt Fulda / Christian Tech

フルダの象徴である「聖サルヴァトール大聖堂」は、ヘッセン州でもっとも重要なバロック教会です。聖ボニファティウスが開いた修道院で、彼の遺骨が修道院教会の西地下聖堂に埋葬されているため、信者の巡礼地として知られています。修道院長の依頼により、建築家ディーツェンホーファーがイタリアのバロック様式に建てた大聖堂内部は美しく、ローマの「サンピエトロ大聖堂」と「ラテラン教会」をほうふつとさせます。祭壇の上にはマリア昇天と三位一体が描かれ、豪華な説教壇や側祭壇、墓碑、福音伝道者が描かれた交叉(こうさ)円蓋は見る人を圧倒します。

市宮殿

© Stadt Fulda / Christian Tech

バロック建築の巨匠ディーツェンホーファーが建てた領主司教の居城。絶対主義時代の修道院長や司教の豪華な宴会広間・部屋が公開されています。またフルダ窯やテューリンゲン窯の陶磁器の展示があります。

緑豊かな宮殿庭園

© Stadt Fulda / Christian Tech

広大な宮廷庭園は、宮殿とオランジェリー、噴水と花壇、英国庭園で構成されています。1994年に開催されたヘッセン州ガーデンショーでは主会場の1つに使用されました。
オランジェリーは、夏は祝祭場として、冬は柑橘類の樹木を育成する場所として使われます。 オランジェリーの広い階段に立つ高さ約6.8mの彫刻は1つの石から彫られ、手にユリの紋章を掲げた花の女神・フローラがそびえています。
建物内のアポロホールは美しいフレスコ画の天井画で知られます。ここは隣のホテルの朝食ルームやカフェとして使用され、特別感のある優雅なひとときを過ごせます。
庭園の入口は、Pauluspromenade(西)とKurfürstenstraße(東)があります。

ファザネリー宮殿と博物館

© Stadt Fulda / Christian Tech

フルダ郊外にヘッセン州でもっとも美しいファザネリー宮殿があります。フルダ領主司教の夏の離宮として18世紀中ごろに建てられたもので、およそ30ヘクタールの広い庭園も広がります。
今から70年前にヘッセン方伯家が宮殿博物館を設立し、城館と所蔵品が一般公開されています。内部にある約60の部屋では、最大級の私有コレクションの磁器や古代ギリシャローマ美術品、ベルリン王室工房、マイセン人形など豪華な調度品が展示され、18~19世紀当時の宮廷文化を知ることができます。 フルダのホテルを探すフルダ観光局 (英語サイト)

4. フルダのグルメ

ロマンチックホテル金鯉亭のゲーテメニュー

© Hotel Goldener Karpfen

ゲーテがいつも泊まっていたフルダの郵便馬車宿は現在、「ゴルデナー・カルプフェン(金鯉亭)」というホテルに変わり、ホテルのレストランではゲーテにちなんだスペシャルコースメニュー「ゲーテメニュー」がいただけます。
ゴルデナー・カルプフェンはロマンチックホテルグループに属するプライベートホテルで、目を引く内装や調度品のほか、ホスピタリティも評判です。レストランはグルメレストランとして地元でも人気があります。 フルダのホテルを探すフルダ観光局 (英語サイト)

5. フルダのイベント

大聖堂でオルガンの音色を聴く

© Stadt Fulda / Christian Tech

大聖堂建立当時に据えられたバロック様式のパイプオルガンは、その後何度か改良がくわえられ、現在も定期的にオルガンコンサートが開催されるなど、現役で活躍中。夕方から始まる合唱やオルガンコンサートのほかに、5月、6月、7月、9月、10月、およびクリスマスシーズンの毎週土曜日は昼過ぎから「オルガンマチネ公演」があります。7月、8月の特定日に開催される「国際オルガン・サマー」のオルガン公演もおすすめです。 フルダのホテルを探すフルダ観光局 (英語サイト)

6. フルダ観光局のご紹介

© Stadt Fulda / Christian Tech

フルダ観光局では観光情報提供、宿泊斡旋、シティパッケージ、ガイドツアー、ミュージアムパス販売などのサービスを行っております。

ミュージアムパス

市宮殿、ファザネリー宮殿、大聖堂宝物館など6つの博物館の入場と、見学ガイドツアーに使えるパスです。観光案内所、および各博物館窓口にて販売しています。

フルダからの最新ニュース!

フルダ生まれのフランツ・エアハルト・ヴァルター(彫刻、コンセプト、インスタレーション、プロセスアーティスト)は、2017年ヴェニスのビエンナーレ展で最優秀アーティストの金獅子賞を受賞した現代アートの中心人物の1人です。フルダに住み、フルダに関連するさまざまな作品を創作しています。ツーリスト・インフォメーションを訪れると特別な発見がありますよ。

フルダ観光局

Tourismus- und Marketingmanagement Fulda
Palais Buttlar, Bonifatiusplatz 1
36037 Fulda
Tel(国際電話):+49 661 102-1810
Email:tourismus@fulda.de
公式サイト:www.tourismus-fulda.de

※ドイツ語または英語での対応です

フルダ観光局 (英語サイト)フルダのホテルを探す

情報提供元:フルダ観光局

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