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美しい中世の町並みエアフルト ~ゲーテ街道の旅~

美しい中世の町並みエアフルト ~ゲーテ街道の旅~

中世の姿を残す旧市街、堂々とした「大聖堂」と天を衝く教会の尖塔(せんとう)。エアフルトはドイツ中央チューリンゲン州の州都で、約1,300年前の歴史が残る町です。町なかを流れるゲラ川とその上に掛かる「クレーマー橋」はエアフルトのシンボル。歴史を映す多くの場所は、今でも人がにぎわい活気にあふれています。

情報提供元:エアフルト観光局

PR 2023/06/01

4travel.jp

フォートラベル編集部

1. エアフルトってどんなところ?

©Erfurt Tourismus und Marketing GmbH, Barbara Neumann

木組みの家並み、貴族の館、天に伸びる教会の尖塔(せんとう)の数々、欧州最長の「クレーマー橋」。「大聖堂」を背景にした冬の「クリスマスマーケット」もまたドイツ屈指の美しさを魅せます。エアフルトの美しい町並みが中世当時“チューリンゲンのローマ”と呼ばれていたのもうなずける景観です。
ゲーテが初めてエアフルトを訪れたのは16歳の時。以降、仕事と私プライベート合わせて計52回もこの町を訪問したため、ゲーテゆかりのスポットが町のいたるところに点在します。なかでも、ゲーテがフランス皇帝ナポレオンに謁見した官邸は見どころの1つ。

2. エアフルトの伝統・文化

クレーマー橋

©SCC Productions, Steve Cozort

「クレーマー橋」は、橋の両側に小さな家が並ぶエアフルトの有名な名所の1つ。橋の長さは約120mあり、このようなタイプの橋としてはヨーロッパで一番の長さを誇ります。かつてはここで商人が暮らし、活発に交易を営みました。
家は住居として今も人が暮らしており、地上階にはレストランやカフェのほかに陶器アトリエ、木彫り工芸、織物や藍染め、チョコレート工房などが並びます。エアフルトで昔から盛んな手工芸品はお土産にもぴったり。クレーマー橋は中世の時代から現在までずっと続いている、エアフルトの活気あふれるスポットです。 クレーマー橋の情報をもっと見る (英語サイト)

聖マリア教会とセヴェリ教会 ~ドーム広場~

©Theater Erfurt, Lutz Edelhoff

ドーム広場に並んで建つ聖マリア教会とセヴェリ教会による壮大な景観は、エアフルトのシンボルです。
夏の「大聖堂前階段フェスティバル(DomStufen Festspiele)」では大聖堂前の大階段を舞台にオペラやミュージカル公演、冬は教会を背景にロマンチックなクリスマスマーケットが開かれます。
742年に司教ボニファチウスが建立した司教教会が、後にゴシック様式の大聖堂となりました。グロリオーザと呼ばれる塔上のつり鐘は、中世に造られたもののなかで最大級のものです。 聖マリア教会の情報をもっと見る (英語サイト)セヴェリ教会の情報をもっと見る (英語サイト)
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3. エアフルトの見どころ

フィッシュマルクトと市庁舎

©Erfurt Tourismus und Marketing GmbH, Barbara Neumann

「フィッシュマルクト」はエアフルトでもっともきらびやかな広場です。19世紀のネオゴシック様式の「市庁舎」を中心に、豊かな装飾が施された各時代の家屋が並びます。“大かまどの家”や“ギルドハウス”といった愛称で呼ばれる館はその代表で、外観の装飾に目をひかれます。なかでもひときわ目立つのは、市庁舎の真向かいに立つ1562年に建てられたルネッサンス様式の貴族の館で、現在は近代・現代アートの美術館として親しまれています。 フィッシュマルクトと市庁舎の情報をもっと見る (英語サイト)市庁舎(大広間)の情報をもっと見る (英語サイト)貴族の館(美術館)の情報をもっと見る (英語サイト)

ペータースベルク要塞

©Erfurt Tourismus und Marketing GmbH

「ペータースベルク要塞」は、欧州でも数少ないほぼ完全な姿で保存されたバロック様式の市城郭で、ヨーロッパの要塞建築を詳しく見られることでも注目されています。
暗闇を歩く迷路のようなトンネルツアーは、エアフルト観光局が催行する人気のツアー! 暗いトンネルから外に出ると要塞からは美しい旧市街の景観を望めます。この場所の歴史を体験できる展示と外を歩く散策ルートもおすすめです。 ペータースベルク要塞の情報をもっと見る (英語サイト)

