中世の姿を残す旧市街、堂々とした「大聖堂」と天を衝く教会の尖塔(せんとう)。エアフルトはドイツ中央チューリンゲン州の州都で、約1,300年前の歴史が残る町です。町なかを流れるゲラ川とその上に掛かる「クレーマー橋」はエアフルトのシンボル。歴史を映す多くの場所は、今でも人がにぎわい活気にあふれています。
情報提供元:エアフルト観光局
フォートラベル編集部
©Erfurt Tourismus und Marketing GmbH, Barbara Neumann
木組みの家並み、貴族の館、天に伸びる教会の尖塔(せんとう)の数々、欧州最長で家屋が付いた人の住む「クレーマー橋」。「大聖堂」を背景にした冬の「クリスマスマーケット」もまたドイツ屈指の美しさを魅せます。エアフルトの美しい町並みが中世当時“チューリンゲンのローマ”と呼ばれていたのもうなずける景観です。©SCC Productions, Steve Cozort
「クレーマー橋」は、橋の両側に小さな家々が並びそこで人々が生活するエアフルトの有名な名所の1つ。橋の長さは約120mあり、このようなタイプの橋としてはヨーロッパで一番の長さを誇ります。かつてはここで商人が暮らし、活発に交易を営みました。もっと見る
©Erfurt Tourismus und Marketing GmbH
ドーム広場に並んで建つ聖マリア教会とセヴェリ教会による壮大な景観は、エアフルトのシンボルです。もっと見る
©Erfurt Tourismus und Marketing GmbH
「フィッシュマルクト」はエアフルトでもっともきらびやかな広場です。19世紀のネオゴシック様式の「市庁舎」を中心に、豊かな装飾が施された各時代の家屋が並びます。“大かまどの家”や“ギルドハウス”といった愛称で呼ばれる館はその代表で、外観の装飾に目をひかれます。なかでもひときわ目立つのは、市庁舎の真向かいに立つ1562年に建てられたルネッサンス様式の貴族の館で、現在は近代・現代アートの美術館として親しまれています。もっと見る
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©Erfurt Tourismus und Marketing GmbH
「ペータースベルク要塞」は、欧州でも数少ないほぼ完全な姿で保存されたバロック様式の市城郭で、ヨーロッパの要塞建築を詳しく見られることでも注目されています。もっと見る
©Stadtverwaltung Erfurt, Vitalik Gürtler
旧シナゴーグは、ヨーロッパで最古で最大の、保存状態の良い中世のシナゴーグのひとつで、20世紀末に発見されました。その歴史は、古い壁の一部や保存されている屋根を含めて11世紀にまで遡ります。第三帝国の過酷な時代には、収容所やダンスホールとして使われていたため奇跡的に残りました。旧シナゴーグは現在、ユダヤの歴史と文化の博物館となっています。もっと見る
©Stadtverwaltung Erfurt
フォン・ヴェルシュ設計のこの宮殿は、マインツ選帝侯の官邸として使用された華やかな建物で、文化学術振興に力を入れたフォン・ダンベルク総督の時代には、ゲーテやシラー、ヴィーラント、フンボルトがたびたび招かれました。1808年のエアフルト会議の期間にはナポレオンが滞在し、ロシアのアレクサンダー1世やゲーテが招かれました。もっと見る
©Florian Trykowski, Tühringer Tourismus GmbH
エアフルトは伝統あるガーデニングの町としても知られます。もっと見る
©Erfurt Tourismus und Marketing GmbH, Barbara Neumann
地元でも人気のチューリンゲン焼きソーセージ! 小さなパンに挟み、マスタードを添えて、ガブッと頬張ると香ばしい本場ソーセージの味わいが口の中に広がります。チューリンゲン焼きソーセージの起源は、有名なニュルンベルク焼きソーセージよりも古いと言われています。エアフルトで食べるソーセージに添えるのは、地元エアフルト産ボルン家製が定番! ニンニク、マジョラム、キャラウェイなどさまざまなスパイスがオリジナルの配合で作られるエアフルトのソーセージをぜひこのマスタードと一緒にお試しください。グルメの情報をもっと見る (ドイツ語サイト)©Theater Erfurt, Lutz Edelhoff
壮大な聖マリア大聖堂を背景にしたエアフルトの夏の野外劇場フェスティバル「大聖堂前階段フェスティバル」は、大聖堂広場の70段の階段がオペラやミュージカルのステージとなり、国内外から数万人の観客が訪れる大イベントです。700年の歴史がある場所で開催される夏のフェスティバルでの体験は一生の思い出になります。2023年夏、大聖堂前階段フェスティバルは30周年を迎え、ベルリオーズの「ファウストの劫罰」が上演されました。2024年はジェリー・ボックの「アナテフカ(屋根の上のヴァイオリン弾き)」が上演される予定で、2025年はジャコモ・プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」が予定されています。もっと見る
©Matthias Frank Schmidt
大聖堂とセヴェリ教会を背景にしたエアフルトのクリスマスマーケットは、ドイツでもっとも美しいマーケットの1つです。もっと見る
©ETMG, Barbara Neumann
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