旧シナゴーグ

©Vasiliy_Dolzhansky

中世のエアフルトには、ユダヤ人の大きなコミュニティがあり、その関連施設が残っています。
20世紀末に発見された「旧シナゴーグ」。古い壁の一部や現存する屋根などその歴史は11世紀まで遡り、中欧最古のユダヤ教礼拝堂です。第三帝国時代は倉庫やダンスホールとして使われていたため、厳しい時代を奇跡的に生き残りました。中世の虐殺時にユダヤ商人が埋めた装飾品などが近年発見され、現在旧シナゴーグは、ユダヤの歴史と文化を展示する博物館になっています。儀式に使われた“ミクバ”という風呂跡も関連する貴重な遺跡の1つです。 旧シナゴーグの情報をもっと見る (英語サイト)

ゲーテとナポレオンが謁見した場所 総督官邸

©Erfurt Tourismus und Marketing GmbH

フォン・ヴェルシュ設計のこの宮殿は、マインツ選帝侯の官邸として使用された華やかな建物で、文化学術振興に力を入れたフォン・ダンベルク総督の時代には、ゲーテやシラー、ヴィーラント、フンボルトがたびたび招かれました。1808年のエアフルト会議の期間にはナポレオンが滞在し、ロシアのアレクサンダー1世やゲーテが招かれました。
ゲーテ著書『若きウェルテルの悩み』の愛読者だったナポレオンは、ゲーテとの対面時「ここに人あり!」と叫び感激を表しました。この官邸は現在、州首相府として使われています。 総督官邸の情報をもっと見る (英語サイト)

エガパーク

©egapark Erfurt, Christian Fischer

エアフルトは伝統あるガーデニングの町としても知られます。
聖職者のルターがエアフルトを、「神聖ローマ帝国の庭師」と称したことからもわかるとおりその歴史は古く、18世紀にはすでに園芸産業の中心地でした。国内最大級の園芸系レジャー施設「エガパーク」は、欧州最大の鑑賞花壇やローズガーデン、日本庭園、子供向け遊園地、ドイツ造園ミュージアム、自然動物館ダナキル砂漠などがある人気の行楽地。エアフルト中央駅から市電で約20分で到着します。 エガパークの情報をもっと見る (英語サイト)
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4. エアフルトのグルメ

チューリンゲン焼きソーセージ

©Erfurt Tourismus und Marketing GmbH, Barbara Neumann

地元でも人気のチューリンゲン焼きソーセージ! 小さなパンに挟み、マスタードを添えて、ガブッと頬張ると香ばしい本場ソーセージの味わいが口の中に広がります。チューリンゲン焼きソーセージの起源は、有名なニュルンベルク焼きソーセージよりも古いと言われています。エアフルトで食べるソーセージに添えるのは、地元エアフルト産ボルン家製が定番! ニンニク、マジョラム、キャラウェイなどさまざまなスパイスがオリジナルの配合で作られるエアフルトのソーセージをぜひこのマスタードと一緒にお試しください。グルメの情報をもっと見る (ドイツ語サイト)
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5. エアフルトのイベント

大聖堂前 野外劇場フェスティバル

©Theater Erfurt, Lutz Edelhoff

壮大な聖マリア大聖堂を背景にしたエアフルトの夏の野外劇場フェスティバル「大聖堂前階段フェスティバル」は、大聖堂広場の70段の階段がオペラやミュージカルのステージとなり、国内外から数万人の観客が訪れる大イベントです。700年の歴史がある場所で開催される夏のフェスティバルでの体験は一生の思い出になります。2023年夏、大聖堂前階段フェスティバルは30周年を迎え、ベルリオーズの「ファウストの劫罰」が上演されます。2024年はジェリー・ボックの「アナテフカ(屋根の上のヴァイオリン弾き)」が上演される予定です。 野外劇場フェスティバルの情報をもっと見る (英語サイト)

エアフルトのクリスマスマーケット

©Matthias Frank Schmidt

大聖堂とセヴェリ教会を背景にしたエアフルトのクリスマスマーケットは、ドイツでもっとも美しいマーケットの1つです。
ドーム広場に広がる200ほどの屋台には、吹きガラスの飾りや大青という植物を使った青い織物、陶磁器といったこの地方伝統の手工芸品や郷土の味が並びます。高さ約25mのクリスマスツリー、約12mのエルツ山地クリスマスピラミッド、大聖堂階段に飾られた大きなアドヴェント・クランツも見応え十分! ロマンチックなクリスマスのひとときをエアフルトでお過ごしください。 クリスマスマーケットの情報をもっと見る (英語サイト)
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6. エアフルト観光局のご紹介

©Erfurt Tourismus und Marketing GmbH

観光情報やご相談、宿泊予約、各種ガイドツアーなどご案内のほか、エアフルトのおみやげや市内観光に便利なエアフルトカードを販売しています。

エアフルト観光局

Erfurt Tourist und Marketing GmbH
Benediktsplatz 1
99084 Erfurt
Tel(国際電話):+49 361 66 40
Email:info@erfurt-tourismus.de
公式サイト:www.erfurt-tourism.com

※ドイツ語または英語での対応です

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情報提供元:エアフルト観光局

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